・9000系
9202以下6連
9202以下6連
2001.3.10 尼崎駅にて撮影
 1996年、前年の阪神大震災の被災で廃車となった急行系車両33両のうち、編成単位での補充が必要となった6連5本分として登場した車両で、急を要する生産に対するラインの都合などにより阪神では久々の登場となるステンレス車となりました。
 制御方式は5500系と同様VVVFインバータ制御で、使用するインバータ装置はほぼ同一、モータと歯数比に関してはMT比の違いや加速度設定の違いから異なるものとされています。
 96年2月から3月にかけて5編成が順次落成し、石屋川車庫の復旧に合わせて搬入されたそうです。
 走行音[hsn9000a.ra/235KB] 直接再生
 タイプとしては5500系と同じ音ですが、加速度が4.0km/h/sから3.0km/h/sに下がっただけでここまで違うのか、というペースの違いがあります(実は歯数比も違うので、そんなものなのかもしれません)。ただ、乗った電車が西宮始発の電車であり、普段よりも起動時の1ノッチの時間が長かったとは思います。それにしても車内放送の音量大きいですねぇ・・・。いくらなんでもこれはうるさいです。
 録音は西宮→今津間です。
・その他の写真
 9101号車のVVVF装置です。5500系と同様「浜側」にこのように2相分のユニット、山側に残り1相分のユニットとゲート制御部があります。
 1999.3.9 尼崎駅にて撮影

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