【4月21日(月)〜22日(火)】


 The Basicの連載、「辺境の電脳たち」の原稿書くために水玉画伯に電話。今回のお題は椎名誠の『アドバード』。毎回電話で一時間ぐらいしゃべって、それをいいかげんかつテキトーに大森が原稿にまとめる、という楽勝な企画で、しかも最近はけっこう水玉さんが熱く語ってくれるので、それをカシャカシャ打ち込んでくだけ、みたいな。しかし水玉理論は文字で説明するのはなかなかむずかしいのである。
 あとは小説トリッパー(朝日新聞)夏号の企画で文庫SF100冊を選ぶ仕事。品切本は20冊までって制約があるから、まあクズの時代(笑)から選べば楽勝だね、と思ってたんだけど、最新の早川書房文庫目録を見て愕然。ゼラズニイ1冊もないし、草上仁は2冊しかない(笑)


【4月23日(水)】

 2時から半蔵門の宝島社で『この文庫がすごい!』97年版用のホラー座談会。メンバーは風間賢二先生と、かめちゃんこと鵜條薫女史。いきなりエロホラーネタで盛り上がる(笑)
 風間賢二は、茶木則雄に張り合うつもりなのか、妻ネタを振りまくり。妊娠ホラーの話から、

鵜條 妊婦物は駄目なんですよ、私。
風間 そんなにいつも妊娠してるの?
鵜條 いや(笑)。
大森 いつも妊娠してるのは風間さんの奥さんでしょ(笑)。
風間 うん。だからいつも安全日(笑)。
大森 だったらどうして四人も子供が(笑)。

 とかそんな話してていいのか(笑) 保身に走るとこのへんは本人がカットしちゃうかもしれないから、日記に記録しておこう(笑)

 座談会終了後、近所の『日経クリック』編集部に寄って、「マジック・ザ・ギャザリング」取材記事の相談。ジャパングランプリの写真を撮るらしい。一応、基本的なMTG状況をレクチャーする――って予選も突破できないのにえらそうだよな。
 紹介された編集長氏はじつは元SFおたくで、
「『宇宙の熱死』はよかったですね」とか言われて目が点になる。マイナー系ニューウェーブSF者だった人も各地に潜伏しているらしい。いや、わたしも高校時代はNW少年でしたが。だれでも一度は通る道だよな。堺三保は知らないけど。

大切なお知らせ
 レンタル元のサーバ移転にともない、伝言板のurlが変わりました。引っ越し先はhttp://www13.pair.com/kt/bo1/ohmori/です。よろしくね。

 あと、ぼちぼちSFセミナーです。当日参加も受けつけるみたいなので、GW中おひまな方はどうぞ。5月3日、場所は水道橋全逓会館。大森は、綾辻行人・宮部みゆき対談の司会で出場予定。あとスティーヴン・バクスターとか山野浩一とか横田順彌とかがゲストです。詳細はSFセミナーのホームページを参照してね。


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