2006年2月12日(日)
こんにちわ、凡人です。実は、今年の1月30日(月)に以前から気になっていました首筋のシコリを自分の勤務しています病院の形成外科の医師に取っていただきました。いつごろからそのシコリがあったのかは忘れましたが、かなり昔からあったのは間違いありません。触っても痛みはまったくなく、よく面白くてシコリを押したりしていました。ただの脂肪の塊だと思い、軽い気持ちで手術を受けました。
そして、取った、シコリを良性か悪性か調べるために病理検査というものを行ないます。当然自分では、深く考えておらす、病理検査を行なっていること事態も忘れていました。その後、2月3日(金)の夕方に病理の結果が返ってきました。翌日の4日(土)の朝方、私の勤務しています院長(理事長)より呼ばれました。院長はかなり疲れた顔をしており、昨夜、緊急手術があったのでそのせいなのかなと、また、怖い顔をしておりましたので、何か自分がヘマをやらかしたのかなと思いつつ、院長の言葉を待っておりました。内容的には、自分から取ったシコリは「悪性リンパ腫」であると言うことでした。そして、治療には時間がかかるということ、それと専門の病院に行く必要があること、当院で非常勤で勤務している内科医師のI先生が先輩の専門の医師に依頼をしているとの事でした。きっと、自分の結果を知った院長は昨夜眠れずに
疲れきっていたのかな思います。
午後、嫁さんも病院に呼び、院長、I先生、自分と4人で病気についての話を聞きました。当然ですが嫁さんも相当ショックのようでした。この日の夜、偶然にも高校からの親友である、K君夫婦、I君夫婦、そしてその子供達と新築祝いを行いことになっておりました。みんなで本当に楽しい時間を過ごし、最後に病気の件を話しました。メ−ルでもなく電話でもなく、顔を見ながら話せたことが良かったです。この6人が一緒に集まったのは本当に久しぶりですから・・
友達が帰ったあと、日付も変わっていましたが、子供たちを呼び、病気の事を話しました。彼等のあんな神妙な顔を見るのは初めてです。そして、翌朝、一番心配していた母親にも話を致しました。
今回、このコ−ナ−を立ち上げるか本当に悩みました。しかし、友人たちに現状を知っていただきたいこと。同じ病気の方々に少しでも参考になればということで、立ち上げる事にしました。自分も今まで大きな病気もしたことがなく、テニスを楽しみ一般的には健康な部類に属していると思っていました。今回もまったく自覚症状もなく、毎日美味しいビ−ルを飲んでおり、たまたま自分が病院に勤務していた為に、取ったようなものです。たぶん、そうでなければ面倒くさく診察を受けることも無いと思います。皆さんも自分の健康を過信することなく、十分注意をはらって下さい。
自分は明日(2月13日)、I先生の紹介でT大学附属病院に受診いたします。その際、検査等を行い入院の日程とかが決まるものと思われます。また、元気に仕事をし、テニスができるよう頑張って治療に専念しますので応援していて下さい。
2月16日(木)
2/13(月)にT大学附属病院に行ってきました。待合室は大変込み合っていて、入り口には「本日の予約患者数は3974人」と張り紙がしてありました。初診受付を行い、内科で受付を行い、その後、採血、胸部レントゲン、心電図検査を行ないました。予約時間は、11時40分であった為、10分前には内科待合室で待機しておりましたが、実際、診察が行なわれたのは午後1時です。まあ、一人一人時間どおりにはいきませんので、しょうがないですね。診察をしていただいた医師は、私どもの病院の医師の間接的な紹介で、やはりI先生です。悪性リンパ腫でにおいては、かなり著名な先生のようであります。問診を行い、触診をし、持参したCTを見ていただき、今後、心臓の超音波検査とペットを行い来週末には入院との話がありました。
本日、病院の放射線科よりペットを3月8日に行なうとの連絡がありましたが、入院は来週と言われているのでその旨を話と、ペットの点検のため、しばらく使用できないとのことでした。本当に大丈夫かなと不安を抱く凡人でした。とりあえず、明日、心エコ−の検査に行ってまいります。
2月24日(金)
ただ今、朝の6時16分、これから高速バスで都内のT大学附属病院に行きます。いよいよ入院です。着替えもさることながら、本も多く、かなりの荷物になってしまいました。2週間位の入院となると思いますが、頑張って治療していきたいと思います。今思えば、21年前の大学の卒業式の翌日に入社式があり、現在まで、ひたすら仕事をしてきました。長期で休んだのは新婚旅行と水疱瘡になった時ぐらいです。それも1週間ぐらい・・・ ちょうど休憩時なのかもしれません!
