【11月22日(土)】

 昨日、しばらく悩んだあげく、たしか幻冬舎ノベルスは一度も送られてきてないからなと思って山田正紀と佐藤大輔の新刊を買ったら、今朝になって巨大な宅急便が到着。
 なんと幻冬舎ノベルス既刊全点入り。『EM3』もいっしょに買わなくて正解だったな、ってそういうことじゃなくて、書評用献本システムには改善の余地がある気がする。
 まあ幻冬舎ノベルスは全点もらって比較的うれしい叢書なんだけど、それでも半分以上は読まないに決まってるもんなあ。まあこの機会に神崎京介(池上冬樹推薦)は読もう。
 山田正紀の新刊は、前二作とうってかわってユーモア物(?)の『阿弥陀(パズル)』。『妖鳥(ハルピュイア)』の法月綸太郎につづいて我孫子武丸の推薦つき。佐藤大輔の『虚栄の掟』はゲーム業界内幕ミステリ。
 今日は横浜まで行くので、電車の中で読むでしょう。まあこのへんは引き取り手も見つかるはず。

 ミストラルでしばらく仕事してから、都営三田線→京急→JRと乗り継いで石川町。横浜駅で合流したサーコン夫婦(笑)と四人で中華街を歩き、中華麺・中華菓子その他を購入。さいとうよしこは永楽製麺店2Fのショップでナイトメア・ビフォア・クリスマスのアイテム買ってるし。中華街まで来て買うかね。しかしこの店はなぜかスパイダーマン関連グッズが自慢らしい。
 なぜ中華街まで来てるかというと、今日は宇宙塵40周年記念パーティなんですね。出席者150人で全員着席。なぜか中華街で中華料理のフルコースを食べるという趣旨。
 15年ぶりに見るような顔もちらほらいますが、わたしは東京ファンダムでは新顔なので(東京に来てまだ14年)、よくわからない人も多かったり。
 この日、いちばん驚いたのは、オレにとっては「歴史上の人物」だった空飛ぶ円盤研究会の荒井欣一氏がスピーチに立ったこと。まだまだお元気そうで、「最近UFOは旗色が悪いんですが、まだまだだいじょうぶです」と力説されてたのが印象的。
 あと、久野四郎氏にもはじめてお目にかかりましたね。

 このパーティに合わせて、出版芸術社から『塵もつもれば』と『宇宙塵傑作選』が刊行されてて、前者は参加者全員プレゼント。柴野さんのロングインタビューと年譜・会員名簿などを収録した本ですが、このインタビューがめちゃめちゃ面白い。福島正実ともめたときのいきさつとか、「今だから話せる」話が満載されてて、日本SFの歴史に興味がある人はマストバイでしょう。インタビュアーを勤めた牧眞司の話によると、カットした部分はもっとすごかったらしいけど。
 しかし今月、SFマガジンで柴野さんにインタビューすることになってるのに、こんなもんが出ちゃったあとでいったいなにを聞くというんだろう。

 すごかったと言えば牧眞司のスピーチもすごかったですね。25年間言えなかったことを言ったらしい(笑)。

 パーティのあとは総勢16名で近くのホテルに流れ、ラウンジでお茶。婚約発表カップルとか、サーコン夫婦とか、アニソンの偉いひげの人とか、他称・渦中の人とか。
 2時間ぐらいしゃべってまっすぐ帰宅。


【11月23日(日)】

 今日はあらきりつこ(白城るた)邸@吉祥寺で宴会なんだけど、起きたら6時。さすがに出かける気力と体力がなく、パスして仕事。
 SFオンラインの『スペアーズ』書評と、ブルース・スターリングのインタビューのテープ起こし。MD録音だからテープ起こしじゃないけどさ。
 時間的には30分かそこらでも、ほぼベタ起こしに近くて英語なのでけっこうめんどくさい。インターネットがらみの細かい議論はばっさり切って順番を入れ換える。あーでもなんにも調べてないからけっこうまちがってるかも。まあSFオンラインの人がなんとかするだろう。

 ところで、リーダーズ・プラスを引いてたら、Change of Hobbitって項目を発見してびっくり。


_n. [A 〜] チェンジ オヴ ホビット 《Los Angeles 市近郊の Santa Monica 市にある SF・ファンタジー・ホラー書籍の専門店》.

