・北総開発鉄道7300形

7308以下8連  1991年3月、北総開発鉄道の2期工事区間である京成高砂〜新鎌ヶ谷間の開業に合わせて登場した形式で、全般検査を京成電鉄に委託する関係から同時期に開発された京成3700形と同仕様で製造されたものです。
 京成・都営・京急線への乗入れもさることながら、当時は新京成線への乗入れもあり、そのための無線装置、低加速スイッチなどの独特の装備もあるわけですが、基本的には京成3700形と同様、高耐圧・大容量のGTOサイリスタを使用した8個モーター一括制御式のVVVFインバータ装置を装備し、6M2Tの強力編成で起動時3.5km/h/sの加速度を誇るなど、都心直通のための十分なスペックをもっています。
 現在2編成が在籍し、北総・公団線から、京成線、都営浅草線を経由し京急線内まで乗入れを行っています。
1998.5.5 京浜急行線品川駅にて撮影
 走行音[hks7300a.ra/135KB] 直接再生
 東洋電機製の1C8MタイプのGTOインバータということで、もちろんお決まりの音をたてるわけですが、その中でも、このように非同期音の途中で一旦途切れたりする部分がなく、ストレートに上昇を続けるタイプというのは、実は少数派なのではないでしょうか?このタイプに関して細かいことにこだわり始めると議論に終わりがなくなりそうなのであまり突っ込まないことにはしておきますが・・・。
 録音は都営浅草線東日本橋→浅草橋間です。
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