乳の詫び状

Last update 2005/12/10

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

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 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2005/11/28)

 珍しく、今日はMS Watch を書いています。

乳の詫び状(2005/11/27)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「はやぶさ」、イトカワのサンプル採取成功!
---
 心配していた「はやぶさ」ですが、どうやらイトカワのサンプル採取に成功
したようです。
 やったー、でかした、はやぶさ! えらい、えらい!
 JAXAのみなさん、おめでとう&お疲れ様。
 いま、
http://www.jaxa.jp/
JAXA
のトップページには、関係者のにこやかな写真があるね。一方で、
http://jaxa.tv/
の最後の更新画面をみると、机の上には栄養ドリンクのビンが何本も。激戦の
あとですね。^^;
 まだまだこれからも気を抜けないけど、ひとまず大成功でお疲れ様ですね。

 ま、この成功は、全部、おれさまのおかげだな。おれさまがイトカワに「は
やぶさ」の好きな餌をおいてきたおかげだもんね。\(^O^)/
 それで、お前、昨日、いなかったの?
 そう、昨日は午後からピアノの調べを推力にしてイトカワまで飛んでいって、
餌を置いてきたんだもん。
 ああ、お前は、音を使って能力を引き出す能力者だったもんな。
 けっこう、疲れるね。イトカワの場所、ちゃんと調べずに行ったから、ずい
ぶん、道に迷っちゃって。帰ってきたら、ヘトヘト。

>サンプル採取装置の弾丸の発射を確認したそうで
>小惑星の岩石サンプル採取に成功した可能性がありますね。
>とりあえず、めでたいことです。
>しかし日本のマスコミは失敗や不具合といったわかりやすい
>(つまり手軽に攻撃できる)ことしか報道しませんよね。
>-- 
>ryo

 プレスリリースでも、成功を確信と出ていますね。
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/1126.shtml
「はやぶさ」小惑星のサンプル採取成功に確信
88万人署名入りのターゲットマーカも発見!
をどうぞ。
 署名が入った人いいなあ。地球外の天体に自分の名前が刻まれているんだも
んね。
 いや、重大な個人情報漏洩じゃないか。宇宙人からオレオレ詐欺電話かかっ
てこないのか。\(^O^)/
 来るか、そんなもん。

 いま8:41、ケーブルのTBS系ニュースJNNニュースバードでは、「はやぶさ」
成功のニュースを流していました。えらい!
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3168887.html
「はやぶさ」再着陸、岩石採取に成功
には、ニュース映像もありますね。ケーブルで観たのもこれですね。アナウン
スは別の女性アナの声だったけど。
 人類史上初の快挙ですよね。もっと大々的に報道してほしいな。

 ところで、昔の人は、「百里の道を行くには九十九里をもって半ばとせよ」
といってますから、これからですよ。
 なんせ、片道20億キロですよ。戻ってくるのは2007年ですもんね。
http://www.jaxa.jp/news_topics/vision_missions/solar/pages/hayabusa3_j.html
はやぶさミッションの概要

 なんとか、無事、地球に戻ってきてほしい。よくやったとほめて抱きしめて
やりたいね。
 はやぶさが道に迷わないように、だれか、帰り道にパンくずを目印にしてお
いてきてやるといいんじゃないか。
 ヘンゼルとグレーテルかお前は。\(^O^)/
 ああ、昔のダジャレ、思い出した。「ヘンゼルは、グレてる」\(^O^)/。
 最近、下校中の小学生が殺されてるじゃない。やっぱ、一人で帰すのはよく
ないね。はやぶさも集団下校させたらいいんじゃないか。\(^O^)/
 ヘンゼルとグレーテルだと、目印のパンくずは小鳥が食べちゃうよね。つー
ことは、うまくやると、パンくずで宇宙に生息しているはやぶさの仲間を呼び
寄せることができるんじゃないか。\(^O^)/
 おぅ、はやぶさは仲間をみんな引き連れて集団下校で地球に帰還できるとい
うわけか。
 はやぶさが100羽くらい編隊飛行で帰ってくれば、壮観だろうなあ。
 2007年だと、ポスト小泉は竹中平蔵(小泉改革を続行する人物を選ぶという
小泉発言をそのまま受け取るなら竹中以外いないもんね)。竹中首相が、宇宙
に行ってはやぶさを出迎える政治ショーが行なわれるに決まってる。
 え、国際宇宙ステーションにスペースシャトルで行くの?
 いや、そんな面倒なことはしない。竹中はミニラ(ゴジラの子供)だから、宇
宙は平気。キングギドラに竹中が乗って飛んでいけば十分だろう。\(^O^)/
 なんかかっちょいー。月の方向から、はやぶさ軍団接近。キングギドラに乗
った竹中が迎え撃つ。
 えっ、歓迎の出迎えじゃないの?
 バカかお前は。キングギドラ様にまで出演してもらうんだから、戦いにしな
くてどうするんだよ。はやぶさ軍団対キングギドラ! 正義のはやぶさ軍団が
悪玉竹中とキングギドラをやっつける。東映が映画化するね。\(^O^)/
 やっつけるって、竹中首相はどうなるの?
 ストーリー上、悪玉なので、当然、死ぬわけで、でもって、戦死なので、靖
国神社だな。まさか、中国や韓国も、首相が死んで霊になって靖国参拝するの
を、ガタガタいえないだろう。\(^O^)/

 ところで、JAXAは、はやぶさグッズないの?
 2007年までには、どっかの業者が、はやぶさ饅頭は出すだろうけど。
 おれ、ぬいぐるみほしいな。\(^O^)/
 はやぶさグッズ、子供たちに大人気になるよ。つまり、2007年は「はやぶさ」
ブームが来るね。いまのうちに株を買っておこう。
 どこの株だよ。\(^O^)/

乳の詫び状(2005/11/26)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 谷口義明著「暗黒宇宙の謎」(講談社ブルーバックス)
---
 はやぶさは、どうなったのか、心配ですが、いま、データの解析をしている
ようなので、別の話を。
 以前、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574586/showshotcorne-22/ref=nosim
谷口義明著「クェーサーの謎」(講談社ブルーバックス)
を紹介したら、ブログのほうでトラックバックがついていたので、谷口先生の
最新刊を紹介します。同じく講談社ブルーバックスで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574969/showshotcorne-22/ref=nosim
谷口義明著「暗黒宇宙の謎」(講談社ブルーバックス)
です。
 これは、ダークをキーワードに、太陽系から太陽系外、銀河、銀河群、銀河
団、超銀河団、ビッグバン、インフレーション、加速膨張宇宙論、ダークマタ
ー、ダークエネルギー、量子力学、相対性理論などを織り交ぜながら、一般向
けに宇宙の謎とそれに挑戦し続けてきて、いまも挑戦し続けている科学者たち
の活躍をつづったものです。
 とても読みやすく面白いです。
 見えるというか光を含めた電磁波で観測可能な物質の質量は、我々の宇宙が
いまのような姿になっているために必要な質量のたった4%なんですね。残り
の23%がダークマターと呼ばれる謎の物質、さらに73%がダークエネルギ
ーと呼ばれる謎のエネルギーなんです。
 つまり、96%はダークで、我々人類はそれが何がなんだかまだわかってな
いんです。宇宙の96%も何にもわかってないんですよ。すごい話ですよね。

 おれなんか、ダークと聞くと、真っ先に
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101158010/showshotcorne-22/ref=nosim
小林信彦「唐獅子株式会社」(新潮文庫)
のダーク荒巻を思い出すんですが、ダーク荒巻が宇宙の96%を占めていたら、
そりゃまた楽しい世界だなあと思います。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: はやぶさ、がんばれー! がんばれー!
---
 朝5時半から、
http://www.jaxa.tv/
Hayabusa Live
みてました。
 順調に降下していて、7:15に高度40メートルまで降りて、しばらくウェブの
更新がなかったんです。
 7:27くらいかな。ストリーミングの画面で人が立ち上がって集まったんで、
てっきり着陸したのかと思ったら、なんと、なんらかの理由で「はやぶさ」が
上昇を始めたとなって、ががーん。

 どうしたんだ、はやぶさ!
 がんばれ、がんばれ。あと少しだぞ。
 だれか、イトカワに、はやぶさの好きな餌をおいてやれば、はやぶさ、安心
して着陸するんじゃないか。\(^O^)/
 怖くないんだから、勇気をもって降りてくれ。
 がんばれ、はやぶさ。がんばれー!

