乳の詫び状

Last update 2008/12/17

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2008/11/29)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 映画「イーグルアイ」
---
 映画「イーグルアイ」を、この前、府中のTOHOシネマズのレイトショーで観
てきました。公式サイトは、
http://www.eagleeyemovie.com/intl/jp/
イーグルアイ
です。
 以下、ネタバレになると思うので、いやな人は読まないでね。

 これ、情報省にほしいーーーーーーーーー。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/24/2455297
映画「デジャブ」
で紹介したシステムも、情報省にほしいと思ったけど、これもほしいわあ。そ
れにしても、アメリカ、すごいーーーーーーーーーーー。ほんとにこんなシス
テムで社会を監視してるんだもん。
 お前、映画だぞ、これ。
 嘘っ、映画にしちゃ、リアリティあったよ。
 じゃ、お前、「エネミーオブアメリカ」も、現実だと思ってる?
 当然。
 ま、あれに出てくる技術はだいぶほんとだけどな。じゃ、「マイノリティ・
リポート」も?
 もちろん。
 偉い! さすが! それでこそ、情報省のスパイだ! そういうお前にだけ、
秘密を明かしておこう。お前、「イーグルアイ」のシステム、何かに似ている
と思わなかったか?
 さあ?
 じゃ、ヒント。ノーベル賞確実といわれながら、今年、惜しくも亡くなった
日本の物理学者は?。
 はい、わかりません!
 お前、わからないのに、元気に返事しすぎ(苦笑)。戸塚洋二先生だろうが。
お前、それでよく情報省のスパイになれたな。じゃ、別のヒント。ニュートリ
ノ天文学を開拓し、ノーベル賞を受賞した小柴先生が建設した実験施設はカミ
オカンデ。では、戸塚先生が作った実験施設は?
 さっぱり、すっきり、わかりません。\(^O^)/
 スーパーカミオカンデだろうが。
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/
スーパーカミオカンデ公式サイトにある
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/intro/index_j.html
やさしい研究紹介
で少しは勉強しろ。そこの「スーパーカミオカンデを探検しよう」の「水槽」
のところをみてもいいが、こっちのほうがいいかな。
http://www.hp.phys.titech.ac.jp/kamioka/index_j.html
SUPER KAMIOKANDE
の水槽内の写真をみろ。何か、思い出さないか。
 あーーーーーーーーーーーー。イーグルアイのシステムだ!\(^O^)/
 そうだ。あのシステムは、これとそっくりだろ。
 でも、スーパーカミオカンデより、小さかったですよ。
 そうだ。スーパーカミオカンデのほうがはるかに巨大だ。それが日本にある
ということは?
 ということは?
 ということは?
 ということは?
 オウムか、お前は。イーグルアイより巨大で強力なシステムが、すでに日本
にあるということだよ。
 えーっ、ほんとですか。じゃ、イーグルアイよりすごいことができるってこ
とじゃないですか。
 だーかーらー、情報省はすごい、素晴らしいと世界のスパイから羨望と尊敬
のまなざしでみられているんだよ。
 ほほぉ、なるほどねえ。勉強になるなあ。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PTYQZ6/showshotcorne-22/ 
デジャブ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009Q0JZ6/showshotcorne-22/
エネミーオブアメリカ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HOL882/showshotcorne-22/
マイノリティ・リポート

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 日経サイエンス2009年1月号。パラサイトヒューマン
---
 定期購読している
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001KVJZLI/showshotcorne-22/
日経サイエンス2009年1月号
は、個人的には読みどころいっぱい。
 付録の特製カレンダーには、日本が世界に誇るスーパー望遠鏡すばるのファ
ーストライトから10周年を記念して、すばるがとらえた銀河や星雲の写真が使
われています。
 目次は、
http://www.nikkei-science.com/item.php?did=55901
をどうぞ。
 ノーベル賞の小林・益川理論を解説する連載
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_026.html
ノーベル賞記念連載 小林・益川理論とBファクトリー
が始まりましたし、
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_040.html
量子重力が予言するビッグバウンス宇宙
もすごい。ループ量子重力理論の予言です。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_048.html
脳の活動を照らし出すオプトジェネティクス
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_058.html
知能遺伝子を探して
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_068.html
DNAバーコードで種を識別
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_076.html
ウェブサイエンスの誕生
も、わくわく。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_084.html
生まれつつある海
は、アフリカでは、いま、新しい海ができつつあるというすごい話。
 このリンクをみるだけではわからないけれど、実際の雑誌では写真の迫力が
すごいです。

 しかーし、どれよりもおれが興奮したのは、茂木健一郎の連載対談。
 大阪大学の前田太郎先生のパラサイトヒューマン。
 これは素晴らしい。
 テレビでみたことがあるのは、人にちょっとしたものを付けて、歩行をリモ
コンで操作できるもの。リモコンで右に行けと操作すると、自然と右に歩いて
しまう。\(^O^)/

 SFだと、脳に外部から記憶や人格をダウンロードするといった話が多いでし
ょ。攻殻機動隊みたいな世界。
 でも、前田先生、そんなものは全然信じてない。徹底して身体性(エンボデ
ィメント)を追求する。そこが素晴らしい。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/02/3605943
しましまカラーの抵抗で指輪作るぅ?!
の、「やっと本題。^^;」以下で書いたこと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/22/3589649
おれでも漫画が描けるようになる?
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/14/3626100
将棋脳の解明へ1歩
で書いたことの繰り返しだけど、人間は肉体から逃れられないから、身体性は
非常に重要。
 脳のセンサーは体しかないし、アクチュエータも体しかない。いくら脳ばか
り発達しても、五感や運動能力といった身体性が育ってないと、バランスを欠
いた変な人間になっちゃうんだよね。
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/01/3727989
「グーグル化」でヒトはバカになる
で、続きを書くといいつつ、続きを書く暇がない
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/28/3714428
勝間和代・小飼弾対談
の批判にもつながる話。
 本をいっぱい読んでもだめなんだってば。
 人間として生きている実感はどこで得られるか。人間性はどこで得られるか。
人間としての知性はどこで育つか。
 なぜ、晴耕雨読かってこと。
 なぜ、寺山修二が「書を捨てよ、町へ出よう」と言ったか。
 そういうことなんです。

 それにしても、前田先生、言語感覚が鋭いね。ネーミングセンスが素晴らし
い。パラサイトヒューマン、つもりインターフェースとかね。
 もうそれだけで、おれ、興奮しましたね。そしてその内容を知るともっと興
奮しました。すごすぎ。
 情報省にほしいな。そしたら、みんな、おれのリモコンで思いのままじゃ。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ギャラクティカファントムの秘密がわかった\(^O^)/
---
 スーパージャンプで連載されていた車田正美「リングにかけろ2」が終わり
ました。
 最終回で、ギャラクティカファントムの秘密が出ました。\(^O^)/
「空気中に発生した1万ボルトのプラズマスパイラルを孤立波(ソリタリーウ
ェーブ)によって無限遠にまで到達させる」んだそうです。
 おお、ギャラクティカファントムは、ソリトンだったんだ。\(^O^)/
 ブーメランテリオスは、
「左腕の恐るべき対数螺旋の角運動量が巻き起こすジャイロスコープ効果が極
限にまでポテンシャルエネルギーを燃焼させる」んだそうです。\(^O^)/

 ギャラクティカファントムは、ギャラクティカマグナムと共に、前世代を描
いた前作「リングにかけろ」では、天才剣崎順のフィニッシュブロー。
 ちょうど大学生のころだったけど、しゃべってて、つまんないことを言った
奴には、
「ギャラクティカマグナム」とか「ギャラクティカファントム」などと叫びな
がら、ギャラクティカマグナムやギャラクティカファントムを出すのがお約束
だったもんね。
 あと、人気があったのが、志那虎のスペシャルローリングサンダー。これ、
馬場君が得意だったな。

 そういえば、前作「リングにかけろ」で、ドイツと戦ったときだったと思う。
 ドイツのどいつ?のダジャレじゃないけど、誰か、忘れたけど、そいつのフ
ィニッシュブローの解説が、数式を用いて描いてあったのよ。
 おれはまるで素通りだったけど、成富君が、「あの式は間違っている。あれ
じゃ、あのブローは成立せん」などと指摘したことがあった。
 なんでも、途中の式の変形が間違っていたといってた記憶が。
 作者や編集者にすれば、そんなとこまで読むな!だろうけど、でも、そこま
で読んでくれる読者がいることは、実はうれしいよね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋ネタ
---
 注目の女子高生プロ、里見香奈女流二段が、清水市代女流王将に連勝して、
大山名人杯倉敷藤花を奪取。
 初タイトル、おめでとうございます。\(^O^)/
 高校に通いながら、対局があるときは、島根から夜行バスで大阪や東京に出
てきて指してという生活で大変だけど、とうとう、タイトル奪取ですもんね。
 素晴らしすぎる。
 大山名人杯倉敷藤花について、詳しくは、
http://tohka.kusa.ac.jp/16/index.html
をどうぞ。

 羽生名人の3連勝で迎えた竜王戦第4局。渡辺竜王、なんとか1勝返しまし
たね。
 激戦の第4局は、
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2008/11/25/index.html
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2008/11/26/index.html
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2008/11/27/index.html
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2008/11/28/index.html
をどうぞ。
 棋譜は、
http://live3.shogi.or.jp/ryuou/kifu/081126.html
をどうぞ。
 最後は、渡辺竜王が打ち歩詰め(これは反則なので、羽生さんは指すことが
できない)できわどく逃れて、勝ちました。
 前の佐藤棋聖(当時)との竜王戦で、うまく逃げまくって勝った将棋を思い出
しました。
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/2008/11/post-e515.html
青野九段の総括「渡辺竜王の執念を見た」
に出てますね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/18/3952985
渡辺竜王3連敗、イメージと読みの将棋観、PSP版ボナンザ、新東大将棋無双
で書いた将棋の段位免状、この前、将棋連盟に確認したら、少なくとも10月22
日までに受け付けた分は、渡辺竜王の署名だそうです。

 梅田望夫が、パリでの第1局の観戦記を
http://kifulog.shogi.or.jp/ryuou/1/index.html
に書いてます。彼は社会や文化を語るには頭が悪すぎてふさわしくないけれど、
将棋のこれくらいの観戦記なら十分。力作と思います。
 好みの問題だけど、ちょっとうるさい。テレビのスポーツ中継でいえば、ア
ナウンサーと解説者がしゃべりすぎの感。

乳の詫び状(2008/11/27)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: DVD&図解 見てわかるDNAのしくみ、DNAやRNA、RNA干渉のことなど
---
 1つ前の書き込みに、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575620/showshotcorne-22/
DVD‐ROM付パソコンで見る動く分子事典Windows Vista対応版―分子の三次元
構造が見える・わかる (ブルーバックス) (単行本) 
本間 善夫 (著), 川端 潤 (著)
の名前を出しましたが、DVD付きのブルーバックスでは、紹介しようとしてほ
ぼ1年経ってしまったものがあります。
 それが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575825/showshotcorne-22/
DVD&図解 見てわかるDNAのしくみ (ブルーバックス) (単行本) 
工藤 光子 (著), 中村 桂子 (著)
です。
 これは、とってもよかった。
 講談社の紹介は
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2575825
をどうぞ。
 DVDには、DNAの複製の様子などが、迫力満点のCG(コンピュータグラフィッ
クス)で入ってます。しかも、DVDが3枚も付いてる!
 おれ、初めて、岡崎フラグメントのところが、よくわかった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA複製
http://ja.wikipedia.org/wiki/岡崎フラグメント
のような文章と静止画じゃ、よくわからないでしょ。それが、動画だとよくわ
かる。
 岡崎フラグメントというのは、DNAの複製で出てくる有名構造で、名古屋大
学の故岡崎先生が発見したので、その名前が付けられています。
 ああ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/岡崎令治
を読んで初めて知った。
 岡崎先生は広島の原爆で被爆して、その影響から慢性骨髄性白血病で、44歳
という若さで亡くなっているんだ。
「生きていればノーベル賞は確実だったろう、といわれる日本の分子生物学の
パイオニア」は、たしかにそうでしょうね。改めて合掌。