3月4日(土)
本日退院いたしました。意外と早く、9日間の入院でした。こんなにアルコ−ルを抜いたのは初めてです。体重は殆どかわらず、1キロ減でした、さて、入院中の事を掲載致します。
2/24(金) 入院初日 14階の1433号室(2人部屋)に入院、心電図 胸部X−P採血を行なう。主治医は研修医を入れて3名です。一人は茶髪の男性医師 え!天下
のT大 ででもいい先生でした。見かけで判定してはいけませんね。
2/25(土) 今日は検査・治療は何も無し。ひたすら本を読みました。
2/26(日) 横になりすぎて腰、肩が痛い。夜眠れなくなるので、昼間は寝ないように心がける。今日から蓄尿が始まる。となりのおじさんは3回目の入院との事で、かなり
強烈な抗がん剤を24時間実施している。辛そうだ!自分は相変わらず
食欲旺 盛。チョコを買って夜中空腹の時、食べるように準備。21時消灯にうも慣れてきた。
2/27(月) 今日は検査が2件。まずは造影剤を入れた、全身CT、これは早かった。午後は癌が骨髄まで及んでいるか調べる骨髄検査。針を腰にから刺して骨髄を抽出する検査です。副主治医と研修医の2名で行ないました。2ヶ所から針を刺すのですが、麻酔を皮膚と骨に行ないます。大きな痛みはなかっとのですが、骨に針を
刺される感覚は言葉では表現しにくい異様な感じでした。検査時間は1時
間です。検査後、化学療法の副作用として脱毛があるので、病院の床屋で髪を丸刈りにしてもらう。よし!これで覚悟はできたぞと。
主治医から、化学療法についてと今後の治療法について説明がある。方法としは2種類、学療法を21日おきに6ク−ルと化学療養3ク−ル + 放射線療法である。放射線療法は頚部に行った場合、味覚障害などの副作用が多いため、前者を選ぶことにする。今年の7月までの長期にわたる。
2/28(火) 本日は抗がん剤が効果をなすために有効な新薬であるリツキサンという点滴を行なう。なんと薬価が約30万円する薬剤である。アレルギ−発作が起こることがあるのでステロイドの点滴を行なってから実施した。実施後、1時間ぐらいで、
頭皮と胸に発疹と痒みがでてきて一時中断。再度ソルコ−テフを打って再度行なう。午後5時、無事に終了。その後は特に痒みは無い。
3/ 1(水) 化学療法であるCHOP療法開始。最初に吐き気止めの3種類の薬剤を点滴す る。次にステロイドのプレドニンを点滴。最後に抗がん剤である。アドリアシン オンコビンをル−トから注射器で注入。そしてエンドキザンを点滴する。点滴は約2時間で終了。終了後トイレにいっておしっこをすると尿が真っ赤であり
驚き。手足の先が少ししびれている。午後6時頃から胃がムカムカしてきた。軽い二日酔い程度だが、食欲がわかない。それでもがんばって完食。
3/ 2(木) 本日は何も無し。相変わらず胃はムカムカ。血液・腫瘍内科の教授回診があった。トイレにやたらいきたくなる。今日から4日間プレドニンという内服薬を朝14錠 昼8錠飲む。これは不眠の副作用があるとの事。確かに眠れない。酒が欲しい!眠剤は断った。
主治医より、今までの検査と今後について話があった。結論的には、予後指標である年齢や、PS、LDH、節外病変の数からいってステ−ジ1であろうとの事。
ステ−ジ1とは一番初期の段階であるから、寛解して治癒する率は80%(5年生存率)はあるであろう。しかし絶対ではない。本当にほっとした凡人でした。
3/ 3(金) 抗がん剤の副作用である便秘が始まった。いつも軟便の凡人が信じられない。今日はペット検査があるので朝食抜きである。ペットの装置がある病院は少ないが大変優秀で高価機器である。簡単に言うとがん細胞にグルコ−ス集まる模様を撮影して癌の部位を見つける装置である。凡人は悪性リンパ腫以外に癌が見つかったらどうしようとあせっておりました。検査時間は約2時間30分です。入院費が提示される。部屋代も入れて、263,590円である。命の値段だからしょうがないかな!研修医の先生より話があり、骨髄検査は異常がなかったようである。ペットに関しても特に問題は無いと思うが、これから放射線科の医師の読影をしてから次回診察の際に話をするとの事でした。