乳の詫び状(2005/11/25)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: はやぶさ、がんばれー!
---
 日本ロケット工学の父、故糸川英夫博士の名を冠した小惑星イトカワに着陸、
サンプルを収集して地球に持ち帰るミッションに挑戦している「はやぶさ」。
 この前は、着陸に失敗しただの、行方不明になっただのと報道されていまし
たが、着陸はしたものの岩石は採取できてないそうです。
 で、明日26日の朝7時ごろに最後の着陸を試みるそうです。
 はやぶさ、がんばれー!
 みんなで、念力を送ろう!

 おれ、ああいう探査機には非常に感情移入するんです。
 だって、遠く地球を離れて絶対零度に近いマイナス270度以下の世界を延
々と、途中、太陽フレアの磁気嵐だとか太陽風だとかいろんな妨害にもめげず、
たった一人で旅して、ようやくイトカワに接近して、いまも、けなげにも一人
で一所懸命にミッションを果たそうと奮闘しているわけでしょ。
 もう、涙、出てくるよな。人類のために自らの命を投げ打って、つらい旅に
耐えて使命を果たそうとしているんだよ。無事帰ってきたら、国民栄誉賞10
0個くらいやれよってなもんだよ。それくらい素晴らしいことをやろうとして
いるんですよ。

 kmoriさんのブログにも書いてあって、kmoriさんも応援しているんだ。
http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20051120#p2
http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20051124#p1
をどうぞ。
 kmoriさんのブログ読んで驚いたのは、日本のロケット工学の偉人、糸川先
生の名前すら知らない奴がいるんだね。それと、この大偉業に挑戦している
「はやぶさ」をほとんど放送しないマスコミ、特にテレビのバカさ加減、「マ
スコミの犯罪」には同感。
 ま、この前、ケーブルで観たTBSの24時間ニュースでは、着陸失敗かという
ときは「はやぶさ」のことやってましたけどね。

 ともかくね、テレビ屋さんよ。
 お前ら、人間のクズみたいなテレビ屋より、「はやぶさ」のほうが生命体と
してよほど優秀で気高く偉いんだぞ。少しは敬意を払えよ。それと川口淳一郎
プロジェクトマネージャはじめJAXAのスタッフの超人的努力にも。
 明日の朝の着陸挑戦時は、JAXAから、はやぶさのことをライブでずっと中継
してもいいくらいだぜ。テレビ屋よ。お前ら、知ってるか。この前の、小惑星
への着陸は、人類史上初の快挙なんだよ。
 こんな有様で、放送の公共性なんてことを、フジテレビもTBSもいうんだか
ら、お笑いだっての。これで科学立国の国のテレビ放送局なのかよ、お前ら。
 ほんと、科学がわからない低脳の人間のクズが放送談合で権力もつとロクな
ことはないね。

 はやぶさに関しては、
http://www.jaxa.jp/index_j.html
をどうぞ。
 kmoriさんのブログで知ったけど、Hayabusa Liveというページがありますね。
http://www.isas.jaxa.jp/home/hayabusa-live/
Hayasusa Live
をどうぞ。
 それから、
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/
松浦さんのブログ
をどうぞ。松浦さんのブログをみて知りましたが、JAXAが管制室からストリー
ミングを明日午前3時からやるんですね。
 ほうら、みろ。テレビ屋がバカだから、みんなテレビなんか信用せずに、勝
手にストリーミングやって、国民の知る権利に応えるようになるんだよ。テレ
ビに比べ、スケーラビリティにはまだ問題はあるけれど、でも、ネットがあっ
てよかったねえ。

 最後にもう一度、みんなで、念力を送ろう!
 はやぶさ、がんばれー! はやぶさ、がんばれー! がんばれー!

乳の詫び状(2005/11/24)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日本は全部S式でOK?
---
 ブログのほうに、kmoriさんが、

ところでshowさん、今月から日本では事実上lisp以外の言語は使えなくなった
んですが、御存知?↓

とコメントしていて、えっ、おれの周りではそんなことになってないのにと思
ったら、なるほど、そういうことですか。kmoriさんのブログみてわかりまし
た。
http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20051009#p1
です。
 石和なんかも、まとまって甲州市になったんですよね。この前、山梨に行っ
たときに聞きました。

# ブログのコメントにあるように、これ、大嘘で、石和町などは笛吹市にな
りました。

 この前のLispセミナー。ある大学の司法大学院の教授もいらしていて、話を
うかがうと、法体系のコンピュータ化や知識表現、知識探索の話に興味がある
ようなお話でした。
 おれさまは、えらそーに、最近の持論である、法律はすべて計算機で実行可
能な形式で記述すべき。すなわち、法律はS式で書かないとだめなどと、トン
デモをいってしまいました。\(^O^)/

 内閣法制局とか、一所懸命、法律に矛盾がないかなど手作業、職人技で調べ
てるんでしょう? そんなの計算機にやらせればいいのにねと思う。
 矛盾がいっぱい見つかるでしょうけれど、それでも効率的になりますよね。
 官報も全部S式で書けば、実行可能になっていいね。\(^O^)/
 役所の提出書類なども、全部S式で書けば、全部実行可能、チェック可能に
なって、楽勝になって、役人、減らせるんじゃないか。
 公務員の首切りにつながるから抵抗すごそうだけど。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: スピロヘータ・ブルース
---
 スピロヘータ・ブルースについて、誰か何か知りませんかと書いたら、さっ
そく連絡がありました。
--- ここから ---
 中村さんこんにちは、石橋と申します。いつもホットコーナーを楽しく読ま
せて戴いています。

 さて、11月23日付けの「スピロヘータブルース」ですが、中村誠一氏のアル
バム「取りみだしの美学」のサイド・ワン(A面)6曲目に「スピロヘーター・ブ
ルース」という記載があります。
●「取りみだしの美学」WTP-90161 東芝EMI 1982

 20人格などと同じ頃に買った記憶がありますから、勘違いされたのだと思い
ます。調べてみたら、こちらは1980年でした。

 あの頃は、筒井さんの「家」だとか「文明」だとか、小松左京さん(星新一
さんも?)などがレコードを出していて、何かブームがあった様にも思えまし
た。
--- ここまで ---

 ありがとうございます。
 そうそうそ。「取りみだしの美学」だ!
 中村誠一さんでググっても、わかんなかったんですよね。ディスコグラフィ
ーが。
 おれも、このレコード買ってるんです。坂田明の20人格とともに。でも、い
ま、レコード、探せない状態。聴けないし。^^;
 こういうのCDで復活しないのかな。iTunesじゃ、売ってないのかな。探して
もみないけど。^^;
 つーことは、スピロヘータァと叫んでいるヴォーカルは、誠一さんご当人で
すね。

 誠一さんのすごさは、山下洋輔さんの「風雲ジャズ帖」だったか、「ピアニ
ストを笑え」だったか、そもかくあの辺の初期のエッセイに出てくるんです。
 タモリを一躍有名にしたハナモゲラ語も、オリジナルアイデアは、誠一さん。
 すごいんですよ。
 「初めて日本語を耳にした外国人に聞こえる日本語の物真似」
というアイデアなんです。これを日本人がやるわけで、なんか、自己言及的で
面白いですね。

 そういえば、平石さん、洋輔さんのNYトリオの青山草月ホールのライブに行
ったそうですが、ベさん、行ってましたか? ベさんに似た人がいたんだけど、
声かける機会がなかったなんて平石さんが、言ってましたけど。
 ほとんど、私信だな。\(^O^)/

