・281系
クロ280-4以下6連
クロ280-4以下6連
1999.9.7 阪和線浅香駅にて撮影
 1994年、関西空港へのアクセス特急用として登場しました。鋼製車体で前面形状は独特のものとなっています。制御方式は個別制御式のVVVFインバータ制御で、素子はGTOサイリスタで、この時期のJR西日本標準の構成となっています。
 当時の編成は2M3Tの5連で、9編成が製造されました。この時代は多客時への対応として、5連1本を3両編成と中間車2両に分割し、5+3連と7両貫通編成を組んだことがあったようです。が、95年には増備を行い、全基本編成の6連化(サハを組み込み)と、1M2Tの3連3本の追加が行われています。
 加速音[281a.ra/RealPlayer5.0以上/273KB] 直接再生
 281系の加速音です。歯数比は223系0番代とはやや異なるのですが、ほとんど同じ音のようにも聞こえます。あまり重みが増すということにもなっていませんし。それにしてもさすが強引に走行ルートを開拓した列車なだけあって、まともな加速をする駅というのはかなり数が少ないようですね。
 録音は松井さんの提供で、「はるか39号」京都発車時です。この車両は223系1000番代でも時々存在する、中高速域で段階的に変化する「キーーン」という音が目立つタイプですね。
 減速音[281b.ra/117KB] 直接再生
 こちらは減速音です。ゆっくりと減速していっているせいか、加速時にはあまりわからなかった「キーーン」という音がはっきりわかりますね。減速時には当然段階的に下がっていくわけです。
 録音はこちらも松井さんの提供で、「はるか39号」天王寺到着時です。
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