 だってさ。いったいだれがこんな項目を(笑)。若島さんか。あわてて確認したら、Dangerous Visionsのほうには、書店の話は書いてなかった(アンソロジーの説明はあった(笑))。
 いや、リーダーズ・プラスがSF系の固有名詞に異常に強いって話は、紙バージョンが出たころからありましたけど、忘れたころに発見すると感動するなあ。


【11月24日(月)】

 起きたら午後10時だった(笑)。松田聖子ゲストのスマスマと、タイマー録画がすんだばかりのラブジェネを横目で見ながらインターネットを巡回。連休なのでMLの流量は少ないんだけど、掲示板の書き込みはあいかわらず多い。菊池「こわいひと」誠氏のおかげでうちの伝言板も盛り上がって、めでたしめでたし。
 しかし読む側が阿鼻叫喚系の場所(フォーラム、ML、ニューズグループ、掲示板の別を問わず)に参加した経験があるかどうかで、発言の与えるインパクトってのは全然ちがうね。
 場所柄をわきまえる人たちの論争でもこうなんだから、ほんとに危険な人々が乱入するとたいへんなことになりそう。その意味では、企業主催の書き込み自由ボード(とか商用BBS会議室とか)はけっこうリスキーかも。
 ……なんてことは今さら言うまでもないことですが、パソ通的、fj的常識はどんどん通じない世の中になってるので、むしろネット歴の古い人のほうが配慮すべきでしょう。
 まあでもいきなりspamとか、そういう極端な行動に出る人間の比率が無視できる程度に下がっているのはしあわせかも。いや、そういう危険性がつねにあることは認識しているべきですが。

 幻冬舎ノベルスの山田正紀、佐藤大輔、菊地秀行その他を読む。山田正紀はデクスター風「エレベーターから消えた娘」でけっこう好き。前二作とは全然傾向違います。
 佐藤大輔はゲーム業界内幕小説で(ミステリじゃない)面白かったけど、そりゃNOW LORDINGってメッセージが出たんじゃひと目でクソゲーとわかるでしょ(笑)
 最初の2頁で6カ所も出てくるので、これは訂正したほうがいいと思います。


【11月25日(火)】

 小説すばるの書評原稿送って、各地の伝言板を巡回。野尻さんとこ見てたら、土井さんEVAいよいよスタートとか書いてあるのであわててテレビをつけてNHKを見る。なかなか動かない。つかまえた瞬間の映像が来てなかったのは残念でしたね。



【11月26日(水)】

 3時、新宿プリンスホテルB1のラウンジで、スタジオぬえの竹川さんとプロテウス仕事の打ち合わせ。アメリカ版ダーティペアの今後の展開について。実現するとけっこう驚く人が多いかも。
 5時、江古田のスタジオかつ丼で真鍋譲治氏とプロテウス仕事の打ち合わせ。ブックオフと落穂舎を覗いてから、池袋にもどり、リブロで待ち合わせの喜国さんおよびさいとうよしこと合流。
 今夜は喜国社長がサンフランシスコで世話になったお礼にトーレン社長におごる会。東武の上の串揚げ屋で食いまくりのあと、喜国さんもいっしょに西葛西。喜国さんが仕事場の本棚を視察、あとは二時間ほど雑談。