乳の詫び状(2005/11/23)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 笑う女。笑われる男6
---
 劇団「BIG FACE」の定例公演、「笑う女。笑われる男6」、暇ができた今日
しか行けるときがないので、ソッコー行ってきました。\(^O^)/
 昨年、行ってないから、制作の由美さんと会ったとき、「去年、来なくてす
みません」と謝ったら、由美さん、体くねくねしながら、「そうよぉ。おっぱ
い吸ってくれなくてさびしかったわ」。\(^O^)/
 そんなこと、言ってないだろ。お前、勝手に作るなよ。
 すみません。

 客席は満員。
 芝居が始まる前の鐘の連打。謎が最後に解けました。
 最後の流れ星。なるほど。
 今回は葬儀屋のお話です。宇宙葬やらなんやらいろいろ出てくるんですが、
たぶん、全部、実際にあるんじゃないかな。おれ、月に遺骨7グラムを打ち込
んでくれる月面葬がいいかな。\(^O^)/

 何度か書いたように、この数年、礼服を着るのは葬式か法事ばかりで、しか
も年に何回もあって、身の回り、死んだ話ばっかりだったから、思い出すこと
もありましたね。
 たとえば、北九州市は全国一、葬儀屋が多くて競争が厳しいと、父の葬儀を
担当した葬儀屋さんがいってました。全国の10%以上だったかな、葬儀屋が
あるんだって。たしかに北九州市内、車で走っているとコンビニより葬儀屋が
多いです(ま、大げさにいってみました)。
 担当した葬儀屋の担当者は若い男性だったけど、花は葬儀が終わっても四十
九日過ぎるまで、もってきてくれてましたし、ほかにもよく気の利く人で、前
職はホストだといってたから、マメなんだなあとかね。

 芝居でも、笑わせ所、泣かせ所が随所にあって、泣かせるところは、ちょっ
と、この数年の経験から、うるうるしましたね。

 そうそう、このシリーズで毎回感心するのが、立体的な舞台装置と場面転換
の入れ替わりの妙。場面転換は、右奥に消えたかと思うと、次の場の役者が左
上から現れてといった具合。これと立体的な舞台装置によって、1つの舞台の
同じ舞台装置なのに、劇中劇の稽古場、死亡する演出家の家、葬儀屋のオフィ
ス、病院、警察、船の上などを全部表現するんです。
 あ、登場人物が、オブジェのように組まれた椅子を、芝居しながら違う形に
組み替えるんですが、あれは次の場面用に、組み替えていたんだろうか。それ
とも、あれは、暗号?\(^O^)/

 このシリーズ、劇中劇と歌とダンスが定番になってきて、昨年、観てないけ
ど、今年も劇中劇歌ダンスがあります。
 今回の処理はなかなかシャレていると思いました。最後には、観客も実際に
芝居に参加できるし。それが何かは行った人だけのお楽しみ。

 あ、そうだ。ボレロって、歌詞があるんですか?
 それとも、今日、ボレロの曲で歌っていたのは、この芝居のために付けた歌
詞なんでしょうかね。ともかく、ボレロで歌って踊ってました。

 上演後、宇宙唯一の筒井康隆研究家かつ評論家の平石さんと、ばったり会っ
たので、いろいろ近況などお聞きしつつ、帰って来ました。
 伊沢さんには、ごあいさつもせず、申し訳ございませんでした。ここで宣伝
しますのでお許しください。

 「笑う女。笑われる男6」の公演内容やチケットなど、詳しいことは、
http://www.d2.dion.ne.jp/~bigface2/
BIG FACE
をどうぞ。
 11/27までなのでお早めに。25日は昼の公演もあります。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: Lisp特別イベントその2
---
>  ぼくは知らないんですが、ゲーマーの中ではいまでも評価が高い、ファミコ
> ン用のグローリーというゲームは、Lispで実装したAGLで書いたそうです。そ
> のほかLispで実装したCコンパイラで、マザー2、シムシティなどいろいろ書
> いたそうです。

今は任天堂の子会社になっているHAL研究所のゲーム「メタルスレイダーグローリー」
ですね。頓挫していたゲーム「MOTHER2」を1からやり直して完成させたHAL研究所の
プログラマーの岩田聡氏は現在は任天堂の社長です。

「MOTHER2」のガイドブックを読んでいたら、あるプログラマーがデバックプレイ用
に付けた主人公達の名前が「カー」「クダー」「アトム」「イク」「マップカー」
「ラムダ」とあり、Lisperだなと思った記憶があります(その方はスーパーファミコ
ン用Cコンパイラの開発、メンテナンス担当)。
-- 
ryo

===
標題: Re: Lisp特別イベントその2
---
 すみません。正式名称は、「メタルスレイダーグローリー」でした。ありが
とうございます。
 主人公たちに「カー」「クダー」などとつけたプログラマーが、阿部正佳さ
んだったんでしょうかね。

 ところで、萩谷先生は、我々の間では、このところ、DNAコンピュータや分
子コンピュータの研究で有名です。
 それで懇親会のときに、「どういう流れで分子コンピュータの研究を始めら
れたんですか」とお訊ねしたら、「ぼくも最初はバイオインフォマティクスの
ほうをやり始めたんですけど、どうにも落ちこぼれちゃって」などと、ものす
ごいことをおっしゃいました。
 萩谷先生が落ちこぼれなら、バイオインフォマティクスの端っこの端っこで
ごそごそ仕事している頭の悪いおれらスピロヘータは、スピロヘータブルース
を歌うしかないですね。^^;

 スピロヘータブルースは、ジャズサックス奏者坂田明の名曲? あれ、ひょ
っとして中村誠一の曲?

http://www.warabi.ne.jp/~daphnia-pulex/
坂田明公式サイト
に行って、スピロヘータブルースが入っていたと記憶している
http://cgi01.warabi.ne.jp/~daphnia-pulex/works/works.cgi?no=5&mode=
20人格
をみても、入ってないね。あれれ? このアルバム、学生のときに買って大ウ
ケだったんだけど。ピアノの弾きながら田中角栄の物真似とかね。
 この中の曲のどれかで、「スピロヘータァァ」と絶叫していた記憶があるん
だけど、あれはスピロヘータブルースじゃないのか。
 いま、レコード聴ける状態じゃないんですよね。レコードもしまいこんじゃ
ってるし、レコードプレーヤーもしまいこんでつないでないし。中村誠一のど
れかのアルバムなのかな。ググっても出てこないし。
 だれか、スピロヘータブルースのこと、知ってる人いませんか?

 そうそう、坂田さんはNHKの科学番組でも活躍してて、ミジンコ研究家とし
ても有名なんですよね。NHKが制作したナノスペースの番組のビデオを府中の
図書館から借りてきて観たことがあるんですけど、音楽は坂田さんがやってて、
ミジンコ研究家としても登場してるんですよね。
 それにしても、坂田明の公式サイト、お言葉がいきなり
「老婆は一日にして成らず」
だもんね。\(^O^)/

中村(show)

乳の詫び状(2005/11/22)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Lisp特別イベントその2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/17/145926
Lisp特別イベント
の続き。
 数理システムとフランツ社によるLisp特別イベントの第2日の模様を簡単に。

http://www.msi.co.jp/
数理システム
http://jp.franz.com/
フランツ社

 イベントの内容については、
http://jp.franz.com/base/seminar-2005-11-18.html
をどうぞ。
 六本木ヒルズの49階にあるアカデミーヒルズであったんだけど、いいね、こ
こ。49階から外をみると絶景ね。夜は夜景がきれいだし。
 会員制ライブラリもあるけど、年会費何十万円かするみたいだから、高いね。
ボンビー中村は入れません。\(^O^)/

 他のトラックの予稿集をみると、S-PLUSって、けっこうすごいね、リスク管
理の数理ってすごいななどというのもあって、やっぱ数理システムだけあって、
数理の世界ですね。でも、今回は、Lispの話。

