・9300系
9502以下6連
9502以下6連
2001.3.12 深江駅にて撮影
 2001年3月、梅田〜姫路間の山陽電鉄との直通特急へのクロスシート車投入の必要性や、3000系車両の置換えを目的として登場した急行系車両で、震災復旧のために急遽投入された9000系とは異なり、鋼製車体となり、注目のクロスシートは中間車のみ、転換クロスシートの設置が行われ、両先頭車はロングシートとなっています。
 制御方式は5500・9000系に続いてのVVVFインバータ制御の採用となっていますが、9300系ではスイッチング素子をIGBTに変更し、最新の方式である2レベルIGBTインバータとなっています。IGBT素子の容量はモータ4個分が限界となっているためインバータ装置はモータ4個を1台で制御する形となっていますが、新車の紹介などの資料を見ると1C8Mと書かれている部分も多く、2台のインバータを1台の制御装置で動作させている、厳密な意味では1C8M制御であるものと考えられます。
 2001年度にも1編成の増備が計画されている模様です。
 走行音[hsn9300a.ra/376KB] 直接再生
 これまでの阪神のVVVF車には三菱製のインバータが使用されていましたが、この9300系では東芝製のインバータが採用されています。音のタイプとしては、同じ時期の登場である西鉄7000形やJR九州885系東芝車とほぼ同じのようです。
 録音は芦屋→西宮間です。西宮駅付近の高架化工事が完成したわけですが、ずいぶんと音が響くようで、減速時のモータ音はあまり聞き取れなくなってしまったようです。
・その他の写真
 9401号車のVVVF装置です。東芝製2レベルIGBTインバータのもはや標準となった感のある形で、両端に見える冷却ユニットがそれぞれモータ4個分を担当していて、各ブロック内に3相分の素子が納められているようです。網目の中に白い箱が3個隠れているのが写真からもはっきり判別できるかと思います。ちなみに、このインバータ装置は山側の設置です。
 2001.3.10 芦屋駅にて撮影

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