2013年11月10日(日)〜2013年11月12日(火)
京都旅行
アランヴェールホテル京都

     「どこの温泉に行くの?」「紅葉は?」と聞かれ、しばらく考えるが決まらない。
     関東近郊も飽きたし・・・「そうだ、京都に行こう!」
     簡単に京都とは言っても、予算、観光スポット、食事、そして一番大事な宿と日程を決めなければならない。
     私の希望する条件に合う宿に空きがなく、なかなか見つからない。
     「2日間連泊&素泊まり」「禁煙部屋」「大浴場がある」条件だけは絶対に外せない!
     部屋がヤニくさいのは気分が悪くなるし、疲れを癒やすのに隣がトイレで、窓もない狭い部屋風呂ではねぇ。
     やっとのことで宿を見つけて予約ができたのが10/23で、出発の18日前でした。
     紅葉時期にはちょっと早い11月10日(日)〜12日(火)だが、取れたことが奇跡で贅沢は言っていられない。。

     トップシーズンのちょっと前なので何とか予約できましたが、11月中旬以降に旅行の計画を立てるなら
     2ヶ月以上前から宿を押さえないと難しいと知人に言われました(そりゃそうだ)。

     あとは出発までに観光場所、ルートを決め、何を食べるか決めるだけです。
     色々と想像しながらの、これが楽しいんですよね。

     40歳で会社を辞めてフリーランスの技術者になって10年。
     50歳の節目の年、自分へのご褒美ってことにして月曜〜水曜の3日間休暇を取ることを客先にメールで連絡。
     旅行から帰ってきての翌日仕事は厳しいので水曜は休養日です。

     ホテルの場所は、地下鉄烏丸線で京都駅から1区間の五条で下車して2番出口から徒歩2分。
     2番出口の前にはローソンがあって何かと便利でした。

     出発前日の土曜に切符を買いに行くと11:10発のぞみ27号はD、Eの2人席が取れず11:30発のぞみ29号は
     D、E席が取れた。これほど混んでるとは思わず、もっと早く買っておくべきだと後悔。
     でも、東京駅での待ち時間は50分ほどできてしまうが、お昼の時間に新幹線でビールを飲みながら
     駅弁を食べたかったのでとりあえず問題なし。

     京都に13:51到着し、地下鉄でホテルに移動し14:20にチェックイン。
     初日は、清水寺、高台寺を観光予定していました。
     15時にホテルを出ると雨。折りたたみ傘は1本持参していたので近くのコンビニで傘を購入。
     バスを待っていたがタクシーで五条坂を登った所まで行く(730円)。
     高校2年の修学旅行から34年ぶりに清水寺へ。
     清水寺から見る風景は、所々にブルーシートが掛けられていて台風の爪痕が見られました。
     清水寺を後にし産寧坂・二年坂を歩いて高台寺に向かうが17時を過ぎて暗くなってしまった。
     しかし、高台寺はライトアップされ、夜10時まで見学できるとのことでラッキーでした。
     圓徳院も見たかったが、食事の時間に間に合いそうもないため拝観料は高台寺のみ支払った。

     食事場所に向かうため高台寺から歩き143号線に出て、地下鉄東西線東山駅のある東山三条交差点まで
     タクシーで移動(650円)。タクシーの運転手は勝手に話だしたのはいいが話の内容がサッパリ理解できず
     あっけに取られた数分間でした。
     東西線で東山から烏丸御池、烏丸御池から烏丸線に乗り換え丸太町駅で下車(東山−丸太町 210円)。
     丸太町4番出口より徒歩約5分で京料理「かじ」に19時に到着。(7,900円のコースを予約済み)

     案内されたのは10人が座れるカウンター席でした。8席は全て埋まってました。
     創作京会席料理は全てとても美味しかったです。
     最後の松茸と鱧の炊き込みご飯は食べきれずお持ち帰りし翌朝美味しく頂きました。

     カウンター内で料理を出したり接客して下さった板前さんは群馬県出身の方で、よく群馬に旅行に行く私達は
     親近感がわいて、お店を後にするまで色々と話をさせて頂きました。
     修行されて15年、既婚で家では料理を作らず奥さんの料理を食べているとか・・・とても楽しかったです。
     
     21時頃お店を出て烏丸線で丸太町から五条区間を乗車(210円)、ローソンでツマミ、ビールを購入してホテルに戻る。
     大浴場でゆっくり風呂につかり、翌日に影響が出ない程度に酒飲みをして就寝。
     
     2日目は7時30分起床、大浴場は朝6時〜9時まで入れるので朝風呂で汗をかいてスッキリしたこともあって
     前日の松茸&鱧の炊き込みご飯をツマミに朝から350ml缶ビールを飲んじゃいました。

