コラム



     2005.05.01(日)
  読破してしまったぁぁぁ。
  松岡圭祐の「千里眼」「催眠」「マジシャン」シリーズ。
  新刊(文庫で)ふくめて全15冊。
  おかげで・・・サイフが寒い状態に。
  カウンセラー・・・臨床心理士のお話なのだが、千里眼シリーズは
  元・エリート自衛官でカウンセラーに転職した岬美由紀が主人公で
  催眠シリーズは自らも少し精神的に傷を持つ嵯峨敏也さんという臨床
  心理士のお話。まぁこの2人はどっちのシリーズにも顔を出す・・・
  というか、お話自体は一本なのに、どっちがより主人公にしたいかで
  シリーズ名を決めてるじだけじゃないかと思うのだが。。。
  で、千里眼シリーズは元・エリート自衛官であるが為の自衛隊関係の
  仕事とカウンセラーとしての仕事が重なり合った話となっているが
  (ある意味正義の味方としての彼女が確立している)嵯峨敏也は
  カウンセラーとしての内容のみである。この嵯峨さんって人は実に
  人間味があるっていうか・・・カウンセリングに関しては超一流なのに
  自分の事に関しては。。。
  最近、心療内科というのがあちこちで出来るようになって、そこに通うのも
  昔ほど偏見がなく、気軽に通える環境になってはいると言うものの・・・
  人間の心の奥深くある闇が、1人の人によってそう簡単に癒せるものなの
  だろうか?と疑問に思う今日この頃。
  だけどこの嵯峨さんは自分の心の中に闇を持っているからこそ、他人の事が
  わかる人のような気がする。
  今、現在日本にいるカウンセラーでこういう人ってどれくらいいるのだろう?
  方法を間違えれば、更に悪化する場合もあるんだろうし。。。
  原因が判らなくて苦しんでいる人には原因を探ってあげれば病も治ってくるの
  だろうけど、原因が判っていながら苦しんでいる人には・・・どういう
  対処をしてくれるのかしら?こういう所って。
  本を読んでて・・・ムズカシイ用語とかも沢山でてくるけど、中学から
  高校にかけて心理学を勉強したかった(ホントは大学とかもそっちの方面
  いきたかったんだけどね〜、そんな学科にいったって就職先なんかないから
  ダメだと言われ・・・断念した経験アリ。今からでも通信とかで勉強出来る
  んだろーが、お金も時間もナイ。。。)私にとっては、かなり興味深い
  内容にはなっております。
  最近の作家さんはホント心理描写がうまいな〜と実感。  