 本書に戻ると、文章のほうは、第1部がダイジェスト編で、DVDの内容をカ
ラー豊富な図でダイジェストして解説したもの。この文章が誰によるものかは、
ちょっとわからない。中村桂子さんは、私の姉ですが(大嘘)、彼女かもしれな
い。
 第2部のメイキングは、工藤光子さんの文章(のはず)で、DVDのメイキング
の苦労話。これが執念が伝わってくる臨場感あふれる文章で、楽しかった。
 モールって何かと思ったら、クリスマスやパーティなどで、部屋を飾る、も
みの木の枝みたいな形にキラキラしたものが生えているひもというのかな。
 あ、これ↓、みて
http://www.sanpo.biz/starmoole2.htm
 ここにあるのがモール。CGのイメージを作る前に、これをDNAに見立てて、
実際に紙粘土でDNAポリメラーゼを作って、動かしてみて、ああでもないこう
でもないとやったそうです。
 中村桂子さんは、
http://www.brh.co.jp/
JT生命誌研究館
の館長として有名ですね。
 女性艦長なら、キャスリン・ジェインウェイ。スタートレック・ヴォイジャ
ーだな。\(^O^)/
http://www.brh.co.jp/hyougen/tenji_eizo/v_2_dnap3.html
に行くと、CG映像の一部が観られます。

 DNAの複製のことだけで1冊書いたものがブルーバックにはあって、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574772/showshotcorne-22/
DNA複製の謎に迫る (単行本) 
武村 政春 (著)
も面白かったです。
 同じ武村さんの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575442/showshotcorne-22/
生命のセントラルドグマ (ブル-バックス) (文庫) 
武村 政春 (著)
は、RNAの話です。
 これまで、DNAにばかり注目してきた生命科学も、RNA干渉などが発見され、
RNAの重要性が、いま、非常に大きくなってきています。最後のほうにある
「RNAルネサンスの到来」部分で、その辺のこともわかります。
 DNAの前にRNAだけで地球生命が育まれていたのだ、というRNAワールド仮説
というのもあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/RNAi
http://contest2.thinkquest.jp/tqj2003/60218/rna.html
RNA干渉
http://members.jcom.home.ne.jp/kisono/rna/rna.htm
見直されるRNA
http://ja.wikipedia.org/wiki/RNAワールド

 いま、siRNAといいう短いRNAを使って遺伝子操作もできるようになっていま
す。これで、いわゆるノックアウトマウスを作ったりして、研究が進められて
います。どういうsiRNAを作るかという設計も行なわれていて、この辺は、生
命の神秘から工学の世界になってきています。
 たとえば、
http://www.fasmac.co.jp/sirna2.html
siRNAについて
http://www.fasmac.co.jp/sirna3.html
siRNAに関するQ&A
をみると、どうやって設計するのか、概要はわかりますね。
 アプライドバイオシステムズは、さすがですね。いろいろやってますね。
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/jp/multi/page.jsp?CD=105687
今日から始めるRNAi研究
をどうぞ。
 あ、
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/jp/company/pressrelease.jsp?
RELEASECD=128207
をみると、InvitrogenがApplied Biosystemsを買収だって。日付が2008/11/25
だから、一昨日のことか。でもって、社名をLife Technologies Inc.に変更だ
って。

 DNAといえば、ワトソンとクリックですが、ブルーバックスには、ワトソン
その人が書いたDNAの本があります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574721/showshotcorne-22/
ジェームス・D・ワトソン、アンドリュー・ベリー著, 青木薫訳「DNA (上)」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406257473X/showshotcorne-22/
ジェームス・D・ワトソン、アンドリュー・ベリー著, 青木薫訳「DNA (下)」
 これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/29/1687846
ワトソン「DNA」、遺伝子診断、遺伝医療、分子人類学
で、紹介しています。

 DNAだけじゃなくて、もっと広くゲノムや生命科学の外観を知りたいなら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/27/1537622
買ってきた本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/29/1687847
榊佳之著「ゲノムサイエンス」、岸宣仁著「ゲノム敗北」 
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406257554X/showshotcorne-22/ 
榊佳之著「ゲノムサイエンス」
もいいです。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
も、いま、読んでも面白いね。:-)

 もっとバイオインフォマティクス寄りの本については、またいつか。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ブルーバックスの気になる新刊と、CD/DVD付き書籍
---
 講談社ブルーバックスの新刊で、気になる本が出てますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576198/showshotcorne-22/
離散数学「数え上げ理論」 (ブルーバックス) (単行本) 
野崎 昭弘 (著)
 コンピュータのソフトをやるんだったら、離散数学は少しでもやっておいた
ほうがいいです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062576201/showshotcorne-22/
高校数学でわかるボルツマンの原理 (ブルーバックス) (単行本) 
竹内 淳 (著)
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/02/13/1179605
量子コンピュータ入門書
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062574705/showshotcorne-22/
竹内淳著「高校数学でわかるシュレディンガー方程式」
のシリーズだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573830/showshotcorne-22/
高校数学でわかるマクスウェル方程式―電磁気を学びたい人、学びはじめた人
へ (ブルーバックス) (単行本) 
竹内 淳 (著)
は、たぶん、買ってないし、きっと未読だな。
 ま、これは買わなくてもいいか。マクスウェル方程式は、おれが、悩んでい
たマクスウェルにヒントを教えてやったんだからな。\(^O^)/
 そうそう。地球の歴史に対する介入は最小限にしないといけないから、難し
かったね、あの作戦。
 でも、あれで地球文明がずいぶん発展して、おれらの番組の視聴率もすごく
上がったから、やった価値はすごくあったね。
 ばかー。うかつに、おれらがおとめ座銀河団から来ている目的のひとつを漏
らすな。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/06/3883853
おれんところで、突然売れていた脳科学や認知心理学の本
で言ったように、どこに異星人のスパイがいるかわからないんだぞ。
 はい、すみません。

 あと、新刊じゃないけど、先日、発見して、買いたいと思っているのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575620/showshotcorne-22/
DVD‐ROM付パソコンで見る動く分子事典Windows Vista対応版―分子の三次元
構造が見える・わかる (ブルーバックス) (単行本) 
本間 善夫 (著), 川端 潤 (著)

 この本は、生体分子のことを調べていて発見したんです。そのサイトは、
http://www2d.biglobe.ne.jp/~chem_env/s/
◆ 生体分子のかたちの不思議 ◆
〜 DNA,プリオン,SARS,イオンチャネル 〜
です。
 すごいグラフィックがいっぱいで、ここ、すごいでしょ。
 さらにすごいのが、
http://www2d.biglobe.ne.jp/~chem_env/jmol/pdb_1f88A.html
Jmol版「分子の学習帳」分子の教材データベース
http://www2d.biglobe.ne.jp/~chem_env/s/bm_all_j.html
生体分子の構成元素(Jmol版)
で、ここのグラフィックスは、マウスでぐりぐりすると、3D画像が動きます。
 ってなことやってるうちに、本書のアナウンスのページ、
http://www2d.biglobe.ne.jp/~chem_env/moldic/
パソコンで見る動く分子事典 Windows Vista対応版 DVD-ROM付
講談社ブルーバックス
を見つけた次第。
 で、さらには、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975919
古本屋さん、図書館蔵書検索
で書いた
http://myrmecoleon.sytes.net/map/ 
所蔵図書館マップ
を見つけた次第。

 ブルーバックスのサイトは、
http://shop.kodansha.jp/bc/books/bluebacks/
にあります。
http://shop.kodansha.jp/bc/books/bluebacks/seigo.html
ブルーバックスの正誤表
http://shop.kodansha.jp/bc/books/bluebacks/bsupport/bsupport.html
ブルーバックスのサポートページ
 正誤表には、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/08/16/1727472
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575043/showshotcorne-22/
福岡伸一著「プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステ
リー」(ブルーバックス)
がありますね。
 サポートページには、前述「高校数学でわかるシュレディンガー方程式」も
ありますね。

乳の詫び状(2008/11/26)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: エレキット創業35周年記念モデル
---
 つばめどんは知ってると思うけど、
http://www.elekit.co.jp/
エレキット
が、エレキット創業35周年記念モデルの真空管アンプキットをあれこれ出して
いるんです。
http://www.elekit-store.com/shopbrand/032/Y/
エレキット創業35周年記念モデル
 もう、みてたら、クラクラするね。クリックしそうで(爆)。
 通常の真空管アンプキットは、
http://www.elekit.co.jp/product/search/main/00007
真空管アンプキット
をどうぞ。
 真空管ステレオCDプレーヤーなんて、名前だけで涙が出てくるね。
 ほかのジャンルだと、ロボット工作キットなどもあって、いまの売れ筋ナン
バー1は、
http://www.elekit-store.com/shopdetail/001001000018/order/
バトルタイタン
だそうです。赤外線リモコン付きで、赤外線砲装備。複数台で戦闘できるのね。
効果音も出るし。動画みたら、かっちょいい。税込み3990円。
 あ、危ない、危ない。ぽちっとクリックしそうになった。\(^O^)/

 あ、真空管アンプは、大人の科学にもある。1万円以下。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000VL90B8/showshotcorne-22/
大人の科学 真空管アンプ
 なるほど、素人評を読むとスピーカーさえいいのにすると、けっこういい音
なのか。
 あと、エレキットの本がありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774122939/showshotcorne-22/
電子工作キット活用術―ELEKIT 入門+実用キットではじめる (Electronic 
hobby kits) (単行本) 
松本 幸夫 (著)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Lisp, Prologネタその2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975861
Lisp, Prologネタ
の続き。

 LISPで学ぶ認知心理学シリーズ。なんと第3巻がアマゾンに古本であります
ね。今朝、第1巻から第3巻までまとめ買いしている人がいて気づきました。^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120239/showshotcorne-22/
LISPで学ぶ認知心理学 3
田中 穂積 (著)
 いま、4000円で出ているのは、「可」で状態が心配。「良い」のものはなん
と11,323円。ちょっと買えないなあ。まあ、今回はパスか。^^;

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120212/showshotcorne-22/
LISPで学ぶ認知心理学 1
安西 祐一郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130120220/showshotcorne-22/
LISPで学ぶ認知心理学 2
安西 祐一郎 (著)

 それから、何度も紹介した「実践Common Lisp」。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/22/3778844
実践Common Lisp正誤表
の続きというか、補足。オーム社の
http://www.ohmsha.co.jp/data/link/978-4-274-06721-1/
に、ダウンロードサービスがあります。