【11月27日(木)】

 1時、JR新橋駅の東海道線ホームで塩澤編集長と落ち合い、二宮の柴野邸へ。SFマガジン500号SFインターセクションの取材。
 二宮ってものすごく遠いような気がしてたけど、新橋からだと一時間ちょっとでした。柴野さんはわざわざ駅まで迎えに出て下さってて恐縮。
 20年来住んでるという柴野邸は駅歩8分の閑静な住宅街にあって、なかなかいい雰囲気。
 インタビューのほうは、なにしろ『塵も積もれば』(出版芸術社)の超ロングインタビューでほとんどの昔話が出つくしちゃってるので、宇宙塵40年の歴史っていうよりは、最近のSF状況にからめた話が中心。
 最後に書庫を見せてもらってから、夕食のお誘いを断わってふたたび東海道線に乗り、品川乗り換えで恵比寿。
 広尾近くのレストラン、胡堂四合坊で、矢作俊彦『あ・じゃ・ぱん!』(新潮社)の出版記念パーティ(えーと、正確には、最後の『ん!』のところは、「ん」と「!」が合体して一文字になってるんですけど、これってどう表記するんだろう。謎)。矢作さんは、そのむかし、『複雑な彼女と単純な場所』を新潮文庫で出したとき、担当編集者を勤めさせていただいてて、直接会うのはほんとにひさしぶり。『あ・じゃ・ぱん!』の話はそのころから聞いてたから、長いみちのりだったよなあ。
 知ってる人はあんまりいないかもと思ったら、いきなり宇山さんがいるし。野崎六助氏、村上知彦氏のほか、各社エンターテインメント系の顔見知り編集者もちらほら。
 野崎さんの今年のベストは、『レディ・ジョーカー』『三浦和義事件』『OUT』だそうで。高村薫のゲラは各所にまわってるみたいですが、当然うちには来ないっす。いや、来ても読めないけど。12月1日発売だから、それまでに『あ・じゃぱん』読まないと。
 大友克洋氏も来てたのでごあいさつ。映画のほうはまだ先が長いからか、今はあんまり忙しくなさそう。

 新潮社・矢作担当の池ノ内嬢(ニコラ編集部)、矢作さんとタクシーに乗って二次会場のイプセリ@霞町。一次会の最後で挨拶した宍戸錠氏が二次会では全開状態に突入。がんがん仕切って参加者全員にインタビューしてまわる(笑)。
 ふだんは傍若無人な矢作さんも、さすがにエースの錠の前では形なし。「えー、まことに申し訳ありませんが、ぼくは明日の朝が早いので」とか立ち上がって言いはじめたとたん、宍戸錠に、「おまえのためにみなさんがこうして集まってるっていうのにどういう料簡だ」とか一喝されて苦笑い。いや、あんな困った顔の矢作さんははじめて見ましたね。


【11月28日(金)】

 駅前の明和書店に寄ったら、店員の元気なお姉さん(というよりは多少年上かも)がいきなり、
「いやあ、インターネット麻雀にハマっちゃって寝不足で」
「東風荘ですか?」
「そうそう、もう毎晩なの。オフ会まで出てるし」
「西葛西に住んでるマンガ家の野間美由紀さんもハマってるそうですよ。ぼくはしばらく行ってないけど」
「昨日もICQでチャットに呼ばれちゃって……」
 ってICQまでインストールするか、ふつう(笑)。しかし最近けっこうICQユーザ増えてるみたいっすね。どこでもfingerなソフト。なんかうちの同居人もハマってるらしい。接続時間が増えるだけって気もするが。
 それにしても、インターネットの話なんかしたこと一回もなかったんだけどな。パソコン持ってることも初めて知りましたが、それでいきなりICQですか。
「大森さんのホームページも見たわよ」とか言われたので油断できない。
 いったん家に帰って、午後1時、週刊TVゲーマーズの取材。「この人に贈りたいこのソフト」とか、そういう趣旨のクリスマス特集。「安室にMOTHER」という3秒で思いついたベタなネタがなぜか採用になり、ファミコンとスーファミの「MOTHER」を発掘。編集部の李くんとライターの松谷くんを相手に雑談。MOTHERは胎教にもいいでしょうとか、親子二代で遊べますとか。TVゲーマーズも年内でいったん休刊だそうで、2月に再スタートするとはいってもなかなかたいへんみたい。まあ、いまはゲーム誌はどこも苦しいだろうけど。

 取材陣が引き上げてから、トーレンといっしょに神楽坂。赤城神社の横の懐かしい坂を下って、メディアックスを訪問。小林社長とプロテウス商談。コミックハウス編集のタイトルなので、比較的スムーズに進みそう。
 メディアックスっていうと、夜遊び隊とパソパラですね。創刊当時はけっこう買ってました>夜遊び隊。とかゆってたら、帰り際に最新号をもらってラッキー(笑)

