乳の詫び状

Last update 2008/03/09

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2008/02/29)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 佐伯の寿司は世界一!!
---
 テレ朝の夕方の番組
http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/
スーパーJチャンネル
で、大分県の佐伯の寿司は世界一という特集をやっていた。
 佐伯出身の野々下君、そうなの?
 野々下〜〜〜〜、今度、佐伯の寿司、教えてくれよ。
 伊豆の天城荘の次は、佐伯に寿司ツアー行くか。\(^O^)/
 あ、天城荘の河津は、いま、河津桜でしょうね。美季さん、行けなくてごめ
んね、
 それはそうと、野々下〜〜〜、ステファニーちゃんのサイン入りCDはどうな
ったんだ。もう100年経ってるぜ。\(^O^)/ おれの寿命、あと50億年しか残
ってないのに。^^;

 番組の言い方だと、佐伯の寿司は世界一というのは、豊後水道の魚種の多さ
からそういってるらしいです。250種以上市場に上がるらしい。
 太刀魚の寿司、うまそうだったなあ。そして、太刀魚の天ぷら寿司もすごか
ったなあ。
 豊後アジはうまそうだったなあ。
 細工寿司は錦鯉のお寿司はきれいだったなあ。
 やたらとネタが大きい寿司もあったなあ。

 ドバイの日本領事館から呼ばれて、佐伯の寿司職人が行って、ドバイの王族
にふるまって絶賛されてから、世界一を堂々というようになったみたいにみえ
ました。
 「佐伯 寿司 世界一」などで検索するといろいろ出てくるね。地元じゃ、
いろいろ放送しているんだね。

http://lovelylife.junglekouen.com/e29676.html
大分ラブリー生活覚書
http://summit.yoka-yoka.jp/e75009.html
佐伯の「すし」世界デビュー!
とか、
http://rf-tansho.com/video/video.html
には、動画があります。
 おお、番組名がOBSカボスタイム! さすが大分、一村一品運動のカボスか。\(^O^)/

 野々下〜〜〜、佐伯は、シャコはないの、シャコ。
 おれ、大好物。東京じゃ、シャコ食えないのよ。あってもひからびたみたい
のしかなくて。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/08/357032
Re: シャコ証明
という話もあるし。
 おれ、塩茹でしたてのシャコをバケツいっぱい食いたいんだけど。\(^O^)/
 お、自分のブログを「シャコ」で検索したら、シャコしゅうまいとかいろい
ろ書いているなあ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/02/350574
博多にわか、シャコしゅうまい

 我ながらうまいね。\(^O^)/
 痔が爺さん。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 注目のコンピュータサイエンス本
---
 amazonが、「お前、わかりもしねえのに、コンピュータサイエンス関係の本
を買いやがって、生意気な奴。もっと教えてやるよ、この野郎」といって、推
奨してきた本がいくつもあるんですが、その中で、個人的に注目の本がありま
した。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0470229055/showshotcorne-22/
The Annotated Turing: A Guided Tour Through Alan Turing's Historic 
Paper on Computability and the Turing Machine (ペーパーバック) 
C. Petzold (著)
 チューリングマシンの、あのアラン・チューリングの論文に注釈をつけて解
説しているもののようです。
 しかも、著者のPetzoldさんは、1990年代前半のWindowsがようやく実用にな
ってきた時期に多くのプログラマがお世話になった、あのプログラミング
Windows、いわゆるペゾルド本のペゾルドさんのようです。
 2008年5月出版予定だから、まだだいぶ先ですけど。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/052103311X/showshotcorne-22/
Compiling With Continuations (ペーパーバック) 
Andrew W. Appel (著)
 これは、継続渡しスタイル(CPS, Continuation Passing Style)でコンパイ
ルする話です。目次などは中身検索をみてください。
 関数型言語の始祖といっていいのか、大親分といっていいのか、Standard 
ML/New Jersey(SML/NJ)は、CPSで最適化コンパイラを書いてあるが、CPSでコ
ンパイラを書くのは、MLだけではなく他の言語のコンパイラを書くのにも非常
に有効。
 おれが教えてやるけん、勉強しんしゃいという本です。
 SML/NJのコンパイラはML自身で書いてあるけど、本書でも多くのコードはML
で書いてあるそうです。
 なんか、わくわくしてきますね。変態?\(^O^)/
 変態だろうがなんだろうが、プログラミング言語マニア、コンパイラマニア
必読でしょう。

訂正:2008/03/01
 関数型言語の始祖は、やっぱ、バッカス先生のFPでしょうね。

追記:2009/11/10
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067815/showshotcorne-22/
プログラミングHaskell (単行本(ソフトカバー)) 
Graham Hutton (著), 山本 和彦 (翻訳)
を読んでいると、1960年代にPeter Landinが、ISWIM(If you See What I Mean)
を開発。これはλ計算に基づいた最初の純粋関数型言語だそうです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/038720248X/showshotcorne-22/
Parsing Techniques (Monographs in Computer Science) (ハードカバー) 
Dick Grune (著), Ceriel J. H. Jacobs (著)
 これは、構文解析(パージング)だけに絞った本です。これも、プログラミン
グ言語マニア、コンパイラマニア必読でしょう。
 いろんなパージングアルゴリズムが出ていますが、恥ずかしながら、CYKは
知りませんでした。というか、もう忘れてたのかも。
参考:
http://en.wikipedia.org/wiki/CYK_algorithm

 本書は第2版(2nd Edition)ですが、初版(1st Edition)は、著者の一人、
Dick GruneさんのサイトでPSとPDFで配ってありますね。
http://www.cs.vu.nl/~dick/PTAPG.html
をどうぞ。
 2nd Editionのサポートページは、
http://www.cs.vu.nl/~dick/PT2Ed.html
です。
 1st Editionは、1990年の発売だから、2nd Editionはその後のこの分野の発
展をフォローして大幅拡張した内容のようです。
 著者のサイトに行って初めて気づきましたが、Dick Gruneさんは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471976970/showshotcorne-22/
Modern Compiler Design (Worldwide Series in Computer Science) (ペーパ
ーバック) 
H. E. Bal (著), Ceriel J. H. Jacobs (著), Koen G. Langendoen (著), 
Dick Grune (著, 編集)
の著者の一人であり、編集責任者ですね。

 「Compiling With Continuations」はイギリスだし、「Parsing Techniques」
は、オランダの大学なんですね。何度も書くけど、ヨーロッパはちゃんとこう
いうのやってて、本も出てるよね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
で書いたけど、日本はプロセッサ(アーキテクチャ)もコンパイラも捨てちゃっ
たみたいになっちゃったけど、欧米は基盤のところをずっとやってるよね。
 日本は、技術の継承がうまくいかず、断絶しちゃった形だから、関数型言語
ブームもちょっと浮ついた感じがするんですよね。前述「Erlang, Oz/Mozart,
 Prolog, 単一化」で書いたように、関数型を知ってて論理型を知らない、関
数型を教えて論理型を教えないなんてのは、ちょっと考えられないしね。

 もう1冊は、アーキテクチャがらみで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1598291246/showshotcorne-22/
Transactional Memory (Synthesis Lectures on Computer Architecture) (ペ
ーパーバック) 
James R. Larus (著), Ravi Rajwar (著)
です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/28/2670355
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング 
で書いたように、マルチコア時代になって、こういう技術もますます重要とい
うことでしょうかね。

参考:
http://en.wikipedia.org/wiki/Transactional_memory
http://en.wikipedia.org/wiki/Load-Link/Store-Conditional
http://ja.wikipedia.org/wiki/Software_transactional_memory
http://ja.wikipedia.org/wiki/Lock-freeとWait-freeアルゴリズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/コンペア・アンド・スワップ

 amazonの推奨で面白いなと思ったのは、上記の本は、いずれもおれが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/29/2464148
Programming Erlang, The Pragmatic Bookshelf
で書いたように(その他、Erlangについては、検索窓で検索してみてね)、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/193435600X/showshotcorne-22/
Joe Armstrong著「Programming Erlang: Software for a Concurrent World」
を買ったからなんです。
 「Transactional Memory」は、並列・並行の世界だからわかるんですが、
「Compiling With Continuations」と「Parsing Techniques」は、なぜ推奨な
んでしょうかね。Erlangの本なんて買ったから、プログラミング言語マニアと
思われた?

 もっと変だなと思ったのが、Knuth先生の定番本の補足分冊
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321335708/showshotcorne-22/
The Art of Computer Programming, Fascicle 4: Generating All Trees -- 
History of Combinatorial Generation (Art of Computer Programming) (ペ
ーパーバック) 
Donald E. Knuth (著)
を推奨する理由が、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521545668/showshotcorne-22/
Christian Queinnec著「Lisp in Small Pieces」
を買ったからなんです。どういう関係?

 もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと変だと思
ったのは、ハリー・ポッターの第7巻「Harry Potter and the Deathly 
Hallows」を推奨してきたこと。そう、日本では今年の夏に出る予定の完結編
「ハリー・ポッターと死の秘宝」です。その原書を推奨してきたんです。
 その理由がとんでもなくて、前述「The Reasoned SchemerとLisp, AI本」で
紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0130803022/showshotcorne-22/
Stuart J. Russell, Peter Norvig著「Artificial Intelligence: A Modern 
Approach (Prentice Hall Series in Artificial Intelligence)」
を買ったからなんです。\(^O^)/
 ハリー・ポッターは、LispやAIと関係があるんでしょうか。\(^O^)/
 死の秘宝って、Lispのことなの?\(^O^)/
 おれにとって非常に深刻な問題は、我が情報省とイギリスの魔法省との秘密
の関係が、amazonにはバレているんじゃないかということ。\(^O^)/
 えっ、情報省とハリー・ポッターに出てくる魔法省は、関係あるの?
 国際政治の超トップシークレットだけど、情報省と魔法省は、10年以上前か
ら業務提携しているのよね。\(^O^)/
 その秘密は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344980115/showshotcorne-22/
インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書) (新書) 
手嶋 龍一 (著), 佐藤 優 (著)
のことを書く機会があれば。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/02/28)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ゲームとAI, 実例で学ぶゲームAIプログラミング, ゲーム開発者のためのAI入門
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/28/2670355
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング
に続いて、もう1つ。オライリー・ジャパン、ヨイショモードその2です。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113393/showshotcorne-22/
実例で学ぶゲームAIプログラミング (大型本) 
Mat Buckland (著), 松田 晃一 (翻訳)
のサンプルPDFがありますね。
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000128.html
『実例で学ぶゲームAIプログラミング』サンプルPDF公開
をどうぞ。
 紹介し忘れてるけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873112168/showshotcorne-22/
ゲーム開発者のためのAI入門 (単行本)
デイビッド・M. ボーグ (著), グレン シーマン (著), クイープ (翻訳)
は、買ってちょっとは読んだ。
 最近のゲーム開発本みたいなのは、Direct Xを使って3Dでどうのこうのとか、
グラフィックAPIのハウツーものが多いでしょ。そういうのと比べて、すごく
異彩を放っていたので。
 読んだのは、もう3年くらい前だったと思うけど、パターンムーブメントが
面白かったかな。ベイズ法とか、いろんなこと使うんです。ニューラルネット
や遺伝的アルゴリズムはいかにもAIですけどね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代の
C++並列プログラミング
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/23/2654047
Re: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core 
Memory―ヴィンテージコンピュータの美」
の流れで、オライリー・ジャパン、ヨイショモードです。\(^O^)/

 もう世の中は、個人でもマルチコアのマシンをもつマルチスレッド、マルチ
コア時代。
 インテルは、スレッディング・ビルディング・ブロック(TBB)というマルチ
スレッドライブラリをオープンソースで出しています。
 この解説書の日本語版が、オライリー・ジャパンから出たばかり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113555/showshotcorne-22/
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング (単行本)
James Reinders (著), 菅原 清文 (監修), エクセルソフト株式会社 (翻訳)
 関連情報は、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000159.html
をどうぞ。
 目次などは、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113555/
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/02/27)

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標題: 第17回北九州ハイビジョン将棋フェスティバル
---
 北九州市の北九州国際会議場で、2008/03/08(土)に、第17回北九州ハイビジ
ョン将棋フェスティバルがありますね。詳しくは、
http://www.kansai-shogi.com/event/kitakyushu_hi-vision/17.html
第17回北九州ハイビジョン将棋フェスティバル
をどうぞ。
 長崎の佐世保出身の深浦さんが王位になって、久々に九州からタイトルホル
ダーが出たので、盛り上がるんでしょうね。
 なお、指導対局の申し込みはもう終わっていますが、当日のフェスティバル
自体は、先着500名無料入場だそうです。
 森下卓九段は、北九州市出身だそうですね。
 森内俊之名人も来るのか、いいなあ。
 おれ、清水市代女流二冠、大好きなんですよ。中井広恵女流六段と共に、女
流将棋界を支えてきた人だし。

 将棋は、やっと女性プロが男性プロに勝っても大きな話題にはならなくなっ
てきたけど、囲碁は、女性のプロも多いし、男性プロに勝っても話題にならな
いんだそうですね。
 結局、絶対数の差なんでしょうね。将棋ももっと女性のプロが増えれば、男
性プロとの差はどんどん縮まるんだと思います。

乳の詫び状(2008/02/26)

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標題: 「マンガの達人」「週刊 マイ ミュージック スタジオ」
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/26/2665521
「学校へ行こう!MAX」で門司高校の女子学生\(^O^)/
に書いた絵のコンプレックスで思い出したが、テレビで週刊百科の「マンガの
達人」のコマーシャルをみて、やってみようかと思って、本屋でみたんですが、
やっぱ、根気が続きそうにないので断念。\(^O^)/

 それから、デアゴスティーニの
http://www.de-club.net/mms/
週刊 マイ ミュージック スタジオ
もやってみようかと思って本屋でみたけど、これも気が長い。
 あれ、この話、書いた?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/13/1720715
最近の楽器練習本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/09/2552505
DTM Magazine
あたりが関係あるらしいが、書いてないね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/18/2445575
恐るべし、週刊分冊百科の世界
で書いたように、
http://www.deagostini.co.jp/
デアゴスティーニ
はよく知ってたけど、「マンガの達人」を出している
http://www.hachette-collections.jp/
アシェット・コレクションズ・ジャパン
は、今回初めて知った。この会社創業が1826年だって。180年も前。\(^O^)/
 週刊分冊百科(パートワーク)の世界は深いですね。
 HACHETTEと綴って、最初のHを読まないのは、いかにもフランスですね。
 そういえば、ここのサイト、妙に遅いなあと思って調べたら、日本語サイト
も実際はフランスにサーバがありますね。本社のあるフランスでサイトは全部
管理しているんですね。
 ヨーロッパと日本は、やっぱ線が細いですね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「学校へ行こう!MAX」で門司高校の女子学生\(^O^)/
---
 今日2008/02/26(火)のTBS「学校へ行こう!MAX」で、「そんなの関係ねえ」
のお笑いの小島よしおの絵を、美術が好きな学生達が描くというのがあって、
みんな、めちゃくちゃ、うまいのね。
 それで、その中に、おれの母校、福岡県立門司高校の女子学生の人がいた。
 名前、忘れた。\(^O^)/
 なんとか絵美さんだったと思うけど。「メモリー」というタイトルで、小島
よしおの子供時代から今までを絵にしていた。美しい。
 いいよなあ、絵が上手な人。父はちょくちょく関門海峡の絵をスケッチして
たけどなあ。尋常小学校のとき、なんか、賞取ったかことがあるらしい。
 おれ、絵にコンプレックスがあるからなあ。
 でも、中学のとき、学校のそばの土手のたんぽぽやらを水彩画で描いて褒め
られたことがある。
 おれのイメージに反して、強烈な色使いではなく、淡い色を使わせたら、天
才らしい。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/02/25)

 久々にMS Watchネタを書きました。MS Watch をどうぞ。

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ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/23/2654067
電脳曼陀羅のカバー裏
の続き。

===
標題: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
じゃ、俺が本出したら、カバー裏には内容証明 うわっ
なにをする…

匿名希望

===
標題: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
 わしが本出したら、カバー裏はわしのセーラー服姿 うわっ
ベストセラー......

                          穂高

===
標題: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
マニアックな世界で大評判、と。

匿名希望

===
標題: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
これを見つけたときはうれしかったです。
(MSKKの悪辣さに腹も立ったけれど)

井上ひさしさんが自分をbibliophileとして書いていた文章の中で
(書店めぐりを女郎買いに喩えていた)
買ってきた本はまず帯もカバーもはずして丸裸にして本棚に飾ると
いう話を読んできて以来、必ずカバーをはずして中身を確認する
ことにしていたのですぐに分かりました。

単行本では著者や装丁家が凝っていろいろな仕掛けをカバーや
本体に仕掛けていることが多いので本を脱がすのは
楽しいことです。
-- 
ryo

===
標題: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
>必ずカバーをはずして中身を確認する
>ことにしていたのですぐに分かりました。

 ふむふむ、カバーを脱がして中身を確認。昨日は赤い服を、
明日は黒い帯を解いて着衣を脱がし、撫で回すと。\(^o^)/

                歪曲するなってば 穂高

===
標題: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
> わしが本出したら、カバー裏はわしのセーラー服姿 うわっ
>ベストセラー......

 テロだぁ。\(^O^)/

 わーーーー、すみません、すみません。
 寒波、呼んじゃ、だめー。

中村(show)

===
標題: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
 だれがテロやねん。(--;)
 わしのセーラー服姿、五十嵐のおとっつぁんは見たがってたぞ。
いつも「送れ〜送れぇ〜」と言っておった。

> 寒波、呼んじゃ、だめー。

 呼ばねーよ。国公立の前期真っ最中だし来たら困るやろ。昨日と
一昨日の荒天で飛行機が飛ばず、受験に間に合わなかった子が気の
毒だなぁ。土曜の午後から飛んでなかったのかな。JRも止まってし
まって北海道と本州を繋ぐ交通網が断絶したらしい。

                           穂高

===
標題: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
死因はそれか…

匿名希望

===
標題: Re: Re: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
 五十嵐(いからし)さんも、こうやって、いじってもらって、本望か。
 これが供養になるんでしょうね。
 おれが死んだら、いじってね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/02/24)

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ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: トップリーグ、サントリー初優勝
---
 トップリーグのプレーオフ、レギュラーシーズンを全勝で1位だった三洋電
機と2位のサントリーの決勝。
 サントリーが14-10で勝って、初優勝。
 三洋電機は最後の最後で初の敗戦を喫して栄冠を逃しました。

 結局、東芝戦でも露呈したラインアウトの不安定さが、最後まで三洋電機の
足をひっぱりましたね。
 風速20メートルくらいあるものすごい風の中、大量リードしたい風上の前半
で、逆にサントリーにトライをされたのも、ラインアウトの乱れ。後半試合終
了間際、東芝戦に続いて奇跡の大逆転の可能性もあったのに、ラストワンプレ
ーのラインアウトが乱れて、サントリーにボールを取られてタッチに蹴りださ
れて試合終了。
 ラインアウトが不安定だから、せっかく、司令塔トニー・ブラウンが強風下
でも変幻自在のキックを操って陣地をとっても、相手ボールになることがしば
しば。
 サントリーも、強風でラインアウトには若干苦労していましたが、モールが
よくてあれが助かりましたね。
 三洋電機は、今シーズンのトライ王北川の見せ場が全然なかったし。

 優勝はサントリーですが、MVPも、シーズンもプレーオフの東芝戦もサント
リー戦も活躍したトニー・ブラウンでしょうね。今日の試合も、キックやパス
を使った攻撃の組み立てだけじゃなくて、ものすごいディフェンスもやってま
した。2回ほど密集からターンオーバーしましたし、まるでフォワードですよ
ね。

 とにかく、我が府中市に本拠を置く昨年までの東芝(東芝府中)のトップリー
グ3連覇と今年のサントリーの初優勝で、府中はトップリーグ4連覇です。\(^O^)/

 次は日本選手権。組み合わせが決まりました。
http://www.rugby-japan.jp/national/japan/2008/id3791.html

 東芝は、早稲田に勝ってサントリーと対決になりますね。トップリーグの雪
辱を果たしたいところ。東芝(東芝府中)は日本選手権2連覇。3連覇を目指し
ますが、サントリーが久々に優勝してくれても我が府中市が日本選手権3連覇
です。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 水魚堂の岡田信子さんから
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/18/2638741
日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)、水魚堂
で紹介した岡田信子さんから。
 関連は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/27/191750
水魚堂カレンダー&回路図エディタ

--- ここから ---
水魚堂の岡田信子です。

「なぜかアクセスが多い、と不思議に思っていたら
showさんがシベリア歓喜団に言及されてた〜」
と夫に言われて気付きました。
GYAーー。ありがとうございます。
めちゃめちゃ古い上に、テクニックも何もないんですが。
なんて謙遜してますけど、嬉しいです。

回路図エディタはBschで、どうのこうの、の方は
新しくできた基板エディタのMBEですねっ(嬉)。
Minimal Board Editor。
「みにまる」って可愛いひびきじゃないですか?
フリーの基板エディタが、使いにくいのしかなかったので、
作ったそうです。
これを使ってブルガリアのオリメックス?とかいうとこで
基板を作ってもらうと、安いらしいのですよ。
えー、大変良いフリーソフトなので(使ったことないけど)、
どうぞダウンロードしてお使い下さいませ。

2ちゃんねるですけど、こんなスレッドもあります(荒らさないで下さい…)。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/denki/1112686312/
MBEは途中から登場して、じわじわ改良されてます。

では。どうもありがとうございました!
岡田信子
--- ここまで ---

 来月、京都に行きますよ。でも、お会いする時間がなくてすみません。母の
分骨やら、姉のお守りをしてあちこちに行かないといけないので。^^;

乳の詫び状(2008/02/23)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 電脳曼陀羅のカバー裏
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/23/2654047
Re: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core 
Memory―ヴィンテージコンピュータの美」
で、
--- ここから ---
 あ、ひょっとして、本のカバーをとったら、その裏側にも謎のマシンの写真
があるかと思ったけど、それはなかった。^^;
--- ここまで ---
と書いたけど、実は、自分の著書で、そういうことやってるんです。
 そうなんです。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/profile.html
プロフィール
や
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/15/75690
著書リンク改訂
にも書いてあるように、旧版の電脳曼陀羅
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704897/showshotcorne-22/
中村 正三郎 (著)「電脳曼陀羅」
は、本のカバーをはずしてカバー裏をみると、面白いんです。
 いままでぼかしていたけど、今回はっきり書きましょう。
 このカバー裏には、MSKK(マイクロソフト日本法人)から、1993年9月27日14
時51分に送られきたファックスが載っています。
 これは、当時の社長だった成毛眞が、激怒して連載中止の圧力をかけるため
に送られたものです。出版社の技術評論社に対して、情報提供の停止や製品説
明会への参加禁止を通達するものです。
 これが電脳曼陀羅事件の始まりですね。詳しくは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/msisdirty.html#mandala
電脳曼陀羅事件
もどうぞ。
 なお、前述「プロフィール」にはちゃんと書いてあるけど、「著書リンク改
訂」はどっちか忘れたという書き方になっています。
 このカバー裏のファックスがあるのは、旧版のほうです。改訂新版の電脳曼
陀羅にはありません。それでも、カバーをはずすと、本体裏表紙には、当時、
このマイクロソフトによる言論弾圧事件を報じた新聞や雑誌の記事や見出しの
コラージュがあります。
 ま、それは、旧版のカバーの裏表紙(カバー裏じゃなくて、普通にカバーを
本体にかけたときの裏表紙)も、このコラージュなんですけど。
 要は、改訂新版のときは、筒井康隆さんや坂村健さんたちとの対談もあるん
で、事件に焦点を絞るような表紙やカバーにしなかったということです。
 アマゾンだと、改訂新版は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894360489/showshotcorne-22/
中村 正三郎 (著)「電脳曼陀羅」
となっていて、改訂新版かどうかわかりにくいですが、旧版は1993年の出版、
改訂新版は1997年の出版です。
 その他の書著は、アマゾンで「中村正三郎」で検索してもらえばいいんです
が、どれも版元品切れで、マーケットプレイスでは1円か0円なんですが、^^; 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938704366/showshotcorne-22/
白佐木 和馬 (著), 中村 正三郎 (著), 坂本 和也 (著), 山手 義弘 (著)「め
いきんぐスクリーンセーバーforミカンせいじんWIN3.1 ミカンせいじんの恐怖
誕生しんりゃく (単行本) 」
だけは、いま、8472円だって。なぜ?