 さて、ここからはPrologネタだ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320022378/showshotcorne-22/
Prologプログラミング入門 (単行本) 
安部 憲広 (著)
を、昨日、ざっと読みました。
 これ、バックトラックとカットの説明は、ほんとしつこいくらい丁寧。
 これで、バックトラックとカットがわからなかったら、もう、Prolog止めた
方がいいです。^^;
 でも、バックトラックとカットの概念は、Prologに限らず出てくるんです。
特に探索では。Prologは言語の中にそれが最初から組み込まれているというだ
けのことで、だから、バックトラックとカットの概念がわからないなら、もう、
ICT業界やソフトで技術屋として飯を食うのは止めたほうがいいというくらい。
 著者の安部さんは、最初は鉛筆でしこしこ探索の状態を書いて、理解しろ
と書いています。そうです、そうです。最初はそうやって体に染み込ませない
と。体で覚えたら、あとは考えずに自動的にできるようになるもんね。
 それから、初めて知った言葉があった。
 「限嗣再帰法」
 まず、読み方、わかります?
 「げんしさいきほう」です。
 で、何のことか。
 実は、tail recursion。すなわち、末尾再帰です。
 ほぉ、こういう言い方してたのか。記憶に全然ない。かなりびっくりだし、
なんか、うれしい。
 本書は、25年以上昔の本だから、記法はDEC 10 Prologという懐かしい
Prologだけど、ほとんどいまのANSI Prologと変わらないから、これでも十分
勉強になるでしょう。
 でも、時代を感じるのは、いま(つまり当時)のPrologは組込述語が少ないと
か、数は整数しかない、それも巨大数、LispでよくいうBIGNUMもないなど、そ
ういうことが書いてあるの。いま(つまり現在)のPrologはすごいもんね。当時
の目でいまのPrologをみると、機能の豊富さにびっくりするでしょうね。数も
有理数も小数もあるし、文字もUnicodeサポートもあるし。

 もっと、本格的にPrologとAIの入門をやりたいなら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0201403757/showshotcorne-22/
Prolog Programming for Artificial Intelligence (International Computer
 Science Series) (ペーパーバック) 
Ivan Bratko (著)
です。第3版ですが、ぼく、これ、だいぶ、前に買って、ぽつぽつ読んでいま
した。
 もし買うなら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/24/3972714
洋書の値段って不思議
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975850
Re: 洋書の値段って不思議
の例にあるように、日本で買うかアメリカで買うかはたまたイギリスで買うか、
ご自分でもっともいいところから買ってください。

 翻訳はあるんですが、だいぶ古い第2版の翻訳です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476490165X/showshotcorne-22/
Prologへの入門 (PrologとAI) (単行本) 
Ivan Bratko (著), 安部 憲広 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764902540/showshotcorne-22/
AIプログラミング (PrologとAI) (単行本) 
Ivan Bratko (著), 安部 憲広 (翻訳), 田中 和明 (翻訳)

 「Prologへの入門」は、いま、古本で369円からですね。安っ! 後半の
「AIプログラミング」は、いま、古本で5786円から。トータル約6000円。
 アマゾンで、まげ店長さんが書いているように、第2版の翻訳だから、英語
が読める人は原書第3版でしょうね。
 しかし、驚くべきことに、原書はもう第4版を予約受付中。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321417461/showshotcorne-22/
PROLOG Programming for Artificial Intelligence (International Computer
 Science Series) (ペーパーバック) 
Ivan Bratko (著)
 しっかし、あなた。これ、発売予定が2009年8月です。ほんと、出るんかい
な。

 とかなんとかいってもね、海外は、PrologやLispやAIの本を、ちゃんと出し
続けているでしょ。この辺の差なんだよね。
 とかなんとかってもね、この前、書いたように日本でも、いまでもPrologと
AIの本が出たといった、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777514021/showshotcorne-22/
Prologで学ぶAIプログラミング―「論理プログラミング」「Prolog」の入門か
ら「人工知能」の基礎まで (I/O BOOKS) (単行本) 
赤間 世紀 (著)
の目次がありました。
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1402-1
Prologで学ぶAIプログラミングの目次
をどうぞ。

 高い本を買ってProlog入門なんかできんわいという人は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/07/2607997
Java版Prologリンク集、Prolog、オントロジーなどのチュートリアル集
で、講義資料や処理系のリンクがあるので、参考にしてください。
 フリーのものだと、SWI-Prologがよく講義などにも使われているようです。
http://www.swi-prolog.org/

 Prologの勉強資料に今回、新たに追加するのは、
http://www-wada.elcom.nitech.ac.jp/~inuzuka/SSHAIprogramming/
スーパーサイエンスハイスクール 「人工知能プログラミング」
です。すごいね、高校生でこれだけのことをやるんだ。さすがスーパーサイエ
ンスハイスクール。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/26/3975861
Lisp, Prologネタ
で、Lisp本やコンピュータ本を多く置いてある古本屋さんがないか
質問したら、下村さんから答。さらに発展して図書館蔵書検索。

===
標題: 古本屋さん
---
記号処理関係はここのところあまり見ません。
コンピュータ本はちょっと量が少なめになってきました。
理工学書を扱う本屋さんが少ないです。
その中では量があるのは、
神保町 明倫館書店
http://www.meirinkanshoten.com/index.asp
です。数学本はいっぱいあります。数学と兄弟?、親子関係?の
哲学本も。
あとはちょっと離れますが、
武蔵小金井 伊東書房
http://homepage2.nifty.com/shobo/
があります。農工大は古い大学だからあるだろうと行ってみて
見つかったところです。

下村

===
標題: Re: 古本屋さん
---
神保町は専門書店があるから、欲しい本はあると思うんだ。
でも、欲しい本がありすぎるのを知ってるから入らないこと
にしてるんだ。たとえ、相手が100円のワゴンに入った本で
あっても、買ったらそれ一冊で終わらないもん。
いざとなったら、親の遺言だから、と逃げてくるつもり。

--
つばめどん

===
標題: 図書館の蔵書検索
---
 古本屋じゃないけど、図書館で探す方法もありますね。

 大学図書館に読みたい本があるかどうは、国立情報学研究所(NII)がやって
いるNACSISのWebcatやWebcat Plusがあります。

http://webcat.nii.ac.jp/
NACSIS Webcat 総合目録データベースWWW検索サービス
http://webcat.nii.ac.jp/help2.html
NACSIS Webcatとは
http://webcatplus.nii.ac.jp/
Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/
Webcat Plusとは

 つい、さっき見つけたのが、所蔵図書館マップ。
 Webcat, Webcat Plusだけではなく、国立国会図書館、都道府県立図書館の
一部、政令指定都市立図書館の一部の所蔵する和図書の総合目録データベース
システムである
http://unicanet.ndl.go.jp/psrch/redirect.jsp?type=psrch
総合目録ネットワークシステム
や、農林水産研究情報センターがやっている農林水産関係機関を対象した
http://library.affrc.go.jp/
ALIS WebOPAC
も検索して、Googleマップ上に位置表示します。マッシュアップ、やりまくり
ですね。^^;
http://myrmecoleon.sytes.net/map/
所蔵図書館マップ
をどうぞ。

 あと、図書館を使い倒す話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/12/07/169577
たまっているもの
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101408/showshotcorne-22/
千野信浩著「図書館を使い倒す」(新潮新書)
があります。

中村(show)

乳の詫び状(2008/11/25)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: FC東京バナナ
---
 スーパーに、FC東京バナナというのがありました。
 説明によると、バナナ自体はフィリピンバナナなんですが、売上の一部をFC
東京に寄付してサポートするというバナナだそうです。
 さっそく買って、食べまくりました。
 FC東京の最近の好調は、おれが食ったFC東京バナナのおかげです。\(^O^)/
 おかげもおかげ、おれはそのおかげで、メタボ驀進中です(爆)。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Lisp, Prologネタ
---
 先日、新宿ジュンク堂に行って、その他のプログラミング言語の棚に行った
ら、あなた。
 なぜか、日本語のProlog本が6,7種類並んでいた。
 奥付をみると、20年くらい前の本をどこからか探してきたものらしい。
 発行が、昭和60年や昭和61年とかなんだもん。
 おお、若い業界と思っていたけど、昭和でっせ、昭和でっせ。もう平成も20
年経つんだね。
 それらProlog本は、増刷しても昭和で増刷が終わるものがほとんど。でも、
1冊、1985年3月20日初版1刷発行、2007年3月25日初版16刷発行という、最近
まで増刷がかかって、16刷にもなっているロングセラー本があった。
 それが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320022378/showshotcorne-22/
Prologプログラミング入門 (単行本) 
安部 憲広 (著)
 なんで、そんなにロングセラーなのか、さっそく買って、ざっと眺めました。
 バックトラックやカットの説明が、図が多くて丁寧ですね。リスト処理では、
差分リストのことも書いてあるし、Prologと親和性が高い関係データベースの
話や、AIのフレーム構造の話もあるし、コンパクトながら、いい感じですね。

 あ、いま、アマゾン調べたら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777514021/showshotcorne-22/
Prologで学ぶAIプログラミング―「論理プログラミング」「Prolog」の入門か
ら「人工知能」の基礎まで (I/O BOOKS) (単行本) 
赤間 世紀 (著)
なんて本がある。2008年11月発行だって。
 おお、日本でもいまProlog本が出るんだ。びっくり!
 まあ、これも、おれさまが、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/02/2541270
Erlang, Oz/Mozart, Prolog, 単一化
で、Haskellやら関数型言語ばかり人気が出て、Prologなど論理型言語が忘れ
去られているのは、バランスを欠いている。まともなカリキュラムをもつ大学
なら、関数型だけ教えて論理型を教えないなどということはあり得ないと書い
たおかげだな。\(^O^)/

 あと、コレクター趣味で、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320022858/showshotcorne-22/
考える道具としてのLisp入門 (単行本) 
難波 和明 (著), 安西 祐一郎 (著), 中嶌 信弥 (著)
と、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535608172/showshotcorne-22/
関数プログラミング (情報数学セミナー) (単行本) 
萩谷 昌己 (著)

 「考える道具としてのLisp入門」は、Lispで学ぶ心理学シリーズの流れで。
 「関数プログラミング」は、萩谷昌己ファンだから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/25/2456807
Lispで学ぶ心理学
で書いたけど、Lispで学ぶ心理学第3巻。どこかにないですかね。
第1巻、第2巻もジュンク堂にきれいなのがあったのに、ソッコーで買わなか
ったから、逃したし。
 神保町の古本屋に行けばあるんですかね。
 Lisp本を多く置いてある古本屋って、どなたかご存じですか?
 Lisp本といわず、コンピュータ関係の古本屋でもいいですが。

 それから、日本で注文していた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471941484/showshotcorne-22/
Garbage Collection: Algorithms for Automatic Dynamic Memory Management
(ハードカバー) 
Richard Jones (著), Rafael Lins (著)
は、もう来ました。
 手元に来て、意外だったのが、この本、とても立派なハードカバーなのね。
もっと、ちゃらいペーパーバックかと思っていた。
 内容も立派。GCの歴史から手法からびっしり。アルゴリズムは、擬似コード
で書いてあります。
 並列GCのところをちらっとみたけど、萩谷・湯淺(湯浅)のゴールデンコンビ
Lisperの一人、湯淺太一先生のアルゴリズムも出てますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/19/3772073
ガベージコレクション(GC)
で書いたけど、これ、来年に改訂版が出るんでしょう?
 あ、今みたら、2010年5月だって。この前は、2009年5月だったのに。
 これじゃ、怖くて予約できないね。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 数学的思考法は、そんなお勉強じゃ身に付かないってば
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/24/3972710
また、週刊ダイヤモンドが例の路線の特集
の関連。
 アマゾンからジェニー・ランドルズの本をチェックした人への新刊案内とい
って、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089806/showshotcorne-22/
分ける・詰め込む・塗り分ける―読んで身につく数学的思考法 (単行本) 
イアン・スチュアート (著), 伊藤 文英 (翻訳)
が出るというメールが来た。
 ジェニー・ランドルズって誰だと思ったら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822283267/showshotcorne-22/
タイムマシン開発競争に挑んだ物理学者たち (単行本) 
ジェニー・ランドルズ (著), 伊藤 文英 (翻訳)
を買ったからなんだね。
 でも、物理学やタイムマシンと数学的思考法がそんなに関連があるかな。ア
マゾンはかなり緩い協調フィルタリングをやっているのかなと思ったけど、よ
くみたら、訳者の伊藤文英氏が共通しているということね。それを著者でつな
がりがあるかのように言ってくるんだもん。
 アマゾン、けっこうテキトー。\(^O^)/

