キハE130-9+7の2連
2007.4.1 水郡線中舟生駅にて撮影
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2006年、キハ58系などの置換えを目的に投入された新形気動車で、比較的乗車率の高い路線向けとして3扉セミクロスシート(2+1)配置で、ワンマン仕様車として製作されました。
車体はE231系電車などの流れを汲む広幅の軽量ステンレス製の20m級とされ、エンジンはキハ110系よりも出力向上し、450PSとされました。更に、低排出ガス化などの環境対策や、変速1段・直結4段の変速機を使用することで変速段の速度域を短くし、燃費向上や変速機の自然冷却化などが図られています。
車種構成は両運転台のキハE130形、片運転台トイレ付のキハE131形、トイレなしのキハE132形の3形式で、キハ110系との併結運転も可能とされています。
2007年1月より水郡線で営業運転を開始し、当面は39両が製作される模様です。なお、水郡線はキハ110系で統一されていましたが、本系列の投入で、花輪線や山田線、岩泉線、気仙沼線などにキハ110系を転出させ、キハ58系などを置換えることとなっているそうです。
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