国宝建造物の説明と掲載(けいさい)方法
平成10年10月現在、重要文化財建造物総数2158件3633棟、これらの重要文化財の内、国宝建造物に指定されているものは209件253棟あります。

国宝建造物の内訳は寺院138件144棟、神社36件58棟、(客殿、書院、茶室、方丈(ほうじょう)、庫裏(くり))24件32棟、居館1件6棟、城郭(じょうかく)8件16棟、劇場1件1棟、学校1件1棟、洋風建築1件1棟となっています。

国宝とは建築物(社寺、城郭、住宅、公共施設等)及びその他の工作物(橋梁(きょうりょう)、石塔、鳥居等)の各時代建造物遺構及びその部分並びに建造物の模型、厨子(ずし)、仏壇等で建築的技法になるもののうち次の各号の一に該当するものとなっています。

重要文化財
1.意匠的に優秀なもの
2.技術的に優秀なもの
3.歴史的に価値の高いもの
4.学術的に価値の高いもの
5.流派的又は地方的特色において顕著(けいちょ)なもの

国宝
重要文化財のうち極めて優秀で、かつ、文化史的意義の特に深いもの

国宝及び重要文化財指定基準(昭和26年5月10日文化財保護委員会告示第2号、他)


掲載順は文化庁編「国宝・重要文化財建造物目録」を参考に府県別順に掲載します。
国宝番号は文化庁建造物課にて調査を行いました。(注)追加指定等が有り指定総数とは一致しません。
名称及び読み方は文化庁編「国宝・重要文化財建造物目録」記載のものです。(通称はカッコ書き)
建造年代、所在地等は同上目録を参考といたしました。
各建造物の写真は朝日新聞社発行「日本の国宝」に掲載されているものを主に採用いたしました。
詳しくは「日本の国宝」をご覧下さい。 (非常に優れた資料的価値の高い読み物です)
各目録及び写真は順次掲載して行きますので、しばらく時間がかかります。
無償使用させて頂ける写真とか資料が有りましたらお送り下さるようお願いします。

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