【5月19日(月)】

 ふたたびノドが腫れたので病院に寄って点滴30分。抗生物質もらって、トーレン社長のお供で辰巳出版@新宿三丁目。Secret Plot関連の商談一時間のあと、雨の中、てくてく歩いて新宿プリンスホテル。スタジオぬえの竹川さんとダーティ・ペア関連の商談。
 スタジオ・プロテウスも今や毎月10タイトルを送り出す大手プロダクションに成長、念願の自社ビル(って自宅だけど)も購入したし、めでたいことである。アダルト・コミック路線の収益が予想外に高くて、けっこう儲かっているらしい。


【5月20日(火)】

 今日もプロテウス仕事でコア・マガジン@高田馬場から、郡司さん@ゲームウォーカーとの短い打ち合わせをはさんで集英社@神保町。トーレンとボンディでカレー食べて西葛西にもどる。
 書泉西葛西の書籍搬入状況をのぞきに寄ったついでに向かいのレンタルビデオ屋に入ったら、をを、こどちゃのビデオ置いてるじゃないですか。体調悪くて仕事する気がしないし、なんか2泊3日100円の日だったので、とりあえず四本借りて帰る。


【5月21日(水)〜22日(木】

 アニメージュとざべと小説すばるの原稿を書きつつ、こどちゃを見る。どんどん見る。麻薬的効果があるな、これ(笑)


【5月23日(金)】

 プロテウス仕事で3時、久保書店。タクシーで江古田にまわり、真鍋譲治氏と打ち合わせ。ジャバ・ザ・ハットの巨大フィギュアが導入されている。「ジャバちょっと集めようと思ったんだけど、数が出てなくてねえ。まだ4個しかない」んだそうである(ポパイのSW特集で見たら、大きいやつは54000円のジャバだった)。
 商談終了後は江古田商店街の餃子専門店Leeで夕食。マンガ家の色紙の山で、藤田和日郎とか伊東岳彦とか有名作家多数。ベーコンチーズ餃子がうまかったな。チョコレート餃子はこわくて頼めず。知ってる人はどんなものか教えて下さい。


【5月24日(土)】

 雨の中、新宿・京王プラザホテルでニュータイプmk2の座談会。メンバーは、上野俊哉、東浩紀、渡辺麻紀、コミッカーズの楠見さんなどなど。「こんなアニメが見たい」ってことで、好き勝手な新作アニメの企画をでっちあげるっていう趣旨。
 ひとしきり自己紹介が終わったあと、東浩紀氏がいきなり、
「今日は大森さんが来るっていうんで、これだけは聞こうと思ってたんですが、活字のSFはどうしてダメになっちゃんですか?」
 はあ(笑)。まあこれにはてきとーな答えでお茶を濁しましたが、全体にSF成分はけっこう濃い感じ。最初はどうなることかと思われた展開だったけど、話は一応盛り上がった、かな。その一部はニュータイプmk2創刊号に掲載されることでしょう。
 座談会終了後、ニュータイプの鈴木さん、榎本さん、麻紀さんほかとティールームでお茶。主にSW話。19年ぶりにストームトルーパーが表紙のポパイはけっこういいかも。あと、5月30日は忘れずにケンタに行きましょう、とか。
 雨の中、てくてく歩いて東口にまわり、9時過ぎにゼニスに到着。SWNH特別編鑑賞ツアーご一行様が集まってるわけですね。この日、どういうことが行なわれたかは、Love&PlayStationのたこあしコセンプトに書いたので、以下そのまま引用。

 折から降り出した大雨の中、SWNHツアーに馳せ参じたのは、水玉螢之丞(おたく業)、めるへんめーかー(マンガ業)、山岸真(SF業)、白石朗・内田昌之(翻訳業)、雑破業(ポルノ小説業)、坂口哲也(SFオンライン)、添野知生(SFオンラインSW特集担当)、とか、まあそういう人々。
「19年前の7月1日、あなたはどこでSWを見ましたか?」ってのがこの日の主な話題で、最近はキング/グリシャム翻訳家としてすっかり更正したかに見えた白石朗まで、SW初体験の思い出を熱く語ったりしてたわけですが、当時高校3年生の大森は、吉永和哉(SF文庫カバーデザイン業。ちなみにうちのページの看板担当です)といっしょに帯屋町の高知東宝で見ました。初公開時に女連れで見たやつは敵だな。
 日比谷スカラ座はたいへんな行列だったらしいけど、歌舞伎町・コマ劇場前にたどりついてみると、新宿アカデミー1館のはずが、いきなりオールナイト3館公開に拡大中(笑)。外は大雨ってこともあって、たむろ行為に耽るSWサーバントの群れもなく、意外にあっさり見られて拍子抜けでした。映画はまあ「スター・ウォーズ」ですよ。19年ぶりの劇場観劇だけど、そんなに感動はなかったな。むしろ、あんまり古くなってないのがびっくり。 映画のあとは24時間営業の喫茶店になだれこみ、やたらに気合いの入ったパンフレットを肴に追加シーン感想戦。さらにSWCCG(SWコレクションカードゲーム)の入門セット(〈トイザらス〉限定発売らしい)で対戦しつつ朝を迎えたことでありました。次はESBツアーだね。
 SWCCGは、ふつうに売ってるスターターやブースターだと、1万円ぐらい買ってもほとんどデッキが組めないんだけど、入門セットはそのままでも一応ゲームになる。ハマりそうかどうかこれで試してから箱買いするのが正解でしょう。システムはわりとよくできてる気がするな。 あ、そうそう、この日は○○最後のめるへんめーかー先生とプリクラ撮りました。○○は内緒らしい(笑)。いや、おめでとうございます。って内緒にしてないって。


【5月25日(日)】

 白石朗といっしょに歌舞伎町からタクシーで帰宅、死んだように寝る。トーレンは明日サンフランシスコに帰っちゃうので、恒例の深夜焼肉ディナー@大将。近所の住人・堺三保は風邪で死んでいるらしい。そういえばSWの会にも顔だけ出して帰っちゃったしな。まあこないだ死にかけたばかりなので無理もないことである。まず減量したまい。


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