・419系

クハ419以下3連(車号不明)  1984(昭和59)年末、翌年春のダイヤ改正時より北陸地区のローカル輸送に充当するために登場した車両で、この頃余剰となっていた寝台電車の583系を3連化、近郊形化の改造の上金沢に配置されました。運用範囲に直流・交流の両方の電化区間があるため種車の交直流設備はそのまま流用し、走行関係の機器もほとんどは流用されていますが、特急形時代の歯数比3.5では運用にも支障を来すため5.6に変更されています。
 3両編成のためモハネ583から改造のクモハ419は切妻形の先頭形状となり、反対側のクハは6両のクハ419はクハネ581の面影を残し、9両のクハ418はサハネ581からの改造で切妻形となっています。現在では3連15本全てが福井地域鉄道部敦賀運転派出の配置となっています。
1999.10.17 米原駅にて撮影
 モハ418-13走行音[418-13.ra/337KB] 直接再生
 元寝台電車ということで、車体断面が大きく、天井も高く開放感があり、また、ボックスシートも間隔が広くて絶対に反対側の人と足のぶつかることもないくらいであることが特徴と言えます。とは言っても、乗った車両に関しては上段の寝台を撤去していないようで、網棚の上に収納された寝台の枠があり、圧迫感があったのも印象的でした。あれがあるのとないのとでこうも変わるのか、というのもあったので・・・。
 音に関してはそれほどおもしろいものでもないですが、MT54に歯数比5.6というのは少数派ですので貴重ではあるのですが、床が高い上に、それなりに詰め物もあるでしょうし、乗ったのが夏でもあるためそれほど聞こえのいいものではありませんでした。MT54の高速域での唸りは歯数比が大きいぶん低い速度でも聞こえてきます(この時はそれほど出ているとは思えないんですが、結構唸ってるんですよね)。
 録音は北陸本線河毛→虎姫間です。
・その他の419系の姿と寝台電車改造車の仲間たち
 こちらはクモハ419-1以下3連です。この顔を見れば「食パン電車」と言われる理由がよくわかることでしょう。
 1999.10.16 北陸本線富山駅にて撮影(松井さん提供)
 こちらは既に引退した九州地区向けの715系0番代で、クハ715-1以下4連です。九州向けや東北向けの車両は交流区間でのみの運用とされたため交直切替に関する機器を撤去するなどして交流専用車とされ715系を名乗りました。
 1995.12.27 長崎本線吉野ヶ里公園駅付近にて撮影
 こちらは同じく九州向けの715系0番代の、切妻形先頭部で、写真はクハ715-104以下4連です。
 1995.12.26 鳥栖駅にて撮影
 こちらは仙台地区向けの715系1000番代で、クハ715-1007以下4連です。
 1996.8.13 東北本線仙台駅にて撮影
 同じ編成の反対側の先頭車であるクハ715-1107です。今考えてみると反対側のホームに行って写していてもよかったような・・・。その頃はそこまで考えてなかったんですね。仕方がないことですが。
 1996.8.13 東北本線大河原駅にて撮影


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