・南海50000系
1994年9月の関西国際空港開業にあわせて登場した空港連絡特急「ラピート」用の車両です。車体は20mの普通鋼製で、濃い青系の塗装に独特の前面形状と楕円形の窓など、この車両の登場によって与えられたインパクトは非常に大きいものがありました。
制御方式は既に標準となっていたVVVFインバータ制御で、1000系と比べてもさらに様々な改良が加えられているようで、その形を見ても小形化が進んでいることが分かります。また、この車両では抑速ブレーキに代わり低速運転機能が装備されています。
編成は3M3Tの6両で、現在6編成が在籍しノンストップの「ラピートα」と主要駅停車の「ラピートβ」の全列車に充当されています。
1999.9.6 天下茶屋駅にて撮影
走行音
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直接再生
この時期の日立製GTOインバータということで、完全にお決まりの音と言えます。京王8000系そのものというか何というか・・・。それに、音を楽しむ者としては非常にうれしいことですが、果たして客席までこんなによくモーター音が響いてきてしまって、特急車としての資格があるのかどうか、という疑問も残ってしまうところです。もっとも、音的にも格好いい鳴り方だから別にいいのかもしれませんが(^^;
録音は「ラピートβ」にて、天下茶屋→新今宮間です。
・その他の写真
50204のVVVFインバータ装置の写真です。2000系と同じ形にも見えますが、よく見ると1000系のものをそのまま縮めたような形でした。
1999.9.6 天下茶屋駅にて撮影
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