・東急電鉄デハ150形

デハ152以下2連  1964(昭和39)年に4両が製造された世田谷線用の車両で、側面の窓下にコルゲーション板が設置されていることが特徴となっています。
 67年には両運転台のまま連結2人乗り化され、83年からは車体更新と片運転台化が行われ、同時にコルゲーション板をステンレス化しています。また、制御電源の低圧化も行われ、94年からは平軸受のコロ軸化も行われましたが、台車の更新は行われませんでした。
 2000年12月現在では全車健在ですが、早期の全車両置換えが発表されていることもあり、予断を許さない状況となっています。
1999.11.7 世田谷線西太子堂駅にて撮影
 走行音[toq150a.ra/226KB] 直接再生
 車体の雰囲気は本当にレトロな70・80形は台車の更新でカルダン化されてしまいましたが、この150形はそれらに比べてかなり新しいものであるためか、吊り掛け駆動の台車のままで軸受だけを変更したようです。吊り掛け駆動ということで、当然のことながら「グオォーーー」という音が加速時にはっきりと聞こえてくるわけです。しかも録音した153号車は他車に比べて音が大きいようですし。
 録音は世田谷線山下→宮の坂間です。
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