3/ 4(土) いよいよ退院。できればこの病棟にお世話になるのはこれが最後にしたいと思う凡人でした。2週間後、骨髄抑制の検査のために外来受診し、翌週が抗がん剤点滴と7月までがんばらねばなりません。抗がん剤の副作用で白血球等が減りますので感染には十分注意して生活を送っていこうと考えております。
3月9日(木)
今週の月曜日から仕事に復帰しました。病院勤務だと感染の問題があるために、理事長の配慮で、介護老人保健施設に勤務しています。凡人は、医療機関に勤務しているので、抗がん剤治療中の患者の状態がよくわかるため、このような配慮をしてもらえますが、一般企業だと難しいだろうなと、つくづく感じました。体調としては、やはり体はだるく、疲れやすいですね。
早く寝るようにはしているのですが、午後には、辛くなってきます。また、副作用としては、手足が若干しびれます。便秘がちなのもあいかわらずです。以前のような空腹感がなく、胃がもたれた感じがします。それとなんといっても、アルコ−ルに弱くなりました。缶ビ−ル(350cc)で動悸がとまりません。外で飲むのが怖いです。脱毛はまだはじまっていませんが、そろそろだと思います。さて、今夜もそろそろ寝て、明日に備えます。
3月10日(金)
毎日、定時で仕事から帰ってきておりますので、家での滞在時間が長いのに驚いております。
ところで、最初に、自分が癌であることがわかったとき最初に考えるのは、誰でもそうでしょうが、あとどの位生きていけるのであろうということだろうと思います。インタ−ネットで、何度も悪性リンパ腫の生存率を検索しました。次の内容は栃木県立がんセンタ−のホ−ムペ−ジの抜粋です。
中悪性度型
非ホジキンリンパ腫の80%以上を占め、悪性リンパ腫の中心的な疾患です。
平均年令は60−65才、進行した患者さんが多く、標準的治療であるCHOP療法の5年生存率は30−40%です。
そのため、最近では60才以下の進行した患者さんに対して、種々の強力な化学療法や大量化学療法
+ 造血幹細胞移植が試みられており、5年生存率は50−70%が得られています。
私たちも1991年以降、早期の患者さん、進行した高齢者や合併症の多い患者さんはCHOP療法、進行した60才以下の合併症の少ない患者さんには、強力な化学療法TCC−NHL−91療法を行ってきました。
全患者さんの5年生存率約60%で、TCC−NHL−91療法は5年生存率が75%と極めて良好な成績をおさめています。
2003年9月に中悪性度型非ホジキンリンパ腫に対しても、リツキサンが使用できるようになり、TCC−NHL−91療法にリツキサンを併用し、さらに、治療成績の改善につとめています。
再発した患者さんには種々の強力な化学療法や大量化学療法
+ 造血幹細胞移植を行っており、良好な成績をおさめています。
凡人場合も、中悪性度型の非ホジキンリンパ腫です。治療方法もリツキサン+CHOP療法を行っていますが、5年生存率が良くても75%です。これを良しとするか悪とするかは考えものですが、残り25%に属さないようにがんばります。せめて・・せめて・・子供達が一人前になるまでは・・・・なんちゃって。そんなこと何も考えず、今から何の酒を飲むか頭を悩ませている凡人でした。
3月15日(水)
本日、外来受診してきました。骨髄抑制(好球中が減少していないか)の判定の為です。血液検査をして、やはり、白血球が減少しておりました。そんなにすごい減少ではないとの事ですが、念のため、白血球を増やす、グランという注射を打ってまいりました。主治医も変更になりT先生なりました。来週の水曜日は2度目の化学療法です。それと、いよいよ脱毛が始まりました。当然、頭、わき毛、陰毛まですさまじいです。トホホ・・・本日、テニスクラブの後輩より、結婚式での主賓の挨拶を頼まれました。多分その頃はツルッパゲになっていると思うのですがいいのでしょうか?ちょっと不安な凡人でした。