 竹内郁雄先生の特別講演「どう転んでもLisp?」は、やっぱ面白い。
 聴衆は、昨年のLight Languageのイベントとは違って、年齢層が高いのでノ
リはイマイチだったけど、ウケはちゃんととってましたし、内容も深いんです
よね。予稿集にある竹内先生の文章は、内容は講演と通じるものがあるけれど、
ライブ感は全然違う。話芸と間がいいから。
  いまを去ること40年くらい前?の大昔、竹内さんが最初に奥野さんと作っ
たLispは、4次元セルのLispだったんですね。すごいこと考えるなあ。
 Lispの生みの親、マッカーシー先生が来日したときにこの話をしたら、実は
最初期のLispには、car, cdr以外にIBM704のアーキテクチャを反映して、cir,
 csr, ctrとかいろいろあったという話があったそうです。知らなかった。
 マッカーシー先生との話といえば、Lispのベンチマークに使われて世界的に
有名な、竹内関数。たらい回しのtarai関数ともいいますし、tak関数ともいい
ますが、実はtak関数はオリジナルの竹内関数とは、ちょっと違っていて、マ
ッカーシーがyとzを間違えてアメリカで広めちゃったtarai関数のバリエーシ
ョンだそうです。マッカーシーが広めた関数でも大変計算に時間がかかるんで
すが、オリジナル竹内関数のほうがもっと時間がかかるんだそうです。で、い
まではオリジナルの関数はtakeuchi関数というんだそうです。

http://www.nue.org/nue/#tak-function

をみると、yを返すかzを返すか、たしかに違いますね。

 この関数、あれ、手元にメモがない。正確な日時がわかりませんが、ある日
の午前中、ふと思いついてできちゃったんだそうです。人生、会心の一撃だっ
たでしょうね。
 筒井康隆さんは、あるホテルだったかな、昼寝から目覚めたら?、「熊の木
本線」が下りてきて、数分か15分か忘れたけど、あっという間に「熊の木本線」
全体が頭の中では書きあがっていたそうですけど、あれと同じなんでしょうね。
 あと、面白い話、いっぱいあったけど、全部、忘れた。\(^O^)/
 そのときだけ、えらい面白くて、スカッと忘れる。いい落語を聴いたときと
同じ。
 あ、ちょっと思い出した。ライフゲームの新バージョンみたいなものを紹介
してくださいました。なんか、数字の入った箱がいくつもエッジでつながって
いて、それがうねうね動きながら、箱が分裂したり合体したり、でもって箱の
中の数字が変わっていくんです。すごい生き物感があるデモでした。しかし、
この新ゲーム生物の名前もURLもメモってない。\(^O^)/
 すみません。いずれ、竹内さんの講演資料が公開されれば載ってるんじゃな
いかと思いますが。

 萩谷昌己と阿部正佳さんによる「Lisp によるリターゲッタブルコードジェ
ネレータの実装」は、萩谷先生担当分は、Kyoto Common Lisp(KCl)を作ったと
きの話。
 1985年のソフトウェア科学会での発表OHP(の写真?)を使ったもの。これ、
当然、手書きで、萩谷さんは丸っこい字書くんですね。すごい頭が切れるから、
直角系の字かと思ったら、大はずれ。
 当時京大の萩谷先生、湯浅先生、日本データゼネラルの矢部さん、原田さん
の4人で作ったそうです。昔のことだけど、なるほどなあと思う面白い話がい
ろいろあったけど、省略。
 ともかく、Common Lispの世界最初の実装、それもインタープリタ、コンパ
イラ、ライブラリまで作ったんだもんね。全ライブラリがロードされたときに
システムの大きさは2MBだったそうです。いまからすれば、ゴミみたいなメモ
リ量ですよね。昔の人は偉いねえ。萩谷さんも、「私も昔は優秀だったんです」
などといって、笑いをとってました。
 なお、KClは後にFSFに寄贈されてGCLとなりました。
 阿部さんの話もすごく面白かった。任天堂のファミコンやスーファミなど、
ゲーム業界で実はLispを使いまくりだったという話。AGLというゲーム記述言
語のコンパイラやCコンパイラやリンカ、デバッガなど全部KClで書いていた
と。
 ぼくは知らないんですが、ゲーマーの中ではいまでも評価が高い、ファミコ
ン用のグローリーというゲームは、Lispで実装したAGLで書いたそうです。そ
のほかLispで実装したCコンパイラで、マザー2、シムシティなどいろいろ書
いたそうです。
 そのときに、リターゲッタブル、つまり、ターゲットCPUが変わってもすぐ
コンパイラが作れるようなコードジェネレータをもつコンパイラを作ったそう
です。
 この前まで、COINSという、日本のコンパイラ研究の第一人者である中田育
男先生のプロジェクトに参加されていたそうです。そこでも、Lispを使った中
間表現を作ったりしたそうです。COINSのサイト

http://www.coins-project.org/
COINS 並列化コンパイラ向け共通インフラストラクチャ

に行って、プロジェクトメンバーをみると、LSI-Cを作った元日経mix仲間の
kmoriさんこと、森公一郎の名前もありますね。angieさんが亡くなったときの
メールで、COINSのこと教えてもらってたんですけど、やっとCOINSのことを紹
介することができましたね。これは、angieさんのお導きでしょうか。^^;
 それと驚いたのは、ぼくが最初に就職した管理工学研究所の人が2人います
ね。福岡岳穂さんは知らない(おれのド忘れ?)。高橋正人さんて、高橋君のこ
とかな、それとも別人かな。高橋君はプログラミング言語処理系大好きだった
から、そうなのかな。うー、わからん。

 そうそう、以前も紹介したかと思うけど、中田先生のコンパイラの本、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254121393/showshotcorne-22/ref=nosim
中田育男著「コンパイラの構成と最適化」(朝倉書店)
は、コンパイラに興味があるなら必読。1万円以上してそれだけみれば高いけ
れど、内容を考えたら安いもんです。この本が出るまで、いわゆるドラゴンブ
ック
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781905854/showshotcorne-22/ref=nosim
A. V. エイホ、R. セシィ、J. D. ウルマン著、原田賢一訳「コンパイラ―原
理・技法・ツール」
の原書が個人的にはバイブルでしたが、中田先生の本を見てからは、これです
ね。ドラゴンブックも上下買うと1万円以上になりますからね。日立時代を含
めて、中田先生のいろんなアイデアも随所に書いてあります。

2009/11/23 追記:
 中田育男先生の「コンパイラの構成と最適化 第2版」が出ています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4254121776/showshotcorne-22/
コンパイラの構成と最適化 (単行本) 
中田 育男 (著)
 詳しくは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2009/11/23/4714067
中田育男著「コンパイラの構成と最適化 第2版」、タイガーブックも
をどうぞ。

 最後になりましたが、萩谷先生のサインをもらいました。\(^O^)/
 もう古くて、だいぶぼろぼろになっちゃった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400007685/showshotcorne-22/ref=nosim
萩谷昌己、湯浅太一著「Common Lisp入門 岩波コンピュータサイエンス」(岩
波書店)
にサインしていただきました。やったー。六本木ヒルズ49階からうれしくて飛
び降りるかと思いましたね。\(^O^)/
 でも、萩谷先生は、この本は湯浅先生との共著なので、湯浅先生のサインも
ちゃんともらってくださいとのこと。おれ、湯浅先生のサイン、昨年、別の本
でもらっているんですが、京都大学までもらいに行かないといけないのか。^^;