 「分ける・詰め込む・塗り分ける―読んで身につく数学的思考法」の目次は
どうなっているのかと思って探したけど、見つからない。内容の概要は、
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/119643.html
早川書房にある紹介
から、
--- ここから ---
できるだけ多い数の缶詰を詰め込む方法を考えたり、月と地球にまたがる帝国
の版図を塗り分けたり……数学の難題の解説を追っていくだけで、超絶の思考
法に脳が自然に馴染んでいく数学エッセイ。
--- ここまで ---
http://www.bk1.jp/product/03058105
bk1にある紹介
から、
--- ここから ---
ケーキを5人で、誰からも文句が出ないように分けるにはどうする? 缶ビー
ルを一定の大きさの箱になるたけ多く詰めるには? 数学史上に名高い予想か
らパズルの良問まで、エレガントな数学的思考法を紹介。
--- ここまで ---
くらい。
 エレガントな数学的思考法を、巧みに紹介した本のようですね。

 さて、本題はこの本ではない。本書の目次や概要を探すため「読んで身につ
く数学的思考法」で検索したの。そしたら、ネットには、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093974624/showshotcorne-22/
細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本! (単行本) 
細野 真宏 (著)
の、「書評」と称する稚拙な紹介文があふれかえっていた。

 勝間和代や神田昌典や中谷彰宏なども同じだと思うが、あの手のビジネスパ
ーソンや学生向けの、すぐ結果が出るかのような謳い文句のハウツー本で、ま
ともなものがあった試しがない。どれもこれも、ほんとには中身がないもん。
 何度も書くように、藁にもすがる思い、すなわち正常な判断力がない状態の
人は、ああいうのに引っかかる。目先の利益が手っ取り早く手に入る、これが
効率的なんだと、視野狭窄かつ近視眼思考でしか考えられない連中。
 そういう人が多いから、ベストセラーになる。ああいうのを読んでいれば、
自分が向上したと錯覚できるし、それが慰めになるからね。でも、それは、自
己満足でしかない。
 この1年、同じことを何度も書いたけど、おれは、こういうところにも、動
物化するポストモダンがさらに進んだ動物化したポストモダン、さらに進んだ
昆虫化したポストモダン、群体化したポストモダン、さらにさらに進んだ粉体
化したポストモダンを感じる。

 おれはあえて断言したいが、アマゾンの素人評で細野真宏の本を絶賛してい
る人たちは、数学的思考力なんて100%身に付いてないだろう。
 前述「また、週刊ダイヤモンドが例の路線の特集」で書いたように、細野本
を読んで、ちょっと格好がつくまでのたとえば1000時間、いや100時間でいい
よ、それだけの時間を、この人たちが数学に投入したかというと、100%してな
いと断言したい。
 それをやってないなら、身に付くわけがない。
 細野真宏の本をきっかけにするのはいい。でも、その先を真面目にやってな
いなら、所詮、わかったつもりを脱することはない。
 特に数学や論理学のように長い年月をかけて体系化されているものは、体系
的にやらないと身に付かない。それを、1冊読んで、はい、身に付きましたな
んてことはない。フリーランチはないし、銀の銃弾もないし、魔法もない。
 身に付いたと思うのは、錯覚。シャブを打って幻覚をみているのと同じ。
 1つ1つ手探りで自分で手を動かして問題を解きながら、100時間や1000時
間投入する。それ以外にない。

 皮肉だなと思うのは、たとえば、
http://bookdiary.livedoor.biz/archives/51529022.html
にあるような例。
 絶望先生的に列挙すると。
・「世の中を体系的に理解したい」といいながら、内容がチープな細野本で済
ませてしまうセンス。この本が、体系的であると思ってしまうセンス。
・ロジカルシンキングやらロールモデルなどというキーワードだけに反応しち
ゃう奴ほど、思考力や洞察力がない皮肉。
・「分かったつもりから抜け出す」といいながら、「分かったつもり」でしか
ない皮肉。
・「これはもう完全理解を目指して、何度も読み返すしかない」などというが、
中身のない本を何度読み返しても、数学的思考力が身に付くことはないのに、
気づかない皮肉。
・特に皮肉なのは、「数学的思考能力を駆使し、物事の本質つかみ(中村注:
ママ)、全体像を把握しましょう」の部分。こういう本が、どういう社会構造
のどういう層を狙って作られているか、その結果、多くのカモがどれほど簡単
に引っかかっているかという全体像が全然把握できていないということ。

 細野真宏も神田昌典も細野真宏も中谷彰宏も、こういうのに反応しちゃう、
粉体化したポストモダンなカモに、きっちり合わせてマーケティングして本を
書いて、買わせているのにね。
 しかも、これらの本は中身がないから身に付かない。だから、読んで、一瞬
身に付いた錯覚が起きても、しばらくすれば飢餓状態に逆戻り。すると、新刊
を出せば、またカモが引っかかって買って読む。でも、中身がないからまた身
に付かない。この繰り返し。カモから金を巻き上げるメカニズムとして、よく
できているんだよ。
 おれが、捏造番組の「あるある」やらがやたら紹介した各種ダイエットと同
じというのは、そういうこと。もっというと、あの手のハウツー本や、〜力が
付くという本は、シャブと一緒。せっせと買ってせっせと金と時間をドブに捨
てて、人生を無駄にしていく。これじゃいかんと思うけど、また買うのはあの
手の本。それじゃ、シャブと同じ無間地獄。
 いい加減、気づいたらどうか。繰り返しあの手の本に手を出す悪循環から抜
け出さないとだめなのに、基本的なところを鍛えてないから、無理なんでしょ
うか。

 いわずもがなだが、細野本とジェニー・ランドルズ本のどちらが数学的なセ
ンスを身に付けるきっかけ(あくまできっかけであって、興味をもったら、100
時間なり1000時間なり投入することが必要)になるかといえば、ジェニー・ラ
ンドルズのほうでしょう。あるいは、この前、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/15/3928331
文藝春秋2008年12月号の本の特集
で紹介したような
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000268732/showshotcorne-22/
1冊でわかる数学 (1冊でわかる) (単行本) 
ティモシー ガウアーズ (著), Timothy Gowers (原著), 青木 薫 (翻訳), 上
野 健爾
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000268945/showshotcorne-22/
論理学 (1冊でわかる) (単行本) 
グレアム・プリースト (著), 菅沼 聡 (翻訳)
や、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/21/3701716
へんな数式美術館その2
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121018621/showshotcorne-22/
入門!論理学 (中公新書) (新書) 
野矢 茂樹 (著)
のような本のほうでしょう。
 こういうのが難しくて読めないというなら、残酷な言い方だけど、もっと前、
高校や中学校やあるいは小学校に遡ってやり直さないとだめだということ。そ
のための時間を、歯を食いしばって作って、根気よくやるしかない。

 その点、理系でよかったと思うよ、おれ。
 理系って理学部でも工学部でも、なんだかんだいっても、論理的な思考力や、
おれみたいに数学ができない人間だってある程度は数学的思考力を使わないと
やっていけない環境に、高校、大学、その後も身を置いてきたからね。ジタバ
タしながらでも、3000時間くらいは、いつの間にか投入できているんだよね。
 ありがたや、ありがたや。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/24/3972714
洋書の値段って不思議
の続き。

===
標題: Re: 洋書の値段って不思議
---
世界最適調達?を考えるのなら,ポンドも安くなってきたので
UKのアマゾンも馬鹿にできません。

以下金額については断りがない限り,英ポンドです。

イギリスのアマゾンの日本への配達は2種類で
http://www.amazon.co.uk/gp/help/customer/display.html?ie=UTF8&nodeId=11073001

Airmail deliveryは営業日6-10日。
本の場合Per Delivery 4.99 Per Item 2.99

Priority Express deliveryは営業日2-4日。
本の場合Per Delivery 25.99 Per Item 5.49

例えば

Jim Smith and Ravi Nairは41.79-VAT=39.80

Iain D. Craigは39.50-VAT=37.62

Items:77.42
Air Deliveryを使うと
Postage & Packing:10.97
Total before VAT:88.39
VAT:0.00
Order Total:88.39
なので,1ポンド=145円として12,817円。

ですからアメリカのアマゾンのStandardより早く,Expeditedより安くと
いうお方にはお得なのではないでしょうか?

まあおじ

===
標題: Re: 洋書の値段って不思議
---
 おお、そういうこと、するわけですか。
 ひぇぇ、全然、思いつきませんでした。
 amazonは、日米以外に、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、中国で展開
していますよね。
 すると、たとえば、ドイツ語の原書の場合、日本とドイツ以外に、アメリカ
で調べると、値段がだいぶ違うのがあるかもしれませんね。
 そういうのも考慮して、もっともお得なものを提示するサイトを誰かamazon
のウェブAPIを使って作ってくれ。^^;

中村(show)

乳の詫び状(2008/11/24)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: グーグルのルート案内は、道路標識無視!
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/20/3965641
問題山積、Googleカレンダー、ストリートビュー、マイマップ、携帯の契約者固有ID・個体識別番号
の関連。

 mihrdatさんから。
--- ここから ---
いつも「ホットコーナー」楽しみに拝見させていただいております。

11月20日付け「乳の詫び状」、
”ASAHIネットのjouwa/salonから。
標題: 問題山積、Googleカレンダー、ストリートビュー、マイマップ、携帯の
契約者固有ID・個体識別番号”
 という貴記事に関連しての話題提供です。

これはご存知とは思いますが、Googleでは、以下のようなニュースもありまし
た:
http://japanese.engadget.com/2008/11/09/google-android/
Google Android携帯にすごいバグ、すべてのテキスト入力をコマンド扱いで実
行
by Ittousai Nov 9th 2008 @ 11:52PM
(もちろん現在では修正済みです)

さて、私が話題提供したいのは、これらほどの「大物」ではありませんが、や
はりGoogleの最近のサービス「Googleマップ・ルート案内」についてです。
以前から、「乗り換え案内」という形で「電車・飛行機を使う」ものはありま
したが、今秋から「車で行く」というのが加わり、ナビのような使い方ができ
るようになりました。

しかし、このルート案内、なかなか曲者です。
試しに騙されたと思って、
「車で行く」で
「"信濃町駅」から「千駄ヶ谷駅」まで"
で検索してみてください。
”16.5 km - 約 19分” (歩いたほうが速い!)
という驚くべきルートが出ます。

ここのところ、
http://d.hatena.ne.jp/mihrdat/
でずっと、例を出していますので、ご覧いただければ幸いです。

以上、ご参考になれば
--- ここまで ---

 mihrdatさん、ありがとうございます。なんと発音していいかわかりません
が。^^;
 で、はてなのまとめページ。
 すごいですね。ありがたいことです。
 ストリートビューは、交通規制無視はユーザに死傷者が出る訳じゃないけど、
ルート案内で、一方通行などの交通規制無視は、mihrdatさんのおっしゃる通
り、重大事故につながりかねないので、危ないですよね。
 Web2.0になって、何が一番ひどくなったかというとソフトやサービスの品質。
 アルファ版やベータ版の段階でサービス開始。開発スピード競争が激化した
せいで、未完成でもとりあえず出して、話題作りをして、人気(心理シェア)を
獲得して、あとから直せばいいという風潮が非常に広まりましたよね。
 でも、リアル(現実)と直結してないサービスなら、ユーザのデータが飛ぶく
らいで、まあいい(苦笑)。でも、ルート案内などのようにリアルと直結してい
ると、データどころか命が飛びますもんね。
 いいのか、こんな有様で。
 最近、刑罰が重くなったせいで、自首せず逃げる、ひき逃げ事件が多いが、
そのうち、グーグルのルート案内通りに行ったら人をはねたので、おれに責任
はなく、グーグルにあると主張する奴が出てきたりしてね。

 高木さんとこの
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081101.html#p02
今週のグーグル交通規制無視事例(3)
に列挙されている「気になる現場」ブログは、すごいね。
 これ、警察は、グーグル(Google日本法人)の社長、村上憲郎をちょっと引っ
張らないとまずいんじゃないの。
 これだけ交通規制を無視して、日本の警察は黙っているもんなの?