 神楽坂の駅前でトーレンと別れて秋葉原。デジカメのクリップ・イットが壊れて(いや、アメリカで思いきり落っことしたのが悪いんですけど)、スマートカードのフォーマットができなくなってるので、展示品の同型機にこっそり4メガのカードをつっこんで初期化コマンドを実行。これで撮影可能になりました。しかしカードがフルになるたびに秋葉に初期化に来ないといけないのか。とほほ。いや、カメラからdelite allを実行しなきゃだいじょうぶかも。

 ソフマップ・シカゴ館でレッツ・ノート・ミニとかSONYのバイオとかをいじる。うーん、メインマシンとしては、やはりある程度の大きさはあったほうがいいかも。1キロのSVGAサブノートより、2キロのXGAノートなのか。バイオは悪くない気もするが。ま、どっちみち購入は来春ですね。

 秋葉から神田までてくてく歩くあいだに角川から電話。
「ホラー大賞の二次選考会なんですが、22日は都合の悪い方がいらっしゃいまして。それで、24日ですと、大森さん以外はみなさんOKだそうなんですが」
 12月24日って、世間ではクリスマスイブというのでは。家族持ちの人もいるのに、いいのか、そんなことで。そりゃアピシウスに予約入れてあったりするわけじゃないけどさ。
 ってことで、今年のイヴは仕事してることに決定しました。まあ『パラサイト・イヴ』を送り出したホラー大賞の選考会なんだから、クリスマス・イヴ開催は順当かも(笑)。

 神田駅前でさいとうよしこと合流し、早川書房編集部。編集部を見たことがないというさいとうにちらっと見学させてから、City of Lightのゲラを受け取り、徒歩30秒の居酒屋、「うさ忠」で、阿部毅(SFマガジン前編集長)結婚披露宴会パート2。
 なにしろパート1は宇宙塵40周年とぶつかっちゃったんで、お祝いができなかった人たちの自主開催っすね。メンバーは元早川書房な人たちを中心に16人。
 新婦な人は、阿部毅に輪をかけて豪快な性格で、いやあ強烈でしたね。爆笑。しかしこのカップルは強烈すぎるかも。

 二次会はさらにもう一軒居酒屋。三次会は例によってカラオケボックスのジョッコ。山岸真が異常に冴えてましたが、いったいどうしちゃったんでしょう。加藤寛之@角川書店もけっこう爆発してたな。ほかにもさまざまな事件が勃発したような気がするが、たぶんきっとここには書けない。どのくらいたいへんだったかは、この三人娘とか、踊る現編集長夫妻とかを見れば一目瞭然でしょう。
 結局、午前4時半まで歌い狂ってタクシー帰り。
 なお、このへんのリンクは宴会参加者にダウンロードしてもらうためのものなので、関係ない人は無視したほうが吉でしょう。しかしurl公開さえはばかられる写真もあったり。だいたいみんな勝手にばしゃばしゃ撮るんだもんなあ。面白いからいいけど。


【11月29日(土)】

 さいとうにたたき起こされ、時計を見ると午後5時。6時からまたしても宴会なのに外は大雨。なんかやたら寒いし。
 しかしさいわい、今日の会場は水天宮のロイヤルパークホテル。駅まで歩くあいだにずぶ濡れになりそうなので、マンションの前からタクシー拾ってホテルに乗りつける。いやあ近くてよかったす。
 今日の宴会はなにかと言うと、京極夏彦『嗤う伊右衛門』泉鏡花賞受賞のお祝い。泉鏡花賞というのはこんなの
 今回は「内輪のお祝い」ってコンセプトだったらしいけど、編集者が少なめ(中央公論、講談社、集英社、新潮社ぐらい?)だったのをのぞけばいつもの宴会に近い。あ、評論家も全然いませんでしたね。作家陣は、新本格系+大沢オフィス系。スピーチは水木しげる先生とか、お岩稲荷の総代の人とか、ハードボイルドのえらいひととか。なぜか浅田次郎氏も来てて、わりとめずらしいツーショットが撮れたかも。あ、このツーショットも珍しいですね。教授じゃないほうのシンポさん。
 しかしいちばん特筆すべきなのは、このパーティのために用意された『嗤う伊右衛門』和綴じ特装本。さいとうよしこを無理やり同伴したおかげで二冊ゲット。しかし表紙の紙だけで六種類あって、コンプリートはたいへんかも。たぶん100冊ぐらいしかつくってないからめちゃめちゃレアなアイテムですね。いやあ、雨の中をやってきた甲斐がありました。

