パワーオン(電源ON) PROMモニターモード bootコマンドにより、bootblockがメモリにロードされる bootblockからufsbootがロードされる (ネットワークbootはufsbootではなく、inetbootが使用される) ufsbootはコアカーネルイメージとランタイムリンカー(krtld)をメモリにロードする コアカーネルは、rootディスクからカーネルモジュールをロードし、 メインのスタートアップコードを実行する カーネルはカーネル構造とリソースとソフトウェアコンポーネントを初期化する initプロセスの実行 |
ok boot システムの起動(boot -sでシングルユーザーモード) ok boot -r デバイスファイルを再構成(DISKの追加等) ok boot cdrom -s CD-ROMからのブート(-sを取るとインストール) ok go OSの画面に戻る ok sync 同期を取ってリブート(OSがハングアップしたときなど) ok devalias エイリアス名を表示(DISKやCDROMなど) ok nvalias エイリアス名の設定 ok nvunalias エイリアス名を削除する *OS起動後は/etc/path_to_instで物理デバイス名とインスタンス名が見れる |
ok printenv 現在の設定の表示(変数,設定値,デフォルト値) ok setenv PROMの設定変更(OS起動後はeepromコマンド) ok set-default 標準設定に戻す ok reset 変更点の保存+リブート ok reset-all 変更点の保存+リブート ok prode-scsi 認識されているデバイスの表示 |
0 PROMモニタモードへ移行(ここでpower-offを実行すると電源が落ちる) 1orS シングルユーザモード(1の場合はシステム管理者のみLOGON可能) 2 マルチユーザーモード(クライアントとして動作ができる) 3 マルチユーザーモード(サーバーとして動作できる:標準値) 4 使われていない 6 リブート 5 電源OFF |
「/usr/sbin/shutdown -y -g0 -i5」
-gは何秒後にシャットダウン処理をするかを指定。0だとすぐ
-iはランレベルを意味する。5だと、電源OFFを意味する
障害時に電話切り分けとしてするオペレーション 起動しない時には、ここからディスク認識を確認 普通はauto-boot?をfalseにしていないでしょうからキーボードで止めます。 Stopキーを押しながらAキーを押して下さい。 瞬時にOKプロンプトに落ちます。 尚、OS起動時に実行すると強制終了してOKプロンプトへ移行します。 システム損傷の要因となるので絶対に行わないで下さい。 タイミングの取り方は人それぞれですが、モニタが表示されると同時に押せば吉です。 スタートアップ・メッセージが出る白い画面の事です。 キーボードのLEDが点灯すると画面表示直前です。キーに指をかけて待ちましょう。 タイミングの善し悪しに関して下記で説明します。 screen not found. Can't open input device. Keyboard not present. Using ttya for input and output. Sun Enterprise 220R (UltraSPARC-II 360MHz), No Keyboard OpenBoot 3.23, 384 MB memory installed, Serial #12954190. Ethernet address 8:0:XX:XX:XX:XX, Host ID: 80XXXXXX. Initializing Memory - ok 白い画面が表示されると上記バナーが出力されます。 直後にメモリ・イニシャライズの意味で棒がクルクルと回ります。 遅くともこのタイミング迄にStop+Aして下さい。 うまくいけば、何も言わずOKプロンプトへ移行してくれます。 screen not found. Can't open input device. Keyboard not present. Using ttya for input and output. Sun Enterprise 220R (UltraSPARC-II 360MHz), No Keyboard OpenBoot 3.23, 384 MB memory installed, Serial #12954190. Ethernet address 8:0:XX:XX:XX:XX, Host ID: 80XXXXXX. Boot device: disk File and args: / Type 'go' to resume ok ok ok probe-scsi This command may hang the system if a Stop-A or halt command has been executed. Please type reset-all to reset the system before executing this command. Do you wish to continue? (y/n) n ok 失敗例です。Stop+Aが遅いとこうなります。 メモリ・イニシャライズが終わってType 'go' to resumeが出て来たら手遅れです。 一度立ち上げてからやり直して下さい。 この状況ではprobe-scsi等を叩いても失敗する可能性があります。 Ultra1等の一部の機種ではタイミングがやたらとシビアです。 |