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 洋書の値段って不思議
---
 最近、高価な洋書を買ってくださる例が、多いんです。
 なぜかなあと思って、やっと気づいたんですが、いま、円高だから、このチ
ャンスにということなんですね。
 遅いよ、お前!
 はうあ! それで、おれも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/05/3879933
スクリプトエンジン、Virtual Machines(仮想マシン、VM)、ガベージコレクシ
ョン(GC)
で名前を出した洋書3冊を買いに走りました。\(^O^)/
 そのときに、日本のアマゾンで買うか、本家amazonで買うかで、値段が逆転
したりして、よーわからんのよね。さらに、翻訳を買うかでも、値段がよーわ
からんのよね。
 本家amazonで買うと、日本への送料と手数料がかかるし、標準だと配送に数
週間かかる。日本のアマゾンだと、今回名前が出ている本は、1500円以上だか
ら、配送料無料。在庫があれば数日で届く。実際、「Garbage Collection」は、
朝注文して夕方もう出荷したというメールが来た。
 傾向として、原書より翻訳のほうが高い。でも、翻訳を買えば、日本語で読
めるというメリット(翻訳が悪いとデメリット)がある。そしてありがたいこと
に、翻訳のほうが安い例もある。

 日本への送料は、
http://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?ie=UTF8&nodeId=596200
にある。ほかに手数料が取られます。
 本だと、
 Standard Shipping Rates to Japan
  18から32ビジネス日以内の配送で、
  Per Shipment  Per Item
  $4.99         $3.99

 Expedited Shipping Rates to Japan
  8から16ビジネス日以内の配送で、
  Per Shipment  Per Item
  $9.99         $3.99

 Priority Courier Shipping Rates to Japan
  2から4ビジネス日以内の配送で、
  Per Shipment  Per Item
  $19.99        $6.99

 上記、配送は、届くまでにということ。出荷はもっと早い。Standardは船便
でしょうね。Priority Courierは、航空便でしょう。Expeditedは、もちろん、
ドイツ軍のUボートです。\(^O^)/
 そういう諸々を考えて、日本アマゾンで洋書を買う、本家amazonで洋書を買
う、日本アマゾンで翻訳を買う。どれがいいか、悩むんです。
 今回は、3冊とも翻訳がないから、本家で買うか日本で買うかの二択。
 「Garbage Collection」は、日本で買い、「Virtual Machines」の2冊は、
本家で買いました。この2冊の料金は、11,355円で、配送はStandardで、送料
と手数料で1,279円取られ、合計12,634円でした。
 なぜ、そうしたかというと、値段を並べると、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1558609105/showshotcorne-22/
Virtual Machines: Versatile Platforms For Systems And Processes (The 
Morgan Kaufmann Series in Computer Architecture and Design) (ハードカ
バー) 
James E. Smith (著), Ravi Nain (著)
8,202円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1558609105/showshotcorne-22/
だと59.16ドル

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1852339691/showshotcorne-22/
Virtual Machines (ハードカバー) 
Iain D. Craig (著)
8,378(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1852339691/showshotcorne-22/
だと55.96ドル

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471941484/showshotcorne-22/
Garbage Collection: Algorithms for Automatic Dynamic Memory Management
 (ハードカバー) 
Richard Jones (著), Rafael Lins (著)
6,623円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0471941484/showshotcorne-22/
だと90.41ドル。
となっていて、なぜか、「Garbage Collection」は、本家だと90.41ドルなの
に、日本だと6023円。
 アメリカは日本のような再販価格制度で本を定価から値引きしてはだめとい
うことがないので、どんどん値引きします。人気がなくなると新刊でもどんど
ん安くなる。
 それで、「Garbage Collection」は人気があって値崩れしてないけど、他の
2冊は値崩れかと思ったら、「Garbage Collection」も定価105.00から14%も
値引きしている。それで、90.41ドル。それが日本で6,623円。よーわからん。
 日本で仕入れた瞬間がドル安だったのかと思ったけど、それでも、1ドル=
70円ちょいだから、昨今の円高ドル安よりもっと円高ドル安。よーわからん。

 みなさんが、買ってくださった高額洋書も値段を調べて並べてみました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321295358/showshotcorne-22/
Algorithm Design (ハードカバー) 
Jon Kleinberg (著), Eva Tardos (著)
12,010円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0321295358/showshotcorne-22/
だと、87.52ドル。
 これは、翻訳、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320122178/showshotcorne-22/
アルゴリズムデザイン (単行本) 
Jon Kleinberg (著), Eva Tardos (著), 浅野孝夫 (翻訳), 浅野泰仁 (翻訳),
小野孝男 (翻訳), 平田富夫 (翻訳)
15,750円(税込)
を
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782920
アルゴリズムデザイン、Algorithmic Game Theory
で紹介。
 大部の書物であるせいか、翻訳が高い。洋書は、1ドル95円でも、半額程度。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0201558025/showshotcorne-22/
Concrete Mathematics: A Foundation for Computer Science (ハードカバー)
Ronald Graham (著), Donald E. Knuth (著), Oren Patashnik (著)
8,233円(税込)
 これ、コンピュータサイエンスに関係ある数学、離散数学関係の本をまとめ
て羅列しようと思っているうちのひとつ。翻訳は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320026683/showshotcorne-22/
コンピュータの数学 (単行本) 
ロナルド・L. グレアム (著), オーレン パタシュニク (著), ドナルド・E. 
クヌース (著), Ronald L. Graham (原著), Oren Patashnik (原著), Donald 
E. Knuth (原著), 有沢 誠 (翻訳), 萩野 達也 (翻訳), 安村 通晃 (翻訳), 
石畑 清 (翻訳)
9,450円(税込) 
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0201558025/showshotcorne-22/
だと59.99ドル。
 同じく、大部の書物であるせいか、翻訳が高い。洋書は、1ドル95円でも、
半額程度。
 共通点は、どちらも共立出版であること。共立出版は、翻訳が高め。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1860946356/showshotcorne-22/
Large-scale Genome Sequence Processing (ハードカバー) 
Masahiro Kasahara (著)
8,688円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1860946356/showshotcorne-22/
だと76.00ドル
 おお、バイオインフォマティクスだ。しかも、書いたのは、日本人?
 送料+手数料や届く日数を考えると、日本で買って十分か。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/013208516X/showshotcorne-22/
Learning To Program with Alice (ペーパーバック) 
Wanda P. Dann (著), Stephen Cooper (著), Randy Pausch (著)
6,877円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/013208516X/showshotcorne-22/
だと55.80ドル
 これ、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/20/3700485
プログラミング言語Alice
で紹介。
 これも、送料+手数料や届く日数を考えると、日本で買って十分か。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262661756/showshotcorne-22/
Object-Oriented Programming: The CLOS Perspective (ペーパーバック) 
Andreas Paepcke (編集)
5,710円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0262661756/showshotcorne-22/
だと54.70ドル
 アマゾンは、CLOCとなっていたが、CLOSが正しい。
 これも、送料+手数料や届く日数を考えると、日本で買うのがいいと思うが、
いかんせん在庫切れ。
 これ、おれはamazonが在庫切れだったので、MIT Pressのサイトからペーパ
ーバックを直接購入した。
 はうあ! この本を買ったときのことを
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/11/1501516
本の品切れ。Lispの古本はバブル? 入門書紹介も兼ねたつもり。 
で紹介したが、そのときは、ハードカバーが13000円以上すると驚いたが、い
まみたら、とんでもない。
 2冊中古があって、値段が43,307円、43,898円だって。両方ともアメリカの
業者らしいが、日本人の足元をみて、ぼりまくってるんじゃないか。
 なんだよ、この、UNAGI BOOKSって。うなぎブックス? よーわからん。
 なお、いま、気づいたが、「本の品切れ。Lispの古本はバブル? 入門書紹
介も兼ねたつもり。」では、ハードカバーの値段とペーパーバックの値段をご
っちゃにしているね。ばかー。
 お、いま、MIT Pressで探したら、ペーパーバック版は、まだ在庫がある。
http://mitpress.mit.edu/catalog/item/default.asp?ttype=2&tid=10443
です。おれと同じく44ドルで買えるかも。買えなくてもすみません。

 CLOSつながりで、「The Art of the Metabobject Protocol」は、MIT Press
は版元品切れですね。あ、いやいや、ペーパーバックはあるね。
http://mitpress.mit.edu/catalog/item/default.asp?ttype=2&tid=3925
をどうぞ。48ドル。でも、日本のアマゾンにはないみたいだけど、本家アマゾ
ンには、
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0262610744/showshotcorne-22/
The Art of the Metaobject Protocol (Paperback)
by Gregor Kiczales (Author)
38.89ドルでありますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0201083191/showshotcorne-22/
Lisp (ペーパーバック) 
Patrick Henry Winston (著), Berthold K. Horn (著)
6,149円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0201083191/showshotcorne-22/
だと45.55ドル
 この本の翻訳のことは、前述、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/11/1501516
本の品切れ。Lispの古本はバブル? 入門書紹介も兼ねたつもり。 
で書いている。翻訳は分冊だったんですが、第2巻が中古でも存在してない。
 あ、あのとき第1巻の中古は12000円もしていたのに、いま、3500円からに
なってますね。Lisp本バブル崩壊か。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1558601910/showshotcorne-22/
Paradigms of Artificial Intelligence Programming: Case Studies in 
Common Lisp (ペーパーバック) 
Peter Norvig (著)
9,002円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1558601910/showshotcorne-22/
だと80.95ドル
 この本のことは、何度も言及したので、上の検索窓で、Peter Norvigで検索
してください。この値段なら、日本で買うのがよさげ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0387310738/showshotcorne-22/
Pattern Recognition And Machine Learning (Information Science and 
Statistics) (ハードカバー) 
Christopher M. Bishop (著)
9,663円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0387310738/showshotcorne-22/
だと67.96ドル

 これは、ベイジアンネットワークの本のことを書くなどといってきたが、そ
のときに紹介しようと思った本の原書。紹介しようと思った翻訳は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/443110013X/showshotcorne-22/
パターン認識と機械学習 上 - ベイズ理論による統計的予測 (単行本) 
C. M. ビショップ (著), 元田 浩 (翻訳), 栗田 多喜夫 (翻訳), 樋口 知之 
(翻訳), 松本 裕治 (翻訳), 村田 昇 (翻訳)
6,825円(税込) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4431100318/showshotcorne-22/
パターン認識と機械学習 下 - ベイズ理論による統計的予測 (単行本) 
C. M. ビショップ (著), 元田 浩 (翻訳), 栗田 多喜夫 (翻訳), 樋口 知之 
(翻訳), 松本 裕治 (翻訳), 村田 昇 (翻訳)
8,190円(税込)
の上下2冊。
 本書、実は未購入なんだけど、今日(あ、もう昨日だ)、新宿ジュンク堂で現
物をみてきたら、やっぱりいい。別途紹介予定。ボーナスで買う候補。でも、
仕事には役に立ちません。そんな仕事してないから。^^; でも、手元に欲しいの。
 シュプリンガーフェアラークは、数学やら名著も多いし、コンピュータ関係
でも論文集を出してたりしていい出版社だと思うけど、高いんですよね。
 と書いて、前述2冊の出版社が、シュプリンガーフェアラークではなく、シ
ュプリンガーであることに気づいた。マークも同じだし、シュプリンガーフェ
アラークだと思ったけど、両者はどういう関係? シュプリンガーフェアラー
クは、ドイツだけど、シュプリンガーはアメリカ資本?
 はい、インターネットは便利ですねえ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シュプリンガー・フェアラーク東京
によれば、
2006年8月1日に、シュプリンガー・フェアラーク東京株式会社が、イースタン・
ブック・サーヴィス株式会社を合併して発足。
だそうです。

