・旧住宅・都市整備公団9100形

9101以下8連  1994年末、翌年4月に控えた公団第二期線の一部である千葉ニュータウン中央〜印西牧の原間の開業に備え登場した車両で、C-Flyerの愛称が付けられています。
 車体デザイン等は独特なものとなっていますが、足回りに関しては保守を北総開発鉄道に委託している関係で、北総7300形に、つまり京成3700形に準じた構成とされています。そのため1C8Mの大容量インバータ装置を搭載、6M2T編成などの基本仕様も京成3700形と同様となっています。
 現在2編成が在籍し、北総7300形をはじめ、北総・公団線所属の各車と共通運用で京成線、都営浅草線経由で京浜急行線内まで直通運転を行っています。
1998.3.29 京浜急行線品川駅にて撮影
 走行音[hks9100a.ra/173KB] 直接再生
 この車両も京成3700形、北総7300形と同じインバータを積んでいるため、全く同じ東洋製GTO標準形の音です。録音した当時はあまり細かいことを考えていなかったようで、記録を見てみるとインバータ装置ではなく、補機類を搭載した電動車で録音していたようでした。これら各形式では両端の先頭車と成田側から4両目は補機類を積んだ電動車、両端から2両目と久里浜側より4両目はインバータ装置を搭載した電動車となっています。
 録音は都営浅草線大門→新橋間です。
・公団9100形の姿
 9100形9112号車のVVVF装置です。東洋電機製の1C8MGTOインバータ標準の形態と言っていいのではないでしょうか。ちなみに、この車両くらいの年代になると「Toyo Denki」のロゴマークの入ったものが多くなります。もっと古い車両だとTDKをイメージ化した打出しの入ったものが多かったのですが。
 1998.4.5 京浜急行線品川駅にて撮影

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