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―ヴィンテージコンピュータの美」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/22/2651283
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―
ヴィンテージコンピュータの美」
に、訳者の鴨澤さん自らのコメント。ありがとうございます。
 昔からの読者なんですか。昔からの読者はツッコミ厳しいから、いやだなあ。\(^O^)/

 ところで、
--- ここから ---
>  あのスーパーワークステーションApollo Domainかと思ったら、 
> そうではなく月に行ったアポロ計画で使われたコンピュータ。 

実はApollo DN-300の写真も扉の裏にあります。
--- ここまで ---

 えっ、そうなんですか。と思って、あわててみる(あわてて、「みる」と
「見る」の掛詞 :-))。
 ほんとだ。Apollo Computerというロゴが入ったマシンがある。たしかに
Apollo Domainだ。目次以降しかみてないから、気づいてない。^^;
 Apollo Domainの右ページは何だ、これ。ハードディスクのメカの部分? 
ウィンチェスターディスク? これもApollo Domainの一部?

 ところで、これで、気づいたことがあります。
 鴨澤さん、あとがきで、
--- ここから ---
 Xerox PARC設立のきっかけとなったScientific Data Systems (SDS) が制作
していたコンピュータ、Sigma-5の写真が本書の扉の向かい(P.4)にある。写真
のマシンは1967年に製造され、XeroxがSDSを買収してXDS (Xerox Data 
Systems) と改称するとネームプレートを交換され、その後カーネギーメロン
大学で2001年まで稼動していたといういわく付きのマシンだ。
--- ここまで ---
と書いておられますね。
 たしかに扉の左側ページには、XDSのロゴが入ったマシン(テープドライブ)
の写真がありますが、このページ、4ページ(P.4)じゃなくて、2ページ(P.2)じ
ゃありませんか?
 目次をみると、序文が8ページ(P.8)となっていて、そこから逆算すると、
XDSのマシンは2ページ(P.2)だと思うんですが。
 ほんとの扉の扉というのか、とにかくめくって最初にある写真(これは1ペー
ジ目P.1だと思う)は、DECのディスク内部写真ですが、実に美しいですね。
digitalのロゴがかっちょいい。\(^O^)/
 目次の前も、じっくり観察しないとだめですね。どこに謎のマシンが隠れて
いるかわかりませんからね。
 あ、ひょっとして、本のカバーをとったら、その裏側にも謎のマシンの写真
があるかと思ったけど、それはなかった。^^;

 メカの写真として、すごいなと思ったのは、24ページのUNIVAC I(本来ロー
マ数字の1だが、Iで代用)。メインメモリに使われた水銀遅延線によるメモリ
タンクの写真なんですが、なんかのエンジンみたい。昔の複葉機のエンジンに
似ているのかな。
 これ、水銀管に音波を送ってどうのこうので処理するんだそうです。想像つ
かんわ。\(^O^)/
 一応、ググって、各種メモリの説明がある
http://www2.nsknet.or.jp/~azuma/m/m0052.htm
を紹介しておきます。
 ひえぇ、なんか、すごいものも見つかった。産業技術総合研究所DNA情報科
学研究グループ長の鈴木理氏による
http://otonanokagaku.net/issue/origin/vol8/index04.html
生命情報科学の基礎 第8回 焼け跡の東京:デカルトとの対話
にも、水銀遅延管メモリが出てくる。もっと驚いたのは、げげ、EDSACってタ
ンパク質立体構造の計算に使われたんだ。そんな昔からコンピュータでやって
たのか。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
で、GRAPEをタンパク質の構造と機能を探るために使う話が20年前からあった
ということを書きましたが、それよりもっと前からコンピュータを使っていた
んですね。それもEDSACだって。
 ひぃぃ、和田英一先生の恩師であられる日本のコンピュータの最初期も最初
期から活躍された高橋秀俊先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JA298W/showshotcorne-22/
高橋秀俊(著)「電子計算機の誕生 (1972年) (中公新書)」
は、アマゾンだといま8000円から。すごい、プレミア。\(^O^)/

 写真集に戻って、62ページのミニットマンの誘導コンピュータ。この写真は、
なんか、これ、筍の断面みたいで(爆)、食えるかなあなどと思ってしまいまし
た。\(^O^)/
 これが、弾道ミサイルの先頭付近に積まれていたんですよね。筍がどんどん
成長して、ミサイルを突き破ったりしないんですかね。
 せんせん。\(^O^)/
 弾道ミサイルとミニットマンのこと、ググったら、
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/balliticmissile.htm
が出ました。
 これの親ページすごいね。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aerospace.htm
Areospace 航空宇宙兵器
 さらに親ページは、
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/main.htm
現代兵器を学ぶ Weapon School
だ。
 いま、東京湾で漁船をイージス艦がぶつかって沈没させて、大問題になって
ますが、もちろんイージス艦の解説もありますね。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/aegis.htm
イージス艦
 あ、ハープーンもあった。なんか、発奮するみたいな名前で好きなんです。\(^O^)/
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/harpoon.htm
ハープーン対艦

 これで、しばらく、勉強しよう。^^;
 イージスの写真は、
http://members.jcom.home.ne.jp/persianopeh/research/aegis/
イージス艦て何?
が、発射シーンの写真があって迫力ですね。

乳の詫び状(2008/02/22)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―ヴィンテージコンピュータの美」
---
 オライリージャパンから、今度、歴史的に貴重なコンピュータであるヴィン
テージコンピュータの写真集を出すんだけど、お金もないから、中村さんとこ
で宣伝してくれなどというメールがあって、献本されてきたんだけど、先週も
納品、今週も納品で、年度末だからあれこれ忙しいし、いつ紹介できるかわか
らんよという返事をした。
 昨夜、封を開けて本を広げてみたら、即、紹介!\(^O^)/
 美しい! 素晴らしい!
 その本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113571/showshotcorne-22/
John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory 
―ヴィンテージコンピュータの美 (大型本)」
です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/26/1753241
クイーンのブライアン・メイの宇宙本「BANG!」
も、よく3000円で出したなあと思いましたが、本書もフルカラーの大型本でこ
の写真のクォリティでよく3000円台で出しましたねえ。立派と思う。

 登場するコンピュータを列挙しておくと、
Z3, ENIAC, UNIVAC 1, Johnniac, コアメモリ
 あ、オライリージャパンに行ったら、目次があるじゃん。\(^O^)/
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113579/toc.html
Core Memoryの目次
をご覧ください。
 壮観でしょ。おれは、知らないコンピュータがいくつもあった。
 日本のコンピュータは、NECのNEAC 2203があるだけですね。ま、欧米中心だ
から仕方がないのか。

 冒頭のZ3は、訳者の鴨澤氏が、訳者あとがきで
「最初のデジタルコンピュータは実はENIACではなく、ドイツのZ3だった」
と書いていて、「嘘だろ。最初のデジタルコンピュータは、イギリスのコロッ
サス(Colossus)だろう」と突っ込もうと思ったけど、Z3のページをめくって写
真の説明を読むと納得。
 コロッサスは、「電子式」デジタルコンピュータ。Z3は「リレー式」デジタ
ルコンピュータ。よって、デジタルコンピュータとしてはZ3のほうが先。1941
年なんですね。
 コロッサスは、イギリス軍の機密で第2次世界大戦後もずっと秘密にされて
いたので、コロッサスを作った人たちの名誉回復が行なわれるまでは、ENIAC
が世界初の電子式デジタルコンピュータだったんです。

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/Colossus

 あと、何度か紹介している一般向けの暗号解説本としては現在ベストである
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393022/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで」
文庫は、 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410215972X/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「暗号解読 上巻 (新潮文庫 シ 37-2)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159738/showshotcorne-22/
サイモン・シン著, 青木薫訳「暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)」
でも、コロッサスのことは出てきます。ドイツの強力な暗号エニグマを解くた
めに。このエニグマ解読に至るストーリーはすごいです。ドイツにやられるポ
ーランドの技術者が、死に物狂いで初期のエニグマを解読するんですが、それ
からは。。。とかね。
 これと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/13/2509393
石井茂著「量子暗号 絶対に盗聴されない暗号をつくる」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822282759/showshotcorne-22/
石井茂著「量子暗号 絶対に盗聴されない暗号をつくる」
を読めば、暗号入門として十分すぎるくらいでしょう。

 コアメモリは、学生時代、現物を見たことがあります。九州大学工学部情報
工学科には、コアメモリの展示物があったんです。ビーズみたいなものに垂直、
水平に細い線が通っていて、それがびっしり。織物みたい。

 Apollo Guidance Computerは、最初、Sunのワークステーションよりよっぽ
ど進んでいた、あのスーパーワークステーションApollo Domainかと思ったら、
そうではなく月に行ったアポロ計画で使われたコンピュータ。

 Interface Message Processorは、世界初のルータですね。経済学者の野口
悠紀雄が、シスコのルータを世界初のルータなどという嘘を書いてました。そ
して、そのシスコのルータについても大きな嘘を書いていて、困ったもんです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/18/2518057
野口悠紀雄のトンデモIT論その2
の続きを書かないとね。その5か6くらいまで書けるかもね。^^;

 SuperPaintのページは、コンピュータではなくフレームバッファの基板の写
真。
 えっと、以前あったMacintosh用のお絵かきソフトのSuper Paintと勘違いし
ないでくださいね。ここで説明しているのは、Xerox PARCで作られたもの。
 以後のお絵かきソフトに決定的な影響を与えたソフト+ハードなんですね。
ツールや色をパレットから選ぶというのもこのSuperPaintから。解説では、
「現代のすべてのペイントプログラム(およびPhotoShopなどのピクセル操作プ
ログラム)の原種」
となっています。

 ウォズの直筆サイン入りApple I(本来ローマ数字の1だけで文字化けしそう
なのでIで代用)とか、いかにもヴィンテージで、いいねえ。
 でも、Apple II(これも本来ローマ数字だけど、Iを2つで代用)以降のパソ
コンの写真は、どれも外見写真で、それまでの写真と比べるとつまらない。その
分、文章で読ませるけれど。
 やっぱ、コードやワイヤがのたくったり、真空管やランプやツマミが並んで
ないと。^^;
 カラー抵抗が写真に写っているのをみたとき、あー、昔は、ちゃんとカラー
の帯から、何オームの抵抗かすぐわかったのになあなどと思いました(泣)。
 TRS-80もあったよ。ポータブルコンピュータのOsbone 1もある。これさ、も
のすごく重いんだよね(本書の記述では、24ポンド、11kg弱)。こんなのがポー
タブルだなんて、アメリカ人、体力ありすぎ、車社会だしなあと思ったもん。
 フランスのマルチメディア端末Minitelもありますね。姿を初めて見た。\(^O^)/
 ラストから2番目の初代Macintoshが一番冴えない写真。^^;
 キヤノン販売だったかなぁ。最初のMacintoshを売り出したころのチラシや
広告写真では、マックの画面にでかでかと「Hallo!」と表示してあったんです。
「Hello!」のスペルミスで。^^; あの写真を使ったらよかったのに。\(^O^)/
 最後は、Googleの最初のサーバマシンの一部。

 写真は、いずれも非常にクリアです。大型本だし、ドアップが多いから、迫
力満点!
 生物の組織を拡大した顕微鏡写真にみえるようなものもあるし、どれもほん
とに美しい。
 そして、初めて開いたとき、インクの匂いがよかった。ああ、官能、恍惚。\(^O^)/

 本の装丁として、シャレているのが、ページ番号の振り方。
 写真集だから、写真が全面を埋め尽くす見開きの左ページには、ページ番号
なし。よって右ページにだけあるが、それが単純にページ番号が印刷してある
わけじゃない。なるほど、そういう風に読むとページ番号がわかるのかと思う
ようなシャレたやり方。
 ぜひ、現物をみてください。
 こういう小粋な技をみせられると、やっぱ、デザインって大事だね。デザイ
ンのパワーってあるね。こういうデザイン力があると本のステータスや価値が
上がるもんね。

 この1冊があれば、昔話が尽きない。たった50年ちょっとだけど、コンピュ
ータには語るに足る歴史、豊潤なドラマがあることを実感させてくれる1冊。

===
標題: Re: John Alderman(著), Mark Richards(写真), 鴨澤 眞夫(翻訳)「Core Memory―ヴィンテージコンピュータの美」
---
> カラー抵抗が写真に写っているのをみたとき、あー、昔は、ちゃんとカラー
>の帯から、何オームの抵抗かすぐわかったのになあなどと思いました(泣)。

覚えてるよ。白黒赤青黄緑橙桃紫。それは競輪のユニフォーム
の順番じゃーん。

つばめどん

乳の詫び状(2008/02/21)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: テレビのネット配信
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2616646
情報通信法の衝撃
の関連。

 実は、2008/01/29だから、1ヵ月弱前のメール。江川さん、すみません。
--- ここから ---
どうもピープル江川です。お世話になっています。
今日話していた記事です。
http://www.asahi.com/business/update/0127/TKY200801260307.html

アクトビラ
http://actvila.jp/
という別会社でやってるんですね。
ドキュメンタリーのとこです。

記事にもあったように今年12月から
http://www.nhk.or.jp/archives/
で有料配信を始めるんでしょう。

それでは。
--- ここまで ---

 アクトビラは、家電メーカがテレビ局をやっつけるための会社ですね。\(^O^)/
 民放、特に東京キー局の商売のやり方がふざけすぎなので、情報省が指導し
て設立しました。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/15/2629794
Re: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」その2
のさらに続き。

標題: Re: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」その2
---
willcomは「使える」という意見と、「使えねー」という
意見が両方ありますね。ダイヤモンドのあの特集も提灯
だと騒いでいる人もいるみたいだし。
うちのすぐそばに基地局があるから、うちでは電波入り
まくりのはずだけど、俺DoCoMoだし。そもそも携帯電話
なのに外出時持ってあるかないし。なんのために持って
るかって?

匿名希望

===
標題: Re: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」その2
---
 今はauを使っているけど、ウィルコムのサービスエリアが地元近辺を
カバーできるならわしもウィルコムにしてau解約しようかと思ってる。
でもまだ町中を少しでも外れると無理っぽいし、ほんの僅か奥へ入るだ
けでまったく入らないみたい。拡大予定も入ってないや。

>そもそも携帯電話
>なのに外出時持ってあるかないし

 以前はよく外出時に忘れたし、忘れてもいいやと思ってたけど、余り
に忘れるので「携帯やないやん」と言われて最近はちゃんと持ち歩くよ
うになった。おかげで「えらい」と褒めて貰った。(^o^)

                              穂高

===
標題: Re: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」その2
---
 ウィルコムって、そんなにエリアが狭いの。
 基地局小さくて省電力だから、田舎をカバーするには大変なんだね。
 逆に都会はでかい基地局作るスペースがなくても、埋めやすいからいいのか。
 ウィルコムの携帯自体が、ナノセル方式とかいって、基地局にならないの?
 もっと小さくチップにして、野良犬、野良猫、野良人間、野良昆虫に
埋め込めば、いつでも、通話できるよね。^^;
 そうなると、地球上の生き物は、みんな基地局になるのか。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 山口浩樹, 松本洋一郎著「道具としての流体力学」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/30/2536973
矢川元基編著「パソコンで見る流れの科学―数値流体力学入門 (ブルーバック
ス) 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/21/2648157
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第14巻)と「シリーズ 現代の天文学」
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453403945X/showshotcorne-22/
山口浩樹, 松本洋一郎著「道具としての流体力学」
は、おれにはすごくいい。
 まもなく50歳という年になって、50の手習いで流体力学なんぞをちょっとか
じってみようと思って、本書を手にしたが、ちょうどいい。
 目次は、
http://www.njg.co.jp/d/3945.html
にあります。
 第1章、第2章は、高校の物理くらいかな。ってか、もう、高校時代なんて30
年以上前だから、高校の物理の難しさ、やさしさがどれくらいかすっかり忘れ
てるけど。\(^O^)/
 久々に、仰角30度、重さ145gのボールを初速時速80kmで打ち出すと、何メー
トル先に落ちるかなんて、問題をしこしこ解いた。\(^O^)/
 解けたぁ。\(^O^)/
 なんか、うれしい。\(^O^)/
 おれの答、間違ってたけど。\(^O^)/

 ま、そんなことをやりながら、少しずつやってます。
 数学をすっかり忘れているおれには、巻末の基礎数学の付録もうれしい。
 式の変形も丁寧。
 それでも、おれみたいに、2次方程式の解の公式まで忘れている人は、その
辺は自分で調べないとね。
 おれ、バカだから、直径10cmの断面積にかかる圧力がうんぬんという部分の
計算で、
 (π*10*10)/4
みたいに、必ず4で割ってあるのが、おかしいなあと思ってたんです。だって、
おれの記憶では、円の面積は、π*r^2でしょ。いつから、これの4分の1になっ
たんだ。おれの記憶違い? まさか、円の面積や円周の公式すら思い出せない?
ああ、おれも自殺を考えないとダメかなどと思ったら、あなた。バカだねえ。
直径10cmだったら半径は10/2だよね。10の自乗の表現にしてあるから1/4をか
けてあるんだね。^^;
 2次方程式の解の公式まで忘れている話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/07/1238277
NHK教育、高校数学基礎: ホットコーナーの舞台裏
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/14/1260227
円周率音楽、ゲーデル、エッシャー、バッハ、モーツァルト
をどうぞ。
 最後のほうは、コンピュータを使った数値シミュレーションの話。表計算ソ
フトを使ってやってみる例もある。
 微分方程式を差分方程式にする話が出てくる。テイラー展開も出てくる。テ
イラー展開とかマクローリン展開とかやったよね。あれ、高校の数学だっけ?
 大学に入ってから? フーリエ級数はさすがに大学? よーわからん。\(^O^)/
 あ、電磁気学の安浦先生(いまの九大の安浦先生のお父さん、亡くなられま
したが)が、数学から1つだけ残してほかがみんななくなるとしたら、電磁気学
にとって残してほしいのは、フーリエ級数とおっしゃったような記憶がある。
あれ、三角関数もかな。それだと2つ残すことになるか。^^; よーわからん。\(^O^)/

 巻末付録で、何よりうれしかったのは、ギリシア文字の読み方。\(^O^)/
 イータが読めなかったんですよ。おれ。思い出せなかったの。大文字はHの
形をしているけど、エイチじゃなかったしなあ、などとずっと思っていた。そ
れが解決。
 ゼータとクサイの区別はつくんです、昔から。どっちも蛇っぽいというか龍
っぽいでしょ。でも、見方によっては、とぐろを巻いたウンコ。\(^O^)/
 で、クサイのほうがとぐろが多いんです。とぐろが多いほうが臭いから、こ
っちがクサイ、と覚えている。\(^O^)/
 お前は、クレヨンしんちゃんか。
 えっ?
 雲黒斎だよ。クレヨンしんちゃんの映画「雲黒斎の野望」だよ。
 あ、ウンコ、臭いね。\(^O^)/

参考:
http://homepage3.nifty.com/mindy/column/otona.html
「オトナ帝国の逆襲」で初めてクレしん映画の凄さを知った人のための
映画「クレヨンしんちゃん」シリーズ8作品ガイド

 本書は、イメージからするとこういう理工系のそれなりに数式も入った本な
ど出してそうにない日本実業出版社から出ている。それも、「道具」シリーズ
としてシリーズ化されているものの1冊。
http://www.njg.co.jp/
に行って、キーワード検索で「道具」で検索すると、いろいろ出てくる。
 本書の内容からすると、より一般向けの数式を使わない定性的な話だけの入
門書ではなく、ある程度数式を使って数学的な基礎、定量的な話もやる入門書
のシリーズだろうと思う。おれみたいに、数学はできないけど、定性的な話ば
かりはもう聞き飽きたという人間にはちょうどいいんじゃないだろうか。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534034903/showshotcorne-22/
一石賢(著)「道具としての物理数学」
は、買って勉強してみようかなと思い始めた。
 理工系のもの以外にも、金融系のものもあるね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534039212/showshotcorne-22/
藤田岳彦(著)「道具としての金融工学」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534039484/showshotcorne-22/
石野雄一(著)「道具としてのファイナンス」

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 
(シリーズ現代の天文学 第14巻)と「シリーズ 現代の天文学」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/08/2610646
GRAPE本、伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る」 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/16/2631977
コンボリューション、畳み込み、ホプキンス 
の続き。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607346/showshotcorne-22/
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第14巻)
の紹介。
 目次は、
http://www.nippyo.co.jp/books/book.cgi?No=3118
第14巻 シミュレーション天文学
をどうぞ。

2009/10/29追記:
 目次のリンクが切れていた。探したら、
http://www.nippyo.co.jp/book/3118.html
第14巻 シミュレーション天文学
にあった。
 CGIのパラメータである3118を3118.htmlにして、booksをbooksに
して、
http://www.nippyo.co.jp/book/3118.html
にすればいいみたいね。

 本書の第13章がGRAPEに関係していることはすでに上述のブログで述べた。
 目次をみるとわかるが、本書は、いきなり天文学向けのコンピュータシミュ
レーションの話をするのではなく、数値計算の基礎から説明してある。第5章
までが基礎編としてそれにあててあるのだが、おれの数学力だと第2章までは
ついていける。ルンゲ・クッタは、大学でやったしね。「食った食った、ルン
ゲ・クッタ」などといってたから、名前も覚えていたし。
 でも、第3章の偏微分方程式の数値解法からは、だんだん難しくなった。^^;
 それでも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/30/2536973
矢川元基編著「パソコンで見る流れの科学―数値流体力学入門 (ブルーバック
ス) 
で名前は出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453403945X/showshotcorne-22/
山口浩樹, 松本洋一郎著「道具としての流体力学」
を読みながら、しこしこ練習問題を解いたりしているから、ある程度は話はわ
かる。きっと、流体力学の数値シミュレーションがよくわかってる人は、本書
をすいすい読めるんだろうな、うらやましいなあと思う。
 おれの場合、そこまでいってないので、だんだん式を追えなくなって、もう
面倒になって(笑)ざっと飛ばして、目についた第13章数値相対論を読んだ。\(^O^)/
 前から、アインシュタイン方程式を解析的に解くのも知らないけど、数値的
に解くのも全然知らないから、興味があったから。
 3 + 1分解というのをやるんですね。へえぇ。そして、それを改良した方式
は、日本人の中村卓史さんが考案して、さらにそれが改良されて、いまでは、
BSSN(Baumgarte-Shapiro-Shibata-Nakamura)形式というのがあるんだそうだ。
関係した研究者の名前、バウムガルテ-シャピロ-柴田大-中村卓史からつけら
れた方式ですね。
 ま、中村という以上、おれの教え子か手下であることは間違いない。\(^O^)/
 情報省はアインシュタイン方程式の数値解法の改良まで手がけていたという
のね、世界の情報機関が驚くね、こりゃ。
 お前の妄想癖に驚くよ。数学できないから、こういう妄想に逃げるしかない
んだもんね、かわいそうに。\(^O^)/

 本書全体を通じて感じたのは、解説されている数値解法の技法などは、どれ
も、いかに精度のいい、発散しない、誤差が蓄積しない答を求めて正確なシミ
ュレーションにするかという、その一点ね。ま、当たり前だろうけど。
 