     2005.03.12(土)
  先日、友人の出産祝いで絵本をあげた。

  久々に選んだ絵本は・・・定番もあり、初めてなものもアリ。   昔は図書館司書を目指していて、資格も取り、図書館でもバイトし、   そういう児童書を議論するみたいな会合にも出・・・。   そーいう過去の夢を思い出しつつも選書。   乳児向けの・・・って選んでたんだが。   最近の児童書は・・・なんだかイロイロ考えられて作られているのねー   と感動。自分の小さい頃は・・・って考えたらずいぶん違うなーと。   もちろん昔からずーっとある絵本も沢山あるんだけど。   ウチは商売やってた関係上もあり、わりと絵本与えられて勝手に遊んでて〜   ってカンジだったのだが。昔は・・・そーゆー読み聞かせもしてくれたんだろーか?   年子の兄がいるから、それどころじゃなかったかもなー。。。   ちっちゃい頃の写真は本を持ってるあたしと怪獣を持っている兄・・   ってのが多かった気もするし。今のお母さんは子供が少ないから愛情を一杯   かけれていいよなーと思う反面・・・子供にかまいすぎて自我をなくしている   子供も多い気が。   あと、子供少ないと争わなくってすむでしょ?   お菓子だって、ゴハンだって、親の愛情だって。。。   だからガマンが出来ない子供が最近おおいのかなーって。   やっぱ、事件を起こす子供って・・・親が原因を作ってるパターンが   多いんじゃないかな?   なんでウチの子が・・・って悲観する前に、今までの子育ての事などを   考えて欲しいわ。   こんな世の中、子供は産みたくないなーってつくづく思う今日この頃。      2005.01.15(土)         い〜つの〜こと〜だか〜♪   って位、更新してなかったのねぇ。。。とほほ。   下の頃より職場変わったせいか、半身浴なんぞしてる余裕は   ほとんどなくなったものの・・・   本はアイカワラズ乱読しております。   去年は・・・ナニよんだっけ?   乃南アサはホトンド読んだかも。   基本的には文庫本しか買わない(だって〜スグ読んじゃうから   もったいないし、第一置くスペースが。。。)   のだが、本を買うようになって・・・どんどん自分のいる   スペースが減っていく。。。   まーそれもそれでいっか?!   そのうちCDと本で埋まるに違いない・・・   っつーかマジに地震が来たら終わりです、あたしの部屋。。。   そんなことを思いつつ・・・   今、あたしがハマってるのは、帚木蓬生。ハハキギホウセイと読む。   先日買った本を読んで、不覚にも地下鉄乗ってて読んでて・・・   泣きが入ったというツヨモノ。   「空夜」、そして「空山」という本なのだが。。。   なぜに泣きが入るかというと・・・   主人公がねー。。。   なんか自分と重なる部分が多い。   一番の共感部分が「おばあちゃんっ子」ってことか。   話としては、村に住んでいるワインを作っている家の娘が主人公で   入り婿になったがバクチ好きで借金を作り・・・ていうダンナがいて   (その結婚もお父さんがその人を気に入り結婚させたもので別に   本人が好きで結婚したワケじゃない・・・)その家に住んでいるのは   おばあちゃん、お父さん、お母さん、主人公、ダンナ、子供で。   その家族の話とよく行く洋服屋の女性との話のやりとり。   でもってその洋服屋の女性と付き合ってる人の恋愛話。(この女性は   結婚してて子供もいるからイワユル不倫なのだが。。。一概にその   言葉ひとつでは片付けたくない。。。)でもって、主人公と   昔村にいて、転勤してしまったものの、医者として帰ってきた男性との   恋愛話。なのだが・・・。   心理描写がものすごくウマい。帚木蓬生って。   まぁ、彼は精神科医なので、うまいのも当然なのかもしれないが・・・   主人公のおばあちゃんが途中で亡くなってしまうのね。   で、その後に何度も主人公とか両親とかその医者の口から会話の端々に   おばあちゃんの話が出てきて・・・その度にほんっと泣きそうになって・・・   地下鉄おりて家に帰る途中・・・気がつけば涙がでてきたり。   かーなりイタイ。   祖父母を亡くされた人でおじいちゃん、おばあちゃんッ子で、一緒に同居していた   人にかなりオススメな本です。      2001.07.20(金)         いつぶりの更新だーーーーーー?!   もー全く本なんか読むヒマなんかなかったが。。。   実はね、あたしすっごーーーーーーーーく「冷え性」なんです(^_^;)   で、体質改善するために、半身浴なんかしてるワケで。。。   で、音楽聴いててホケホケしながら本なんか読んでいたりする。   この時間がこのごろすんごく楽しい(笑)。   いやー一人暮しの特権かも。   今までは実家で家族多かったから、早く入れ〜すぐあがれ〜ってウルサかったもんなー。   ってなワケでいろんな本を読んでるワケだ。   ずーっと読みたいと思いつつ手をつけられなかった「サイダーハウス・ルール」(映画が   封切りになったときに買ったから・・・いつだろー?)なーんかコレ読んでると・・・   自由ってなんだろ?人の幸せってなんだろ?って思ってしまった。。。   んー。本読んだら映画・・・あんま見たくないかもー。。。   なんか違う解釈で映画できてそうな予感。。。   本が映画になるのってスッゴクいいか、最悪かどっちかだもんなー。。。   あと、けっこーGospelのCDかけながら入ってるコトが多いので・・・   「ニグロ・スピリチュアル」。これはお友達のたまちゃんが「塩谷さんオススメ」って   ことで買ってみた・・・が。うん。おすすめだけあってイイ本でしたわ。こーゆー歴史を   説明する本ってナカナカないから。。。おすすめっ。   で、この本の最後に歌の楽譜?が載ってるんだけど。。。お風呂上りにキーボードで   ひいてみたりして(笑)。   CDと本がセットになったのってナイんでしょーかねぇ?   (本の中に説明された曲が入ったCD付ってやつ)   あと、かーなり昔に買った「ゴスペル・サウンド」も読み返してみる。   昔の流れをしらないあたしにとっては貴重な本。   でも・・・この本さー再販前のヤツで4300円だったんだよね。買った時。   でも・・・買った後に再販が出やがって、しかも3000円以下で、装丁もカナリ   ゴーカなカンジ。情報も新しいのが載ってるんだろーし。   で、本読んでると・・・むしょーに映画「Get On The Bus」が見たくなり・・・   お風呂上りにビデオ〜。。。   あれ?ココ・・・本の広場・・・だよねぇ???(笑)   軽い本ってスグ読めちゃってオモシロクないんだよねー。。。   今度「アッシュの灰」でも買ってこようかなぁ。。。<アイルランド話。映画化もされてまっす。         1999.10.31(日)         ぐっぴぃはお酒が好きである。   そんなコトはこのHPを見ればわかってもらえると思うのだが・・・。   さて、今回は、カクテルにまつわるショートストーリーの本なのである。   この話と知り合ったのは、とある飛行機の機内誌。そのころ月1のペースで   札幌〜東京間をいったり来たりしていたのだが・・・。その中のショートストーリー   にオキ・シローさんという人が連載していたのです。ほぼ一年間それが続いたので、   もうすっかりそのショートストーリーのファンになってしまいました。   なんかね、カクテルを通して人生が見えるってカンジで。   そのせいもあるかもしれない。やたらとカクテルに詳しくなってしまったのは。   ただしね・・・ここに登場するカクテルってのが・・・甘いのが多くって(^_^;)   まぁ、男と女のショートストーリーだから、しょうがないかもしれないんだけど。   けっこう小粋に話をまとめてあって「オシャレ」なので、機会があったらぜひ   読んでみて下さい。   「酒場ボロンゴ」・・・渋谷にある「酒場ボロンゴ」で広げられる   カクテルに絡めた話。   マスターの大介さんがね・・・哀愁があってイイのよねぇ。   「ギムレットの海」・・・男と女のカクテル話。   カクテルひとつでこんなにドラマが生まれる   なんて、すごいっ。たまにはオシャレなバーでカクテルを片手に大好きな人と・・・。   でも、「別れの話」が多いのよね・・・この話って(^_^;)   「紳士の酒、淑女のこくてーる」・・・これはね、オキ・シロー   さんのエッセイ集。   カクテルの由来とかが、けっこう詳しく書いてあって・・・。勉強になります。   これを読んでるとホント、カクテルが飲みたくなります。文章がホントうまくって   オシャレだなーって思う。      *全て出版は「大栄出版」です。装丁もオシャレです。このほかにも出てたと   おもうんだけど。   とりあえず今手元にある本だけ紹介させてもらいます。
========================================= 作家

