今日も規則正しく午前五時に起き、昼まで仕事。１時過ぎに家に帰ってスノボ・ハーフパイプの決勝を見る。やっぱり男子見ちゃうと女子はつまんないなあ。吉川由里は予選落ちだし。ま、彼女の場合は「生涯最高」が直前のＷ杯に出ちゃったのでしょうがない。里谷みたいなことはそうそうないでしょ。
　しかしこれが冬季五輪種目になるんなら、サーフィンやスケボーが夏季五輪種目になってもよさそうなもんですが。ま、冬は競技の数が少ないからな。

　男子1500とか見ながら「街」のつづき。電源切ったらデータが飛んじゃってたので、最初からやりなおして１日目を終了。ゲーマー刑事のシナリオはダメすぎでしょう。おたくネタはやっぱりむずかしいよね。それにくらべると、馬部と牛尾のＴＶドラマ撮影現場ネタはさすがによくできている。ダンカンがやってるシナリオライターの話もけっこう笑えるし、飛沢陽平パートもまずまず。雨宮朋絵（ユキ）が抜群にいいっす。

　ノルディック複合のジャンプを見てから仕事。「街」はだんだん面白くなってきたな。

　ナースちせ嬢から、バレンタインの貢物のフィナンシェが二箱も届く。ありがたいことである。さいとうよしこは宝島社のＰＨＳ本とアスキーの「G.O.D」攻略本の締切が重なって修羅場状態で、チョコレートを買うどころか家にも帰ってこない。ので、ちせ嬢のフィナンシェがなかったら今年はゼロになるところだったもんなあ。そうか、来年からこの日記はバレンタインウェアだということにしよう。というわけで、ちせ嬢は、狂乱西葛西日記の栄えある正規ユーザーです。ぱちぱちぱち。さあ、みんなで正規ユーザーを目指そう！　……と、いまゆってもしょうがないよな。来年の二月にゆわなきゃ。しかし、ってことは、男性はみんな不正規ユーザーなのか。

　７時、スタジオハードの新しい多目的スペース、テックノアール＠早稲田で、セガカラ導入モニターを勤める――というか、単にセガカラで歌うだけ。仕切はスタジオハードの木川くん。大高さん＠セガカラとか、さいとうよしこにもらったＧペンでマンガ家になった（うそ）爬沼庵とか、山岸真とか水玉さんとか。爬沼庵のディープなアニカラ芸は絶品。とくに替え歌が凄かったらしいけど、なにしろオレはオリンピック時間帯で暮らしてるので、途中でリタイアし、帰ってとっとと寝る。

　けっきょく風には勝てないってことですね。ラージヒルの一本め、45番から55番くらいまでの選手はほんとにかわいそうでした。あのままの風で、船木や原田まで二本目に進めなかったらどうすんだろうとか一瞬思ったけど、そのへんになるとまたいい風が吹くんだよな。風しだいでは岡部の金もあったかも。
　二本めはスタート位置がいきなり高いのか、Ｋ点ジャンプが続出。一本めとこんなに条件が違っていいのか。と思いつつ、スーツに着替えてネクタイを締め、外出の準備。12:00から内田昌之夫妻の結婚式＆披露宴。会場は六本木徒歩７分のフレンチレストランで、しかも外は雪。11時過ぎには出ないと行けないんだけど、原田の二本めを見ずに出かけるわけにはいかんでしょう。一応ラジオも準備してカバンにつっこみ、ダッシュで出かける体勢を整えてテレビを見るオレ。
　結果はみなさんご承知の通りですが、いや爆笑。原田って長嶋タイプだよな。あそこでコケなくてほんとによかった。船木の金が確定した段階で家を飛び出し、11時９分の東西線に乗る。南砂町手前で地下に入る寸前、ラジオで原田の銅を確認。１本めであと２メートルぐらいよけいに飛んでおけばよかったのにね。まあでもめでたしめでたしでしょう。

　六本木に着いたところで熨斗袋がないのを思い出し、コンビニに寄って調達。定刻５分前に滑り込む。小川隆、山岸真、白石朗、小浜徹也と同じテーブル。
　新婦は、経歴・容姿ともに、とてもＳＦ翻訳者の妻になるひととは思えないが、ＳＦ翻訳者の娘なんだからしょうがない。しかしいいよなあ、内田は。十歳も年下だし。ワインアドバイザーだし。待てば海路の日和ありってやつですか。ちがうか。そういえばたしか、伊藤典夫師匠も三十六歳で結婚したのだった。

　レストランの料理は、いままで出席した披露宴の食事でもベストに数えられるクラス。高校時代の内田くんには愉快な友だちがたくさんいる事実も判明して、なかなか楽しい宴会でした。

　披露宴終了後、タクシーで表参道に移動。花水木で休憩しつつ、ラジオで男子スピードスケート1000メートル。清水くんの銅メダルを確認してから二次会場へ。ＳＦ者多数。原田をネタにスピーチ一発。頭がオリンピックから離れないらしい。中野くんはわざわざ九州からこのために上京。ま、内田の結婚式とあってはいたしかたあるまい。
　三次会はジョナサン。伊藤典夫氏はお茶大ＳＦ研の女性に囲まれてごきげん。二時間ほどうだうだしてから帰宅。