 「シリーズ 現代の天文学」は、日本天文学会創立100周年記念出版事業だ
けあって、力が入っているもんね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/18/1309680
日本天文学会の天文学全集「現代の天文学」刊行開始
で、刊行開始を紹介したものの、予約はしなかったが、
http://www.einstein1905.info/whatsnew/2007/03/0703_series_asj.html
【書籍紹介】「現代の天文学」刊行開始
をみて、やっぱ、おれも全巻予約すべきだったかと、ちょっと後悔。でも、置
き場に困るし、全部、読まないと思うんです。でも、コレクターなら全巻揃え
たいし。^^;

 ここでも紹介してあるが、第1回配本だった
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607214/showshotcorne-22/
岡村定矩、池内了、海部宣男、佐藤勝彦、永原裕子(編)「人類の住む宇宙 (シ
リーズ現代の天文学 第1巻)」
の目次と正誤表は、
http://www.nippyo.co.jp/books/book.cgi?No=2990
目次
http://218.216.69.73/nippyo/correction/seigo.asp?No=2990
正誤表、
にあります。これの感想は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/16/1510350
シリーズ現代の天文学 岡村定矩編「人類の住む宇宙」
に書いた。

2009/10/29追記:
 これも目次のリンクが切れていた。新しいリンクは、
http://www.nippyo.co.jp/book/2990.html
第1巻 人類の住む宇宙

 日本天文学会の
http://www.asj.or.jp/asj/ModernAstronomy.html
日本天文学会創立100周年記念出版事業 「シリーズ 現代の天文学」刊行開
始!
には、シリーズ全巻の一覧と、出版社である日本評論社への各巻ごとのリンク
があります。
 まとめてみるには、
http://www.nippyo.co.jp/
日本評論社
に行って、「現代の天文学」で検索してください。
 で、佐藤勝彦先生の宇宙論(1)が出ていると思って、
http://218.216.69.73/nippyo/books/bookinfo.asp?No=3219
をみたら、品切れになってる! さすが、佐藤勝彦人気、宇宙論人気。
 しまった、出遅れたぁと思ったが、アマゾンに行ったら、在庫があった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607222/showshotcorne-22/
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」
で、そっこー、買ってしまいました。\(^O^)/
 アブねえ、アブねえ。こんな綱渡りするくらいなら、やっぱ、全巻一括予約
すべきだったな。^^

 ところで、先に紹介した
http://www.einstein1905.info/
Einstein 1905 「数理科学/宇宙物理」研究の最新情報 と「研究者/研究生
活」に関する情報サイト
はすごいですね。
 メモしていた気になったリンクだけ。
http://www.einstein1905.info/whatsnew/2007/12/0712_physicsweb.html
【2007年】PhysicsWebのベストニュース
http://www.einstein1905.info/whatsnew/2007/12/0712_breakthrough.html
【2007年】サイエンス誌「10大ブレークスルー」
 他のサイトのリンクも。
http://www.sciencemag.jp/index.cgi
http://www.sciencemag.jp/highlights.cgi
http://www.sciencemag.jp/highlights.cgi?_issue=94
http://www.sciencemag.jp/highlights.cgi?_issue=88

http://www.sciencemag.jp/highlights.cgi?_issue=94
にある
有名サックス奏者が出す高音の謎を解明
は、ファルセット奏法のことなんでしょうかね。
 昨年亡くなったジャズ・フュージョン史に残る名テナーサックス奏者、
マイケル・ブレッカーの得意技ですよね。

乳の詫び状(2008/02/18)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)、水魚堂
---
 日本海側はものすごい雪なんですね。北海道、東北、北陸はいうのおよばず、
鳥取でも41cmの積雪だとか。みなさん、死なないように。ほんと。
 今朝、お天気ニュースで、そのメカニズムの説明をやっていました。
 そこで聞いて、聞いた途端に、かっちょよくで、しびれた言葉。

   日本海寒帯気団収束帯

 日本海寒帯気団って、なんか、すげー。算法騎士団やテンプル騎士団よりか
っちょいい。\(^O^)/
 それに収束帯が付くんだから、めちゃめちゃかっちょいい。
 英文略号は、JPCZ。
 これは、Japan-sea Polar-airmass Convergence Zoneとのこと。
 なんか、知らんが、Polar-airmassですよ、そんでもって、Convergence 
Zone。かっちょいいーー。\(^O^)/
 日本語も英語も、なんか、かっちょよすぎるぜ。
 よし、花束とファンレター、手渡ししよう。
 即、凍死。\(^O^)/

 某氏のお子さんが、まだ小さい頃、お父さん、お母さんが、テレビを観なが
ら、「寒波が来る、寒波が来る」と心配していたのを見て、子供ながらに、
「お父さんとお母さんがあんなに怖がるんだから、寒波は、めちゃめちゃ怖い
もの」と思っていたそうです。
 それで、そのお子さんがやんちゃをしたり、言うことを聞かないときは、お
母さんが
「言うこと聞かないんだったら、寒波、呼んじゃうよ。寒波が来るよ!」
というと、
「寒波、いやー。寒波、呼んじゃ、だめー」
と泣き出して、すぐ、ちゃんということを聞いたそうです。\(^O^)/
 恐るべし、寒波。\(^O^)/

 「寒波」だけで、それだけ怖い思いをするんだから、シベリア寒気団なんて
聞いたら、ショック死するんじゃないか。\(^O^)/
 旧ソ連の極寒の世界からやって来る、略奪、暴行、殺戮、暴虐の限りを尽く
す恐怖の集団というイメージでしょうね。

 シベリア寒気団といえば、イラストレーターもやってる岡田信子さんが、シ
ベリア寒気団で一発作ってます。これ、学生にもみせるんです。
 何年も前に作られたものだが、これ、彼女がほとんど初めて作ったFlashア
ニメだったと思う。

http://www.suigyodo.com/tlg/douga/mini001.htm
岡田信子 シベリア歓喜団

 その他、動画は、
http://www.suigyodo.com/tlg/douga/mini001.htm
をどうぞ。

http://www.suigyodo.com/
水魚堂
は、ご夫婦でやってるサイト。
http://www.suigyodo.com/tlg/
Twilight Gallery
が、信子さん。
http://www.suigyodo.com/online/index.htm
が、ダンナの分。
 彼が作っている
http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm
は、回路図エディタ。
 この回路図エディタは評判よくて、これで設計して、ルーマニアかどこかで基
板を作ってどうのこうのといってたなあ。
 この回路図エディタのことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/27/191750
水魚堂カレンダー&回路図エディタ
で紹介していますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: GPUでの物理計算
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」 
に村上雅英さんから、GPUで科学技術計算をする件についてコメントがついて
います。
 ありがとうございます。
 これに関連して匿名希望からメール。ブログのコメントはブログだけだけど、
メールだと、ブログだけじゃなくて、ホットコーナーのウェブのほうにも載り
ますので、お得です。\(^O^)/

--- ここから ---
中村様へ

匿名希望です。
いつも、刺激的で、楽しみにさせていただいております。

 2008年2月14日付けの記事で書かれていたGPUでの物理シミュレーションです
が、後述のように2年位前から製品化が始まっています。

 しかし、ゲームくらいしか使われないので、我々の身の回りには出回ってい
ないようです。  昨年末には、秋葉原でPhysXの店頭在庫処分があったという
記事を見かけたくらいですんで。

動画がある記事
Radeon X1900 3枚構成で物理演算をデモ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0609/comp09.htm

後藤弘茂さんの紹介記事
物理シミュレーションをハードで実現するAGEIAの「PhysX」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0407/kaigai259.htm
物理シミュレーションで現実化し始めたGPGPU
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0412/kaigai260.htm

 たぶん、すでに多数のATIとかNvidiaのファンから紹介されているかと思い
ますが、念のため。

 また、この2/14の記事では、3回目くらいですかね、魔術師本の紹介をされ
ていて、一度は読まなきゃと思いつつ、「入門Haskell」も読了できていない
ので、あせっております。
#定年までには読みます、きっと。

 では、お体にお気をつけになって、ばりばりコラム書いてください。 
 --- ここまで ---

 匿名さん、ありがとう。
 後藤さん、こういうのもちゃんと書いているんですね。さすが。
 全然、読まないからなあ。インプレス関係だと、元麻布さんのも読まないし
なあ。
 ゲームはリアリティを上げるために物理演算するからGPUでもサポートする
ということなんでしょうかね。でも、単精度だからまともな科学技術計算には
まだ使えないという現状なんでしょうか。

乳の詫び状(2008/02/17)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 東芝ブレイブルーパス、負けたぁ(泣)
---
 サントリーはトヨタに勝ったけど、東芝は三洋電機に負けました。
 二転三転する大接戦、大熱戦のゲームでしたが、ゲーム終了のホーンが鳴っ
た数秒後に逆転トライされちゃいました(泣)。
 やっぱ、今年の三洋電機は強かった。
 これで、東芝ブレイブルーパスのトップリーグ4連覇は消えました。冨岡前
キャプテンの珍しいドロップゴールまであって、東芝が勝つかと思ったんです
けどね。
 サントリーは、トップリーグ決勝で三洋電機を破ってほしいです。
 東芝は、次は、日本選手権ですね。
 ところで、東芝のマクラウド選手は今シーズン限りらしいです。ニュージー
ランドからコーチ就任のオファーがあったそうです。素晴らしいプレーヤーだ
けに残念です。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 東芝、HD DVDから撤退
---
 各紙、各局が東芝がHD DVDから撤退することを報じてますね。
 毎年500億円の赤字だったそうだから、もうBlu-rayに勝てそうになくなっ
たんだから、とっとと撤退するのは、正解でしょうね。

 とはいっても、士気に影響するだろうから、今日のトップリーグのプレーオ
フ、東芝対三洋電機は、絶対勝たないといけませんね。さらに、決勝でも勝っ
て、トップリーグ4連覇を果たさないと。

 がんばれー、東芝ブレイブルーパス。
 サントリーもトヨタに勝ってくれ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新型インフルエンザ関連とスイス
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/11/2617282
岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/15/2629798
Re: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
その2
の続き。

 新型インフルエンザ関連のリンクをいくつか。これ以外の有用な情報源は、
上記の本の最後にQ&Aで載っているので、それを参照してください。

http://pandemic.seesaa.net/
パンデミック・フルー情報最前線
http://miso-ojisan.blog.ocn.ne.jp/blog/2008/02/post_eaca.html
鳥インフルエンザの襲来(その2)
http://miso-ojisan.blog.ocn.ne.jp/blog/2008/02/post_4b84.html
鳥インフルエンザの襲来

 上記の本では、ワクチンなどの備蓄に関してスイス方式とアメリカ方式が出
てきます。それで、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/13/2623387
Re: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
では、
--- ここから ---
 対策の考え方は、スイス式とアメリカ式とあるそうですが、著者の岡田晴恵
 
さんは、スイス式を推奨しています。しかし、アメリカ式にもそれなりに一貫
 
性はある。どうしようもないのが、現状の日本で、アメリカ式にしようとして
 
いるらしいが、中途半端なので、役立たず。\(^O^)/
--- ここまで ---
と書きましたが、その補足。
 スイス式のほうがプレパンデミックワクチンを全国民分備蓄した上で、タミ
フルなども用意ということで、いいように思えますね。
 アメリカはタミフルを全国民分備蓄。そして、半年で新型インフルエンザの
「プレ」ではないパンデミックワクチンを全国民に供給を公表。スイスに比べ
人口が多いから、プレパンデミックワクチンを全国民分用意するのは無理。だ
から、半年間はタミフルで乗り切るという考え方で、それなりに一貫性はある。
 ところが、日本は、中途半端。プレパンデミックワクチンの備蓄はわずかに
1000万人分。タミフル備蓄も2800万人分。何より、パンデミックワクチンの供
給が発生1年後、しかも何人分かが公表されていないそうです。
 つまり、あんたら国民は死ねということです。\(^O^)/
 そりゃ、年金問題みてもわかるもんね。官僚や政治家がお前らの金をじゃぶ
じゃぶ使ってやるから、お前ら国民は早く死ねだもんね。

 スイスって、永世中立を保つために、昔からすごく防衛もやってるし、やり
方が徹底していると思っていましたが、新型インフルエンザ対策でもそれが発
揮されていますね。
 探したら、
http://www.swissinfo.org/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=7822694&cKey=1179293957000
新型インフルエンザ予防のモデル国、スイス
というのもありました。
 興味が出てきて、探したら、アマゾンには、スイス政府が国民に向けてやっ
ている自己防衛のためのプログラムがありますね。その名もずばり「民間防衛」
。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562036672/showshotcorne-22/
スイス政府編, 原書房編集部訳「民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をま
もる (新書)」 
 素人評は大絶賛ですね。
 これ、時間ができたら、読んでみようかな。

乳の詫び状(2008/02/16)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 気になる本、ジャンボ旅客機、新幹線、地図
---
 なんか、ハマりそうな本がありますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576042416/showshotcorne-22/
エラワン・ウイパー著, ウイチャイ・ワンナワック訳「ジャンボ旅客機99の謎
―ベテラン整備士が明かす意外な事実 (二見文庫)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576051954/showshotcorne-22/
エラワン・ウイパー著, ウイチャイ・ワンナワック訳「続 ジャンボ旅客機99
の謎―ベテラン整備士が明かす意外な事実 (二見文庫)」

 続編が出たということは、非常に人気があったということですね。
 新幹線もある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576051156/showshotcorne-22/
新幹線の謎と不思議研究会編「新幹線99の謎 (二見文庫)」
 乗り物の謎本は、二見文庫のヒット商品なんでしょうね。
 でも、新幹線の謎は、続編が出てないから、ジャンボジェットに負けてると
いうことか。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4398143017/showshotcorne-22/
なるほど知図帳日本編集部編「地図屋しか知らない!?〈なるほど知図BOOK〉日
本のひみつ (まっぷる選書 4)」
 アマゾンのレコメンドをみると、昭文社は、「なるほど知図BOOK」シリーズ
で、何冊も出してるんですね。人気シリーズですね。
 「なるほど知図BOOK」シリーズ以外に、「なるほど知図帳」というのも出し
ているのか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4398200363/showshotcorne-22/
西山芳一(写真)「[なるほど知図帳] 世界に誇る日本の建造物~現代日本を創っ
たビッグプロジェクト (なるほど知図帳) (大型本) 」
も、迫力ありそう。

 ぼくは、世界地図方面では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216092/showshotcorne-22/
ジャン-クリストフ ヴィクトル/ヴィルジニー レッソン/フランク テタール著,
 鳥取絹子訳「地図で読む世界情勢 第1部 なぜ現在の世界はこうなったか (大
型本)」
と
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216106/showshotcorne-22/
ジャン-クリストフ ヴィクトル/ヴィルジニー レッソン/フランク テタール著,
鳥取絹子訳「地図で読む世界情勢 第2部 これから世界はどうなるか (大型本)」
は、書店でみて面白そうで買ったんですけど、日本地図は眼中になかった。^^;

 やっぱ、地図と乗り物メカ、ハマっちゃうよなあ。

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。投稿したものに加筆修正したもの。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/16/2632088
一個人、来ました\(^O^)/
の続き。

標題: ダンシング・ヴァニティ関連
---
 すでに報告があったとは思うのですが、探せなかったので。

 ブログ「筒井康隆氏についての…」をみると、
http://d.hatena.ne.jp/flow2005/20080201
2008-02-01 五月に『フリン伝習録』が西宮で再演!
に、「週刊新潮」2/7号 ワイド記事のタイトルに「ダンシング・ヴァニティ」
というのがありますね。
 中吊り広告の写真があります。
http://f.hatena.ne.jp/flow2005/20080201223240

 そして、
http://d.hatena.ne.jp/flow2005/20080209
2008-02-09 新潮社サイトに『ダンシング・ヴァニティ』特設頁
があって、新潮社の
http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/314529/
『ダンシング・ヴァニティ』特設頁に行くと、踊ってます、踊ってます。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
筒井康隆著「ダンシング・ヴァニティ」

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。2008/02/10に投稿したものに加筆修正したもの。

標題: 一個人、来ました\(^O^)/
---
 アマゾンに注文しておいた雑誌「一個人」2008年3月号と「ダンシング・ヴ
ァニティ」来ました。
 すでに指摘がありましたが、筒井さんも小松左京さんも「カラ兄」(カラマ
ーゾフの兄弟)、ご推薦ですね。早乙女貢さんもそうですね。おれ、読んでな
いから、やっぱ、新訳を読もう。

 一個人のこの号は、文学大特集ですね。ほかにも、島田雅彦厳選世界の古典
特集や、時代小説大特集とか。
 時代特集って、いま、空前の大ブームと書いてあります。そうなんですか。
全然、知らなかった。自分の時代小説は、隆慶一郎さんに狂ったときで時が止
まってます。^^;

 原宿の家には、地下に書庫があるんですね。知らなかった。きっと、さらに
その下には、秘密基地があるんでしょうね。
 一瞬、サンダーバードのような基地を想像しましたが、「ダンシング・ヴァ
ニティ」からすれば、映画「禁断の惑星」に出てきた超巨大地下施設があるに
違いない。たぶん、筒井邸の地下室は入り口のひとつであって、広さは、山手
線の内側くらいはありますね。もう1つの入り口は、皇居内でしょう。\(^O^)/

 映画「デジャブ」の感想は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/24/2455297
映画「デジャブ」
に書きましたが、「デジャブ」の中では、アメリカの大停電の原因は、実は、
この映画で出てくる過去を再現できるシステムが稼動したのが原因だというこ
とになっています。
 今後、東京が大停電になった場合、東電は、たとえば、猛暑と夏の甲子園視
聴が重なってなどと説明するでしょうが、情報省の調べでは、本当の原因は、
筒井邸地下の秘密基地にあります。\(^O^)/
 映画「禁断の惑星」のように、秘密基地に閉じ込めてある筒井さんのイドが、
創作のとき、あるいは夜出歩いて若いもんをステッキで殴り倒すときに、猛烈
にエネルギーを消費するのが原因です。\(^O^)/
 あ、地震。そうか、関東地方の地震も、この地下秘密基地で何かが動いた結
果ですね。\(^O^)/
 ということは、神戸のご自宅にも地下秘密基地があるとすれば、阪神淡路大
震災も、その秘密基地で極秘に行なわれた何かが原因?\(^O^)/

 「ダンシング・ヴァニティ」の表紙、フクロウは、絵みたいですね。アマゾ
ンの表紙画像では、これもフィギュアかと思っていた。ソフトブリーズの二人
はフィギュアを作ってあるみたいだけど。
 おい、お前、tti/salonの#19909、読んでないだろう。
 えっ、あ、ほんとだ。笑犬楼様自ら、
--- ここから ---
 ペーパーバックで、表紙は新潮社装丁部。絵柄はフクロウ(絵)と、ソフト
ブリーズのふたり(フィギュアの写真)です。
 定価、造本、表紙絵、すべて若い人に買っていただきたいための設定です。
--- ここまで ---
と書いておられる。^^;
 すみません。読み落としておりました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
筒井康隆著「ダンシング・ヴァニティ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011Z686I/showshotcorne-22/
一個人2008年03月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334751067/showshotcorne-22/
ドストエフスキー著, 亀山郁夫訳「カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)」

 この新訳「カラマーゾフの兄弟」については、 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/28/1825504
カラ兄(からきょう)
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/29/1826902
ドストエフスキーとは何か
をどうぞ。

 映画「禁断の惑星」の最新は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000XG9Q1K/showshotcorne-22/
禁断の惑星(2007)
のようだが、まだ、宣伝文句も素人評もついてないね。それは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HC83/showshotcorne-22/
禁断の惑星(2000)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000H1QRB8/showshotcorne-22/
禁断の惑星(2006)
をみてください。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 遺伝子商法に気をつけろ & 1000ドルゲノム計画
---
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080108/144376/
2008年、ゲノム情報提供サービスがブレイクするか
などという話が昨今あちこちで聞かれるようになりましたが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011Z682C/showshotcorne-22/
日経サイエンス2008年03月号
には、すでに詐欺商法があることが出ていました。
 目次(最新号の目次)は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?new_flg=1
をどうぞ。
 その記事は、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0803/200803_054.html
L. ハーチャー「“遺伝子商法”に気をつけろ」
です。
 これ、おとり捜査をやったんです。DNAとともに嘘のプロフィールを送って。
たとえば、同じDNAを送って、1つは幼い少女、もう1つは50歳代の男性のプ
ロフィールを送るとかして、どの程度、ちゃんとやってるかを調べたんです。
 結果は、誰でもできるような、よくあるテキトーなアドバイスしか返ってこ
ない。そして、高額なサプリメントを売りつけようとするそうです。
 放送打ち切りになったフジテレビ&関西テレビの捏造健康番組「あるある大
辞典」が復活したら、まず、間違いなく、こんなSNPをもつ人はこんな病気に
なって怖いですよー。でも、このサプリメント食べると、こーんなにいいんだ
という番組を作るでしょうね。
 オウム真理教問題でオカルト番組は自粛していたが、「オーラの泉」などい
まや大復活ですもんね。民放テレビ屋は5年もしたら、視聴率ほしさに、「あ
るある」的番組を復活させるんじゃないでしょうかね。先端科学の生命科学の
仮面をかぶって。
 その他、「あるある」のことは、ぼくのウェブやブログに上部についている
検索窓に「あるある」を入れて検索してください。

 関連した話題。
 1000ドルゲノム計画というのがあります。人間一人分のゲノム解読を1000ド
ルでやれるようにしようとするものです。
 たとえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EHQK26/showshotcorne-22/
日経サイエンス2006年04月号
の
http://www.nikkei-science.net/modules/flash/index.php?id=200604_030
G. M. チャーチ「あなたのゲノム解読します」
に解説があります。
 その他、
http://www.infoshop-japan.com/study/cd55230-genome.html
次世代シーケンシング:1000ドルゲノムの科学的、商業的影響
http://www.infoshop-japan.com/press/cd55230.shtml
1000ドルでゲノムが解読出来る時代は到来するか
http://grants.nih.gov/grants/guide/rfa-files/RFA-HG-04-003.html
REVOLUTIONARY GENOME SEQUENCING TECHNOLOGIES -- THE $1000 GENOME
http://www.yodosha.co.jp/btjournal/bookdata/4897061695/st.html
[遺伝子工学]1000ドルゲノム解析レースの本命サラブレッド

 最後のは、「バイオテクノロジージャーナル」という雑誌なのね。
 知らなかったから、
http://www.yodosha.co.jp/btjournal/index.html
バイオテクノロジージャーナル
をみた。ほほぉ、これ、しばらく買ってみようかと思ったら、2007年11-12月
号で休刊ですね。^^;
 ぼくは羊土社を、我々情報工学、コンピュータサイエンス系の出版社でいえ
ば、休刊した「bit」を出していた共立出版みたいな感じで受け止めています。
つまり、サイエンスの本流、しっかりしたものを出す、老舗という感じ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: コンボリューション、畳み込み、ホプキンス
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607346/showshotcorne-22/ 
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第14巻)」
を紹介する前に、この本で、出てきて、懐かしかった言葉。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626470
デデキントの切断
に続く、題して、懐かしの数学用語第2弾。\(^O^)/