 そうそう、LispやAIで思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/07/3887011
エージェントアプローチ人工知能第2版、原書第3版、人工知能概論
で名前を出した、原書第3版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0136042597/showshotcorne-22/ 
Artificial Intelligence (ハードカバー) 
Stuart Russell (著), Peter Norvig (著)
11,980円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0136042597/showshotcorne-22/
だと86.40ドル
ですが、予約しました。
--- ここから ---
「予約商品の価格保証」では、お客様が対象商品を予約注文した時点から発送手
続きに入る時点、または発売日のいずれか早い時点までの期間中のAmazon.co.
jp の最低販売価格が、お支払いいただく金額となります。
--- ここまで ---
というので、良心的だなと思ったし、早く予約していても、一番、安く買える
んなら、即予約じゃと思ったので。

 原書と翻訳の値段で一番驚いたのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/14/3916834
Lispイベント、セマンティックウェブ、ソーシャル分析、グラフ理論、ネット
ワーク科学
で、名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764902966/showshotcorne-22/
グラフ理論入門 (単行本) 
R.J. ウィルソン (著), Robin J. Wilson (原著), 西関 隆夫 (翻訳), 西関 
裕子 (翻訳)
 これが、2,520円(税込)です。原書を調べると、目次などからして、以下
のものだと思う。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0582249937/showshotcorne-22/
Introduction to Graph Theory (ペーパーバック) 
Robin J. Wilson (著)
8,798 円(税込)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0582249937/showshotcorne-22/
だと、84.00ドル。

 原書と翻訳は同じ第4版だし、それで、9000円近いものが2500円です。
 翻訳を出した近代科学社は、太っ腹なのか。翻訳権がタダかつ訳者が手弁当
だったのか。それとも近代科学社の担当編集者が計算ができなかったのか。\(^O^)/
 とにかく翻訳は、原書に比べ、すごいバーゲンだと思うので、買うつもり。
 お前、そこが罠だって。
 買わずに済ませば、2500円使わなくてすむだろ。
 9000円がちらつくから、2500円が安く感じて手を出したくなるだろ。お前、
担当編集者が計算ができなかったのかなどとバカにしていたが、つい、手を出
したくなるように、お前より、よっぽど計算していると思わないか。
 うんうん。でも、原書を買うと9000円だから、6500円も得じゃん。
 いや、だから、9000円がちらつくから、2500円が安く感じて手を出したくな
るわけだろ。お前、さっき、担当編集者が計算ができなかったのかなどとバカ
にしていたが、つい、手を出したくなるように、お前より、よっぽど計算して
値付けしたと思わないのか。
 ああ、そういう可能性もあるね。だったら、なおのこと、編集者、偉い! 
がんばった!といって、ご祝儀ご祝儀で買う。

 「グラフ理論入門」は、これも新宿ジュンク堂で現物をみてきました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/432001846X/showshotcorne-22/
やさしく学べる離散数学 (単行本) 
石村 園子 (著)
と同程度かもうちょっと難しいかなと思いました。
 この前も書いたが、グラフ理論はコンピュータのソフトウェアやアルゴリズ
ムをやるなら、やっておいて絶対損はない。木も、グラフの1つだし、いやに
なるくらい、どこにでも顔を出すからね。
 プログラミング言語でリストというと、JavaやRubyやPerlなどからの類推で、
配列やベクタを想像する人が多いだろうけど、Lispのリストは、配列やベクタ
じゃなくて、木だし、グラフ表現も簡単にできる。そこがLispの活力源。

 だいぶ、散財しちゃうわ。
 そういえば、お前、「ジーワン、ジーワン」と鳴くセミの声が頭の中に響い
ていて、競馬のG1で稼ぐといっていたが、どうなったんだよ。
 聞かないで。でも、セミで思い出したわ。ワシワシ(クマゼミ)のことを書い
て、クマつながりで、クマムシのことを書こうかと思ってたのよ。夏に。
 お前、もうすぐ、正月だぞ。
 そうよねえ。リラックマからクマつながりにしようかしら。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: また、週刊ダイヤモンドが例の路線の特集
---
 もう定期購読、最後から2冊目だと思うけど、週刊ダイヤモンド2008/11/29
号は、「最強のレバレッジ勉強法」。
 やはり、こういう路線って、売れるんでしょうね。これだけ頻繁にやるんだ
から。例によって、勝間和代や野口悠紀雄を使った路線です。定期購読止めて
正解。
 勝間さんの担当は、金融リテラシーの身に付け方だって。ドルコスト平均法
だって。最初はインデックスファンド、ボーナスが入ったら、アクティブ型投
信、さらに投信以外にもチャレンジだって。危ないなあ。
 どこの証券会社から金もらって提灯書いているんだ。

 ざっとみたけど、おれにはつまらないハウツー。「不況・逆境はこれで乗り
切る!」と表紙に謳ってあるが、これで乗り切れるなら人生毎日鼻歌だろう。
 不況・逆境を乗り切るには、甘っちょろいと思うよ。
 だって、おれ、びっくりしたんだけど、マイクロソフトオフィススペシャリ
ストという資格が一番人気だということ。あんな資格にまともな意味などなく、
単に、家元制度で金を吸い上げられて、役人の天下り先を養っているだけのも
のと思ってたんだけど、違うの?
 腕試しや勉強した成果がどれくらいあるかのバロメータとしてなら、わから
んでもないが、あれを取れば就職に有利とか、仕事ができる奴と思われると考
えている人がそんなに多いの? また、それで雇うかどうか決めているところ
もそんなに多いの? 世の中、そんなに甘いかなあ。
 マイクロソフトオフィススペシャリストなんてものより、もっとまともな資
格を取らないと、意味がないと思うけどね。
 おれらの業界と関係あるところでは、情報処理技術者試験。これも人気ラン
キングに入っているけど、これ、昔の制度でいう一番上位の特種以外は、気休
め。
 会社が報奨金をくれるなら、取って、報奨金をもらったらいいね、というレ
ベル。
 昔の制度だと、1種、2種は、選択式だったけど、特種は、論述式で、問題
も実務経験がないと答が書けない世界。
 以前も書いたことがあるけど、資格があっても実力がなければ、仕事になら
ないから、メッキはすぐはげる。逆に、資格がなくても実力があれば、仕事は
ご指名で来る。おれらの業界はそういう世界。
 でも、能力に関係なく、一人1ヵ月いくらで売るという会社があり、資格が
あれば大した資格じゃなくても高く売れると考える会社がある。発注する会社
も、資格の有無だけみて実力をみない会社もある。そういう世界では、少しは
役には立つ。
 でも、どっちの会社にいても苦労が多いばかりで益が少ないと思うよ。報奨
金を何万円かくれるところも多いだろうから、それもらって転職したほうがい
いかもね。^^;

 効率のいい勉強法ってあるんだろうけど、置かれた境遇も目標も違うから、
それは人それぞれ。
 この特集は、効率的な勉強法だが、おれがいつも思うのは、少々の効率うん
ぬんより、投下時間でほとんど決まるんじゃないかということ。簡単にトップ
レベルに行ける才能のある奴は別にして、おれら凡人レベルじゃ、投下時間で
ほとんど決まるように思う。
 テキトーにいうと、あることを身に付けるのに、ざっくり3000時間必要だと
すると、1日10時間やって300日。ざっと1年。1日6時間で500日。ざっと1
年半。1日2時間しか割けないなら、1500日。ざっと5年。
 どの技能でも、1000時間じゃ、なんとか格好がつくくらい? 2000時間やれ
ば、アマ上級? 3000時間でようやくプロの入口?
 1日の中身は、ほかのこともやってるから、1日6時間やるというのは、ほ
とんどそれに費やしている感じだろう。それで半年やれば、格好がついて、1
年やればアマ上級、1年半、真面目にやり続けることができれば、プロの入口
にはなるんじゃないかな。
 おれらのICT業界だと、そんな感じかな。
 料理や伝統工芸なんかは、この倍から3倍? 伝統芸能やプロスポーツなら
5倍? 英語など語学だと、もっと短くていい?
 語学は、短期間で集中したほうがいいよね。海外で生活すれば、1日10時間
は英語で生活するだろうから、300日で日常生活は送れるようになるかな。
 ジャイアント馬場など、プロレスラーは、ほとんど金ももたずに一人でアメ
リカに修行に出されて、3ヵ月でビジネスまでできる英語を身に付けたそうで
す。
 なぜできたかというと、巡業でホテルや移動手段を確保するのも全部自分だ
し、契約書も英語。わからないと生きていけない。だから必死。
 契約書も最初はすごい不利な契約だったけど、英語ができなかったから、不
利な契約になっていることにも気づかないし、交渉もできなかった。だんだん
わかるようになって、交渉したそうです。
 金融リテラシーなんて、語学より、もっと短期間で身に付くね。
 サラ金や闇金に手を出せば、短期間で向こうがわざわざやってきてくれて、
きっちり教えてくれるもんね。
 トイチに手を出せば、10日後には、身に付くね。\(^O^)/
 最後は、自己破産か腎臓売って始末付ければいいし。\(^O^)/
 ええと、よい子は決して手を出さないでね。

 趣味でやるなら別だが、金を稼ぐ手段だとしたら、それくらい必死にならな
いと何にせよ、身に付かないよね。そこに少々の効率化なんて入る余地はない。
覚悟の持ちようと環境が一番大きい。
 仕事や家庭をもっていると投下時間の確保が一番難しい。それをどうやるか。
そこも覚悟の持ちようと環境が一番大きいと思う。

中村(show)

===
標題: Re: また、週刊ダイヤモンドが例の路線の特集
---
多分、売れると見込んで編集サイドは作っているでしょうね。
でも、学生を終えた自分がやりたい勉強って、こういうのじゃ
ないんだよね。テクニックでどうにかこうにかしてやろうとい
う勉強じゃなくって、基礎の基礎から自分の理解できる極限ま
で追究していくか、知的好奇心が満足するまで徹底的に学んで
いくか、のどちらかなんだもん。
これさえ丸暗記すればというアンチョコを覚えたいんじゃな
くって、一から、基本から、積み重ねていきたいの。

幸いというか、私の職場は資格を取ると報償を頂けたりはしな
いので、資格試験のための勉強というのは必要ないの。実践で
使える知識を身につけていくことが必要なの。
個人的には、知的好奇心を満たすために技術専門誌とか定期購
読してるけど、あれは知ることが目的だし。たぶん、これから
の人生で電子回路の設計とか、マイコン制御の機器を作成する
ことはないと思うんだ。でも、無駄だとは思わない。自分が
使っている機械がどのようにして設計・生産されているかを知
ることは、無駄なことかい?

