こんじきどう
1.中尊寺金色堂

国宝第1号

所在地
      いわい      ころものせき
岩手県西磐井郡平泉町 衣 関202(JR東北本線平泉駅から岩手交通バス中尊寺下車)
宗 派
山号寺名
天台宗
関山 中尊寺
建築形式 正面三間 側面三間 一重宝形造り 本瓦板葺き 内外金箔貼り
建築様式 和様
建立年代 平安時代 天治元年(西暦1124年)
特 徴 おおいどう
覆堂という建物の中に安置された小堂です。
全体に強い反りのある垂木、成の高い斗組などの軒裏構造に
平安時代後期の特徴が現れています。
本瓦板葺きとは板と半丸太を組み合わせて瓦葺きのように見せる工法のことです。
歴 史                                            きよひら ほつがん
中尊寺は平安時代末期、東北地方奥州の六郡を支配した藤原氏初代清衝の発願
により建立されました。
建久元年(1190)源頼朝に滅ぼされるまで、三代に渡り豊富に算出した
金による栄華の様子がしのばれます。
昭和43年(1968)に解体修理を施され、中世に失われていた屋根頂部の路盤宝珠
と周りの縁部分が復元されました。
平成2年覆堂の改修工事に伴い、昭和40年に作られたガラスケースも改修され
コンピュータにより温湿度状態が、常時監視されるように改められました。
リンク 関山 中尊寺HP