 本書では、「第4章 偏微分方程式の数値解法(2)」の「補遺B 畳み込み」
でフーリエ変換で使う話として出てきます。
 おれ、30年前に習ったことで内容は忘れていたが、「デデキントの切断」と
違って、言葉は覚えていた。畳み込みより、コンボリューションという言葉ね。
 なんか、かっちょいいと思って、覚えたんだ。
 ジャズの巨人、アルトサックス奏者チャーリー・パーカーの名曲「コンファ
メーション」との連想なのかな。
 今回、「畳み込み」をみて、あ、コンボリューションのことじゃないかと思
って思い出した。
 いま、コンボリューションで検索すると、もっぱら画像処理での応用の話が
出てきますね。30年前習ったときは、画像処理に使えるとか、全然、知らなか
った。信号処理は教わったような気がする。画像処理は教わっていたとしても
まるで記憶がない。^^;

http://ja.wikipedia.org/wiki/畳み込み
http://codezine.jp/a/article/aid/129.aspx
コンボリューションを用いた画像の平滑化、鮮鋭化とエッジ検出
http://www004.upp.so-net.ne.jp/iccii/usegimp/convolution.html
コンボリューション行列について
http://www009.upp.so-net.ne.jp/hachinami/note005/filtering.htm
フィルタリングについて

http://www.jhu.edu/~signals/convolve/index.html
Joy of convolution
は、Javaアプレットを使って、実際にどういうパターンになるか操作できて面
白い。
 x(t)とh(t)で、パターンを選ぶか、自分で適当に描いて、x(t-v) and h(v)
のところで、左右にマウスカーソルを動かすと、x(t-v)h(v)とその下の積分の
ところに、リアルタイムで結果のパターンが出ます。

 jhu.eduってどこだろうと思ったら、医学で世界的に有名な超一流大学のジ
ョンズ・ホプキンス大学なのね。\(^O^)/

http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョンズ・ホプキンス大学

 いやあ、ちょっとした懐かしの言葉から、いろんなことがわかるなあ。ラク
ロスが強いのかあ。

 Joy of convolutionの上の
http://www.jhu.edu/~signals/index.html
をみると、壮観ですね。信号処理のいろんな話題について、Javaアプレットで
試せるようになっています。
 さすがは、JHU \(^O^)/

 ホプキンスといえば、おれは古葉監督の下、広島東洋カープがセ・リーグ初
優勝したときのホプキンス選手しか知らんぞ。
 優勝したとき、高校の修学旅行で、浅間山の鬼押し出しにいたんだよね。夕
方だったよなあ。バスの中で、ラジオで優勝が決まったのがわかって、根っか
らのカープファンの川野君が、あの弱小カープが初優勝したと、うれし泣きし
てたもん。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ゲイル・ホプキンス
をみると、あれは、1975年10月15日なのか。万座温泉に泊まって、10月に初め
て雪をみたもんね。10月に雪! 九州では考えられない。露天風呂に行ったん
だけど、周りに雪があって寒かったなあ。
 それにしても、ホプキンス選手すごいね。医学の道に進んで医者になったん
だね。
 医学を目指す人は、みんな、ホプキンスに改名しなさい。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/02/15)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ピアノ空間・カデンツァ(菊池早江子ピアノ教室)(多摩市)
---
 Ring Server Projectでも活躍してくれた故菊池あやむらさんのお母様は、
ピアノニストですが、そのピアノ教室のホームページができたので、ご紹介。
 生徒さん募集です。
 詳しくは、
http://www.pianocadenza.com/
ピアノ空間・カデンツァ(菊池早江子ピアノ教室)
をどうぞ。

 トップは、沖縄での追悼コンサートの写真ですね。詳しくは、
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200511051700_04.html
沖縄タイムス 息子失った菊池さんリサイタル/海の魂よ 安らかに
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/08/134783
菊池早江子 あやむらさん追悼リサイタル
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/09/136083
Re: 菊池早江子 あやむらさん追悼リサイタル
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ルーブル美術館展、ナスカ展、ブータン展
---
 週末お出かけ情報!\(^O^)/
 この前、上野に行って、ルーブル美術館展、ナスカ展、ブータン展をはしご。

http://www.asahi.com/louvre08/
ルーブル美術館展
http://www.tbs.co.jp/nascaten/encore.html
アンコール ナスカ展
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/01bhutan/index.html
雷龍の王国 ブータン -その多様な自然と人々-

 ルーブル美術館展は、様式の変遷が面白かった。噛み煙草入れがいっぱいあ
ったなあ。女の人の髪型が半端じゃなくて塔みたいになってるのが笑った。皮
肉られてたし。
 マリー・アントワネットの旅行かばんがすごいんです。食器セットからなん
から、全部、入る。

 ナスカ展のバーチャルリアリティ(VR)映像はすごかった。重力を自在に操れ
ると、あんな感じに滑らかに上昇下降旋回できるんでしょうね。
 ま、おれら、おとめ座銀河団の人間には当たり前だけど、地球人はまだVRで
体験するしかないね。\(^O^)/

 ブータンの展示は、国立科学博物館の二階。ナスカ展を観終わってから外に
出ようとしてやってるのに気づいた。
 おれ、ブータンは詳しいよ(爆)。
 高校の同級生の阿南君が、1986年にブータンと日本と国交ができる前に、水
力発電のダムを造りに行ったからね。
 国交回復第1弾で、世界中を旅して普通のところじゃ、あきあきしている金
持ち連中やTBSの新世界紀行の取材陣やらが来た。
 阿南たちはその1年以上前からいて、久々に日本人が来たというので、ホテ
ルに行ったら、来た連中、「電気がなくて、ランプの生活。こういうのがいい
んだよねえ」などといっていたという。
 阿南たちは、その電気を普及させるために国王から頼まれて、決死の思いで
水力発電のダムを造ってたのにね。
 さらに、阿南たち日本人がやって来たので、自分たちがブータンに足を踏み
入れた最初の日本人だというプライドまでずたずたにされて、不機嫌になった
らしい。
 ざまあみろですね。現場をなめやがって。\(^O^)/
 そんな連中は、殺して、虎の餌にしてやろうかと思ったという。\(^O^)/
 ほんとに、虎がいるんです。だから、阿南たちは、軍と一緒に行動します。
っていうか、阿南は世界各国でほとんどいつも軍や傭兵と行動を共にしていま
す。たまに日本に帰ってきたときに会うんだけど、話はほんとマジすごいっす。
この前の東ティモールの暴動現場にいて、命からがら脱出して帰ってきたし。
おれなんか、パソコンの前で、情報省と叫んでいればいいんだから、ほんと、
お気楽、極楽。
 ブータンは九州くらいの広さながら、標高100メートルくらいから8000メー
トルくらいまで標高差があるし、山だからね、ま、やってきた日本人の一人や
二人、殺してもわからんですよ。\(^O^)/
 ほんとに虎の餌にしてもいいんだし、なんなら、中国側にこっそり捨ててき
てもわからんしね。\(^O^)/
 ということで、未知の異国ではスノッブは危ないですよ。

 そうそう、ブータンを取材したTBSの新世界紀行を観たんです。で、そのし
ばらくあとに阿南が帰ってきて、ビデオをみせてくれたんです。軍と行ってる
から、TBSが行けないようなところもにも行ってて、素晴らしく美しい映像で
したよ。ここには、書けないようなことも含めてね。^^;

 展示で知ったんですが、2年前に国王が第5代国王に代わってるんですね。
 いまの国王は知らないけど、先代、すなわち第4代のジグミ・シンゲ・ワン
チュク国王は名君ですよ。
 彼は、第3代国王が突然亡くなって、たしか、24, 25歳で国王になるんです
よね。
 阿南君の話を聞いた時もそう思ったけど、昭和天皇崩御のときも非常に立派
な人だと思った。民族衣装で来日して、礼を尽くしたら、弔問外交などせずに
帰って、でも、しばらく喪に服してくださったんです。
 彼を世界的に有名にしたのが、GNPやGDPならぬ、GNH(国民総幸福量)の提唱
ですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ブータン
には、昭和天皇崩御のときの話も出てますね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: MacBook Airは虚偽広告?
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 この前、大学の同期連中と飲んだとき、昔、三菱のノートパソコンですごい
薄いのがあったよねという話が出たが、みんな年を取って、誰も思い出せない。\(^O^)/
 調べたら、三菱のペディオン(Pedion)ですね。そうそう、ペディオンだった。
 で、これ、MacBook Airより、薄いです。
 MacBook Airは世界で最も薄いというが、虚偽広告だったりして。^^;

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970909/pedion.htm
三菱、超薄型・軽量のA4サイズノートパソコン「Pedion(ペディオン)」
'97/9/30 発売予定
標準価格:578,000円〜728,000円

http://news.livedoor.com/article/detail/3468381/
『MacBook Air』まめ知識:最薄マシンは三菱の『Pedion』、など

http://www.news.com/8301-10784_3-9850943-7.html
MacBook Air: Not the thinnest notebook ever

 SSDじゃないけど、こんな話も。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080204_usb_memory_life/
USBメモリの書き換え限界寿命が来ると何が起きるのか、実際に寿命が来たケ
ースをレポート

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」その2
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/11/2617282
岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
の補足その2。
 その1は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/13/2623387
Re: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」

 週刊ダイヤモンド2008/02/16号のInside欄に「新型インフルエンザ備蓄対策
 タミフル比率95%超の危険」がありました。
 日本はタミフルばっかり備蓄している。それでも全国民分はなくて、2800万
人分だそうですが。
 で、危険というのは、すでにタミフル耐性ウイルスの拡大が報告されている
こと。つまり、タミフルが効かない危険性がどんどん広がっているということ。
 別の薬、リレンザは、まだ60万人分だそうです。今年度の補正予算では追加
の75万人分追加されるそうですが、あまりにタミフルに偏っているので、大丈
夫なのかという記事でした。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」その2
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/11/2617277
宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」
の補足その2。
 補足その1は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/13/2623385
Re: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」

http://www.icr.co.jp/newsletter/eye/2008/e2008002.html
NTT東西の次世代通信網(NGN)に対する規制を考える
を読むと、現在の体制で、NGNはリスクが高いんですね。
 このネットの時代、民放テレビの県域放送もそうだけど、NTTも東西に分け
て、へんてこなこといつまでもやってますよね。技術的にも、ユーザからして
も、ああいう分け方はバカバカしいだけなのにね。

 週刊ダイヤモンド2008/02/16号「いつの間にか”最先端” ウィルコム 負
け組から脱却」で初めて知ったけど、ソフトバンクの白い犬のお父さん。おれ
がいま一番あこがれている存在。\(^O^)/
 女装して京王線の女性専用車両に乗って捕まって、朝日新聞一面トップと
NHKニューストップに出るというのが、この前まで残された人生最大の目標で
したが、いまは、あの犬のお父さんになること。\(^O^)/
 あのパロディCMをウィルコムがやってるんですね。
 ソフトバンクのホワイトプランも夜9時から深夜1時は無料じゃない。でも、
ウィルコムは時間制限なしでウィルコム同士は通話無料ということを訴えてい
るそうです。白い犬のお父さんをパロった白い犬の人形っぽいキャラで。好評
で、続編の制作検討中だそうです。
 いまの奴も、続編も観てみたいなあ。

 ところで、さらにびっくりは、他社は自社端末から他社にメールを送るのに
お金がかかるのね。ウィルコムは無料だし、他社のことは知らないから、みん
な、無料だと思っていた。ソフトバンクのホワイトプランだと、1通3.15円
(税込み)かかるのね。100KB以内の写真付きと1通105円(税込み)もかかるのね。
郵便より高いじゃん。ウィルコムはどっちも無料だもんね。
 思えば、最初にケータイをもったときから、ずっとウィルコム(以前はDDIポ
ケット)だから、ほかを知らないもんね。
 京セラのDataScopeが最初。たしか、新宿紀伊国屋前のさくらやかビックカ
メラのところで、お姉さんが、勧誘していたんです。それで、まあ、話を聞く
だけならと思って、ふらふらお姉さんについていったら、15分後には契約して
ました。\(^O^)/
 でも、ウィルコムがそんなに最先端になってきたんなら、あのお姉さんに感
謝だな。顔射はいけません。\(^O^)/
 ということで、本日の教訓。

  街でお姉さんに声をかけられたら、ふらふらついていこう。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 北九州学術研究都市で電子情報通信学会2008年総合大会
---
 ISITから知らせがあって、ご紹介。
http://www.isit.or.jp/
財団法人九州システム情報技術研究所

 北九州市若松の北九州学術研究都市で電子情報通信学会の2008年総合大会が
開催されます。

http://www.ksrp.or.jp/index.html
北九州学術研究都市

 ここは、九州工業大学(九工大)、北九州市立大学、早稲田大学などが集積し
ているところ。まだ行ったことないです。昔、近くにある動物のいるところに
は行ったことがある。

http://www.kpfmmf.jp/green/
ひびきグリーンパーク
かな。動物ワールドがあるところ。
http://www.kpfmmf.jp/green/outline/kangaroo.html
をみると、ウォンバットがいるじゃん!
 おれ、ウォンバットが大好きで、多摩動物公園には、ウォンバットを観るた
めだけに何度か行ったことがある。多摩のウォンバットは、チューバッカ君と
いうんだよ。映画「スターウォーズ」に出てくる、あのチューバッカだよ。
 チューバッカ君、おれが行ったときは、いつもじっとうずくまったままで、
お顔がなかなか見えないんだよね。
http://sachiworld.client.jp/wombat/tama05.htm
には、写真がいっぱいあるね。\(^O^)/
 おれ、多摩のウォンバットのこと、書いてないのか。自分のブログをググる
と、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/05/27/12913
レッサーパンダ、観てきた
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/19/371085
ダ・ヴィンチ・コード、「最後の晩餐」の謎をおれが解いた!
の2つだけだな。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/05/27/12913
レッサーパンダ、観てきた
をみると、直立するレッサーパンダが話題沸騰だったのは、2005年5月。もう
3年くらい前なんだ。やっぱ、時間感覚おかしいなあ。^^;

 いい加減、電子情報通信学会に戻ります。^^;
 2008年総合大会の詳しいことは、
http://www.toyoag.co.jp/ieice/G_top/g_top.html
2008年総合大会のご案内
をどうぞ。
http://secure1.gakkai-web.net/gakkai/ieice/program/index.html
電子情報通信学会総合大会PDF版プログラム
にプログラムがあります。
 全部は見きれないと思ったので、企画セッションプログラム、通信ソサイエ
ティプログラム、情報・システムソサイエティプログラムの3つを、ざっとみ
た。

http://secure1.gakkai-web.net/gakkai/ieice/program/K_pro0213.pdf
企画セッションプログラム
 これは、全部?が一般公開で、無料で入れるから、北九州市とその周辺の人
は、時間があったら聴きに行くといいんじゃないか。学会では、こんな研究や
ってるよと中高生にみせるといいんじゃないか。

 ISITから連絡があったのは、
TK-4. 国際標準化とビジネス戦略
についてだったが、
TK-2. 北九州での知的クラスター創成事業(第1期)の概要と成果・課題と展望
TK-3. 脳型コンピュータの原型を求めて
ACP-1. シリコンシーベルト福岡
AS-1.グラフ理論と組合せアルゴリズム
AS-2.非線形回路の新展開
AS-3.ネットワークダイナミクスの理論と応用
AS-5.音響信号のモデリングと表現 .
AS-7.感性のための信号処理
あたりは、やっぱ、気になりますね。

BT-3. 動画コンテンツオーサリング技術の動向
 〜テキスト情報をCG 動画・番組として視覚化する〜
にある、
BT-3-1 Digital Movie Director(DMD) によるアニメ映像コンテンツ自動生成
技術
は、テキストを読んで自動的にアニメを作っちゃうということなんですかね。

 以下は、もう発表が多すぎてわけがわからんけど、ざっとみて、
http://secure1.gakkai-web.net/gakkai/ieice/program/D_pro0214.pdf
情報・システムソサイエティプログラム
D-2. ニューロコンピューティング
D-4. データ工学
D-5. 言語理解とコミュニケーション
D-8. 人工知能と知識処理
D-11. 画像工学
D-12. パターン認識・メディア理解
D-14. 音声
あたりは、気になりますね。

http://secure1.gakkai-web.net/gakkai/ieice/program/B_pro0214.pdf
通信ソサイエティプログラム
では、アンテナ関連技術だけでもすごいね。自分の中では、中学時代に、コイ
ルをせっせと巻いたり、アマチュア無線でアンテナ張ったりして、そこで終わ
ってしまっているけど、いまでもどんどん技術革新が行なわれているですね。
 無線通信、光通信、フォトニックネットワーク、ユビキタス・センサネット
ワークなど、すごいなあ。
 こういうのが、ケータイなどと共に使われて、個人を24時間365日サポ
ートするといえば聞こえはいいが、個人をソフトに監視するシステムに使われ
て、我が情報省は大喜びなんですね。\(^O^)/

 いろいろ知らない言葉はあったけど、中でもコグニティブ無線、ソフトウェ
ア無線は、気になったので、ざっと調べたら、なるほど、そういうことね。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20060310/114611/
コグニティブ無線
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/34018.html
ケータイ用語の基礎知識 第318回:コグニティブ無線 とは
http://www.ntt.co.jp/mirai/study/study04.html
ソフトウェア無線・コグニティブ無線技術
http://www.oki.com/jp/Home/JIS/Books/KENKAI/n204/pdf/204_R20.pdf
ソフトウェア無線
http://www.ieice.org/jpn/books/kaishikiji/200003/20000301.html
電子情報通信学会誌 Vol.83, No,3 pp.183-190 
荒木純道「ソフトウェア無線」
によると、ソ連崩壊が、ソフトウェア無線開発を加速したんですね。面白い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ソフトウェア無線
をみると、現在の電波法では対応できないんですね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/14/2626434
GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュ
レーション天文学」
の続き。

標題: Re: GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」
と「シミュレーション天文学」
---
杉本先生にはまだ駒場にいらしたとき(退官直前)に雑誌の仕事
でインタビューさせていただきました。
なんつか,「正しいマッドサイエンティスト」みたいなヒトです。
研究室の奥のドアを開けたらジラースがいそうでした(笑)。

べ@市川崑に続いてアンリ・サルバトールも。合掌。

===
標題: ジラースって、何だ
---
 ジラースって何だと思ったら、
http://wiki.livedoor.jp/ebatan/d/%A5%B8%A5?%A5%B9
に写真があった。
 ああ、これか。見たことある、ある。ゴジラのエリマキトカゲバージョンね。\(^O^)/

http://pulog1.exblog.jp/2739441/
をみても、ジラースが好きな人がいますねえ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ジラース
には、レッドマンというのが出てきて、これ、何だと思ったら、
http://ja.wikipedia.org/wiki/レッドマン
によると、なるほど、そういう存在なのか。

中村(show)

===
標題: Re: ジラースって、何だ
---
ゴジラの着ぐるみに襟巻きがついただけじゃあ…

つばめどん

乳の詫び状(2008/02/14)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: デデキントの切断
---
 この前、大学の同期の連中と飲んだとき、「デデキントの切断」という言葉
が出た。
 九大教養部時代、担任だった数学の佐藤先生の講義で出たという話になって
いた。
 おれは、「出目金の切断」としか聞こえず、さっぱり思い出せない。
 「えーっ、正三郎。お前、デデキントの切断、覚えてないの」などと、相変
わらず、バカにされた。\(^O^)/
 あ、バカになれた。バカになれて幸せだったのほうが正確か。

 「デデキントの切断」。内容はともかく、こんなものすごい響きの言葉、一
度、聞いたら忘れないはずだったのに、30年経ったらだめか。
 おれも、やっぱり年やのぉ。
 しかし、めげずに、検索してみた。
 なあんだ。実数の連続性の話か。
 自然数はペアノの公理とかあったよね。
 ああ、あった、あった。内容、全部、忘れたけど。\(^O^)/
 で、リンクをいくつか、羅列しておきます。

http://blogs.dion.ne.jp/biseki/archives/6509421.html
ピタゴラスからデデキントの切断までのメモ(その4:ニュートン 2)
http://blogs.dion.ne.jp/biseki/archives/6677268.html
ピタゴラスからデデキントの切断までのメモ(その5:デデキントの切断 1)
http://www.h6.dion.ne.jp/~hsbook_a/ch_1.pdf
http://www.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/07/realnumbers.pdf
九州大学数理学研究院 原隆「実数の構成に関するノート」
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa32339.html?ans_count_asc=2
1=0.99999....は本当?
http://ja.wikipedia.org/wiki/デデキント
http://ja.wikipedia.org/wiki/ペアノの公理

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: GRAPE本、杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」と「シミュレーション天文学」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/08/2610646
GRAPE本、伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る」
の続き。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329561/showshotcorne-22/
杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」講談社ブルーバックス
は、GRAPEプロジェクトを始めた杉本大一郎先生のGRAPE本。
 前回紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203956/showshotcorne-22/
伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)」
が、昨年出るまでは、GRAPEの一般向け読み物としては唯一のものでした。
 1993年発行だからもう15年前ですね。ぼくの持ってるものは、もうページが
茶色く焼けた感じになっています。
 ぼくは出てまもなく買って読んで、GRAPEの存在、専用コンピュータがツボ
にはまったときの処理能力の高さ、コストパフォーマンスの高さなどを知りま
した。
 おれ、特定問題だけに使える専用コンピュータって好きなんですよ。何度か
書いている、あるプログラミング言語をハードウェアが直接実行している高水
準言語マシンね。一番商業的に成功したのは、Lispマシンですが、その昔は、
FORTRANマシン、ALGOLマシン、COBOLマシン、Prologマシンなどいろいろあり
ました。でも、いずれも、汎用プロセッサの処理能力向上と、大量生産、大量
販売によるコストダウンに負けて、姿を消すわけですが。だから、なおのこと、
好きなのかもしれない。

 本書は、当時の日本の天文学がどうだったかなども含めて、GRAPEプロジェ
クトが始まる前から、プロジェクトを発案者でリーダーの杉本先生が書いたも
ので、伊藤氏の本とは、指導教官と学生ということで立場も違うし、目線も違
うので、読み比べると面白いでしょう。
 と書いたけど、アマゾンは在庫がなくて、マーケットプレイスに出品がある
だけですね。ぼくの手元にある本では、定価780円となってるけど、マーケッ
トプレイスでは、1680円にもなってますね。これでまた一財産できたな。MSを
押しのけて、おれがYahoo!買収もできるね。\(^O^)/

 今回、一連のGRAPE本紹介を書くために読み直して、いくつか驚くことがあ
りました。15年前に読んだときは、全然、気づいてない。少しは、おれも成長
したということなんだろうか。^^;

 まず、GRAPEを生命科学、分子動力学に使えないかという話が書いてあるこ
と。タンパク質の構造と機能を探るために使うわけです。GRAPEが新聞、雑誌
などで報道されて、問い合わせや見学依頼が殺到したそうですが、本書では、
大阪にある半官半民の蛋白工学研究所の斉藤稔さんが非常に熱心で、最初に見
学に来られたそうです。
 検索してみたら、ありますねえ。
http://www.cbi.or.jp/
情報計算化学生物学会
という学会があったのも、恥ずかしながら知りませんでした。しかも、少なく
とも20年前から活動しています。ぼくがその宇宙の端っこのほうで関係してい
るバイオインフォマティクスは、15年くらいの歴史だから、それより前から、
計算機でいろいろやったんですね。
http://www.cbi.or.jp/cbi/seminar/endai1988-1993.html
CBI学会ワークショップ、講演会、年会、演題一覧(1988-1993)
には、1988年から1993年までの活動内容が出ていますが、この中に、
第 91 回 CBI 研究講演会 1990.11.22 「第5回分子動力学勉強会」 
「水中のタンパク質の分子動力学計算」: 斉藤 稔(蛋白工研)
として、斉藤さんのお名前がありますね。
 そんな昔から、みなさん、挑戦してたんですね。道理で速い計算機がほしい
はずです。
 ちなみに、この分子動力学用のGRAPEは、後に、理研(理化学研究所)が、
MDGRAPEとして完成させています。
 いま、理研発のベンチャー
http://www.peta.co.jp/index-jp.html
(有)高速計算機研究所
でMDGRAPE3を販売していますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/GRAPE
をみると、WINEやPROGRAPEなどもあるんですね。知らなかった。