 つーか、コレクターとしては、近山隆先生のサインもほしいなどと、いま、
急に思ったが、近山先生、amazonでは著書が見つからないし、近山研究室のウ
ェブもみても書いてないし、困ったなあ。昔、近山先生が作ったUTI-Lispのソ
ースコードをどこかから手に入れてプリントアウトしてそれにサインもらえば
いいんだろうか。
 なんか、Lisperを訪ねて幾千里みたいな話だな。
 司馬遼太郎「街道をゆく」か。
 いや、そんないいもんじゃない。でも、マッカーシー先生はじめLispハッカ
ーを訪ねてアメリカまで行ったりして。
 流れからすると、その途中で、ミョーな話を小耳にはさむね、それは。
 どんな?
 ん? いや、実はマッカーシー先生が発明するずっと以前に、インドから
Lispがボストンに渡ってきていたと。たぶん、ボストン茶会事件のときだな。
 インドLisp。Lisp、インド起源説。\(^O^)/
 でもって、インドに行くんだよ。そしたら、インドが起源じゃないんだ。仏
教がアフリカに渡ったとき、お礼にアフリカから伝わったのがLispだったと。
 出たあ。アフリカ仏教、アフリカLisp! 夢枕獏か、お前は。ついにLisp、
アフリカ起源説になったか(笑)。
 でもって、アフリカまで行ってLispが伝わるという村を訪ねたら、村人が、
実はLispは猿から教わったと。\(^O^)/
 ほぉ、そう来たか(笑)。
 でもって、ずんずん奥地の密林に分け入っていくと、急に開けたところに出
て、そこではLisp猿と呼ばれる猿軍団が、木の枝を接いだり、切り離したりし
てLispを実行していたと。\(^O^)/
 ほんとの木の枝で二進木の演算をやってるんだな(爆笑)。
 読み込みを担当する一群はリーダー猿、出力を担当する一群はプリント猿、
評価するのはエバる猿などと、職能集団に分かれていて、高度な分業化によっ
て猿たち自身がLispマシン化している!\(^O^)/
 そこは、猿たちが空を飛び交うように跳ね回って計算を実行する、高度に発
達した驚異の猿コンピュータ世界だった。\(^O^)/
 それをおれが、見聞録として出版したのが、

「驚異の猿コンピュータワールド 副題:Lispは猿が発明した!」

 トンデモ本大賞、間違いナス。キュウリがパパ、ナスがママ。\(^O^)/
 おれ様は、もう、司馬遼太郎を超えたな。\(^O^)/

乳の詫び状(2005/11/21)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: つばめどん、ブログ
---
 つばめどんがここに書いたのと同じこと書いたトラックバックがあったので、
どこのバカがパクったんだろうと思ったら、つばめどんご本人のブログなのね。

http://d.hatena.ne.jp/tsubamedon/

 やたらと、テレビネタ多いね。各局のプレスリリースまでフォローしている。
 林家らぶ平なんて、知らないよ。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: つばめどん、ブログ
---
いやあ、テレビっ子なもんで。

そういえば今週も飛ばしてますぜ、例の人。
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/a/12/

>「テレビのCMなんて、誰も見たいとは思わない
>でしょう。ネットワーク時代には、自分のほし
>い商品があれば、グーグルで検索して自分から
>調べに行けばいいのです。

そりゃあネットワークに誰でも思うようにアクセス
できればそれもいいかもね。
そういうこの人も誰も見たいとは思わないであろう
自著のチラシをまいているではないの。ムダだから
ヤメロと言ってるのかなあ。

まあ、各自読んで大笑いしてもらうということで。


前回の記事も大爆笑を各地で巻き起こしたようで、
お笑い業界参入を果たした日経BPなのでした:-)

--
つばめどん

===
標題: Re: つばめどん、ブログ
---
 読みましたけど、なんか、あることないこと、煽る煽る。
 でも、なんか、話がせこいね。その場、その場のつまみ食いでしかないもんね。
 21世紀をリードすると、本気でいうなら、もっと大きな話できないんでしょ
うかね。
 本気で21世紀をリードするなら、科学技術、それも基礎科学以外ないのにね。
 企業って、どんなにがんばっても時価総額100兆円くらいでしょ? 累計で
も、1京円、超えたことある?
 基礎科学の大発見は、未来永劫人類に役に立つから、累計、1京円くらい軽
く突破するんじゃないかと思うんだけど、計算おかしい?
 相対性理論と量子力学の生み出した富は、累計でもう1京円、超えてたりし
てね。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: リッチテキストコンバータ、USB FDドライブセット
---
 リッチテキストコンバータのUSB FDドライブセットが販売開始になりました。
 詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/sales/shop/rtc.htm
リッチテキストコンバータのUSB FDドライブセット
をどうぞ。
 リッチテキストPDF、自在眼9のキャッシュバックキャンペーンについては、
http://www.antenna.co.jp/sales/cp/index.htm
キャッシュバックキャンペーン
http://www.antenna.co.jp/RTC/RtcPDF/
リッチテキストPDF
http://www.antenna.co.jp/Jan/
自在眼9
をどうぞ。

乳の詫び状(2005/11/19)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 笑う女。笑われる男6
---
 劇団「BIG FACE」の定例公演が来週始まります。
 2005/11/22から11/27、場所は両国のシアターカイです。
 作・演出 伊沢弘「笑う女。笑われる男」のシリーズでもう6です。
 23日と25日は昼の公演があります。夜は、上演後、劇団の役者さんたちと乾
杯できます。\(^O^)/
 おれも一度懇親会がある夜に行って、伊沢さんや女優さんたちと一緒に写真
撮ってもらいました。完全に酔っ払いハゲデブオヤジが女優にセクハラの写真
でした。\(^O^)/
 でも、宝物です。
 おいおいおい。

 公演内容やチケットなど、詳しいことは、
http://www.d2.dion.ne.jp/~bigface2/
BIG FACE
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Kahuaプロジェクトのセミナーがあるよ
---
 Lisp特別イベント2日目の話は、あとで書くとして、懇親会で、オープンソ
ースのScheme処理系Gaucheでウェブアプリケーションサーバとフレームワーク
を書いている
http://www.timedia.co.jp/event_seminar/20051116-kahua_semi_2/
Kahuaプロジェクト
の人とお話できたので、セミナーのことを紹介します。
 GaucheをインストールしてKahuaを実際に体験するセミナーが12月にありま
す。詳しくは、
http://www.timedia.co.jp/event_seminar/20051116-kahua_semi_2/http://www.kahua.org/cgi-bin/kahua.fcgi/kahua-web/seminar-entry
をどうぞ。
 持ち込むノートPCは、WMwareとか、Xenのような仮想環境でのLinuxなどUnix
互換OSが動いているものでもいいそうです。

乳の詫び状(2005/11/17)

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標題: Lisp特別イベント
---
 数理システムとフランツ社によるLisp特別イベントが今日から始まりました。

http://jp.franz.com/base/seminar-2005-11-18.html

 やっぱ、面白いなあ。リフレッシュできるなあ。
 最近の仕事と関連している分野の話もあるし。
 Prologは、やっぱいいね。梅田、よかったな。高木先生と20年前にRDBのク
エリーをPrologでやったのが、そろそろ、現場にも来そうよ。オントロジーの
クエリーとかね。
 なお、梅田先生は、私が勝手に認定している日本における絶滅危惧種である
Prologプログラマです。\(^O^)/ もちろん、優秀なLisperでもあります。
難点は、論文を書かないことだけど、それはハッカーの証拠でもあるので、痛
し痒しかな。でも、今年ももう終わるぜ、梅田。早く書けよ。ついでにおれの
名前も連名で入れてね。\(^O^)/
 もう、むちゃばっか、言うわ、あんた。
 LispとPrologとCLOSと交ぜて書けると、頭いい人はうれしくて仕方ないだろ
うね。竹内先生のTAO Lispの世界ね。推論エンジンもけっこう高速なんだね。

 明日もあります。竹内先生の話もあるし、萩谷先生もいらっしゃるし、あ、
BioBikeの話、今日、懇親会で同じテーブルになった鶴瀬さんじゃないか。話
を聞けばよかった。おれ、数ヵ月前にBioBikeいろいろ見てたんです。

 ああいうのいろいろみてると、温故知新なんですよ。
 AIとかフレームとか、かつての技法がまた役に立ち始めているんですよね。
 でもって、今日、FranzのJansさんとテーブルが同じになったので、セマン
ティックWebやオントロジーやAIプログラミングの話や本を教えてもらったん
です。テキストマイニングの話もあるし、おれも来年売らないといけないし、
サポートベクターマシンとかもあるな。いやあ、よくもまあ、いろいろ、転が
ってるよね。数学もそうだし、昔の人が本気になってやった遺産はやっぱすご
いわな。