アン・マキャフリィ  
          SF(ファンタジー?)作家。代表作に「パーンの竜騎士」
          シリーズ、「銀の髪のローワン」シリーズなどがある。
          主にハヤカワ文庫より出版。超能力モノとかが好きな人には
          おすすめです。

L・M・モンゴメリ
          ご存知「赤毛のアン」の作者。ですが、「赤毛のアン」シリーズ
          以外の本で以外に彼女の秀作があります。「銀の森のパット」
          「ストーリーガール」          
          そして大人向けに書かれた・・・という「青い城」は絶品です。
          多分、新潮文庫で何作品か出していて、篠崎書林でも出版して
          いたはずですが、こちらは結構、種類が多いはずです。
          (絶版になっていたらゴメンナサイ)


シャーロット・マクラウド 
          ミステリー関係です(?探偵もの??)。アリサ・クレイグ
          名義でも何冊か出しています。「にぎやかな眠り」を筆頭にする
          シャンティ教授もの、「納骨堂の奥に」を筆頭とするセーラ・
          ケリングのシリーズなどがあります。
          創元推理文庫、扶桑社ミステリーなどから出版されています。

佐々木 丸美
          この人、札幌近郊の出身なんですよね。確か。今は書いてないの
          ですが、「雪の断章」シリーズ(これは昔、斉藤由貴、世良公則の
          主演で映画化されたこともアリ。)、「岸の館」をはじめとした
          館シリーズ、そして、彼女の書くもの全作品が、どこかで繋がって
          いるという・・・。
          (昔、相関図書くのが流行ったこともあったけ。)
          新潮社文庫で、まだ何冊かだしている・・・はずです。      


   この他にも紹介したい作家が沢山いるのですが、段々このページも充実させたいと
   思いますので。
   今回はUPにあたり、特に思い入れの深い作家さんだけを紹介させてもらいました。
  
       
イラストレーター

はせがわ ゆうじ   色鉛筆やクレヨンを使った独特な柔らかい画風で、
         ユーモアとペイソスのある絵本的世界を描き続けて高い評価を得ている。
                       
                   画集  「夕焼け探検隊」「じてんしゃ倶楽部」「散歩STROLL」
              (サンリオ)
              「星間浪漫船」(風琳堂)「風の散歩人(CD-ROM)」
               (熊野技研工業)
                                       
          絵本  「こころの森」(ウォーカーズカンパニー)
              「サンタさんのゆめ」「サンタさんへの手紙」
              (サンリオ)
                          
	                                  

アイルランド&ケルト関係文献
                               邦書
                               邦書(文庫)
                               洋書
                               雑誌、関連児童書、その他