 次に、驚いたのは、杉本先生は、本書を自作の英文ワープロとエディタで書
いて、編集していたということ。カナの分かち書きで書いて、バッチで夜中に
仮名漢字変換、あ、カナだけだからカナ漢字変換が正確な用語ですね。仮名だ
と、ひらがなも含むからね。ってなことに、あなた、気づきましたか? そう
いうのに気づかないと、本や文章を「読む」とはいえないんですよ。えっへん。\(^O^)/
 実際、杉本先生は、カナ・漢字変換と意識的にそう書いてます。これで読者
であるぼくには、言葉や文章に意識的な著者であることがわかり、信頼度が上
がるわけです。
 話を戻して、夜間バッチでカナ漢字変換したものを、編集するというやり方。
書き方からするとカナ漢字変換も自作っぽいなあ。最初の新書を書いた1985年
は、1冊分のカナ漢字変換に一晩かかったそうです。
 1985年というと、管理工学研究所では、もうNECのPC-9801用の最初の日本語
ワープロソフト「日本語ワードプロセッサ」のバージョンアップ版である「松」
を売ってたと思う。ひょっとしてその次のおれも開発に参加した「新松」を売
ってた頃かも。
 杉本先生、一言、おっしゃってくれれば、1本くらいくすねて送って差し上
げたのに。「日本語ワードプロセッサ」が128,000円だったから、横領で即、
クビか。\(^O^)/
 本書の記述では、いまは、市販のワープロやエディタを使っているとのこと
でしたが、エディタやワープロといった道具がないときは、自作するのは、正
しい態度。
 ぼくが管理工学研究所に入ったとき、エディタを自作して、そのエディタを
新しいマシンに移植するまでは、そのマシンでは仕事をしない人がいて、すご
いと思いました。実際には、8bitのCP/M用に作ったスクリーンエディタを、PC
-9801上のCP/M 86に移植してから、仕事を始めたんですけど、竹下さん(大島
さん)は。
 ぼくも何度かエディタやワープロを作ってますが、OSやプログラミング言語
を設計して作るより簡単で、しかも、いろんなプログラミング技法の勉強にも
なるし、プログラミングの入門を過ぎたら、エディタを自作するのはいい勉強
になると思います。

 あ、肝心な話を忘れていた。自作ワープロとエディタとバッチのカナ漢字変
換の話は、「完璧主義を捨てて、楽をしよう。ハーフフルと思う方が幸せ」と
いう流れで出てきます。
 ハーフフルというのは、こういう話。
 ワイングラスにワインが半分入っている。これを半分入っている(ハーフフ
ル)と思うか、半分しか入ってない、つまり、半分は空(ハーフエンプティ)と
思うか。杉本先生がNASAで研究生活を送っていたとき、ワシントン・ポストに
載ったそんな広告をみて衝撃を受けたと。ワイングラスがワインで満たされて
いないとだめという完璧主義を捨てて、ハーフフルと考えれば、別の解決法も
浮かぶと。
 バッチのカナ漢字変換でえんやこらと変換すると、変換ミスもある。それを
自作のワープロやエディタを使って編集するなんて、理想からいえば何をやっ
てるんだという話になるけれども、変換ミスは数パーセントだし、手書きより
もはるかに効率的だと。ハーフフルでいけばいいんだと。
 専用計算機についても、専用だとあれができない、これに応用できないなど
とハーフエンプティな話になりがちだが、専用だからあれができる、これがで
きるというハーフフルな話をするほうがいい。完璧主義だと一度に巨額な予算
が必要になるが、ハーフフルでできるところから始めれば、少額の予算から始
められると。
 大体、こういう話でした。

 もう1つ、驚いたことは、あとがきにあります。
 杉本先生がGRAPEを構想したころ、プリンストン高等研究所のピート・ハッ
ト教授が、MITのある人物を紹介してくれたと。余談ですが、ピート・ハット
教授は、GRAPEの現場のリーダーである牧野淳一郎さんがお気に入りだったそ
うですが、それもあって日本びいきだそうです。そりゃ、牧野さんみたいに天
才的に頭がいいと、世界中から天才、神童が集まるプリンストンでも、こいつ
は見所があると目をかけられますよねえ。
 さて、その紹介してもらった人物というのが、なんと、あのSchemeのサスマ
ン教授なんです。知らなかったけど、サスマンさんは、1985年にデジタル・オ
ルリーという専用計算機を発表しているんですね。
 えっ、サスマンを知らない?
 ここで、何度も紹介している魔術師本、SICPのサスマンですよ。ガイ・ステ
ィール・ジュニアとSchemeを作り、Schemeチップまで作った、あのサスマンで
すよ。
 SICPは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262510871/showshotcorne-22/
Harold Abelson, Gerald Jay Sussman, Julie Sussman著「Structure and 
Interpretation of Computer Programs」 
のこと。 
 SICPの翻訳は、 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489471163X/showshotcorne-22/
Harold Abelson, Gerald Jay Sussman, Julie Sussman著、和田英一訳「計算
機プログラムの構造と解釈」
です。
 詳しいことは、ウェブとブログにつけている検索窓に「SICP」と入れて、検
索してください。やってみたら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/11/401548
魔術師本(SICP)、ガウディ本(CTMCP)。どっちを先に読むべきか
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/04/20/334280
標題: ちょっと気になる本の続きと、SICPのことも再論
が上位に出ましたが。

 次の本は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607346/showshotcorne-22/
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第 14巻)」

 この本自体は、このあと、別途紹介したい。ここでは、GRAPEに関するとこ
ろだけ。
 この第13章専用計算機によるシミュレーションに、GRAPEが出てくる。当然、
牧野さんが書いている。
 内容は各自読んでもらうとして(^^))、最後にある専用計算機の将来という
部分が、個人的にはなるへそと思いました。
 最初のGRAPEは、20万円でスーパーコンピュータを作ったと話題になったが、
その後、専用である苦しさも出てきます。高集積度のLSIを設計・製造しない
といけないから開発コストがうなぎ上りになってきたんです。汎用であれば大
量製造・販売でコストを回収できるかもしれないが、専用だからなかなか難し
いと。先に述べた専用マシンの苦しい世界がGRAPEを襲っているわけ。
 それで、GRAPEもGRAPE-DRでプログラム可能にして、適用範囲を広げようと
しているのですが、牧野さんは今後考えられる2つのアプローチを紹介してい
ます。
 1つは、FPGAを駆使すること。きっと、先にちょろっと書いたPROGRAPEがこ
のアプローチなんでしょうね。
 これは、まあ、想像の範囲でしたが、次のアプローチには、ちょっとびっく
り。
 パソコンに搭載され、大量生産・大量販売で安くなっているGPU(画像処理チ
ップのこと)を利用するというのです。GPUは元々は、専用プロセッサだけど、
数年前から、プログラマブル・シェーダーが搭載されて、プログラム可能にな
ってきています。GRAPE-DRのアプローチと似ているそうで、GPUを応用しよう
というのね。いろんなこと、考えますねえ。

 さてさて、最後。
 昨年のいつだったか。またまたテレビのチャンネルを回した(もうチャンネ
ルを回すテレビは売ってないけど)、放送大学の特別講義?で、杉本、牧野の
両先生がご登場。途中からだったが、どうやら、シミュレーション天文学の講
義らしい。
 食い入るように観て、かつ、拝聴して、MDGRAPEの実物やらそれによるタン
パク質の挙動のシミュレーション画像やらを観た。なんか、タンパク質は、プ
ルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプルプル、もう、
ええってば、はいはい、とにかくプルプルプルプル震えていたよ。
 そして、番組の最後。杉本先生は、すごいことをおっしゃった。こんな話。
 GRAPEによって、銀河の挙動や太陽系の生成などはシミュレートできるよう
になった。これはマクロの世界。MDGRAPEによって、分子レベルの挙動をシミ
ュレートできるようになった。これはミクロの世界。
 しかーーーーーーし、我々が目指しているのは、そんなチンケなもんじゃな
い。\(^O^)/
 ミクロは、素粒子レベルでシミュレートし、さらに原子、分子、タンパク質
などとどんどんシミュレートし、さらに生命もシミュレートし、人間の脳も体
もシミュレートし、さらにさらに人間社会もシミュレートし、地球を物質も生
命も人間社会も丸ごとシミュレートし、さらに太陽系、銀河、銀河団、超銀河
団、そしてそして、宇宙、そのものをシミュレートしたい。\(^O^)/
 そのためには、やることはいっぱいある。\(^O^)/
 少しでも多くの若い人が、この分野に飛び込んできてほしい。\(^O^)/

 おれは、「出たぁ、杉本節!\(^O^)/」などと、思わず、吼えてしまった
が、なんか、こういう途方もない話って、夢があっていいですよね。

 ところで、杉本先生が宇宙全部のシミュレーションの意欲を燃やす一方で、
すでに宇宙のシミュレーションは実行されているんだという話もあります。\(^O^)/
 この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/07/2607997
Java版Prologリンク集、Prolog、オントロジーなどのチュートリアル集
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2568444
これって常識?
で言及した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
によれば、すでに我々の宇宙は宇宙規模の量子コンピュータでシミュレートさ
れた結果だそうです。\(^O^)/
 これまた、ものすごい話でしょ。

 最後の最後。おれ、学生時代、シミュレーションをシュミレーションと書い
て、先生から注意されたことがある。以来、書くときには気をつけて、シミュ
レーションを書くようにしているが、話すときは、つい、タガがはずれて、シ
ュミレーションと言っちゃうのよね。^^;

乳の詫び状(2008/02/13)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ルーシー・ホーキング「宇宙への秘密の鍵」
---
 車椅子の天才物理学者といわれるスティーヴン・ホーキング博士とその娘さ
んが、子供たち向けに宇宙と宇宙物理学を題材にした冒険小説が出ましたね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4265820115/showshotcorne-22/
ルーシー・ホーキング, スティーヴン・ホーキング著, さくまゆみこ訳, 佐藤
勝彦監修「宇宙への秘密の鍵」

 アマゾンだと、内容がわからないけど、bk1には、内容の一部がありました。
http://www.bk1.jp/product/02932955

 この写真、おれの大好きな馬頭星雲じゃないですか。諸星大二郎「暗黒神話」
だ!
 馬頭星雲は、オリオン座の三ツ星のところにあります。この辺は、宇宙観光
の有名観光スポットだし、おれも小学生のころ、学校の遠足で行きました。\(^O^)/
 星が活発に生まれているところなんですよね。
 ってな話を書いた記憶があるなあ。あ、あった。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/20/1442549
日本橋HD DVDプラネタリウム、オリオン、トラペジウム、馬頭星雲、暗黒神話、
天文学全集
をどうぞ。
 この中で、馬頭星雲のリンクとしてあげている
http://yumis.net/space/star/g_image/B-33.htm
の上位分類である
http://yumis.net/space/star/ori.htm
オリオン座
をみると、いかにこのエリアに観光スポットが集中しているかわかるでしょ。
 ウルトラマンのM78星雲もこの辺なんですよ。

 みなさん、この冬、夜空を見上げて、冬の大三角形を探してみませんか?
 心にそんなゆとりがほしいですね。

 なんか、気持ち悪いぞ、お前が、そんな優しい言葉をかけるなんて。
 ばかー、これが情報省のスパイが女を垂らしこむテクニックだよ。
 くどき文句は、

   「おれと、オリオン座を観に行かないか」\(^O^)/

 お前がいうと、なんか、新宿歌舞伎町の映画館みたい。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/11/2617282
岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
の続き。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827550131/showshotcorne-22/
岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ! (角 
川SSC新書 12)」
を、倉敷に行く新幹線で読了。
 新型インフルエンザウイルスに対して、そこらの人より気にしていて、その
脅威やパンデミック(感染爆発)が起きたときの恐怖については、ある程度知っ
ているつもりだったが、本書を読んで戦慄した。
 いかに自分が無知で甘い考えだったか、思い知らされました。

 SARSと違って、発熱などの症状が出て感染者の体外にウイルスが拡散するん
じゃないんですね。症状が出る前から、ウイルスは感染者からばらまかれる。
だから、空港など水際での防御作戦は無力。よって、高速大量輸送時代のいま、
海外で新型インフルエンザが発生すれば、数日で、日本に上陸。その感染者が
移動すれば、強い感染力をもつので、感染者が利用した交通機関、立ち寄った
場所にいた人の多くは感染した可能性が出てくる。
 当然、日本国内で発生した場合も、自宅から数百キロ離れたところの話だか
ら、安全などということはあり得ないのね。
 そして感染し、発症すれば、現状では致死率60%以上。
 普通のインフルエンザと違って、呼吸器系をやられるだけじゃなくて、ウイ
ルスが血流に乗って全身で感染状態になって、多臓器不全になるんですね。
 従来のインフルエンザをベースにした認識が、根本から間違っていること、
そんな認識では、新型インフルエンザに対しては、あなたはなすすべなく死ぬ
しかないことを、エピソードを交えながら解説してくれいます。

 1918年のスペイン風邪も当時も新型インフルエンザであって(本書では、ス
ペイン・インフルエンザという言い方もしています)、埋葬されていた遺体か
ら、遺族の子孫の許可をとってウイルスに感染した組織を調べて云々という話
が出てきます。
 この話、日経サイエンスで読んだと思って、たしかスペイン風邪と戦って亡
くなった兵士がアラスカがどこか寒いところに埋葬されていてどうのこうのと
いう話だったと思いました。
 最初に検索に引っかかったのが、2006年1月号の
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0601/pandemic.html
W. W. ギブズ/C. ソアレス「新型インフルエンザ大流行に備える」
でしたが、バックナンバーを引っ張り出して調べたら、そうではなかった。^^;
 でも、この号のトピックス欄には、
http://www.nikkei-science.com/topics/bn0601_1.html
復元された殺人ウイルス
として、Nature誌に載った論文のことが出ています。でも、こんな短い記事じ
ゃないしと思ってさらに調べたら、もっと前の
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55503
日経サイエンス2005年3月号
ですね。この中の
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0503/sp_1.html
1918年の殺人ウイルスを追う
です。先のNature誌に書いた人と同一人物のJ. K. タウベンバーガーさんです
ね。
 もう3年前の記事なの。おれの時間感覚、おかしいなあ。せいぜい1年半く
らい前の感覚なんだけど。
 本題に戻って、頑健な若い兵士が死ぬ?と思うかもしれないが、普通のイン
フルエンザと違って、スペイン風邪もそうだし、予想されている新型インフル
エンザは、若い人がよく死ぬのよ。もちろん、老人も子供も死ぬけどね。
 なぜ、健康な若い人ほど死ぬかといえば、免疫機構が活発だから、それが裏
目に出るんです。サイトカインという免疫機構に関係するタンパク質があるん
ですが、これが混乱して、正常細胞までやっつけるようになってしまうんです。
これをサイントカイン・ストームと呼んでいます。

 本書で初めて知ったんですが、日本でもスペイン風邪で推定45万人も死んで
るんですね。当時は、感染・発症してばたばた人が倒れたもんだから、郵便、
電話、鉄道も麻痺。物流大混乱。新聞も発行できないほどになって、紙1枚裏
表の新聞になったそうです。
 45万人の死者は関東大震災の約5倍だそうですが、関東大震災のことはよく
新聞、やテレビ、雑誌でもみかけるけれど、スペイン風邪の話はほとんど見か
けませんよね。はるかに犠牲者が多いのに。なんで?

 厚生労働省の予測では、死者64万人となっていますが、これは、なんと、ス
ペイン風邪と同様弱毒性のウイルスだった場合の予想だそうです。今度の新型
インフルエンザは強毒性だろうと強く推定されていることからすれば、過小評
価だと。それで、強毒性の場合に予測すると、死者210万人だそうです。最悪
の場合、世界で1億人4200万人死ぬそうです。

 新型インフルエンザに対しては、通常のインフルエンザのひどいもの程度の
認識では、完全に対策を誤まりますね。十分な対策を立て、早期に決断して封
じ込めないと、村や町、丸ごと住民全員死亡となっても不思議ではない世界で
す。
 なのに、日本では、国も自治体も対策の遅れが目立つそうです。そして、企
業でも一部の先進的な危機管理がでている企業以外は、ほとんど何もやってな
いそうです。企業活動がストップして倒産なんか当たり前の世界になっちゃう
のにね。
 同時多発的に発病するから、適切な対策がないと、社会活動の担い手が社会
の広範囲にわたって一気に減ってしまうんです。
 経済損失の予測は、日本でGDPの4%減、20兆円減、世界経済では、約4兆
4000億ドル(約514兆円)だそうです。
 学校も対策が遅れているところがほとんど。
 学校は、通常のインフルエンザだと欠席生徒数がある程度になったら、学級
閉鎖、学校閉鎖をしますが、それは新型インフルエンザには通用しないと。そ
んな悠長なことをやっていたら、遅いんですね。
 早期の封じ込めがいかに重要かという事例が出てきます。スペイン風邪のと
きに対照的な対応をしたセントルイスとフィラデルフィアの例です。セントル
イスは市中発生率2.2%で即非常事態宣言を出して封じ込めに成功しましたが、
フィラデルフィアは、10%を超えてやっとやったから、フィラデルフィアのほ
うが倍以上の死亡率になっています。
 当時のセントルイス市長は、最初は、非難轟々。商売はどうしてくれるんだ、
生活はどうしてくれるんだと。でも、市長は「私は市民が死ぬことは望まない」
と強い決意で決断し、後には大変な英断だったと賞賛されるようになったそう
です。

 対策の考え方は、スイス式とアメリカ式とあるそうですが、著者の岡田晴恵
さんは、スイス式を推奨しています。しかし、アメリカ式にもそれなりに一貫
性はある。どうしようもないのが、現状の日本で、アメリカ式にしようとして
いるらしいが、中途半端なので、役立たず。\(^O^)/
 お前、\(^O^)/なんて付けてるけど、笑い事じゃないよ。
 ほんと、笑い事じゃないです。官僚のたらい回しもあるんですよ。現状、法
的根拠がないから、その辺は厚生労働省にゲタを預けますなんてやってるらし
い。
 専門家は、その日が明日来てもおかしくないといってるのに、いまの福田首
相みたいに、リーダーシップゼロの奴が国家最高権力者のときに、新型インフ
ルエンザが来ると、日本、アウトなんじゃないか。

 新型インフルエンザのパンデミックがあると、社会機能が麻痺します。物流
が混乱します。NHKのドラマでもあったように、医療機関も対応できません。
 感染のピークが過ぎる数ヵ月は自分で備蓄した水や食糧、薬でなんとかやっ
ていくしかない。家族に感染者が出たら、自宅で看護するしかない。現状では、
そういう状態に陥る可能性が高いと本書は述べています。
 そのため、本書では、食料などどういうものを備蓄すればいいか、どういう
薬を買っておけばいいかなど具体的に書いてあります。簡単にいえば、地震に
備えて備蓄するよりもっと大変。長期戦になるから。

 おれ、薬の知識が皆無で、おれも家族もいつも医者から処方されたものしか
飲まず、薬局で売薬を買って飲む習慣がないから、知らなかったんですが、普
通のインフルエンザのときでも、子供にはアスピリンなどサリチル酸系のもの
はだめなんですね。
 そして、新型インフルエンザ蔓延時の外出がいかに危険か。これ、子供がい
る家庭は特に注意だそうです。つい、子供は親の目を盗んでこっそり外出しち
ゃうからね。本書で推奨されている外出時の格好や手順の面倒くささは、半端
じゃないですよ。これでも簡略化してあると思うんだけどね。
 それと、感染を疑ったときに病院に駆け込むのはだめ。ほんとに感染してい
れば、病院で感染を広げてしまうから。保健所に電話して指示に従わないとだ
めだって。
 ま、そもそも、発病者が増えれば病院は重篤患者だけしか相手にできないし、
それでも患者数が爆発して対応できないことが予想されるし、死体の処理だっ
て破綻しそうです。もう、野焼きするしかないかもね。\(^O^)/
 なので、自分で、なんとか生き延びるよりないようです。
 感染爆発はなんとしても阻止しないといけない。そのためにも、多くの人に
正しい知識と対策を知ってもらうことが必要。これを「知識のワクチン」と呼
んでいます。本書は、その「知識のワクチン」です。
 ぼくは、追加で5冊注文しました。近親者に「知識のワクチン」を注入する
ためです。

 NHKはこの前、特集をやってくれたけど、民放もワイドショーはおろか、毎
日、午後7時台から毎週、新型インフルエンザの基礎知識を流したほうがいい
んじゃないか。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/11/2617277
宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」
の補足。
 NTTのIP電話トラブルについては、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20061025/251691/?ST=ipcom
ひかり電話はなぜトラブルが続くのか
に、トラブルがまとっていますね。

 Asteriskについては、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/99/asterisk/index.html
がいいですね。
 これに多く書いている高橋隆雄氏の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798011290/showshotcorne-22/
高橋隆雄著「AsteriskでつくるIP電話システム―つくって、試して、楽しむIP
電話―PCtoPCからIP‐PBXまで」
は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/09/1244288
無料IP電話YouFon、オープンソースPBX Asterisk
で紹介していますが、昨年2007年には追撃本として、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798017795/showshotcorne-22/
高橋隆雄著「AsteriskNOWではじめるIP電話」
や
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798016322/showshotcorne-22/
高橋隆雄著「Asterisk徹底活用ガイド」
を出していますね。
 AsteriskNOWなど、Asteriskの種類の違いについては、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070412/268090/?ST=ipcom
AsteriskとAsterisk Business Editionの違いは何ですか?
を参照。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071211/289243/?ST=ipcom
Asteriskの2007年を振り返る
を読んでいて思ったが、Nokia(ノキア)のSIMロックフリーで、携帯+無線LAN
(WiFi)+VoIPの端末、日本でももっと出てほしいですね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071126/287908/?ST=ipcom
第27回 Asteriskと携帯電話を連携
を読むと、すごいなあ。こんなことが個人レベルでできちゃう時代なんだもん
ね。

 Nokiaの端末のOSであるSymbianについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/24/1340916
Symbian OS解説本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/20/23107
日経サイエンス別冊DVDとその検索システム
を参照。

乳の詫び状(2008/02/11)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/12/2556835
NHKの新型インフルエンザ特集
で、新型インフルエンザの危険を喚起しましたが、日本だけでも200万人死ん
でもおかしくないすごく危険なウイルスなんです。しかも、中国で鳥インフル
エンザが人から人からへ感染したことが確認されたので、このウイルスが猛威
を振るうのは時間の問題。
 そこで、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827550131/showshotcorne-22/
岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ! (角
川SSC新書 12)」
をどうぞ。おれも買ってきたばかり。
 飛行機は時間が合わない感じだったし、羽田へは京急線が事故で止まってま
すね。倉敷へは、新幹線で行くことにしたので、新幹線で読もうと。
 読んだからといって、感染爆発が防げたり、自分への感染や自分の死が防げ
るわけでもないかもしれないけれど、それでも少しは知っていたほうが、生き
延びれる可能性はあるんじゃないかと。
 ああ、でも、あとがき。2007年秋現在、プレパンデミックワクチンの国家備
蓄は1000万人分。接種の優先順位があるから、一般国民には回ってこない、だ
って。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062136740/showshotcorne-22/
岡田晴恵著「パンデミック・フルー 新型インフルエンザ Xデー ハンドブック」
の「パンデミック・フルー」は、前述NHKの特集であったドラマと同じタイト
ルですね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 宗像誠之著「NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/22/2572809
九州リサーチセンターワークショップ
で、NGNっていまどうなってるんだと書いたら、直後に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210790/showshotcorne-22/
宗像誠之著, 日経コミュニケーション監修「NTTの自縛 知られざるNGN構想の
裏側」
が日経BPから送られて来た。情報省の手配だね。もう数週間前だけど。^^;

 これ読むと、もう、NGNは終わってますね。\(^O^)/
 この前、NGN関係やってた大学の連中と飲んだけど、部署変わっちゃって、
詳しいことはわからなかった。だが、なんか、「もう、だめぽ」の感じがした。
 本書は、まず、NTTで起こったIP電話の大障碍から話が始まる。NTTの説明で
は、シスコのルータのファームが腐っていたということになっているが、本書
では、そんなのは表面の表面の表面の表面の表面にしか過ぎないと斬って捨て
ています。このままでは、もっと大変なことが起きるだろうと。
 真の原因は、いまのNTTが腐っていることにある。特に経営層が。
 政治・経済評論家の佐高信が、組織が頭から腐ることを、「鯛は頭から腐る」
といって本まで出していますが、これと同じことがやはり巨大組織NTTに起き
ている。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433497175X/showshotcorne-22/
佐高信著「鯛は頭から腐る―日本の社会に蔓延する無恥、無能、無責任」
 この文庫版が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334781934/showshotcorne-22/
佐高信著「佐高信の政経外科 鯛は頭から腐る」
だと思います。中身を確認してないから、違っていたらすみません。