 あ、今日の懇親会で知ったというか、やはりというか、物理や天文学の人が
多いのね。やっぱ、Lispは数学だもんね。動く数学だもんね。計算機で実行可
能な数学だもんね。
 SPring-8の渡辺さんとは1年ぶり。
 Ringで一度SPring-8、見学行きたいな。横浜のNMRの施設は見学させてもら
って感動しましたよ。磁気の影響を排除するために全部木で巨大ドームをいく
つも作ってあって、なんと巨大なサウナなんだと思いました。\(^O^)/

http://www.yokohama.riken.go.jp/jpn/facilities/nmr.html
理研横浜のNMR施設

 渡辺さん、SPring-8の絵葉書ありがとうございました。
 さっそく、仏壇に飾って亡父に報告したら、いきなり父ちゃんが、「自由電
子レーザーで量子相転移してできたのが、魔送球じゃ」などといって、大リー
グボールがスタンフォード大学のSLACでできたんでしたっけ? ああ、思い出
した。それを迎え撃つのがオズマが筑波のKEK(高エネルギー研究所)に作った
Bファクトリーですね。
 何を書いているのか、さっぱりわかりません。\(^O^)/

http://www.harima.riken.go.jp/jpn/index.html
理研播磨
http://www.kek.jp/kids/closeup/b-news/b-factory.html
Bファクトリーとは

 理研といえば、一般人に、とくに主婦には「わかめスープ」になっちゃうん
ですけど、理系にとっては聖地です。前も書いたかな。おれ、暇なのに積んで
ある本をあんまり読みたくないときは、
http://www.riken.jp/r-world/info/release/index.html
にある刊行物を読むんです。
 これ、すごいんです。日経サイエンスやニュートンがさらに高度に凝縮され
たような記事がこれでもかこれでもかとあって、ああ、こういうのが家でパン
ツ一丁で金玉ぼりぼりかきながらタダで読めるなんて、ありがたやありがたや。
 我ながらおれがすごいと思うのは、読んだ端からすべて忘れて全然内容が脳
に残ってないこと。\(^O^)/
 ああ、すごかった、楽しかったあ。それだけ。これもなかなかの才能ではな
いかと。\(^O^)/
 せいぜい、人間がはにかむのは、脳にあるハニカム構造が原因だったんだと
か、トンデモ方面の連想しかできません(泣)。

 さあ、明日は、六本木ヒルズに突撃じゃ。\(^O^)/
 ところで、ヒルズのIT企業にLisperっているの?

乳の詫び状(2005/11/15)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新語流行語大賞狙いか?
---
世の中には目の覚めるような記事があるものだ。
(末尾にURLを掲示)
夕方だったので覚める必要もなかったんだけどさ。

「AG」なる言葉があるのだという。
ゼファーマの抗アレルギー薬シリーズかと思いきや
「After Gates」の意味なのだとか。1985年、Windows1.0
をネットワーク時代の紀元として、今年はAG21年に当たる
って、おい。

> 「新しいネットワーク時代の夜明けは1985年にありま
>した。そこから数えて、2005年の今年は、『AG21年』に
>当たります」と大前氏は話を切り出した。
>
> 「AG」の「G」とは、大前氏によればビル・ゲイツ
>(Bill Gates)の頭文字という。ウィンドウズのバージョン
>1が公開されて、ビル・ゲイツが表舞台に登場したこの年
>こそが、ネットワーク時代の「紀元」にあたるというわけ
>だ。
>
> 大前氏は、それ以後を「AG」(After Gates=ゲイツ後)、
>それ以前の時代を「BG」(Before Gates=ゲイツ前)と呼ん
>でいる。

Windows1.0がネットワークの紀元だと言い切れるその無知さ
加減がうらやましい。窓が開いただけで紀元になれるんなら、
YKKAPあたりはネットワーク企業って言っても良いのかよ。

Windows1.0の使いやすさを知らない人はある意味幸せなのよ。
3.1でさえ「笑ってお仕事」できなかったのに、1.0なんか
仕事に使おうという斬新な発想すらしなかったもの。

百歩譲ってMS-Networksを紀元にとか、Netwereを紀元にとか、
Macintoshを紀元にとか書いてくれれば、まあ、まだ我慢の
しようもあったんだがなあ。

ちなみに、この記事。
>いわゆる『NASDAC銘柄』と呼ばれる新興IT企業
という日本を代表する経済紙の関連会社らしからぬ校正ミスも。
NASDAQぐらい単語登録しとけって。

こういうのは記者が悪いんだろうけど、ネタ(2ch用語のほう
だな、こりゃ)を提供したほうもどうかと思うなあ。

http://nikkeibp.jp/sj2005/column/a/11/

--
つばめどん

転載・引用は自己責任で:-)

===
標題: Re: 新語流行語大賞狙いか?
---

賭けてもいいが大前さんWindows1.0を見たことも触ったこともないってば。
84年のありゃ単なる画面分割でしかもデモだったんだよ。

百歩譲っても「AG」の基準はwin95だと思うけど。

べ@確か「オーバーラップはデータが隠されるからよくない」とか言ってたはず。

===
標題: Re: 新語流行語大賞狙いか?
---
月刊アスキーが「1.0はタイルウィンドゥだったけど、
今度は窓が重なるんだぜ!(意訳)」てなことを書い
てた記憶あるなあ。

洗剤のCMで「前の洗剤はこんなに落ちなかった汚れが
今度の洗剤ならこんなにスッキリ!」みたいな記事だ
よな。

※最近のCMは汚れやバイ菌を微妙に残す演出に。それ
 はそれでわざとらしかったり。

--
つばめどん@あさって雪の予報だとぉ

===
標題: Re: 新語流行語大賞狙いか?
---
 これ、何度も書いたことだけで、当時は、VisiCalcで財を成したVisi Corp.
のVisiOnがオーバーラップマルチウィンドウを実装していて、技術力のないマ
イクロソフトはそれが作れないから、ゲイツは時間稼ぎを狙って、必死にオー
バーラップはだめだ、タイリング(分割)がいいんだと口先介入してましたね。
 それが、2.0でオーバーラップができるようになったら、オーバーラップが
いいと言い出すんだから、相変わらず。そういうのに、ずっと乗せられてるの
がパソコン雑誌をはじめとするバカメディアの連中だし、読者にもそれを信じ
ちゃうバカの多いこと。

 若い世代が気をつけないといけないのは、大前研一程度に感心してちゃ、絶
対、成功しないということ。
 大前研一たち評論家って、何も見えてないの。いつも形ができたあとに、あ
れこれ講釈をするだけ。全部、後付けの理屈。

 AGとかいうくらいだったら、日本では1995年を境に、AN(After Net)とかい
うほうがまだマシだね。
 それにしても、日経コミュニケーション、20周年でこんなことやってるんじ
ゃ、アウトだね。
 村井純くらい呼べばいいのに、やっぱ、相手にされず、大前程度しか呼べな
かったんだろうな。

中村(show)

乳の詫び状(2005/11/12)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 追悼コンサートで心当たりのある方、ご連絡ください
---
 あやむらさんのお母様から、追悼コンサートのことで、
「府中からわざわざチケット無しで並んでまで来場してくださった中年の女性
が花束と手紙を持ってきてくださったとのことですが、受付の人がきちんと対
応できなかったので、お名前も分からない状態なのですが、お心当たりござい
ませんか?」
というメールが来ました。
 これを読んでいる方で、それは私ですという方、ぼく宛にメールをください。

 女装したおれだったりして。\(^O^)/
 いや、冗談です。すみません。ほんと、心当たりのある方、ご連絡お願いし
ます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: アンテナハウス、キャッシュバックキャンペーン
---
 アンテナハウスでは、リッチテキストPDF、自在眼9のキャッシュバックキ
ャンペーンをやってます。詳しくは、
http://www.antenna.co.jp/sales/cp/index.htm
キャッシュバックキャンペーン
http://www.antenna.co.jp/RTC/RtcPDF/
リッチテキストPDF
http://www.antenna.co.jp/Jan/
自在眼9
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 足腰の弱り
---
>とはいえ、最近、足腰弱ってるんで、気をつけようと思います。