   パーティで会った珍しい人は、『女王様の紅い翼』の高瀬彼方くん。新刊がしばらく止まってますが、次はロボット物(リアル系)の大長編を準備中ってことで、期待したいっす。
 あと、福井健太くんは、最近のWWWボードな議論をマメにウォッチしてる模様。その福井くんから聞いた話では、ワセミスOBに野村宏平さんて方がいるんですけど、最近、知り合いからやたらと、「最近、大森ページで論争してるじゃん」と冷やかされているらしい(笑)。ちなみに、現在うちの伝言板で菊池誠氏と議論してる野村弘平さんとはまったく別人なので、誤解のないように。

 一次会は二時間でさくっと終わり、ロイヤルパークホテル最上階のラウンジに場所を移して二次会。なんか20人分の席が確保されてたんですが、大きなボックス席が二個。手前のボックスは、大沢ボスと北方ボスがでんと控えてるもんだから、新本格系の人々はぞろぞろと奥へ。そりゃこわいよな(笑)。
 わたしも北方理事長とはほとんど話をしたことがなかったのでちょっとこわかったんですが(笑)、面白そうなのでそっちの席に合流。日本冒険小説協会会員歴を誇る我孫子武丸も理事長のとなりのとなりの席に突入し、北方&大沢のバカ話に理性的ツッコミを入れる係を担当。いや、それからの4時間は筆舌につくしがたい面白さでしたね。
 パーティの立ち話程度なら、このコンビの話芸は聞いてるけど、なにしろ六本木方面は全然行かないし、銀座の文壇バーにもほとんど足を向けないので、ボックス席で腰を据えて話を聞くのははじめて。もちろん下ネタ全開状態なんだけど、珍しいギャラリーがいるせいか、サービス精神が極限まで発揮されて飛ばす飛ばす。十数年磨かれてるだけに絶妙のコンビネーション。おまけに座持ちのいい宮部さんもとなりに控えてるから最強ですね。
 おたく系のネタを大沢ボスが北方理事長にいちいち通訳するのがまた笑えるし。しかし真保裕一氏の場合は、あのコンビのあいだに入るより、新本格系と遊んだほうが似合う感じかも。どっち系とも話が合わせられる宮部さんはつくづく頭の回転がはやいよね。
 あとから法月綸太郎も合流、すっかりサカナにされてましたが、マイクル・コナリーをめぐる議論が一瞬熱く盛り上がったことは、古沢さんのために報告しておこう。すぐまた下ネタに戻っちゃうんだけどさ。

 そうそう、今日は梅原克文氏からぶあつい封筒が届いたのだった。てれぽーと宛てに送った手紙(葉影立直氏への反論)がなかなか掲載されないので、業を煮やして郵送配布を実行した模様。
 わたしとしては、SFのイデアを信じてるので、根本的なとこで梅原理論とは対立しちゃうんですが、一面の真実は含んでると思いますね。しかし梅原さんがネット上の議論に参戦したらたいへんだろうなあ。
 郵便だと返事が書けないので(なにしろプリンタがない(笑))不便ではありますが。あ、最近はなんかインターネットから送れる郵便があるんだっけ。試してみるかな。


【11月30日(日)】

 本の雑誌のためにひたすら本を読む一日。って『あ・じゃ・ぱん』2000枚を読んだだけで一日つぶれちゃいました。まだ『消えた少年たち』もあるんだけどなあ。

 明日はトーレン社長がサンフランシスコに帰っちゃうので、夜は恒例の焼肉ディナー@大将。食後は断続的に睡眠をとりつつ読書。


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