テープのデバイスファイル名の指定 ---------------------------------------------- /dev/rmt0/0 ・・・ 一般的なテープドライブの指定 /dev/rmt/0n ・・・ 巻き戻しをしない場合の指定 /dev/rmt/0c ・・・ 圧縮モードを指定 ---------------------------------------------- 1. テープの頭に巻き戻し $ mt -f /dev/rmt/0 rewind [rew] 2. 指定した番号のファイルの先頭までテープを位置を移動する $ mt -f /dev/rmt/0n asf 1 3. テープを現在のヘッドの位置から一つ前のファイルの先頭に巻戻す $ mt -f /dev/rmt/0n nbsf 1 4. テープを現在のヘッドの位置から一つ後のファイルの先頭に進める $ mt -f /dev/rmt/0n fsf 1 5. テープを記録済部分の末尾まで移動する (追加書き込みの準備) $ mt -f /dev/rmt/0n eom 6. 書きこみ(tarの場合とufsdumpの場合) $ tar cvf /dev/rmt/0n ファイル名 $ ufsdump 0cuf /dev/rmt/0n ファイル名 7. 書きこんだtarファイルの表示(表示させるとテープの位置が一つ先に進む)(tarの場合とufsrestoreの場合) $ tar tvf /dev/rmt/0n $ ufsrestore tvf /dev/rmt/0n 8. テープに記録したデータを取り出す(tarの場合とufsrestoreの場合) $ tar xvf /dev/rmt/0n $ ufsrestore xvf /dev/rmt/0n 9. テープの状態を調べる (テープの位置を調べるときに使用します) $ mt -f /dev/rmt/0n status 10. テープ上の全てのデータの削除 $ mt -f /dev/rmt/0n erase ※テープへの書き込み時に関する注意※ テープに複数のファイルが存在し、そのテープに記録されている最後のファイルより 前のファイルの先頭からデータを書き込む際に、それ以降のファイルは全て消去されますの で気を付けて下さい。例えば、4つのファイルが一つのテープ上に存在する場合、2番目の ファイルの先頭から新たにデータを書き込む場合は、2番目以降(2、3、4番目)のファイ ルは全て消去されます。バックアップを行う前には誤操作を防ぐ為に、充分にテストを行って からバックアップを取るようにしてください。
ufsdump ufsrestore