 足腰鍛えるため高尾山にでも登ろう。約7キロ程度の山歩き高尾山オフ。
 土曜に登ったら、山では爺さん婆さんの方がスタスタ歩いてんの。私は
ヨロヨロで、未だに筋肉痛に泣き。(^^;)

                            穂高

===
標題: Re: 足腰の弱り
---
>  足腰鍛えるため高尾山にでも登ろう。約7キロ程度の山歩き高尾山オフ。
>  土曜に登ったら、山では爺さん婆さんの方がスタスタ歩いてんの。私は
> ヨロヨロで、未だに筋肉痛に泣き。(^^;)

 疲労を感じないと運動した気分にならぬという人が、実は体育会系には多いの
です。これが大きな間違い。基本的に歩く事が一番の運動であり、老化予防です
ね。ウオーキングは腕を振って歩きますが、あの歩き方はジョギングに近い歩き
方ですから、主に筋力に作用しそうです。疲れず長時間歩くなら、腕を振らない
ナンバ歩きという日本古来の歩法が有効です。これでも十分に心肺機能の向上に
なりますし、腕でバランスを取らない分だけ、体幹部でバランスを保つため、逆
に全身に適度な力の分散がはかれます。

-- 
  たま@無精庵
    blog: http://hesomagari.seesaa.net/
          http://blues.asablo.jp/blog/ (テスト中)

===
標題: ナンバ歩き
---
興味があり、習ってみたいのだけど、
どっかにどんな歩き方か判るような資料ないかなぁ、、、

出澤

===
標題: Re: ナンバ歩き
---
これでどうですか?

http://www5.ocn.ne.jp/〜ukiyo26/zakkityo9.html

……習うようなもんぢゃない気もするけど :-p

ベ@江戸時代のヒトは基本的に腕は振らなかったんぢゃないかな。

=== 
標題: Re: ナンバ歩き
---
 本屋で題名だけみたことがあって、まだ入手していませんが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032214/showshotcorne-22/ref=nosim
矢野龍彦、金田伸夫、織田淳太郎著「ナンバ走り」(光文社新書)
はどうですか。
 ナンバ歩きも入っているみたいですけど。

中村(show)

===
標題: Re: ナンバ歩き
---
 直接ナンバ歩きじゃないけど、けっこう分析的なナンバ走りの説明がありま
した。
http://www.fnorio.com/0023nannba_running/nannba_running.htm
ナンバ走り1
http://www.fnorio.com/0035nannba_running2/nannba_running2.htm
ナンバ走り2(末續慎吾選手の場合)
http://www.fnorio.com/0037nannba_running3/nannba_running3.htm
ナンバ走り3(コリンズ選手とザカリ選手の場合)

 ナンバ走り1の中で、

ナンバ歩きを体感するには「ヤクザが両手をズボンのポケットに突っ込んで肩
で風を切って歩く」と表現される歩き方がよい。上記の本で言えばP55の左
下写真10である。この写真の人物が左足で地面を蹴っているときに左肩が前
に出でいることに着目してほしい。この歩き方こそナンバ走りに通じる歩き方
である。

とありますね。やっぱ、ヤクザは偉いんだ。\(^O^)/
 学生時代、ズボンのポケットに突っ込んで歩くなと、先生や親にいわれたけ
ど、よっぽど体に優しい理にかなった歩き方なんだね。常識なんてそんなもん
なんだね。
 文中にある、上記の本とは、さきほど紹介した光文社新書の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334032214/showshotcorne-22/ref=nosim
矢野龍彦、金田伸夫、織田淳太郎著「ナンバ走り」(光文社新書)
です。

 それにしても、このサイト
http://www.fnorio.com/index.htm
FNの高校物理
は面白そうですね。物理の勉強になりそう。

中村(show)

===
標題: 映像みました。
---
音は要らんのにコーデックダウンロードさせられたけど (笑)

なんか走りかたが違うのは判るのだけど、
よーわからん。

なんばあるき = 腕を同じ方向に振り出す

とおもってたので動けん、と思ってたけど、
競歩+ヤクザ歩きなのね、できるかも。(ちがうかぁ)
通勤の歩きで試してみる。

でもよくわからん、、、、

出澤

===
標題: Re: 映像みました。
---
> とおもってたので動けん、と思ってたけど、
> 競歩+ヤクザ歩きなのね、できるかも。(ちがうかぁ)
> 通勤の歩きで試してみる。

 足を外回しに踏み出すとヤクザ歩きになりますが、決してそうしたものではあ
りません。ストレートに足を前に出すと、別にヤクザ風に肩を振ることも少なく
なります。
 走るスタイルと言えば、野口みずきは西欧風のものですが、高橋尚子はナンバ
走りに近いですね。要するに腕を極力使わないという方法です。江戸時代で言え
ば和服の袂に腕を入れた状態で、振らずに歩く、という事でしょうか。短距離走
にはあまり向かないかも知れません。でも、短距離の末續がナンバ走りを取り入
れているのも面白い事ですが。

-- 
  たま@無精庵
    blog: http://hesomagari.seesaa.net/
          http://blues.asablo.jp/blog/ (テスト中)

===
標題: なんば歩き、玉井さんできるのね。
---
高尾山 ナンバ歩きオフ。。。。
(高尾は遠いなぁ)

出澤

乳の詫び状(2005/11/09)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 菊池早江子 あやむらさん追悼リサイタル
---
 上田さんから、「『あやむらさん追悼リサイタル」行けずにすみません。」
というメール。
--- ここから ---
中村様

上田と申します。

あやむらさん追悼リサイタルの告知を見逃してました。
知っていれば、行ったのに・・(;o;_;)o グスグス。
11/2〜11/3にかけて沖縄にいましたので、1日予定を延ばして
でも・・。

今年の6月に、がんばれゲイツ君こと外崎さんと沖縄に行き、
辺戸岬まで行きましてあやむらさんの御冥福を祈りました。
あやむらさんとは直接的には関係がありませんが、
RingServerの運営に関して貴重な存在として尊敬をしており
ました。

個人的に沖縄に行くことが多いので、次回沖縄に行った時に
は、時間が許せば辺戸岬まで行くつもりです。

中村さんももうお年なので無理せずにご活躍下さい。

以上
--- ここまで ---

 直接、Ringに関係ない人たちも、こうやってあやむらさんを追悼してくださ
るというのは、あやむらさんも幸せな人ですね。
 そういえば、Ringで活躍している瀬河さんも、今年、単独で辺戸岬まで行っ
て追悼してきてくれました。

> 中村さんももうお年なので無理せずにご活躍下さい。

 すみません。ほんと、そうなんです。
 実は、ここだけの秘密で誰にもいわないでほしいのですが、おれ、沖縄に着
いた夜、晩飯を食いに行こうとホテルを出て、歩道橋を渡ったところで、こけ
たんです。\(^O^)/
 「国際通り、あっちかなあ」などとよそ見しながら降りていて、一番下まで
着いたと思っていたら、歩道橋の階段とは違う5センチくらいの段差があって、
派手にこけて、右足を捻挫しました。
 バキッ!と右足首からものすごい大きな音がしたんで、「ああ、右足首、折
れた。これで、来年のドイツのサッカーワールドカップ、試合に出られない」
と思いました。\(^O^)/
 着いた早々、これじゃ、観光も追悼コンサートにも行けないんじゃないかと
思いつつ、立ってみたら、大して痛くない。歩いてみたら、なんとかいけそう。
 で、薬局探して、シップ薬買ってソッコー貼りました。
 そしたら、なんか、もう大丈夫気分になって、国際通り端から端まで歩き回
りました。\(^O^)/
 次の日、セーファウタギや玉城(たまぐすく)城址、玉泉洞などを観光したん
ですが、けっこう上り下りがあって、大丈夫かなと思ってたんだけど、全然、
平気。
 いまは指で押すと少し痛みがありますけど、左足首よりも関節の可動域が広
がった気がする。\(^O^)/