3月18日(土)
16日は、凡人の誕生日でした。無事に44歳を迎えることができ、安心しております。相変わらず脱毛が続いており(まあ、全部無くなるまでは続きますが)朝、枕についた髪の毛を処理するのが大変です。風呂で、頭を拭くとやはり、タオルにかなりの髪の毛がつきます。抗がん剤が効いている証拠ですね。体調はすこぶるいいです。毎晩、晩酌もしており、酔うと自分が闘病中であることをすっかり忘れてしまいます。でも、さすがに感染の問題があって人ごみには出かけないようにしているので、仕事以外は家にいることが多くなりました。読書・ビデオ・DVD・LD三昧です。(しかし、テレビは面白い番組がないですね)今日、アマゾン・ドットコムで悪性リンパ腫に関する書籍を数冊発注しました。再度、自分の病気を勉強しようと思います。
3月26日(日)
22日(水)に2回目の化学療法を行いました。前回受診の際に、白血球と好中球の減少が見られた為、グランという注射を行なった結果、2600であった白血球数が5700になり、ケモ(化学療法の事)には問題がありませんでした。今回は入院でなく外来ですので、化学療法室という部屋で、実施されました。そこには、電動のリクライニングシ−トと各々にテレビが付いております。入院の際、2日に分けて行なった、化学療法を1日で行なうために、午前9時には採血を済ませ、10時からスタ−トです。昼食抜きで(持参すれば別室で食べられたようですが)午後4時30分まで費やしました。体調的には、若干ですが体温が上がりました。また、吐き気も以前よりは強いような気がしました。その後、4日間、プレドニン錠というステロイドの薬剤を1日24錠飲みます。本日、無事に飲み終わりましたが、この薬剤の副作用は不眠だそうです。確かに、なかなか熟睡ができず、夜中に何度も目をさましております。まあ、とりあえず、「病は気から」ですから、明日からも元気をだして仕事に励みたいと考えている凡人でした。
4月8日(土)
4月5日(水)に骨髄抑制の状況を調べるために受診し、血液検査を行ないました。白血球数は前回より少ない2400でしたが好中球が500以上でしたので、白血球を増やす注射は使用しませんでした。とりあえず一安心です。頭がツルツルなので、帰りに浅草近くの帽子専門店でハンチングの帽子を購入してきました。何せ頭がでかいので普通のお店にはサイズがありません。また、先日「素直になれたら 悪性リンパ腫を乗り越えて」西本富士子著 新風舎 を読みました。凡人より1才若い方ですが、治療時の心境など同感するものが多々ありました。
4月9日(日)
昨夜、友人の関根君がわざわざ取手から様子を見に来てくれました。石下の「クロサワ」で若鶏の丸焼きを買ってきて、それを食べながらの一杯、楽しい夜が過ごせました。なかなか感染を気にして外へはでず、家で飲む機会が増えたのですが、食欲はあり、また動かないものですから何と、2キロも増えてしまいました。ズボンがきつくて大変です。治療が終了したら、体を鍛え、減量も行い、以前よりも健康体になりたいと考えれいる凡人でした。ところで、先日、テニス仲間とテニスコ−ト付近でお花見を行なったのですが、こらえきれなかった凡人は、少しボ−ルを打ってしまいました。心臓がバクバクです。実は医師からはテニスはダメと言われておりました。多分、抗がん剤のアドリアシンがかなり心臓に負担をかけているからだと思われます。いや反省反省
先ほど、松波克臣著「私の悪性リンパ腫克服気〜再発を乗り越えて完治するまで〜」文芸社を読み終えました。再発し、造血幹細胞移植を行なったのですが、10年後完治した内容です。自家移植で、自分の造血幹細胞を移植したのですが、なかなか凄まじいですね。それと、最近、NPO法人で悪性リンパ腫の患者や家族に情報を提供しています。「ネクサス」という団体に入会しました。いろいろ情報誌などを提供してくれるので参考になります。さて、今週は3ク−ル目の化学療法です。がんばらねば!