 NGNを派手にぶち上げたけれど、結局は、フレッツ+α程度に尻すぼみして
いる。NGNで公衆網も全部IPにするというが、現場では、これではやってられ
ないというムードが蔓延。
 NTTはまるでいまのMS(マイクロソフト)、このままではNGNは、遅いわ、非互
換などトラブルが多くて不評なWindows VISTAですね。
 なぜ、Windows XPじゃだめなの? VISTAならではのメリットって何?
 それと同じ問いができるわけ。
 なぜ、フレッツじゃだめなの? NGNならではのメリットって何?
 MSは、明解な回答ができてない。NTTも、明解な回答ができないだろう。
 とまあ、こういうことです。

 経営陣という意味では、Yahoo!に巨額買収を仕掛けるだけまだMSのほうが生
きている感じがしますが、MSがYahoo!を買収してもうまく行きそうには思えな
いよねえ。
 でも、Googleの独占はどこかで止めないと社会生活・市民生活が一社にコン
トロールされるので非常に危険ですけどね。

 なぜ、NTTがそんなに腐っていて、その圧倒的潜在力を宝の持ち腐れにして
いるかといえば、要はあまりに成功して胡坐をかいて大儲けできた電話的価値
観に縛られたままであり、力の多くを社内の権力闘争に使っているということ
ですね。新時代を切り拓く新しい視点、ユーザの視点がない。古ぼけた視点、
内向きの視点ばっかり。
 これじゃ、KDDIやソフトバンクやウィルコムにやられるだろうと。
 っていうか、Skype(スカイプ)やFON(フォン)やYouFon(ユーフォン)や
Asterisk(アスタリスク)にやられるでしょう。
 法政大学で、無料電話がいろいろある話をしたら、学生、けっこう知らなく
て驚いていたよ。
 君ら、NTTドコモとかソフトバンクとかauとか、大会社じゃないと電話や携
帯電話ができないと思ってるかもしれないが、もう、そんな時代じゃなくて、
ネットさえあれば、仲間内なら、自分らで無料の電話をやれるような時代だよ
と。
 電話会社は大スポンサーだから、新聞もテレビも雑誌も、大スポンサーのビ
ジネスを根底からぶち壊しにするような話は、ほとんど報じないから、君らは
知らないかもしれないが、世の中、どんどん変わっているんだよというと、ま
た、驚いていた。
 日本の携帯電話はNTTの仕様が所詮日本国内でしか通用しなかったから、ガ
ラパゴスのイグアナなどの生物みたいな孤立した進化状態に陥って、世界じゃ、
通用しない状態になってるんだという話をしたときも、えーっ、なんて驚いて
いた。
 そんなだから、自分たちだけの電話網を作れば、自分たちで好きな電話番号
を割り振ったりもできるよなんて話は、もう、地球人が、我々、おとめ座銀河
団の人間から、重力や時空の操り方、ワープ航法の仕組みを聞いたときみたい
な反応でした。\(^O^)/

http://www.skype.com/intl/ja/
Skype
http://www.fon.com/jp
FON
http://ja.wikipedia.org/wiki/FON
FON
http://www.youfon.com/
YouFon
http://voip-info.jp/wiki2/index.php/Asterisk
Asterisk日本語サイト
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/09/1244288
無料IP電話YouFon、オープンソースPBX Asterisk

 ああ、亡くなった五十嵐(いからし)さんと最後に電話で話したとき、
Asteriskとか、この辺の話をしたんだよねえ。思い出しちゃった。

 本書で、面白かったのは、NTT内部の権力構造の分析。技術系と事務系でそ
れぞれ権力を握っているグループがあって、特に技術系の話が面白い。
 施設屋あるいは設備屋と呼ばれる系統が、伝統的に経営トップやらを排出す
る、政治でいえばかつての田中派みたいな存在。すごいよ。NTTグループの施
設・設備の予算を握っているから、年間1兆円の金を動かし、技術系の人事も
握っている。大体、金と人事を握れば支配としては完璧ですよね。
 道理で、おれが知っている研究所系の人は、全然、権力がないわけだ。今後
は、銀座のクラブでおごってもらうために、施設屋・設備屋に取り入ろうっと。\(^O^)/

 それから、政治家とのからみ。郵政族というかNTT族の暗躍で2010年に先延
ばしになったNTTの抜本的見直し論議も、裏はいろいろありますねえ。
 おかしかったのは、最近のNTTの自民党とのパイプは、自民党元参議院幹事
長の片山虎之助だったけど、先の参院選で、「姫の虎退治」で話題になった民
主新人の姫井由美子の勝利で、片山虎之助が落選したから、大慌てだったこと。
いま、民主党とのパイプ作りも一生懸命。そんなことやってるのは、経営層が
自分たちの保身ばかり考えているからということですね。
 ま、姫井議員も、愛人からSMのドMだと暴露されて、話題になりましたね。
でも、メディアでのバッシングもMだったらうれしいのかもね。うれしい悲鳴
議員なんちゃって(オヤジギャグ)。

 真面目な話。本書は、NTTになんとか立ち直ってほしいという著者の思い、
NTTのOBや現場の若い人間たちの思いが詰まっている。経営陣がこういう諫言
を自己改革に活かす度量があるか。いまのままじゃ、難しいでしょうね。
 MSみたいに、Googleやその他にどんどんいい人材が抜けていく前に、たとえ
ば、外資やソフトバンクやKDDIやウィルコムなどに抜けていく前に、なんとか
求心力のあることをやらないとね。
 本書を読むと、NTTグループの全部の現経営陣は総退陣して、全部30代にす
るとかね。それくらいのことが必要になってる段階に思えますね。

 関連本として、日経コミュニケーションは、通信業界バトルものをいくつも
出しています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210774/showshotcorne-22/
日経コミュニケーション編集著「2010年NTT解体―知られざる通信戦争の真実 
(知られざる通信戦争の真実)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210715/showshotcorne-22/
日経コミュニケーション編集著「光回線を巡るNTT、KDDI、ソフトバンクの野
望―知られざる通信戦争の真実 (知られざる通信戦争の真実)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210723/showshotcorne-22/
日経コミュニケーション編集著「風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲
―知られざる通信戦争の真実 (知られざる通信戦争の真実)」

 それにしても、日経コミュニケーションは、「知られざるXX」が好きなん
ですね。
 でも、さすがの日経コミュニケーションでも、「知られざる情報省の真実」
は書けないね。
 書けば、情報省に消されちゃうからね。\(^O^)/
 そう、消しゴムでね。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/02/10)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 情報通信法の衝撃
---
 もう先週号か先々週号になってしまった週刊ダイヤモンド2008/02/09号。
 第1特集が「「グーグル化」知的生産革命」。こんなのが知的なのかという
のが第一印象。薄っぺらで直線的。弾さんも出てきているが、弾さんのブログ
で月に5000冊もアマゾンで本が売れるなんて、日本は危ないね。こんなハウツ
ーばかりやるなら、週刊ダイヤモンドの定期購読はやめて、金をほかに回そう
かと思ったくらい。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012Z6ZSI/showshotcorne-22/
週刊ダイヤモンド2008年2月9日号
の素人評には、おれと同じ感想をもった人がいますね。
--- ここから ---
21世紀初頭の愚行やdepth of shallownessの証明として。週刊誌ジャーナリ
ズムの堕落もしくは、21世紀の日本が生み出した「新しい人間」の描写とし
てかも知れません。今回の特集となった人物の嫌味のない素直なナイーブさと
価値観のためらいのなさも印象的です。
--- ここまで ---

 詳しく書く時間がないから(明日、明後日と親戚の葬儀参列で倉敷)、これに
ついては別に書くとして、今回は、第2特集「情報通信法の衝撃」のほう。
 読むと、民放連のいってることなんか、語るに落ちるクソですわ。
 NTTコミュニケーションズは、民放連の頭を下げるなんてことをせずに、が
んがんやっちゃえばいいのに。自分らも2010年にNTTの体制変更が政治的議題
になるから、同類相憐れむなんでしょうか。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822210790/showshotcorne-22/
宗像誠之著, 日経コミュニケーション監修「NTTの自縛 知られざるNGN構想の
裏側」
を読むと、NTTもクソですわ。この本についても、別途。

 2005年のライブドア騒動でフジサンケイグループはからくも難を逃れたが、
「それで放送業界の改革が遅れてしまった」という指摘は、そう思うよ。
 民放連の主張は、テレビ局・電通・政治家・官僚による莫大な利権を失いた
くない一心だもん。
 ソニーのロケフリのことも出てくる。その辺のことは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/15/1030157
吉野次郎著「テレビはなぜインターネットが嫌いなのか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/16/367189
通信と放送の融合。テレビ局の利権構造
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/27/1537631
テレビ局崩壊
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/06/1234078
たかじんのギャラネタ

 竹中平蔵にはなんだかんだいってますが、この改革は、竹中平蔵の残したい
い遺産だと思うので、国民のためになるように、やり遂げてほしいですね。
 つばめどん、まだブログやってたほうがよかったかも。^^;

===
標題: Re: 情報通信法の衝撃
---
まあ、打率10割はイチローだって無理なわけで、定期購読の
割引率ぐらいはハズレがあっても文句は言いませんよお。僕
は優しいからねえ。
ダイヤモンド社から刊行されている書籍を売りたいがために
持ち上げてるなあ、と思う記事はこれまでもあったんで、あ
まり違和感も感じてないし。またか、ってなもんで。

世の中にはブログに貼り付けたアフィリエィトで食っていけ
る人もいるらしい。そういうのは嫌いだけど、それで食える
人がいるということ自体は否定するつもりはありません。ど
ういうきっかけであれ、売れたという事実は間違いないわけ
で、それでお金がまわっていけばいいんじゃないかなあと。
まさか、税務申告していないなんてこともあるまいし。

放送局に関しては、言いたいことは山ほどあるけれども、ほ
とんど影響力のなかった俺のブログでなにか書いたところで、
放送業界がまともになるわけでなし。後悔するぐらいなら、
どこか別なところで再開してますから。アサブロでもいいわ
けだしね。(多少人気があるからっていい気になるなよ、知
事相手に喧嘩を売るとはいい度胸だなあ、とか。国民の共有
財産であるはずの電波を利権化するんじゃねえよ、とか。地
上デジタル放送が成功するなんて誰も思っちゃいねえよ、と
か。いろいろと書こうと思えばネタはあるわけですがねえ)

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: LispでGoogle Maps、地震データ解析、ACLのガベージコレクタ解説
---
 Allegro Common Lisp(ACL)のFranzは、Tech Cornerで、Google Mapsをやっ
てますね。詳しくは、
http://www.franz.com/support/tech_corner/google-maps-121007.lhtml
をどうぞ。
 Tech Cornerの目次は、
http://www.franz.com/support/tech_corner/
をどうぞ。
http://www.franz.com/support/tech_corner/#string-plus-020508
New string+ function for fast and easy string concatenation
http://www.franz.com/support/tech_corner/text-index-103007.lhtml
A text indexer using B-trees
http://www.franz.com/support/tech_corner/forksmp.lhtml
Simulating Symmetric Multi-Processing with fork()
http://www.franz.com/support/tech_corner/usgs-011207.lhtml
Example: Earthquake data via the USGS website
とか面白そう。

 特に最後の奴。日本は、USGSみたいに、地震データをネットでばらまいてま
す?
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/index.html
気象庁の地震・津波ページ
をみても、検索や表示はできても、ユーザサイトでデータを再利用することは
考えてない提供の仕方ですよね。せいぜい、
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/weekly_map/japan/weekly_list.shtml
最近一週間の震源リスト
くらいだから、このHTMLをとってきて、表の部分を自分で解析しないといけま
せんね。
 USGSみたいにCSVやRSSでばらまいてくれればいいのに。
http://earthquake.usgs.gov/eqcenter/catalogs/
USGSの地震データのページ
に行くと、Google Earth用に、KMLでもばらまいてますね。すごいー。
 気象庁、がんばれー。
 さもないと、

  「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」\(^O^)/

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/10/2615553
Re:「笑う女。笑われる男8」 

 ACLは、いま、8.1が出て、無料体験版のFree Express Editionも8.1になっ
ています。詳しくは、
http://www.franz.com/products/allegrocl/
http://www.franz.com/downloads/allegrodownload.lhtml
をどうぞ。
 いま、日本語サイト
http://jp.franz.com/index.html
に行くと、数理システムのちかさん(工藤千加子)さんによる、ACLのガベージ
コレクタの詳細な解説の紹介がありますね。
http://cl-www.msi.co.jp/solutions/knowledge/lisp-world/tutorial/gc-tutorial.pdf
をどうぞ。
 BGPの処理もACLでやってるんだ。すごいー。
 なんか知らんけど、

  「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」\(^O^)/

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: トップリーグ、プレーオフ4チーム決まる
---
 雪で順延になった2試合が行なわれ、三洋電機ワイルドナイツがNECグリーン
ロケッツを34-7の大差で破って、トップリーグ初の全勝で首位通過。2位、3位
対決となったサントリーサンゴリアスとトヨタ自動車ヴェルブリッツは、31-
31で引き分け。
 どっちもtvk(テレビ神奈川)が放送してくれました。大好き、tvk。オリンピ
ック予選やり直しで、急に話題になったハンドボールだってこれまでも地道に
放送してくれていたし。
 これで、プレーオフ(マイクロソフトカップ)の進出チームが決まりました。

 三洋電機は強すぎる。ディフェンスがいい。NECを寄せ付けない。そして、
密集でのターンオーバが多い。そこからのカウンター攻撃がすごい。最初はこ
んな大差になるゲームとは思えなかったけど、後半はあっという間に差を広げ
ました。
 三洋電機は守備力も攻撃力もすごいけれど、反則も一番少ないんですよね。
反則なしであの守備力ですから、いかに充実しているかという証明。

 サントリー対トヨタは、前半、サントリーを無得点に封じて、24点差でトヨ
タがリードしましたが、そこからサントリーが猛追撃。ついに同点に追いつき、
最後は意地と意地のぶつかり合いで、長いロスタイムでも決着つかず。
 この2チーム、2位、3位になったので、来週のプレーオフでぶつかることが
決まりました。決着はそのときまでおあずけ。府中市民としては地元のサント
リーに勝ってほしいです。そして、東芝との府中ダービーで決勝を戦ってほし
い。
 その東芝ブレイブルーパスは、NECが敗れたため、4位が決定。最終的には、
勝ち点47で、5位の神戸製鋼コベルコスティーラーズの勝ち点46とはわずか1
点差。首の皮一枚でプレーオフ進出です。
 その相手は、絶好調、三洋電機。今年の三洋電機に勝つのは大変ですが、東
芝も3連覇の王者の意地をみせてほしい。というか、勝つね。\(^O^)/
 一度、死んだ身だもの。きれいに勝とうとか、昨年までの実績で貫録勝ちし
ようとか、そんな思い上がりを捨てて、がつがつやれば、勝てます。

 大混戦だったリーグも、いよいよプレーオフでヒートアップの頂点。寒い冬
に熱い戦いはまだまだ続きます。

http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/news/2008/20080210-2815.html
延期なんて関係ねぇ!三洋がTL史上初の全勝1位達成!
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/news/2008/20080210-2814.html
サントリーとトヨタが意地の引き分け!決着はPO持ち越し
http://inews.sports.jp.msn.com/rugby/topleague/fromteams/news/jrfu/2008/20080209-878.html
「ジャパンラグビー トップリーグ2007-2008 プレーオフトーナメント マイ
クロソフトカップ」組み合わせ

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re:「笑う女。笑われる男8」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/07/2607996
「笑う女。笑われる男8」
の続き。
 金曜日の夜に行ってきました。
 行ったら、由見さんに「showさん、最近来てないから、おいしいとこ、見逃
してるわよ」といわれました。^^;
 観たら、全体的にパワーアップしてますね。面白い。楽しめました。
 あらすじは、25年前に国民的人気を誇ったスーパー戦隊モノ「カルメンジャ
ー」。25周年記念イベントをやることになったが、レッド、ブルー、ブラック、
イエロー、ピンク、それぞれに事情を抱え、イベントに向かってあれこれが起
きて、いろいろ大変。
 涙あり、笑いあり、歌あり、踊りありで、エンターテインメントです。
 数回前の公演から、歌や踊りもずいぶん採り入れるようになったと記憶して
いますが、芝居とうまく溶け合ってる感がどんどん増している気がしました。

 オタクの生態描写、形態模写も、典型をよく抽出してますね。
 何より、ウケたのが、アキバのアイドルという設定の女の子のお笑いコンビ
「ファンタジスタ」。セーラームーンばりのコスプレで、ミニコントを劇中で
やります。そのときの決めポーズと決めぜりふは、一発で脳に染み付きました。

  「ファーーーンタジスタ」「これでも食らえ」

 いいなあ、これ。
 腹話術のいっこく堂になれる薬というのは、ほしいですねえ。ファンタジス
タのコントでは、声が遅れて出てくるいっこく堂の芸をうまく再現していて、
楽しかった。山口百恵や中森明菜の物真似も似ていたと思うけどなあ。
 この前、NHKで、いっこく堂が腹話術をやっているときの脳の動きを解析し
ていましたが、脳の広い範囲で活動が活発になっていましたが、複数のことを
同時にやると活性化するといわれる部分が非常に活発に活動していましたね。

 劇中劇あり、時間や場所があちこちに飛ぶし、場面転換が多いんですが、そ
して、毎回、感心するのが、場面転換のやり方。
 舞台なので、映画やドラマみたいに、一度、カメラを止めて、編集すること
ができないから、現実時間の流れの中で、うまく場面転換していかないといけ
ない。しかも舞台は決して大きくないので、大道具、小道具をうまく使いまわ
して、別の場面にしていくんです。観客席のところまでうまく使って。
 しかも、今回、スーパー戦隊モノなので、コスプレがいろいろあって、衣装
替えとメイクを変えたりが大変だろうと思います。その時間も計算して、誰が
どこでどのタイミングで出る引っ込むを考えて、脚本を書かないといけないわ
けです。
 終演後、由見さんと少しお話できて、聞いたところでは、衣装はいままで以
上に多かったけど、全部手作りだそうです。
 構成上、元イエロー担当の人物がいないというのが、アイデアだなと思いま
した。そこに、前述ファンタジスタをはめることができて、幅が広がっている
と思いました。
 ビッグフェイスの親分、作・演出の伊沢さんは、ほかにも、カルメンジャー
のテーマソングなど劇中で歌われる歌の作詞作曲もやってます。さらに踊りも
あるし、伊沢さん、やっぱ、すごいねえ。
 ほかにも、お金の計算、メンバー集め、スケジュール調整など考えると、劇
団の座長は大変ですわ。あ、お金関係などは、由見さんがやってるのかな。そ
れでも、二人とも大変なのには違いない。おれなんか、同時多発的に仕事をこ
なせないから、発狂しますね。

 時間の流れを考えると、舞台って、タイムマシンですね。
 現実時間は、普通に流れていて、その制約の中で、前述のように時間計算を
しないといけないけれど、一方で役者が舞台に出たら、その場は、もう全然違
う時空になっていて、最初は、25周年記念イベント1年前だったかな、半年前
だったかな、もう忘れた。^^;
 それが、3ヵ月前、1ヵ月前、当日といった具合に舞台では、デジタルに突
然変わっていくわけです。芝居を観ているほうは、舞台というタイムマシンに
乗っている気分。
 そして当日になる前から当日への処理が見事だと思いました。
 なにげない、25年前のカルメンジャー伝説の第18話のDVDの話から、25年前
の第18話の世界に飛んで、それが、そのまま、25周年イベント当日の中のワン
シーンだったという流れになっていて、手順がきれいで鮮やかだと思いました。
 2時間があっという間。トイレに行ってたから、おしっこ大丈夫でした。\(^O^)/
 名倉さんが、最後に伴奏で弾くギターは、ほんとに生演奏ですよね? あの
曲と歌もオリジナル? たぶん、そう。みんな、芸達者ですね。

 そして、今回、個人的に最大かつ最高の驚きは、藤倉みのりさんの落語!!!
 藤倉さんは、ファンジンまで作る熱狂的カルメンジャーファン、かつ、カル
メニスト(カルメンジャーファンをカルメニストと呼ぶ)が集まる喫茶店を経営
し、ファンたちからカルメニスト総裁と呼ばれる倉持翔子という設定。
 その総裁が、突然、テーブルをひっくり返して椅子に座って、落語形式でカ
ルメンジャーへの熱い思いを語るんです。
 彼女、落語もやれるんだと思って、非常に新鮮な驚きでした。
 最近だと、TOKIOの長瀬君や太一君がドラマや映画で落語をやってましたよ
ね。
 古典の形式は強いですよね。正座して、「えー」と一言いうだけで、日本人
なら、これは落語だとわかるし、笑いを期待するし、作る側からいえば、観客
の笑いのスイッチを入れることができますからね。

 次回以降も、藤倉さんの落語シーン、希望。
 伊沢さん、同じ手は2度使わない主義みたいだけど、やっぱり、希望します。

 紹介が遅くなったので、もう今日の14時からの公演しか残ってないですが、
時間が間に合えば、ご覧ください。
 由見さんから、初日に来て、紹介してよっていわれました。すみません。

乳の詫び状(2008/02/08)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: GRAPE本、伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る」
---
 今から約20年前、手作り、かつ、たった20万円で当時のスーパーコンピュー
タに匹敵する計算能力をもつコンピュータを、コンピュータを作ったこともな
い素人が作ったというので大いに話題になったGRAPE(グレープ)。
 GRAPEプロジェクトを発案した杉本大一郎氏から、突然、開発を命じられて
電子回路や半田付けから勉強して、悪戦苦闘の末、GRAPEを作り上げた伊藤智
義氏が当時のことを書いたのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203956/showshotcorne-22/
伊藤智義著「スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)」
です。
 GRAPEが必要とされた当時の天文学の状況、GRAPE開発の秘話を交えて、当時
のことを綴っています。伊藤氏自身の青春回顧録にもなっています。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2584521
ロボット、画像認識、音声認識関連本
で書いたように、いま、パソコンを自作することが非常に薄っぺらで軽いもの
になっています。
 しかし、GRAPEの開発では、自分で回路図を描いて、部品を集めて、半田付
けをして、基本ソフトを書いてと、全部、ほんとに手作り。
 いかにして、たった20万円でスーパーコンピュータが作れたか。そのトリッ
クなどは、本書を読んでください。
 苦労は多かったけれど、いまより、ミョーに楽しそうなんですよね。読むと
子供のころ初めて半田付けして半田の煙にのけぞったり、エッチングでプリン
ト基板を作ったら、パターンの線がちょっとぎざぎざしてたり、エッチング液
をどこに捨てていいかわからず、庭の隅に捨てたら、そこらの草花が全部枯れ
て、父からそれは雑草が生えているこの辺に捨てろと叱られたり。\(^O^)/
 いろいろ自分のことも思い出して、読んでいて懐かしくもわくわくしました。
 伊藤氏は、ヤングジャンプに連載されていた「栄光なき天才たち」の原作者
としても知られていますが、これが、在学中のことで、学生なのに、一時、年
収1000万円以上あったそうですが、それを捨てて、いまは研究者になっていま
す。

 一点、不満を述べるとすれば、自伝的内容であるにも関わらず、三人称で書
いてあること。これは、おれは、物書きとして反則だと思う。
 というのは、GRAPE開発チーム内での人間関係、自分と他の人とのあつれき
なども書いているのに、そしてそれは当事者としての主観でしかあり得ないの
に、一人称で書かずに三人称で書いているから。これでは、客観性を装ってい
ると批判されても仕方がない。
 そこに非常に違和感を感じる。伊藤氏は、ノンフィクション作品として楽し
んでほしいと冒頭で述べているが、作品であるならば、なおのこと重大な欠陥
だと、おれは思う。まさか、ノンフィクション作品は三人称記述という単純な
思い込みで、三人称を採用したとは思わないが。
 当然、一人称でもノンフィクションは書ける。二人称はノンフィクションだ
ろうがフィクションだろうが難しい。というか、苦労の割に効果がわからない。
少なくとも、おれには。
 その他は、当事者しか知りえない秘話もあり、エピソードのつなぎ方もこな
れているし、満足度が高いだけにかえって気になりましたね。