 とはいえ、最近、足腰弱ってるんで、気をつけようと思います。

乳の詫び状(2005/11/08)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 菊池早江子 あやむらさん追悼リサイタル
---
 2005年11月4日(金)、沖縄県那覇市のパレット市民劇場で開催された、ぼく
が代表をやらせてもらっているRing Server Projectで活躍していた故菊池文
村(あやむら)さんの追悼リサイタル、

 菊池早江子 ピアノリサイタル 
 〜沖縄の海に眠れる人々へ捧げるレクイエム〜」

に行ってきました。ピアニストの菊池早江子さんは、あやむらさんのお母様で
す。
 このコンサート、あやむらさんだけじゃなくて、海難事故などで亡くなられ
た多くの方々を追悼するコンサートだったんですが、よかったー。感動で、涙
ぼろぼろでした。\(^O^)/
 演奏曲目などは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ayamura.html
あやむらさん追悼リサイタル
をご覧ください。
 「バロックから印象派までのクラシックのピアノ曲の万華鏡のきらめきのよ
うな音楽を捧げたいと思います」に、嘘偽りはなく、堪能しました。久々の生
ピアノは、いいわあ。
 会場は超満員で、定員300人か350人らしいんですけど、立ち見が出るほどで
した。

 1曲目の冒頭は、かたい感じがしました。ピアノがまだ温まってないのか、
最初のうちは、ピアノが鳴ってない感じがしたんです。でも、それもわずかな
間。そして、2曲目のラフマニノフからは圧倒的でした。
 2曲目は、冒頭から大きな教会の鐘が鳴り響くようなモチーフが提示される
んですが、これが追悼の鐘に聴こえました。
 ラフマニノフは聴いたことがなかったんですが、素晴らしいですね。
 ジャジーな(Jazzっぽい)フレーズがかなりあると思いました。リズムのニュ
アンスさえJazzっぽくなれば、すっかりJazzとして聴けそうなフレーズを感じ
ました。ラストの2曲、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」だったか、リストの
「エステ荘の噴水」だったか、冒頭の低音は、これは山下洋輔だといわれても、
ぼく、たぶん、信じてしまいますね。
 そういえば、ドビュッシーもショパンも、そういうフレーズがありましたね。
即興性を随所に残したメロディの組み立てを感じました。
 まあ、これは、ぼくの耳がどうしてもそう聴いてしまうがゆえの錯覚なのか
もしれませんが、あの時代に、現代の録音技術、コンピュータ技術があれば、
彼らはどういう作曲のやり方をやったか、想像すると楽しいですね。
 即興的に弾いて、何回かテイクをとりながら、だんだん固めていく作曲方法
を採用したんじゃないかなあと。それとも、コンピュータ上の譜面であれこれ
作曲したでしょうか。
 1980年代、最高のジャズ・フュージョングループとして君臨したウェザー・
リポートのキーボード兼作曲者のジョー・ザビヌルが、インタビューで、「ウ
ェザー・リポートの曲は、テーマに即興性が色濃いようだが」と訊かれて、
「ピアノで即興的に弾いた部分を意図的に入れている」ってなことを答えてい
たのを思い出しました。

 ドビュッシーの「月の光」からは、もう完全に音の世界に浸りきっていて、
涙が何度も出ました。
 ステージのライトがブルーなんです。そこに「月の光」のメロディーが流れ
始めたとたん、沖縄のブルーの海の中にまで深く冴え冴えとした月の光が差し
込んで、あやむらさんと菊池早江子お母様が、二人で海の中を戯れながら泳い
でいる光景をイメージしました。
 最初に、「あやむらのためにリサイタルを開きたいので協力をお願いしたい」
とお母様からお聞きしたときは、やはり芸術家の母親はすごいことを考えるな
あと驚いたのですが、その日から1年ほど、お母様が、この日のために費やし
た時間と努力、関係者のみなさんの支援などを思うと、もう、涙が止まりませ
んでした。
 アンコールは、「亜麻色の髪の乙女」で、そのあと、会場全員で、「涙そう
そう」を合唱しました。この歌詞は、大切な人を失った悲しみとそれでも前を
向いて生きていく気持ちが入り混じったものなんですよ。もうね、ぴったりは
まりすぎ。
 大仕事を終えて気力体力を使い果たしたお母様が、何度も涙をぬぐい、歌え
ないのに歌おうとする姿をみると、あのままステージで倒れるんじゃないかと
はらはらしました。
 ぼくも鼻をすすりながら、涙声で歌ってるんだけど、周りもみんな涙声。
 歌い終わって、コンサートが終わって、出口に向かって客席を上っていると
(一番前の席だったんです)、そこかしこで、ハンカチで涙をぬぐっているご婦
人がいらして、みなさん、母親として子供を亡くした気持ちに共感されたり、
身内をなくされたり、いろいろとこれまでの人生であったことなどを思い出し
て、涙されたのかなと思いました。

 打ち上げにお邪魔させていただいたのですが、お母様は、「あがっちゃって、
あがっちゃって、練習のときのほうがよほど出来がよかった。つたない演奏で、
来て下さった大勢のみなさまに申し訳ない」などとおっしゃったのですが、と
んでもない。あそこまで会場を音の海にし、人々を感動させたのですから。
 ラストのほうで、考えていたんです。いま、弾いているのは誰なんだろうと。
何が、これほどの音楽を生み出しているのだろうかと。
 母親としての追悼の思い? ピアニストとしての矜持? それとも音楽の女
神がお母様に乗り移っているのか。いや、もうそんな詮索は無意味。ただひた
すらに音があり、その感動に浸っている人間がいる。それでいいじゃないか。
 協力といっても、ちょっと自分のウェブで紹介した程度だったので、どうす
れば、お母様の気持ちに報いることができるのかと悩んでいたんですが、コン
サートが終わった時点で、気持ちがふっきれました。
 おれにできるのは、たった一夜のこの感動を、つたない文章であっても、記
録してネットに書き込むことだけ。そうすれば、検索エンジン「グーグル」の
キャッシュにも入るだろうし、何百年か経っても検索可能になることだろう。
 2005年11月4日に、地球の片隅の日本の沖縄で、息子を思いやる母の気持ち
を音楽に昇華した感動の一夜があったことを、未来の人々も知るだろうと。

 それにしても、沖縄っていいですね。初めての沖縄を、こういう形で訪問で
きたのは、ほんとに幸運だったと思います。これも縁ですね。沖縄の人たちの
協力、情の深さ、温かさ、それを感じた一夜でした。
 そうそう、Ringのメンバーである畑山さんも、納品が終わったというので、
急遽駆けつけてくれて、一緒に堪能しました。
 ぼくは翌日の土曜日に東京に戻るので行けなかったのですが、畑山さんは、
あやむらさんが行方不明になった辺戸岬まで、お母様たちと一緒に行ってRing
を代表して追悼の祈りを捧げてくれることになりました。まだそのときの話は
聞いていないのですが、きっとあやむらさんも喜んでくれたと思います。
 お母様も、いまだ想い絶ちがたしと思いますが、大仕事を無事に成功させた
わけですから、気持ちの一区切りにはなられたのかなと思います。我々、Ring
のメンバーも、ひとつの気持ちの区切りになったと思います。
 素晴らしい夜をありがとうございました。

http://www.ring.gr.jp/
Ring Server Project

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: FreeBSDのミラーを止める予定です
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 ぼくが代表をやらせてもらっているRing Server Projectでは、FreeBSDのミ
ラーをこれまで続けてきましたが、諸般の事情で、11月いっぱいでミラーをや
めて廃止する予定です。
 詳しくは、
http://www.ring.gr.jp/ring/freebsd.html.ja
RingServer Projectにおける、FreeBSD, FreeBSD-jp及びFreeBSD-PC98のミラ
ーの廃止について(廃止予定日:2005/12/01)
をどうぞ。
 端的にいえば、FreeBSDに関しては、負担に耐えられなくなっているし、
Ringの役割は終わったということです。FreeBSDの廃止で、巨大な空き領域が
できるので、別のものをミラーしようということになりました。
 なにとぞ、ご理解ください。

http://www.ring.gr.jp/
Ring Server Project

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