4月16日(日)
12日に3ク−ル目の化学療法を施行しました。やっと半分ですね。今日まで、内服のプレドニン錠を1日22錠飲むのですが、これを飲み終えた後の精神的な落ち込みが前回ありました。副作用として若干の鬱が入るようです。明日が、少し心配ですが、プラス思考で頑張ろうと思います。
4月24日(月)
本日、仕事をお休み致しました。病気発覚後、入院と通院以外で病欠するのは初めてです。実は、昨日から風邪で喉の調子がおかしくなり、声がでなくなりました。熱はないものの、会話ができないために、出勤しても皆さんに迷惑をかけるだけだと思い、お休み致しました。朝、蚊の鳴くような声で何とか電話を入れ今日のアポは延期してもらい、今にいたっております。明日は、大事な給料日ですので、必ず仕事にいかなくてはなりません。明日には声がでるように祈っている凡人でした。しかし、こんなのは初めてです・・・・抗がん剤投与後に必ず、声がかすれるのですが何か影響があるのでしょうか?明後日受診日なので聞いてみるつもりです。
5月3日(水)
昨日、4ク−ル目の化学療法を行なってきました。前の晩、しばらく美味しい酒が飲めないと思い、行きつけの焼き鳥屋に行って、飲んできました。一人で行って、常連客と話が盛り上がり、5時間も滞在してしまいました。そのおかげで、当日は、若干アルコ−ルが残っておりました。今回は、先週の日曜日から引き始めた風邪が治らなく、咳がとまりません。夜も寝れないので苦労しております。やはり、免疫力が低下しているので、風邪も治りにくいのでしょうか。今年は、せっかくのゴ−ルデンウイ−クも自宅療養になりそうです。完治したらテニスに温泉にキャンプにと遊びまくるぞと心に誓った凡人でした。
5月19日(金)
4月23日頃から続いている風邪が治らず、咳も酷くなってきました。特に就寝時に咳が出て眠れません。勤務先の医師から間質性肺炎の疑いがあるとの事で、胸部のCTを撮りましたが、特に問題はありませんでした。5月17日(水)にT大病院に受診し、血液検査をしたところ、白血球数が2000で好中球も低いとの事なので、白血球を増やすグランという注射を打ちました。これは副作用で腰が痛くなります。また、カリニ肺炎予防のため、バクタという内服薬を週2回、朝晩飲むことになりました。来週は5度目の化学療法です。がんばらねば。
5月25日(木)
昨日、5回目の化学療法を行ってきました。早いもので、初回入院で施行してから15週間となりました。さすがに体への負担も大きいようで体もだるく、手足の痺れもまし、口の中の乾きも酷いです。でも、あと1回化学療法を行えば、とりあえず予定の治療は終了します。6月7日(水)に受診をして、血液検査にて骨髄抑制の状況をみて、G-CSF製剤を注射するか判断してもらい、そして、6月14日(水)に6回目のR−CHOPを行ないます。その後は、7月12日(水)にCTを撮り、病状を確認し、さらにPET検査も行い、終了の予定です。それ以降は定期的に検査を行い、再発がどうであるか確認するとの事です。でも、自分では再発は無いと信じています(ちょっと不安ですが・・・)とにかく、先が見えてきてほっとしている凡人でした。
6月8日(木)
昨日、血液検査の為に受診して来ました。白血球数が1700ということで今までで一番低い数字でした。その為にグランも打ってきたのですが、悪性リンパ腫の治療中の患者で2人に1人はヘルペスに感染しているので注意を要するとの事でした。そんなわけで、本日は喉の痛みもあり、大事をとって仕事は休む事に致しました。明日になれば注射の影響で白血球も増え仕事に行けるものと考えております。
また、先日の4日にNPOで悪性リンパ腫の患者・家族会を行なっている「グル−プネクサス」のお茶会(情報交換会)に参加するために築地の国立ガンセンタ−に行ってきました。約30人くらいの方が集まり、悪性リンパ腫の種類別や、移植を行なった人達などいろいろなグル−プにわかれ情報交換を行ないました。凡人と同じ病院で治療されている方も何人かおり、いろいろ参考になりました。次回は9月に開催されますが、また、参加しようと思っております。
6月16日(金)
今週の水曜日に最後の化学療法を終了しました。本当に最後になってくれればいいのですが。さすがに、体はしんどく悲鳴をあげているようですが、いつもの通り仕事をしています。今回は写真を取り入れてみました。
凡人が治療を受けていますT大学医学部附属病院です
リツキサンという抗がん剤です。この薬剤は1本約40万円する薬剤です。この抗がん剤の
おかげで、悪性リンパ腫の治療効果がかなりあがったよいうです。また、健康保険も適用に
なりましたので、運が良かった凡人です。
リツキサンの後に行なう抗がん剤です。毎回、約7時間かけて4種類の抗がん剤を施行します。
外来の化学療法室ではベットではなくこのようなリクライニングシ−トで行ないます。