 いま、GRAPEはどんどん進化して、GRAPE6になっています。
http://grape.astron.s.u-tokyo.ac.jp/grape/
GRAPEプロジェクト
http://grape.mtk.nao.ac.jp/grape/
GRAPEプロジェクト
 この2つは同じ内容のようですね。あれ、後述の講義資料では、
http://www.astrogrape.org/
GRAPE公式サイト
としていますね。ここも内容は同じみたい。
 さらに次期GRAPEとしてGRAPE-DRをやっています。
http://grape-dr.adm.s.u-tokyo.ac.jp/
GRAPE-DRプロジェクト

 ほかに書いたGRAPE関連ネタは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/14/1796559
「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1487020
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
などありますが、詳しくは、ウェブやブログ上部の検索窓で「GRAPE」をやっ
てください。

■特別付録(笑)
 慶応大学の講義でハイパフォーマンスコンピューティングの世界を話したと
きの資料の一部から、

--- ここから ---
●手作りスーパーコンピュータ
GRAPE
GRAPE(GRAvity PipE)
重力の計算専門のスーパーコンピュータ
 性能は、240Mflops
 制作費は、わずか20万円 当時のスパコンは20億円
杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」講談社ブルーバックス
 杉本氏は東大の宇宙物理学者
 国立天文台野辺山観測所の近田義廣氏がアイデア
 1989年春、専用計算機の自作を開始し、半年後に1号機が完成
 実際の制作は、当時4回生の伊藤智義氏
 後、当時大学院生だった牧野淳一郎氏、神戸大学助手だった戎崎俊一氏も
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/28/news048.html
 「地球シミュレータ」の50倍、2PFLOPSのスパコン国内開発へ
http://brains.te.chiba-u.jp/~itot/study/grape/grape.htm
伊藤智義氏のGRAPEページ
http://www.astrogrape.org/
GRAPEの公式サイト

PACS/PAX
http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/ccp-j/cp-pacs.html
超並列計算機 CP-PACS
http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/images/pax-hist.jpg
PACS/PAX コンピュータの歴史
--- ここまで ---

 今日は、ここまでですが、他にGRAPEに関係する本として、あと2冊、別途紹
介したいと思っています。
 GRAPEプロジェクトを始めた杉本大一郎先生のGRAPE本。講義資料にあるブル
ーバックスの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329561/showshotcorne-22/
杉本大一郎著「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」講談社ブルーバックス
と、いま、実質的にGRAPEプロジェクトのリーダーである牧野淳一郎さんも参
加している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607346/showshotcorne-22/
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第 14巻)」

 これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/18/1309680
日本天文学会の天文学全集「現代の天文学」刊行開始
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/16/1510350
シリーズ現代の天文学 岡村定矩編「人類の住む宇宙」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/14/1796559
「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」
で、紹介した現代天文学のシリーズの第14巻。この最後に牧野さんによる
GRAPEの話が出てきます。
 あ、「「BANG!」「宇宙はどこまで明らかになったのか」」には、伊藤智義
著「スーパーコンピューターを20万円で創る」の感想はそのうち書くと書いて
ある。2007/09/14だから、もう半年経ってる。おれの時間感覚だと、せいぜい
3ヵ月前なのに。^^;

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479734007X/showshotcorne-22/
Brian May/Patrick Moore/Chris Lintott著, 渡部潤一監修, 後藤真理子訳 
「BANG! 宇宙の起源と進化の不思議 (大型本) 」
は、何度も読み返し、眺め返しているので、いまでも、毎晩ゴロニャン状態で
眺めてます。気持ちが落ち着きますよ。

乳の詫び状(2008/02/07)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Java版Prologリンク集、Prolog、オントロジーなどのチュートリアル集
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
に、大黒学さんから
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270#c2600912
に、コメントがついていた。
 大黒さん、ありがとうございます。
 Java版Prologのリンクをみました。ありすぎ! もういいですっていうくら
いあるのね。
 それから、大黒さんが書かれた
http://tutorial.jp/prog/
初級Prolog講座 
をざっと読みました。素晴らしい。よく、こんなレベルが高く長大なものを書
けるなあ。すごい人がいるなあと。それも無料で公開してるし。
 大黒さんのコメントがついているのに気づいたのが、夜中にごそごと起きて、
学生のレポートを採点している最中。息抜きでアクセスして気づいたの。それ
で読み始めたら、感心、感動しつつ、しばらく読みふけってしまって、気づい
たら、あなた、もう、朝になっていた。
 おかげで、採点終わらなかった、できなかったじゃないか。おい、大黒、こ
の責任、どうとってくれるんだ。\(^O^)/
 お前は、クレーマーか。
 いや、もう、あっという間に時が経ちました。

 大黒学さんて、本名なんでしょうか。本名だとしたら、あまり、ぴったり。
学びすぎだし、人に学ばせすぎ。\(^O^)/
http://tutorial.jp/prog/
には、Prolog以外にもプログラミングチュートリアルがいくつもあって、それ
だけでもすごいのに、もっと、素晴らしいというか、恐ろしいと思ったのは、
その上の
http://tutorial.jp/index.html
無料チュートリアル
を見たとき。
 大体、tutorial.jpなんてドメイン取ってるんだもん。本気も本気。
 プログラミングだけじゃなくて、オントロジーもある!
http://tutorial.jp/onto/index.html
無料チュートリアル:オントロジー

 オントロジー入門書をまとめて紹介するなどと以前書いた覚えがあるのが、
もう、いい、ここで、簡単にやっちゃう。まず、上記のオントロジーで足りる
人はそれでいいと思う。
 本は、神崎さんの本と溝口理一郎先生の本を書名だけ紹介しておく。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627829310/showshotcorne-22/
神崎正英著「セマンティック・ウェブのためのRDF/OWL入門」
 この本は、丁寧です。ぼくはこれでRDFとOWLを大体把握しました。BioPAXと
いうバイオのパスウェイデータの表現方法があって、これがOWLなんです。そ
れで勉強しました。
http://www.biopax.org/
BioPAX
 神崎さんのサイトは
http://www.kanzaki.com/
です。
 もっと、幅広い工学への応用と解説は、溝口先生の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274200175/showshotcorne-22/
オントロジー工学 (知の科学) [単行本]
溝口 理一郎 (著), 人工知能学会 (著)
がお薦めで定番でしょう。
 思わぬところで、オントロジーは使われる、使われそうなことがわかります。

 さて、大黒さんのチュートリアルに戻ると、Prologやったり、オントロジー
やったりで、ははあと思っていたら、すごいことやってますね。
 姉妹サイトに、
http://aquinas.jp/
トマス・アクィナス・リンク集
がある。ドメインが、aquinas.jpでっせ。すげえー。初めてみた、こんなドメ
イン。恐れ入りました。
 そして、大黒さん、この人、恐ろしいわと思ったのが、
神学大全 
http://theologia.jp/ 
神学に関してもラテン語に関しても勉強中の人間が トマス・アクィナス
(Thomas Aquinas) の「神学大全」(Summa Theologiae)を日本語に翻訳する と
いう無謀なプロジェクト。
なんてことをやってること。
 いやあ、Prologやオントロジーをやるだけであって、哲学的な世界、世界観、
宇宙観も勉強しまくりですね。
 やっぱ、すごい人は、黙々と日々己を鍛えてますね。それも、インナースペ
ース。内なる宇宙。心。精神。そっちを鍛えてますね。見習いたい、あやかり
たい。^^;
 こんなすごい人から、コメントをつけてもらえて光栄です。

 神学を勉強している大黒さんに、こんなことをいうのはおかしいかもしれな
いけど、仏教哲学も面白いですよ。大乗仏教の中観派、唯識とかね。おれにい
わせれば、量子情報宇宙論です。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/20/2569802
珍鳥、コトドリ。モノマネ完璧\(^O^)/
で、感想を書くといって、まだ書いていない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088729/showshotcorne-22/
セス・ロイド著, 水谷淳訳「宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算す
る宇宙」は複雑な世界を創ったか?」
は、おれにいわせると、仏教哲学の量子情報版だもんね。\(^O^)/
 色即是空、空即是色です。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 「笑う女。笑われる男8」
---
 伊沢のビッグフェイスの定例公演「笑う女。笑われる男8」が始まってます。
 お知らせが遅くなっちゃった。詳しくは、
http://www.d2.dion.ne.jp/~bigface2/
をどうぞ。
 今度は、希望戦隊カルメンジャーですね。
 2年くらい行ってないので、今回は、久々に行ってみようと思ってます。

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標題: あ、また関門海峡やってる
---
 いま、NHKで、下関と関門海峡やってますね。
 この時期、ふく(フグのこと)がうまいから、福利厚生なのか、やたら、東京
のテレビもタレントがいっぱい、下関や関門に来るんだよね。
 あ、関門大橋の海面から高さ、61メートルだといってるなあ。おれ、60メー
トルだと思っていた。
 あ、関門海峡の一番狭いところは700メートルだって。おれ、ずっと、600メ
ートルだと思っていた。いつの間に、100メートル、広がったんだ。
 あ、そうか、九州は情報省が不沈空母化したから、いつでも、切り離して、
世界中に出撃できるからね。それで昔と違って、100メートル海峡が広がって
るんだ。\(^O^)/

 あ、下関市立水族館である「海響館」。そうそう、フグの展示は世界一です
よ。
 あ、トラフグって、砂に潜って休憩するんだ。5回くらい海響館には行った
けど、おれ、観たことないなあ。また、行きたくなったなあ。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/28/383271
海響館、いいわあ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/18/215919
下関駅の焼き打ち

乳の詫び状(2008/02/06)

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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/03/2599027
Re: 毒ギョーザ問題
の、さらに続き(続きその2かな)。

標題: Re: 毒ギョーザ問題
---
Nakamura Shouzaburou さんは書きました:
>  たびたび名を出す経済学者野口悠紀雄さんですが、食糧自給に関しては全然
> 反対の考え方ですね。
>  簡単にいえば、自給率が低くてもかまわない。買える金があればいい。むし
> ろ、世界中から分散して食料を輸入できれば、効率的に食料を調達できるし、
> リスク分散になる。というもの。
>  ぼくはエネルギー自給率が低いのに食糧自給はあり得ないと思っているから、
> 基本的にその考えに賛成ですね。

 本当に協調できる国境無きグローバリズムが浸透していれば、それは可能なん
ですが、方便としてのグローバリズムは存在するけど、理念としてのグローバリ
ズムが存在していない点が問題なんです。

 だから、戦略的に国家が食料を統制する可能性だって出てくる。ある程度の技
術移転が済んだら、日本の立場って存在が薄くなる。特に政治的な決断が遅く、
その責任の所在もハッキリしない。こうした状態では金融立国などは夢のまた夢
で、カタールなどの国際金融センターを目指すようなオイルマネーをつかった国
家的規模の投資も行われていない。つまり、国際的な観点から言えば、立場はど
んどん後退していって、注視するに値しない状態にまで落ち込むと、金すら無く
なるという可能性もあるわけです。

 エネルギーに関して言えば、今のところ日本には「ゴミ」という膨大な資源が
あります。これをエネルギーに変換するために、くだらない分別などは「燃やせ
る」か「燃やせない」かに単純分別して燃やす、というのは駄目なのかなぁ。

 落ち葉のたき火で焼き芋を焼いてもダイオキシンは生じるわけですからねぇ。
---
たま@無精庵

===
標題: Re: 毒ギョーザ問題
---
 やっと採点が終わったので、いっぱい、あれこれたまっちゃってるけど、徐
々に復帰します。
 まず、訂正。前回、
--- ここから ---
 この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3 
で、冒頭だけ読んでいた状態でちょっと書いた 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000840/showshotcorne-22/
ジョセフ・E・スティグリッツ著, 藪下史郎監修, 藤井清美訳「スティグリッ
ツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く」
ですが、全部、読みました。
--- ここまで ---
と書いたけど、これ、大嘘(すでに修正済みですが)。読んだのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419862254X/showshotcorne-22/
ジョセフ・E. スティグリッツ著, 楡井浩一訳「世界に格差をバラ撒いたグロ
ーバリズムを正す」
のほうです。
 元の
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で、2つ目と書いてあるから(これは正しい)、そこまで読んでいれば間違えな
いかもしれないけど、間違って、買われた方、申し訳ございません。
 でも、「スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読
み解く」も、週刊ダイヤモンドの連載を読んでいた限り、いいこと書いてある
ので、読んで損はないと思います。

> 本当に協調できる国境無きグローバリズムが浸透していれば、それは可能
なんですが、方便としてのグローバリズムは存在するけど、理念としてのグロ
ーバリズムが存在していない点が問題なんです。

 「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」は、まさに理念としての
グローバリズムをどう確立するかということに、真正面から斬り込んでいます。
 欧米、特にアメリカによる横暴、不平等条約的な仕打ちによって、どれほど、
グローバリズム本来のよさが歪められているか、それをどう是正するか、その
ための国際機関の改革はどうなされるべきか、など実に示唆に富んでいます。
 アメリカ、特にブッシュのアメリカに顕著な、金融市場は開放しろというの
に、自国の農業市場は開放しないといったダブルスタンダード。それを自由貿
易だと言いくるめる嘘。これ、自分だけが自由にやり放題やりたいだけの自由
貿易。こういうことが自由貿易、民主主義、グローバリズムの名を騙って行な
われていることには、我慢ならんという強烈な意志表明。
 世界、特に発展途上国が健全に育ち、人類がもっともっと幸福になるには、
どうすればいいか、そのことを豊富な事例から真摯に考えています。

 日本のビジネス書は、単行本も新書も、トンデモかクズか、どうやって人を
出し抜いて自分だけいい思いをするかといったどこまでいっても利己的なもの
か(最近流行のライフハックものもこの系統ですね)、なんにせよ、志が低いも
のが多いですが、クリントン政権の経済の司令塔として、また世界銀行副総裁
として、世界中を飛び回って、中でも発展途上国の病貧争をなくすために尽力
し、ノーベル経済学賞も受賞したスティグリッツ教授は、さすがに違うなと思
いましたね。
 日本のビジネス書を書いてる連中(大学教授、経済学者やエコノミストも含
む)とは、志、目線、立ち位置が違いすぎる。日本のビジネス書を書いてる連
中(大学教授、経済学者やエコノミストも含む)なんか、目くそ、鼻くそにしか
思えなくなるね。\(^O^)/
 経済学の世界にも、こういう人がいるんだと思うだけでも心が洗われるとい
うね、読後、そう思いましたね。
 榊原英資が推薦していても、本書に免じて許してやる。\(^O^)/

 で、そうはいっても、搾取、略奪のための方便としてのグローバリズム全盛
ですからね。
 日本の農業は、エネルギーを多く使うでしょ。農水省と農協が牛耳って、農
民をバカにして自由にさせないから、効率化も難しいでしょ。それで、エネル
ギー自給率が上がらない以上、食料自給率を上げるなんてのも、絵空事にしか
思えないんです。
 土地を使わないバイオ工場による食糧生産は、日本の技術が生きそうな気が
しますが、ミョーな自然信仰、天然モノ信仰がある日本社会では、なかなか大
変ですからね。

 で、さらに、たまさんがいうように、エネルギーや食料を買う金も日本から
どんどんなくなっていく。
 となれば、移民。小松左京さんが本来書きたかった「日本沈没」になるわけ
ですね。日本沈没は、日本がなくなって、離散した元島国の国民である日本人
が世界でどう生きていくかを書くための前半であって、日本を沈没させるとこ
ろまでの話。その後がほんとに書きたかったことだったそうですけど。谷甲州
さんと共著になっている
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093876002/showshotcorne-22/
小松左京, 谷甲州著「日本沈没 第二部」
が、その後を書いたものだそうですが、未読。^^;

 若い人は、どんどん海外に出て行って、老人や障碍者など保護が必要な人が
残る国家となって、それこそ、若い人が海外で稼いで、「ふるさと納税」する
(笑)世界になるのかもね。

 あと、毒ギョーザに関連して、いま、話題になってる本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046211571/showshotcorne-22/
富坂聰著「中国ニセ食品のカラクリ」

 昨年暮れに出た本ですが、この毒ギョーザ問題で、注目を集めているそうで
す。未読ですが、アマゾンの素人評を読むと、相当にエグい世界みたいですね。
 中国の業者も、日本人はガタガタ言い過ぎてコストがかかり過ぎるから、も
う、輸出せんとかいってるようですし。
 ゴルゴ13って、子供のころ、毒を少しずつ飲まされて、毒にある程度強く
なるように育てられたんじゃなかった?
 将軍のお毒見役は、そうやって育てられるんじゃなかった?
 この先、食料を日本が買えなくなると、品質の悪いものも食わないと生きて
いけなくなるから、いまのうちに農薬くらいは少しずつ飲むのがいいのか。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/02/04)

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ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 多言語ドメイン
---
いまさっき知ったのですが、
  http://例え。テスト/
でアクセスできるドメインが存在するんですね。

表示されるサイドバーのところには、他の言語のものも見れて
面白いです。

  KUSANO <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>

===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
>http://例え。テスト/
「http://例え.テスト」が正しいようですが、どちらにしても
驚きです。まあ、個人的にはちょっと取得したくない類のドメ
インですが。

--
つばめどん

===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
多言語ドメイン対応のブラウザだと「。」は「.」に自動的に変換される
ので、http://例え。テスト/ でもアクセスできたりします。

マイク口ソ7卜.jp は取れるかな... 

  KUSANO <URL:http://www.asahi-net.or.jp/~AE5T-KSN/>

===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
>多言語ドメイン対応のブラウザだと「。」は「.」に自動的に変換される
>ので、http://例え。テスト/ でもアクセスできたりします。
うわっ。ホントだ。なんでもありだな。

>マイク口ソ7卜.jp は取れるかな... 
ロは「くち」にして、トは「ぼく」にしてだねえ…

--
つばめどん。(。をつけてみた)

===
標題: Re: 多言語ドメイン
---
 これで、やっと、だいぶ前に、広末涼子というドメインが、ヤフオクで高値
を呼んでいたのが、報われるか。\(^O^)/
 もう、誰も広末涼子、覚えてないかも。^^;
 いえいえ、京王線の住民は、去年の秋くらい?から、広末涼子がポスターに
使われているので知っていると思うぞ。
 いや、でも、名前が出てこないかも。えーっと、誰だっけ、この人?とかい
って。
 それはそれとして、いまのポスター。京王線の駅のホームで写した奴。あれ
は、分倍河原駅の八王子方面行きのホームで、冬の朝なら、おれくらいの身長
(大体180cm)があれば、そのまま、くっきりときれいな富士山が見える付近で
の撮影ではないだろうか。他社のテレビコマーシャルでも、電車やホームのシ
ーンは、見た瞬間、府中競馬正門前駅のホームか、東府中と府中競馬正門前駅
の間を走る電車内で撮影されたとわかるときがある。
 なんか、知らんが、がんばれー、広末涼子。\(^O^)/

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋、勝てんよ
---
 それにしても、将棋、勝てんなあ。激指の10級には勝ったり負けたりだが、
8級には負けることが多い。
 昨夜もよくわからんのに、雰囲気で、ゴキゲン中飛車をやってみたら、序盤、
中盤はまあまあで、そのうち勝勢になったと思ってのんびりやったら、あっと
いう間に詰まされてしまった。
 のんびりやったのが緩手であり、その後も受けができておらず、さらに玉の
逃げ方を間違ったのだった。うまく逃げていれば詰まなかったのに。それに、
実はのんびりやるころには、敵玉には17手詰めくらいの詰みがあったのに。そ
んなのわからんしなあ。
 毎日指して、定跡ももう少し覚えて、詰将棋を解いて終盤力を磨かないとだ
め。^^;
 面倒なので、囲碁に逃げようと思います。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/02/03)

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ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 買ってきた本、超ひも本、ウェブ国産力、傑作パズル本
---
 渋谷のブックファースト。以前は、東急本店そばの大きなビルに入っていた
大型書店で、コンピュータ系や科学系も経済学系も新書、文庫も充実していた
ので、よく行ってましたが、いまはもう、行きません。
 ビルが改装工事だかで、ブックファーストは、もっと渋谷駅に近いほうの地
下に移ったからです。昔、第一勧銀があって、その後は旭屋書店が入っていた
場所。
 以前と比べると、狭苦しいところで、新書、文庫はそれなりに揃えているも
の、コンピュータ系や科学系、経済学系の専門書やそれに近いものは、もう見
る影もないですね。

 ま、そのうち、また大きな書店に戻ってくれることを期待しつつ、買ってき
たのが、以下、3冊。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061546813/showshotcorne-22/
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論 ゼロから学ぶシリーズ」

 竹内本はとりあえず買う候補。超ひもだから、ますます買う候補。
 日経サイエンスの宣伝にあって出版されているのを知り、狙って買いにいっ
た。前述のような状態なので、ブックファーストにはないかと思ったら、か
ろうじて1冊あった。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150950/showshotcorne-22/
佐々木俊尚著「ウェブ国産力 日の丸ITが世界を制す (アスキー新書 047)」

 佐々木俊尚の本は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409892
いま読むべきGoogle(グーグル)本
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605011/showshotcorne-22/
佐々木俊尚著「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」(文春新書)
しか読んでないし、その感想も書く書くといって、それらしいものは断片的に
しか書いてないけど、何度か批判した梅田望夫や野口悠紀雄の、シリコンバ
レー万歳、Google万歳の世界より、少なくともおれの周囲では、書名にあるよ
うな、こっちの感覚に近い。日の丸ITなんてものを持ち出すのが、まあ、恥ず
かしいし、日の丸ITが世界は制するかどうかはわからないけどね。
 その他、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/23/1598777
「Web2.0の嘘」参考図書
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/24/536516
LLRingのフォロー
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/10/1175958
朝日新聞の盗用問題
を参照。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166606158/showshotcorne-22/
伴田良輔著「巨匠の傑作パズルベスト100 (文春新書 615)」

 小学校高学年か中学のころかな。多湖輝の「頭の体操」という光文社カッパ
ブックスの大大大ベストセラーがあって、あれで初めて、パズルの世界を知っ
た。
 考えている間は、脳みその皺がかゆいような、でも、かきむしれないから、
むずむずかゆくて我慢できないみたいな感覚なんだけど、ぱっと答がひらめい
て、ページをめくって答がそうだったときのあの爽快感。
 以来、「頭の体操」シリーズは10集以上出たと思うけど、たぶん、最後まで
か最後の1つ前くらいまで付き合って買ってた。
 後半は、こっちも慣れてきたし、いいパズルがなくなってきたのか、すいす
い解けちゃうことが多かったけど。
 あ、今でも、文庫になって売ってますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334728057/showshotcorne-22/
多湖輝著「頭の体操〈第1集〉パズル・クイズで脳ミソを鍛えよう (光文社文
庫)」

 ともかく、あの世界を思い出して、なんか、懐かしくて、それにパズルの天
才サム・ロイドとパズル王のデュードニーの傑作パズルを集めたというんだも
ん。やっぱ、つい、手が出ちゃいますね。だもんで、手が出たついでに、金も
払わずに、店を出ました。\(^O^)/
 おいおい、そりゃ、まずいだろ。その場合の「つい手が出た」は、泥棒や万
引きの意味になっちゃうし。

情報省裏テレビより:
 放送した防犯カメラの映像では、中村正三郎が金を払わずに出る映像となっ
ておりますが、これは「やらせ」と呼ばれるテレビ界に蔓延している演出上の
理由で、そうなったものです。実際には、番組スタッフが事前にお金を払って
購入しております。
 よい子は真似しないようにしましょう。