     二日目の予定は、金閣寺、嵐山、祇園を観光。10時頃にホテルを出発。
     烏丸五条の交差点から金閣寺方面行きのバスに乗車・・・バスは満員の状態で、しかもほとんど外国人。
     バスを降りて金閣寺に向かって歩いていると、山に「大」の文字が・・・
     五山の送り火(大文字焼き)はこの辺りだったのかと来てみないとわからないものですね。

     金閣寺から嵐山へは、嵐電に乗りたかったので、金閣寺前から北野白梅町までバスで移動(210円)し、
     京福電気鉄道北野線で北野白梅町から帷子の辻(かたびらのつじ)まで乗車し、嵐山本線に乗り換えて
     終点嵐山に到着したのが13時頃。(北野白梅町〜嵐山まで200円)

     嵐山を観光する前に腹ごしらえをしなくてはと思うが金閣寺で見た焼栗が目に付き食事まで我慢できず
     焼きたての栗と缶ビールを買って一息付く。
     お昼は湯豆腐と決めていたので、「嵯峨とうふ 稲」で単品の湯豆腐(700円)とビールで軽い食事を取りました。
     トロッコ乗り場まで行くが近い時間の指定席は売り切れで立ち席だというので竹林に向かいました。
     竹林の途中に天竜寺北門があり、そこから入り総門から出て桂川、渡月橋に行き写真を撮ってから
     桂川、渡月橋が見渡せる「嵐山おぶう」で一休み。
     抹茶ラテをホットとアイスで頼みましたが、美味しかったので旅行から帰ってきて抹茶を買って作りました。
     
     夜の食事は、木屋町のモリタ屋(すき焼き、しゃぶしゃぶ)(20時に予約済み)
     予約を20時から19時に変更しようと電話したが、予約が多いので変更できず。
     市バスで嵐山から四条京阪前まで乗車(240円)。
     祇園を歩くため三条京阪まで行かずに四条京阪前で下車して、南座前から八坂神社に向かう四条通りを散策。
     お店が立ち並ぶ細い先斗町通りを抜けてモリタ屋に移動。
     先斗町のお店を何件かハシゴしながら飲み歩くのも良かったかなと、ちょっと後悔。
     「すき焼き」か「しゃぶしゃぶ」のどちらにするか悩み、「しゃぶしゃぶ」に決まり「竹」を注文。
     会計を済ませると22時で、帰りは烏丸五条の交差点までタクシーを使いました(960円)。

     三日目、ホテルを10時20分にチェックアウト。

     昨日乗らなかったトロッコ電車を乗りに嵐山に向かうことにする。
     時間も余りないので、嵐山へは一度京都駅まで出て荷物をコインロッカーに入れてから
     JR山陰本線で京都10:57発−嵯峨嵐山11:13着を利用する(230円)。
     12:07発の嵯峨野観光線でトロッコ嵯峨〜トロッコ亀岡まで保津峡を約30分の乗車(600円)。
     保津川下りをしている船が眼下に見える。
     時間の関係で指定席は購入できませんでしたが、立ち席のほうで両側の渓谷が見えるので良かったかも。
     (指定だと渓谷が見るのは、進行方向より左側が前半、右側が後半で片側しかみることができません)

     帰りは、川下りをする人、またトロッコで戻る人、JRで帰る人に分かれるが、
     私達はトロッコ亀岡から徒歩で10分のJR馬堀(12:59発)まで歩き京都駅(13:22着)に戻りました(320円)。
     すぐに帰りの新幹線の切符購入にみどりの窓口へ
     何とか15時53分発が取れました。(D,E席は取れずA,B席)
     帰宅ラッシュの時間帯や土産など荷物も多いことを考慮して「フレッシュひたち55号」の指定も一緒に取りました。

     お土産はある程度決まっていたので、手際よく買ってちょっと遅い昼ごはんを地下街ポルタで取る。
     パスタと当然生ビール(車の旅行じゃないから、ここぞとばかりに飲んでいる)。
     お土産の八つ橋は、「井筒」「西尾」「聖護院」「おたべ」がありましたが、「聖護院」「おたべ」の2種類と
     千枚漬け、ちりめん山椒などを買ってきました。
     千枚漬けって6〜7枚しか入ってないのに630円は高いって土産を売ってる店員さんも言ってました。
     その他、釣りに行く後輩の息子が切符を集めてることもあって、出発から購入した切符は全て自動改札を
     通さず駅員に乗車記念の判子を押してもらい土産用に確保してました。

     帰りの新幹線は終点東京までなのでツマミとビールを買い込み、500mlを1本、350mlを1本飲んだところで
     疲れもあり眠気が襲ってきて1時間ほど熟睡。
     満員の山の手線で上野まで移動し喫茶店でお茶飲みしながら時間調整。
     ひたち野うしくに19:59着。10分歩いて自宅に到着。

     旅から無事に戻り、砂を払いと、旅の余韻を楽しみながら、またビール・・・。
     心地よい疲れを感じながら眠りに就きました。