別コメントで、Prologについて触れてたけど、フリーのProlog
処理系が結構あることに驚くとともに、ちょっと知的好奇心を
そそられていたりするんだ。学生時代に独学で触っていたクチ
だからね。もちろん、Prologでなにか実用的なアプリケー
ションを書いたりすることはないと思うよ。うん。

--
つばめどん

乳の詫び状(2008/11/20)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 女がふんどしの次は?
---
 穂高さんから。
--- ここから ---
showさんにぴったり?これなら大丈夫。
 って、何が大丈夫なんだか。(^o^)
 ↓
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/19/news065.html
--- ここまで ---

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/15/3928331
文藝春秋2008年12月号の本の特集
で、「女がふんどし」を書いたんだから、すぐ「男がブラジャー」を思いつか
ないとダメだね。
 それって、対偶?
 いや、裏命題でしょう。女の否定が男、ふんどしの否定がブラジャーなら。
 いやいや、論理学の問題ではない。幾何学の問題だ。しかし、何対称になる
のか。線対称? 点対称?
 いいえ、これは変態ショー。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 問題山積、Googleカレンダー、ストリートビュー、マイマップ、携帯の契約者固有ID・個体識別番号
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/11/3905819
グーグルは、ストリートビューの撮影で私道に勝手に入っている
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/09/3899099
Googleマイマップで個人情報漏れまくり! 削除しても復活!
を書いてから、高木さんのところは行ってなかったけれど、いま、行ったら、
カレンダーもひどい話が出ているね。
 Googleカレンダーを使っている人のうち、知らずに自分の予定を他人に公開
している人、多いんだろうな。
 いま、Googleカレンダーをちょっと検索したら、丸出しの人がいますね。
 ほんと、みんな、「チンチン出したまま!」が好きなんだね。\(^O^)/
 どうして、「チンチン出したまま!」が、流行語大賞にノミネートされなか
ったのか。

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081115.html
ASCII.jp曰く「情報共有の加速はGoogle製ツールで」
の最後に、
--- ここから ---
 こういうのを正しく使いこなせというのは無理がある。業務でのGoogleカレ
ンダーの使用を禁止する企業があっても不思議でないと思う。 
 こういった使い難さを指摘したり、利用者に注意とアドバイスをすることこ
そ、IT系メディアの役割ではないのか。それなのに、出てくるのは「彼氏が
Google使ってなかった。別れたい…」的な記事ばかりで嘆かわしい。
--- ここまで ---
とあるが、IT系メディアもそうだし、ビジネス系メディアも、野口悠紀雄や勝
間和代がGoogle万歳で無批判に煽ってて、それに引っかかる連中がいっぱいい
るもんね。
 そんなカモから金を巻き上げることで儲かるから、週刊ダイヤモンドや週刊
東洋経済をはじめビジネス系メディアはイケイケだもん。嘆かわしいどころか、
日本を破滅に導く陰謀論さえ成立しそうな気配がありますよね。

 改めて、高木さんの日記の、この3ヵ月ほど。具体的には、
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080812.html
2008年08月12日
日本の家屋の塀はグーグル社に適応して70センチ伸びるのか
から、
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081117.html
2008年11月17日
衆議院でストリートビューについて質疑、政府参考人の答弁に事実誤認
までを眺めると、ストリートビューやマイマップのすごい話ばかりで壮観。
 いまなら、日記のどのエントリでもいいけど、表示して、一番最後の「最近
のタイトル」をみれば、ちょうどこの数ヵ月のものがみられます。
 ストリートビューは、削除しても復活するし、私有地入り放題で、「今週の
グーグル私有地進入事例」なんて、これじゃ、人気週刊連載だね。
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081110.html#p01
本当はもっと怖いGoogleマイマップ
によれば、マイマップは、何もしてないと勝手に公開する。まあ、なんと便利
で気が利いた仕様でしょう。

 グーグル(Google日本法人)の対応も、下手なAI(人工知能)がやっていて、人
間の知/血がGoogleにはないと思われるような対応だもんね。
 たとえば、
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080922.html#p01
刑法上の囲繞地進入の再発防止策を示さないグーグル株式会社
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080923.html#p01
横浜市墓地条例に違反したグーグル社、市の削除要請にも真っ当に応じず
 中でも、
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080930.html#p01
辻野晃一郎製品企画本部長の発言は本当なのか、グーグル株式会社に電話で確
認した
は、傑作。
 グーグルの担当者との電話の会話。これ、昔AIでやった有名なELIZA、日本
ではずっと後に人工無脳としていろいろ出回ったけど、ひょっとして、あれよ
り出来が悪いんじゃないか。^^;
 この前、九大に行ったときに出た話で、東大の情報系から今年何人もグーグ
ルに行ったというので、萩谷昌己先生(ここでも何度か紹介した大御所Lisper
です。いま、DNAコンピュータもやってます)も、嘆いていたなどと聞いたけど、
もっとまともな対応ができるAIを作って、人間を置き換えるつもりなんでしょ
うか。そうでもしないと、収拾がつかないかもね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ELIZA
http://ja.wikipedia.org/wiki/人工無脳

 高木さんは、まともな質問も取材もできず、グーグルのいうことを垂れ流し
て、それが報道なのかということを何度か書いているけど、日本のメディアに
は、IT系も新聞やテレビといった大マスコミにもジャーナリズムは基本的にな
いし、自己変革能力がないから、期待するだけ無駄でしょう。また、グーグル
に期待するのも無駄でしょう。何度も書いたけど、外資の日本法人は、予算も
人事もその他もろもろの決定権もほとんどないトカゲのしっぽですし。
 グーグルが改善されたり、日本にジャーナリズムが育つより、高木さんの日
記をみんながみるようになるほうが、早いんじゃないか。
 こうやって高木さんの日記があることを知らせることで、お役に立てればと
思います。

 大体、みんな、ネット上に情報を置くことの怖さを知らなすぎるよね。
 企業でも機密情報の入ったマシンは、ネットにつないでない会社もある。軍
は、ネットどころか物理的にも隔離して入室も厳しく制限されるところにマシ
ンがあったりね。
 ま、日本の自衛隊こと日本軍は、平気で垂れ流してますが。これで戦争でき
るのかな。わざと偽情報を垂れ流しているんだったら、大したもんだけど。
 いやしかし、逆説的にいえば、あれだけ機密を垂れ流す日本軍は、侵略意図
がないともいえるぞ。それを田母神前航空幕僚長は論文に書けばよかったんだ。

 ネット上に情報を置くことの怖さでいえば、この前
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/25/3846081
行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか
で書いたNTTドコモの携帯ID(iモードID)やら、契約者固有IDや個体識別番号と
いわれるものを自動的に送る話。こっちのほうがもっと怖いんだけどね。だっ
て、いまや、携帯は個人の一部だもん。
 改めて、高木さんの
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbe000015102008
行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか
を読んでみてください。
 さらに詳しい話は、
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081019.html#p01
行動ターゲティング広告の暴走を止められるか(日記予定)
にあるリンクをたどってください。
http://staff.aist.go.jp/takagi.hiromitsu/paper/yuzawa-2008-takagi-dist.pdf
インターネットにおけるセキュリティとプライバシーの両立について
をはじめ、後半の参考資料とされているものが、契約者固有IDや個体識別番号
の話です。
 ほかに、
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080710.html
日本のインターネットが終了する日
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080722.html
「日本のインターネットが終了する日」あとがき
http://next.current.co.jp/archives/2008/07/post_125.html
携帯電話からのネット利用と個体識別番号に関して知っておいたほうがいいこと
もどうぞ。

乳の詫び状(2008/11/19)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新型インフルエンザ予防マニュアル
---
 発生が懸念されている新型インフルエンザ。
 ここでも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/23/3780272
新型インフルエンザ対策
にあるように、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/13/2623387
Re: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/15/2629798
Re: 岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ!」
その2
をはじめ何度が取り上げています。

 本としては、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827550131/showshotcorne-22/
岡田晴恵著「H5N1型ウイルス襲来―新型インフルエンザから家族を守れ! (角
川SSC新書 12)」
も紹介しました。
 今回、もっと安くて薄くて図が豊富なマニュアルが出ました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/499043420X/showshotcorne-22/
知識のワクチン 新型インフルエンザ予防マニュアル (単行本) 
岡田 晴恵 (監修)

 出版社のページは、
http://www.gendaikenko.co.jp/influenza/
現代ケンコウ出版の「知識のワクチン」ページ
です。
http://www.gendaikenko.co.jp/influenza/pamphlet.html
に、内容紹介があります。
 ページ数24ページ。定価210円。でも、内容紹介をみる限り、内容はしっか
りしているように思えます。

 NHKでも夕方、シリーズで対策をやっていました。昨日は、マスクでした。
一人10枚くらい備蓄しておこうと。小学校や自治体なども備蓄を始めている様
子を放送していました。
 ただし、マスクの付け方がちゃんとしてなかったり、顔の大きさに合ってな
いと、顔とマスクの間に隙間ができて、効果が激減するという話でした。
 意識の高まりにつれて、市販してなかったN95というタイプの機能性の高い
マスクをメーカーが市販するようになったという話も。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FW3KNG/showshotcorne-22/
【N95】ウイルス、新型インフルエンザ、鳥インフルエンザ,SARS(新型肺炎)
【3M 8000 N95 :30枚入1箱】 8000N95

 ただし、N95のマスクでも前述のように顔に合ってない、装着方法が間違っ
ているとあまり役に立たない様子を簡単な実験でやってました。N95マスクの
ちゃんとした装着法は、ちょっと難しそうだった。
 あ、NHKに出ていた北里大学の和田耕治先生だ。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/flu2007/pickup/200803/505731.html
あなたを守るはずの「N95マスク」 本当に大丈夫か
をどうぞ。
 NHKでは、N95マスクは勧めてなかったです。当面、通常のマスクでもいいと。
なぜなら、マスクは、したほうがいいけど感染予防の切り札ではないし、マス
クを使う状況は避けるのが基本だから。
 つまり、基本的に外出、人混みは避ける。どうしてもというときに、マスク
をして出るわけですが、飛沫感染を避けるために他人とは2メートル以上離れ
ろとか、なかなか都会では非現実的な話になるので。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 話の途中ですいません
---
初めて書き込みます。今日英検の二次の面接(準1級^^;)で撃沈したので
そのストレス解消にジュンク堂新宿店にいってきました。
洋書5割引なので(コンピュータ関係はたしか対象外)オーディオブックを中心に
買ってきました。The Black SwanやFlooled by Randomnessがあったので
これも買ってきました。あ,オーディオブックを買ったのは別に勝間和代女史の
すすめで買ったわけではないです。Supercapitalismたまたま持っていますが,
これ訳書の帯に勝間女史の名前があったりするんですよね。

話し変わりますが,伊藤清先生なくなりましたね。
岩波書店の確率論もっていたりします。ガウス賞受賞しておいてよかった。

まあおじ

===
標題: Re: 話の途中ですいません
---
まあおじさん。
 初めまして。ご挨拶が遅れてすみません。

>洋書5割引なので(コンピュータ関係はたしか対象外)

 ガクッ。コンピュータ関係対象外なのか。そうかあ。

>The Black SwanやFlooled by Randomnessがあったので

 へえ、そんなのもオーディオブックになってるんですね。

>Supercapitalismたまたま持っていますが,これ訳書の帯に勝間女史の名前
があったりするんですよね。

 勝間和代が、内容を理解しているとはとても思えない。彼女が推薦している
としても、欧米で売れたからというだけでしょう。彼女のやり方ってそういう
もの。
 前も書いたけど、ウケそうな、あるいはいまウケてるキーワードの羅列。と
ても理解しているとは思えないもの。そんなのに引っかかるのは、捏造健康番
組「あるある」の捏造に引っかかった連中と一緒。
 でも、そういう連中に売るには、勝間という名前を出すのが効果的だろうと
いうので、出版社もやってるんでしょうね。

>話し変わりますが,伊藤清先生なくなりましたね。
>岩波書店の確率論もっていたりします。ガウス賞受賞しておいてよかった。

 ああ、そうですかぁ。合掌。
 マイクル・クライトンも亡くなったしね。NEXTの感想を書こうと思って、1
年以上経っているなあ。

中村(show)