情報省裏テレビより、その2:
 「番組スタッフが事前にお金を払って購入しております」とお知らせしまし
たが、嘘です。\(^O^)/
 民放テレビ局員、中でも東京キー局の社員は、上場企業の中では、平均年収
1500万円という日本一の高給取りですが、実際に制作している製作会社の社員
は貧乏の上、こき使われています。
 したがって、グルメ番組や旅館に泊まるような番組でも、金を払わずに済ま
せます。少なくとも、その交渉はします。テレビで流れると宣伝になりますか
らといって。
 情報省裏テレビでも同様ですので、金は払っていません。
 よって、中村正三郎は、金を払っていません。万引きです。\(^O^)/
 でも、スパイなので、金を払わくて当然です。\(^O^)/
 あなたは、007やゴルゴ13で、ジェームズ・ボンドやゴルゴ13が、本を買っ
て金を払っているシーンを見たことがありますか?\(^O^)/

中村正三郎より:
 おいおい、待て待て。おれはレジに並んで、本にカバーもつけてもらって、
ちゃんと払って出たぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: NHK教育「わくわく授業」。子供を伸ばす朝の時間。あの人は同一人物だった\(^O^)/
---
 いま、NHK教育の「わくわく授業」では、「朝の時間」をどう過ごすと子供
たちにいいかということをやっています。
 それぞれいろいろやってますね。やっぱり、子供をうまく導くと、子供たち
はどんどん力を合わせて伸びていくんですね。
 3つの学校の取り組みを紹介していましたが、おれなりに共通しているなと
思ったのは、子供たちがまるで兄弟・家族のようになるように導いているとこ
ろ。
 コミュニケーションを取り合って、子供たちがいろいろ探りながら、助け合
いながら育っていくように仕掛けを作ってますね。特にコミュニケーション能
力と助け合いの心の向上。
 放送内容の概略は、
http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/jugyo/080203.html
初回放送:平成20年2月3日 朝の時間が元気のもと

 ところで、最初に出てきた大分の日田の山口先生という女性の先生。どこか
で見たことがあるなあと思っていて、声を聞いて、突然、思い出した。
 おれは、好きな女の声は一度聴いたら絶対忘れないもんね。\(^O^)/

 showさーん。
 あんた、誰?
 私の声、忘れてるの? 穂高女王様だよ。
 すまん。好きな女の声は忘れないんだけど。\(^O^)/
 すまんじゃ、すまんよ。うりゃうりゃ、こうして、いぢめてやる。
 あ、穂高さん、そこはだめ。でも、もっともっと\(^O^)/

 この山口先生は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/03/980057
NHK教育、わくわく授業
で紹介した
http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/jugyo/061126.html
初回放送:平成18年11月26日 力を合わせて解くわり算 〜諏訪友美先生の算数〜
の諏訪先生ですね。うわあ、紹介したのは、もう1年以上前のことなのか。
 たぶん、結婚なさって姓が変わったということなんでしょうね。
 いま、改めて、
http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/jugyo/061126.html
の説明をみると、
「大分県日田市立咸宣小学校の諏訪友美先生のクラスの朝の会、隣の席の友達
と連絡帳を交換し、「相手への感謝の気持ち」を書き、声に出して発表します。
友達との交流が1日の始まりです」
とある。これです、これ。まさにいま放送されていたのは、この模様。
 もうほんとに感動した、あの算数の教え方だけではなく、この山口(諏訪)先
生は、教育に情熱とアイデアがあって、いろんな局面で創意工夫して子供たち
を育てているんですね。
 いやーん、山口(諏訪)先生、好き。おれと結婚してほしいわ。\(^O^)/
 ばかー。ご結婚なさったんじゃないかと書いたばかりだろうが、お前は。
 じゃ、ファンレター書いて、日田市立咸宣小学校の生徒になろうっと。「先
生、ぼくは先生が好きです。だから、日田に引っ越して、遺伝子組み換えで若
返って小学生になって、先生の小学校に転校します」
 はいはい、早く、クソして寝ろ!

 埼玉県草加市立八幡小学校のちょっと変わった朝の補習授業「校長塾」。校
長先生、偉いなあ。頭、下がるなあ。これが本来のゆとり教育だったんだよね。
こういう先生ばかりで、十分な数がいれば、よかったんだけどねえ。

 千葉県船橋市立丸山小学校の、「わんぱくタイム」。
 なるほどねえ。子供の数が減って一人っ子も増えているから、上級生と下級
生を交流させて、兄弟のような関係・絆が作れるように、人を助けることの大
切さや人間関係の作り方などを実際に学べるようにしているんですね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/16/1188058
図工とゆとり教育と社会の残酷さの話
で紹介した我が子が通った小学校での、
「小学校では、月に1回かな。1年生から6年生まで、たとえば1年1組から
6年1組という1組というくくりで集まって一緒に何かする時間があって、あ
れは非常にいいと思いましたね」
と同じ考えの取り組みですね。
 でも、番組で出てきた千葉県船橋市立丸山小学校は、毎朝、やっています。
 わんぱくタイムは、元々は子供の体力向上を目指した時間だったそうですが、
そこから、こういう子供たちをさらに伸ばす取り組みが出てきたということで
した。

 NHKの「わくわく授業」は、毎回、観ているわけではなかったけど、観ると
必ず感心させられるね。
 情熱をもったすごい先生がいらっしゃるってことですから、勇気づけられま
す。
 観てないけど、昨夜(2008/02/02)放送された
http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/jugyo/070916.html
初回放送:平成19年9月16日 ホントの人口は何人なの!? 〜塩谷京子先生の
情報教育〜
なんかも、受けてみたい授業だよね。評判がよかったから、また、昨夜、放送
されたんでしょうね。
 やっぱ、毎週、録画予約するか。裏番組の鉄腕DASH!、すまん。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/03/2598152
雪じゃ、雪じゃ
の続き。

===
標題: Re: 雪じゃ、雪じゃ
---
あれはやらんの?レポートをぶん投げて、遠くまで飛んだのは
軽い=字数が少ないから低評価、近くで落ちたのは重い=字数
が多いからそれなりの評価ってヤツ。
あと、自分の著書を教科書にして、「386ページ上から3行目の
最初の文字を書け」とやって必ず教科書を買わせる作戦とか。
スポーツ推薦だと「ライバルの読売大学との対抗戦で2トライ
をあげました」だけで合格とか。

採点した側に回ったことがないから、どこまで真面目にやって
るのか、わかんなーい。(試験官はやったことがあるけどね。
いくら一次試験だからってその汚い格好はどうしたもんだとか、
あのミニスカのおねいちゃんは合格するといいなあとか、思っ
てました。別に得点を左右する権限は何もないんですけど)


--
つばめどん

===
標題: Re: 雪じゃ、雪じゃ
---
 うひゃひゃっ、雪だ〜。\(^o^)/

>おでかけせずに、学生のレポートの採点しまーす。\(^O^)/

 採点が済んだら確定申告の準備だよん。毎年のようにギリギリに
「もう駄目ぼ」と涙流してるやん。今年こそ早くやるように。

> 受験生が大変だねー。かあいそー。がんばってー。

 この時期2ちゃんねるの「大学受験サロン」と「大学受験」を読む
のが楽しみでのぉ。センターが終わって(国公立)願書の締め切り(6日)
が間近に迫った現在、受験生達が情報集めと逃避で右往左往している。
スレッド一覧トップの「長時間にわたり利用を続けると、不合格とな
る可能性があります」という注意書きはちゃんと読んでいるのかな?
 次のピークは2月下旬あたり。私立の合格発表が出て、入学金を納め
るか収めないかで悩みまくる。国公立本命で本命が受かると捨てるこ
とになるもんな。
 一番のピークはやはり3月6日〜8日か。国公立の発表があって阿鼻叫
喚の世界が広がるだよ。私立へ進むか、浪人するか、一旦私立へ入学
して仮面浪人するかの選択で混乱状態。ここんとこは親の経済力が大
きいかな。後期に出願している子はその倍率に驚愕するんだな。

 今年は姪と甥の2人が受験だ。あと1ヶ月切ってるな。

         寒い。二重サッシじゃなかったら悲惨だな 穂高


===
標題: Re: 雪じゃ、雪じゃ
---
 レポートは、ちゃんと、全部読むよ。
 おれの講義の丸写しは、それなりの点数。
 でも、同じことでも、自分の言葉で書いているのは、点は上。ポイントさえ
はずしていなければね。さらにプラスアルファしてあったり、自分の考えなど
が入っていれば、さらにいい点を付けます。
 いかにも、インターネットにある用語辞典やウィキペディアからのコピペ
(コピー&ペースト)なのは、おれの講義の丸写しより点数は低い。聞いてなく
て後であわててググってコピペしたものだからね。
 こういう話は、初日の冒頭で学生には伝えてある。

 東大や九大の先生たちも話題にしていたけど、最近、ウィキペディア丸写し
のレポートが増えているそうで、実際、学生が書いてきた文章を使って、ググ
る(Googleで検索する)と、ネットにそのままの解説があったりします。\(^O^)/
 学生がどこからコピペしてきたかもわかる。
 便利な世の中になったもんだと思う。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 雪じゃ、雪じゃ
---
>>おでかけせずに、学生のレポートの採点しまーす。\(^O^)/

>採点が済んだら確定申告の準備だよん。毎年のようにギリギリに「もう駄目ぼ」と涙
流してるやん。今年こそ早くやるように。

 はーい。あとの行事を考えると、京都に行く前に終えてないと、ほんとにや
ばい。土曜日、大学の連中と飲んだら、河津桜を観に、ミキさんところにまた
行こうという話も出た。河津桜って、3月だよね? 早く片付けないと、ます
ます、やばいね。
 でも、今日、レポートの採点、ほとんどできなかった。
 なんか、だるくて、NHKの将棋の番組みて、あとマラソンやらみてごろごろ
してたら、昼間から夕方までまた寝とった。\(^O^)/
 今日の対戦、長沼7段が羽生二冠に勝ちました。金星か大金星ですね。あ、
「きんせい」じゃなくて、「きんぼし」と読みます。
 金玉を日光に当ててよく干すことです。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 雪じゃ雪じゃ
---

こちらは雨。山裾のお寺に昨年末死んだ愛弟子2号の49日に行ったら、
その裏山まで雪。スリックで出ちまったから、もうちょいあとだと
辿り着かなかったかも。
スリック -> もう溝が無いタイヤともいう

もどって、あまり寒くてなにもする気にならんので、確定申告の
準備始めましただ。
年収減ったぁ。
まぁ停年ならあたりまえか。

腹が立つのは、交通費が見做し所得になるとかで、
いままで徒歩、いま新幹線通勤となって、高齢者再雇用なんとかの
涙がねすらでない。
労働者から絞るけど与えないってそのままだなぁ。。。
                                                mtv

===
標題: Re: 雪じゃ、雪じゃ
---
今年から電子申告の場合は税額控除5000円(一度限り)と、
医療費の領収書や源泉徴収票の添付が不要と、多少は電子
申告もやる気になってきたなという感じです。
電子証明書がタコなので、すいすい申告というわけには
いきませんが、多少はマシになりつつあるということで。

匿名希望

===
標題: Re: 雪じゃ、雪じゃ
---
簡単に探せるということは、簡単にバレるということが
理解できないようでは、日本を影で操る黒幕にはなれま
せんな。勉強が足りん。
常日ごろ思っているのだが、霞ヶ関とかのお役所は都合
の悪い情報は隠したいんでしょ?だったら、情報を隠蔽
しないで、なんでもかんでも公開して、情報の海に隠せ
ばいいじゃん。隠すから見たくなるんだ。検索エンジン
使っても簡単に見つからないぐらいヒットするようにな
れば、飽きっぽいマスコミはあきらめるぞ。

そういやあ、ながらく作成中だった文化庁文化審議会著
作権分科会私的録音録画小委員会(第14回)の議事録が、
やっと公開された。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/020/07112907.htm
今世紀中の公開は無理なのかと思っていたが、やれば
できるじゃないのよ。議論の方向性はいかがなものかと
思ってるけどね。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/01/2593846
毒ギョーザ問題
の続き。

===
標題: Re: 毒ギョーザ問題
---
> 日本の金融立国はあり得るのか
> で、サブプライムローンは毒饅頭と書いたけど、逆からいえば、これ、食のサ
> ブプライムローン問題ですね。^^;

 いや、金融立国でも何でも構わないのですが、イギリスよりも遥かに食糧自給
率が低いというこの国の構造は、安全保障上も問題でしょう。せめてイギリスや
フランス並みにしないと、大きな事は国際的にも言えなくなる。何しろ食い物を
相手に握られているわけだから。

 だから毒餃子なんぞにぶち当たる。しかも中国産の冷凍食品が無いと、どうや
ら日本の食卓は干上がってしまう。これ、右翼じゃなくても政治の貧困に激怒す
る話ですよ。

 かろうじて日本が独自で何とかしているのは米だけで、その他の農産品は輸入
が無いと駄目。漁獲品に関しては輸入が主流となる背後で、漁民のワーキングプ
ア化が進行中。畜産なんぞは飼料がほぼ100%輸入だから、バイオ燃料に穀物
が行ってしまい、飼料作物そのものの国際相場が上がっている上に、原油高でそ
の運賃も上乗せされている。それなのに国内販売単価は上げられない。破綻寸前。

 で、こうした事にほとんどどのような手を政府が打っているのか、ほとんど聞
こえて来ない。何か手を打っても、それが知らされなければ、一般の国民には手
を打ったことにならないわけ。情報公開の本旨って、つまりはこうした点で「何
をしているのか」を開示する事なんだろうけど。
---
たま@無精庵

===
標題: Re: 毒ギョーザ問題
---
 たびたび名を出す経済学者野口悠紀雄さんですが、食糧自給に関しては全然
反対の考え方ですね。
 簡単にいえば、自給率が低くてもかまわない。買える金があればいい。むし
ろ、世界中から分散して食料を輸入できれば、効率的に食料を調達できるし、
リスク分散になる。というもの。
 ぼくはエネルギー自給率が低いのに食糧自給はあり得ないと思っているから、
基本的にその考えに賛成ですね。
 理屈上の効率性がそんなに簡単に達成できるのかといった点や、農業の雇用
や国土保全といった観点が出てくると、だんだん、微妙になってきますが。

 食糧自給に関連した話題。
 この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
で、冒頭だけ読んでいた状態でちょっと書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419862254X/showshotcorne-22/
ジョセフ・E. スティグリッツ著, 楡井浩一訳「世界に格差をバラ撒いたグロー
バリズムを正す」
ですが、全部、読みました。
 これ、非常に示唆的な内容。もっと早くちゃんと読んでいればよかったと思
いました。
 たとえば、農民票がほしいがために、先進国が農業の補助金に税金を使って
人為的に農産物の価格を抑えると、世界市場での農産物価格が低くなってしま
って、農産物しか輸出して外貨を稼ぐことができない発展途上国を苦しめてし
まっている、などなど、経済の不要な歪みが、本来、グローバリズムがもって
いる、世界中のみんなが、特に発展途上国が幸せになれるという健全な面を殺
してしまっている事例がいくつも出てきます。
 そしてそういうデタラメをやっている元凶は、想像通り、アメリカ。それも
ブッシュのアメリカ。\(^O^)/
 アメリカとアメリカの傀儡であるIMFなど国際機関を是正しないと、「歪ん
だ不幸なグローバリズム」の蔓延は止まらないという主張です。それをどうや
って変えていくか、いろいろ政策提言もしています。
 もっと詳しく感想を書きたいけれど、当面、それくらいで。

お詫びと訂正 2008/02/06:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419862254X/showshotcorne-22/
ジョセフ・E. スティグリッツ著, 楡井浩一訳「世界に格差をバラ撒いたグロー
バリズムを正す」
であるべきところを、間違って、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000840/showshotcorne-22/
ジョセフ・E・スティグリッツ著, 藪下史郎監修, 藤井清美訳「スティグリッ
ツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く」
と書いていました。お詫びして、訂正します。間違って、買われた方、申し訳
ございません。でも、「スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のト
ピックスを読み解く」もいいこと書いてありますので、読んで損はないと思い
ます。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ニュートン2008年3月号 ホワイトホール、ブラックホール
---
 科学雑誌
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011XLETG/showshotcorne-22/
ニュートン2008年3月号
は、「ホワイトホール、ブラックホール」と題した特集です。
 ブラックホール、ホワイトホール、ワームホールの解説。ニュートンはやは
り、ビジュアルがすごいですよね。文章だけではわかりにくいことが、なるほ
ど、そうなっているのかとよくわかります。
 おれ、恥ずかしながら初めて知りましたが、ホワイトホールは、噴き出した
物質がすぐ引き寄せられて結局周囲にブラックホールができるから、観測でき
ないんですね。常に、ブラックホールという殻があるみたいなもんだそうです。

 今月号でほかに、へえと思ったのが、レアメタル(希少金属)の話。
 マスコミ、中でも経済雑誌はレアメタルが入手できなくなる、大変だという
話を書きたてますが、東大の生産技術研究所岡部徹准教授の解説を読むと、騒
ぎ方が少しずれてますね。レア、希少という意味を誤解しているんですね。
 地球にあまり存在してない場合もあるけど、豊富にあっても、それを有用な
ものにするのが困難、あるいは安定した供給が困難など、いろんなケースがあ
って、それをごっちゃにすると対処法を誤まりますね。
 ほかには、金星の大気の話はすごいね。ESA(ヨーロッパ宇宙機構)の金星探
査機ビーナス・エクスプレスが送ってきた金星大気の画像がどどーんと載って
います。
 金星って恐ろしいわ。せっかく、今度のゴールデンウィークに彼女と旅行に
行こうと思ってたのに。\(^O^)/
 ほかに目についたのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/27/2461948
ニュートン2008年1月号 次元とは何か?
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000YESVDU/showshotcorne-22/
ニュートン2008年1月号
の 「次元とは何か?」という次元の話が反響が大きかったので、Q&Aとして、
改めて次元の話が解説してあること。
 関連して、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011Z682C/showshotcorne-22/
日経サイエンス2008年3月号
には、(目次は、
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/item.php?did=55803
です)
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0803/200803_032.html
W. B. アトウッド/P. F. マイケルソン/S. リッツ「極限宇宙をのぞくガン
マ線宇宙望遠鏡GLAST」
という記事があります。
 将来、GLASTというガンマ線宇宙望遠鏡による観測によって余剰次元の理論
が正しいかどうかも、ひょっとしたらわかるかもしれないそうです。

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 名スクラムハーフ、村田亙選手引退セレモニー
---
 昨日、ヤマハ発動機ジュビロ対東芝ブレイブルーパスの試合後、名スクラム
ハーフである村田亙選手の引退セレモニーが行なわれました。
 JSportsでの試合中継のあと、セレモニー全部を放映してくれました。
JSports、ありがとう。

http://www.jsports.co.jp/

 いまコカコーラ・ウエストの監督をやっている向井監督が監督をしていたこ
ろ、東芝府中の日本選手権3連覇を達成しましたが、そのときの中心選手が村
田亙選手でした。
 まだ東芝で現役を続けていて、この試合では、先発出場した松田選手と二人
で京王線府中駅にいるところなど、何度か目撃したことがあります。
 ミーハーだから、握手してもらおうと思っても、実際は、なかなか、声をか
けられなかったです。フォワードらしからぬバックスのような走りができると
評され、この試合でも活躍し、独走トライを決めた大野選手も府中で間近でみ
たことあるし、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/13/2559010
ラグビー東芝、マクラウド選手、ホルテン選手を見た\(^O^)/
で書いたように、マクラウド選手やホルテン選手も間近でみたことあるけど、
やっぱり、なかなか、声をかけられないんですよね。おれ、気が弱いから。\(^O^)/

 村田選手、最終戦の引退試合が古巣の東芝ということで、後半残り10分ご
ろに登場して、相変わらず素早い球出しを披露してくれました。
 ノーサイドの笛と同時、感極まったんでしょうね。村田選手は、涙を何度も
ぬぐっていました。
 セレモニーでは、自分を育ててくれた東芝、ヤマハ発動機のみんなとファン
に感謝の意を表し、中でも、夫人の理奈さんには、自分がここまでやってこら
れたのは、ひとえに彼女のおかげだと、特別に深く感謝していました。
 サッカー、Jリーグ、ジュビロ磐田のゴン中山選手も来ていて、花束を贈っ
ていました。同じジュビロ、そして背番号9が同じ、さらに年齢も40歳とい
うことで、粋な演出でした。
 村田選手は、あいさつの中で、自分は今日で引退するけど、ゴンが自分の分
まで活躍してくれるので、みんな応援してくださいといってました。
 それと、村田選手のところは4姉妹なんですね。お子さんたちがお父さんに
花束を渡していました。
 一番下のお子さんは、まだほんとに赤ちゃん。一番上のお姉ちゃんも、5,
6歳の感じ。お姉ちゃんはさすがに今日がどういう日かわかっているようで、
涙ぐんでいましたが、妹たちは、何でお父さんが泣いたり、みんながお父さん
に拍手したりしているのか、わかってないようでした。\(^O^)/
 でも、それがまたかわいい。
 最後は、ヤマハ発動機の選手のみならず、東芝の選手も一緒になって、村田
選手を胴上げしていました。その後は、スタンド際を1周しながら、ファン一
人一人に握手していました。
 村田選手、7歳から初めて33年間の現役ラグビー生活、お疲れ様でした。

http://www.sanspo.com/rugby/top/rg200802/rg2008020300.html
ヤマハ・村田、涙の現役引退…40歳、日本人初のプロ選手
http://www.sanspo.com/sokuho/080202/sokuho033.html
ヤマハ発動機・村田が涙のノーサイド ゴン中山から花束
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/ballsports/news/20080202-OHT1T00245.htm
引退の村田が号泣「家族に感謝」…ラグビー・トップリーグ
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/ballsports/news/20080203-OHT1T00076.htm
ヤマハ・村田ラストマッチ…社会人ラグビートップリーグ最終節
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008020200322
2008/02/02-19:57 村田、感動の引退試合=ラグビートップリーグ

ASAHIネットのkick/salonから。

標題: 東芝、プレーオフへ望みをつなぐ
---
 ラグビー、トップリーグ4連覇が危なくなっていた東芝ブレイブルーパス。
 昨日、ヤマハ発動機ジュビロに39−21、しかも4トライ以上挙げて、勝
ち点5を獲得。プレーオフ進出に望みをつなぎました。
 今日、NEC対三洋電機があって、NECが勝たなければ東芝のプレーオフ進出だ
そうです。NECが勝っても得失点差があるから、NECは4トライ以上、かつ、25
点以上の差をつけて勝たないといけないんだと思う。
 三洋電機には、トップリーグ史上初の全勝優勝してほしい。\(^O^)/
 サントリー対トヨタ自動車は、やっぱり、我が町府中のサントリーに勝って
ほしい。
 とにかく、プレーオフ進出のベスト4に、府中が本拠地の東芝とサントリー
がいてほしいです。

http://www.sanspo.com/sokuho/080202/sokuho028.html
東芝が暫定4位、4連覇に望みつなぐ トップリーグ

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 雪じゃ、雪じゃ
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 すごーい。府中は、大雪だー。\(^O^)/
 黙々と降り続いていて、どんどん、積もってるーーーーー。
 寒いーーーーー。

 おでかけせずに、学生のレポートの採点しまーす。\(^O^)/
 受験生が大変だねー。かあいそー。がんばってー。

乳の詫び状(2008/02/01)

 アサブロのぼくのブログ「いい湯」(http://iiyu.asablo.jp/blog)にも転載しました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 毒ギョーザ問題
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 中国製の農薬入りギョーザ。大騒ぎになってますね。
 医食同源ならぬ毒食同源。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/31/1760835
日本の金融立国はあり得るのか
で、サブプライムローンは毒饅頭と書いたけど、逆からいえば、これ、食のサ
ブプライムローン問題ですね。^^;

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