北京〜順義への道
北京の冬は実に淋しくなる。木々の緑が全く見えない。殺風景で、シベリヤの冬もかくやと思われた。それが、3月ともなると一斉に芽吹いてくる。そこここに緑が見え始め「春だ!」と叫びたくなる。
北京でのゴルフ場への道の両サイドの木々も冬の間は一枚の葉もつけていないのに、暖かくなると陽射しをシャットアウトするくらいに繁ってしまう。シーズン中、ゴルフ場によく通った友人に、“是非この道を”と依頼されたのがこの絵である。


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