注:
 上記文中、
 Supercapitalismの翻訳は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492443517/showshotcorne-22/
暴走する資本主義 (単行本) 
ロバート ライシュ (著), 雨宮 寛 (翻訳), 今井 章子 (翻訳)
 Flooled by Randomnessの翻訳は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492443517/showshotcorne-22/
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか (単行本) 
ナシーム・ニコラス・タレブ (著), 望月 衛 (翻訳)
 The Black Swanの翻訳は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/11/3905833
クーリエ・ジャポン2008年12月号、佐賀のカチガラス(カササギ)
で書いたように、まだです。原書は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1400063515/showshotcorne-22/
The Black Swan: The Impact of the Highly Improbable (ハードカバー) 
Nassim Nicholas Taleb (著)
 英語のペーパーバックは予約中ですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/081297381X/showshotcorne-22/
The Black Swan: The Impact of the Highly Improbable (ペーパーバック) 
Nassim Nicholas Taleb (著) 
 日本語版とどっちが早いんだろう。

乳の詫び状(2008/11/18)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ
---
 これ、買ってくださった人がいました。ありがとうございます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406214915X/showshotcorne-22/
ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ (単行本) 
ジョージ・ソロス (著), 松藤 民輔 (解説) (著), 徳川 家広 (翻訳)

 ソロス、いま、ウケに入ってますね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/19/2567707
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その3
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/12/2733715
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その4
で名前を出した、ジョージ・ソロスの本に追加ですね。

 数日前かな。ニュースでみたけど、サブプライムローン問題で世界恐慌かと
いわれるほどの大被害を出した金融に規制をかけることについて、アメリカの
議会の公聴会だかなんかに、ソロスが出て証言していて、これまでの主張から
直線的に類推すると、がんがん規制しろというのかと思ったら、過度の規制は
だめだと言ってましたね。
 この辺が、懐の深さを感じさせますね。曲線的で複雑な感じがします。

 で、上記アマゾンの素人評に、本書は「再帰性」を核にした理論が出てくる
なんて書いてあって、自己言及とかの言葉もみえる。
 再帰性、自己言及といえば、プログラミング言語でいえばLispだし、本でい
えば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/14/1260227
円周率音楽、ゲーデル、エッシャー、バッハ、モーツァルト
で紹介した、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901259/showshotcorne-22/
ダグラス・R. ホフスタッター著, 野崎昭弘, 柳瀬尚紀, はやしはじめ訳「ゲ
ーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版」
は必読ですね。
 経済に関係して、そして今回の金融危機に関係して、再帰性という言葉から
は、フラクタルを思い浮かべますよね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/10/3809788
マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492654178/showshotcorne-22/
禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン (単行本) 
ベノワ・B・マンデルブロ (著), リチャード・L・ハドソン (著), 高安 秀樹
(翻訳), 雨宮 絵理 (翻訳), 高安 美佐子 (翻訳), 冨永 義治 (翻訳), 山崎和
子 (翻訳)
も、ウケに入っていて、ここんとこ、買ってくださる人が何人もいます。あり
がとうございます。

 さらに、上記アマゾンの素人評に、
--- ここから ---
勝間和代さんが『お金は銀行に預けるな』でリスクの説明もないまま 投資信
託を買えと煽っていた時に、ソロスは米国で出版された原著のなかで超バブル
の本質と崩壊を見抜いていました。
--- ここまで ---

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/03/3559155
Re: クーリエ・ジャポン2008年6月号
で書いたように、勝間和代の本は、クーリエ・ジャポンで笑いものでしたもん。
 勝間和代も野口悠紀雄も何の責任も取らないもんね。

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/13/3575158
Re: 多少反論めいたものをば
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/14/3818598
クルーグマン教授がアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/05/3879877
ゲームとスクリプト言語、数学・物理学、AI(人工知能)
に追加。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798021180/showshotcorne-22/
ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術 (単行本) 
平山 尚(株式会社セガ) (著)
を買ってくださった人がいました。ありがとうございます。
 オビによれば、セガの新人教育カリキュラムから生まれたゲームプログラミ
ングの本だそうです。

 そうか。こうやって売れた本を眺めると、ゲームのほかに、数学小説のくく
りで紹介できそうなものが増えているね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ブックファースト新宿店オープン
---
 今月オープンしたブックファースト新宿店に行ってきました。新宿西口から
都庁に行く途中の、コクーンタワーの地下にあります。旗艦店だけあって、た
しかにでかいです。
 雑誌フロアは、人が少なかったせいか、渋谷にあったでかいころのブックフ
ァーストより、広々していて、いい感じです。
 理工書のコーナーが最初わからなかった。
 ビジネス書とかばっかりで、腐ったもんばっかり並べやがってと思いつつ、
店内をうろうろ歩いても、どこにもない。
 はうあ!! とうとう、そこまでビジネスシフトしたのか。日本はおしまいだ
と思いました。\(^O^)/
 でも、おれの勘違い。店全体は、いくつかのブロックに分かれていて、Gと
かいうところに理工書があるんだけど、そこに行くには、最初に入ったところ
から、一度店の外に出て通路の向こう側に行かないとだめだった。ややこしい
のぉ。
 理工書のコーナーは、かつての渋谷店くらいはある気がする。
 コンピュータ書もそこそこある。というか、フツーよりある。
 でも、新宿東口の新宿ジュンク堂の理工書、中でもコンピュータ書の充実ぶ
りをみていると、こっちに本を探しに来ることはないと断言できる。
 あと、囲碁や将棋の本もジュンク堂はすごい。楽譜もけっこうあったね。そ
ういうのは、ブックファーストの新宿店は旗艦店とはいえ、弱い。
 やっぱ、雑誌、売れ線のビジネス書(大半はクズ本)、それと文庫、新書が中
心にみえるね。
 専門書は、ジャンル関係なく、たとえば美術でも医学でも、ジュンク堂かな
と思いました。
 というのが、第一印象。
 でも、きれいなお姉さんがやさしくしてくれたら、評価が一発で変わる可能
性大(爆)。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/05/3879933
スクリプトエンジン、Virtual Machines(仮想マシン、VM)、ガベージコレクシ
ョン(GC)
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797347627/showshotcorne-22/
スクリプトエンジン プログラミング (大型本) 
坂本 千尋 (著)
は、どーんとあった。
 まだ、インタープリタやコンパイラを遊びでも作ったことがない人には、い
いと思う。ソースコードもあるし、解説もいっぱい書いてあるし。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/07/3887004
Make第5巻とMakeのイベント「Make: Tokyo Meeting 02」、国際将棋フェステ
ィバル2008 in 天童、素数の辞典「プライムナンバーズ」
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113806/showshotcorne-22/
プライムナンバーズ -魅惑的で楽しい素数の事典 (単行本) 
David Wells (著), 伊知地 宏(監訳) (監修), さかい なおみ (翻訳)
も、どーんとあった。

 しかし、どっちも買いませんでした。仕事の帰りで疲れていると、大きな重
い本は、持って帰る元気がないんだよね。年だから。

 ジュンク堂があるからとか書いたけど、西口にこれだけ大きな書店ができた
インパクトは、個人的にはけっこうありますね。ヨドバシとか行って、ブック
ファーストに行けば、東口に回らず、西口だけで用事が済む可能性が出てくる。
もうちょっと西口に近いといいけど。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 渡辺竜王3連敗、イメージと読みの将棋観、PSP版ボナンザ、新東大将棋無双
---
 忙しくしていて、つばめどん合宿もやってて、気づかない間に、永世竜王を
かけた将棋の竜王戦で、渡辺竜王がいきなりの3連敗してますね。
 大ピンチ。いままで7番勝負のタイトル戦で3連敗のあと、4連勝した人は
いない。
 羽生名人相手に4連勝は、おれしかできんだろう。\(^O^)/

 おれ、渡辺竜王にがんばってほしい。
 将棋の段位の免状って、将棋連盟の会長、名人、竜王の3人が署名するのよ
ね。
 いま、会長は米長さん。名人は羽生さん、竜王は渡辺竜王さん。この組み合
わせの署名がほしい。羽生さんが竜王になったら、名人と竜王、両方羽生さん
でしょう? なんか、それより、渡辺竜王の署名がほしい。
 ま、羽生ファンは、名人、竜王とも羽生のほうがいいだろうけど。
 ばかー。ほんとの羽生ファンなら、羽生将棋連盟会長になって、全部、羽生
の署名がほしいに決まってるだろうが。

 羽生さん。不利といわれる後手番で2つ勝ってるのが大きいよね。逆に渡辺
竜王は先手番で2つ負けているので、タイに追いつくには後手番で2つ勝たな
いといけない。厳しい戦いですね。
 今回の羽生さんの後手番。踏み込みがすごい。
 第1局は、6六歩が間に合うと判断して踏み切ったところが尋常じゃない。
第3局は、3七歩。あれでよしと思うところがすごい。どっちも鬼神の踏み込
みですわ。
 渡辺竜王、あれで負けるはずがないと思っていただろうから、この先、自分
の形勢判断に自信がもてなくなって、疑心暗鬼になるんじゃないかな。
 野球でいうと、自信満々でボールだと判断して見送ったのに、ストライクを
取られて三振するようなもの。あれがストライク?と、選球眼を狂わされてバ
ッティングが崩れるようなもの。
 勝負事は自信があるなしで全然結果が違う。疑心暗鬼が一番いけない。
 羽生さん、さすがに、恐ろしい勝負術。相手の自信の根っこから叩き潰しに
いくんだもん。怖い。渡辺竜王、羽生さんのこと、狂気の殺人鬼みたいに感じ
てるんじゃないか。将棋の奥深さ、勝負事の苛酷をつくづく感じますね。
 渡辺竜王は早く切り替えて、勝っても負けても自分の将棋に自信をもって戦
うことですね。

 ところで、月刊将棋世界の人気連載で、おれも大好きだった、でも、この前、
終わってしまって残念だった、「イメージと読みの将棋観」が、単行本になり
ました。
 連載したものを厳選して、さらに連載に載せなかったものを入れて、さらに
さらに谷川九段、羽生名人の対談もあるという豪華版です。
 羽生名人、佐藤棋王、森内九段、谷川九段、渡辺竜王、藤井九段という超一
流トッププロ6人に同一局面をみせて、形勢判断や次にどんな手を指すかを答
えてもらうという企画。
 同じ読み筋のときもあるし、読みの食い違いがある場合もあるし、同じ読み
筋で先手がいいと思う人もいれば後手がいいと思う人もいるし、升田、大山と
いったかつての大棋士の指し手に感嘆したり、江戸時代の指し手に驚愕したり、
とても面白いです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4819702521/showshotcorne-22/
イメージと読みの将棋観 (単行本) 
鈴木 宏彦 (著)

 12月にPSP用にボナンザが出ますね。おれ、ついこの前、PSPと激指定跡道場
を買ったばかりなんですけど。^^;
 PCだと、東大将棋の新バージョンで無双というのが出てます。
 これ、今年
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/16/3579967
将棋名人戦、世界コンピュータ将棋選手権
で書いたように、決勝で惜しくも時間切れ負けした棚瀬将棋がベースだそうで
す。
 感想は、
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20080926
東大将棋無双 速攻レビュー
にありますね。
 どうやら、激指7より強いようです。おれ、激指5や激指定跡道場にもロク
に勝てないので、無双は買う必要がないですね。お小遣いが助かった。^^;

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000RL3E0A/showshotcorne-22/
激指定跡道場 PSP版

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001GAQFRA/showshotcorne-22/
BONANZA PSP版

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001F0J3CA/showshotcorne-22/
新東大将棋 無双

乳の詫び状(2008/11/15)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 文部科学省ミュージアム
---
 たまたま、YouTubeで見つけました。
http://jp.youtube.com/watch?v=SwIyZQ1Qg8E&feature=dir
文部科学省ミュージアム
をどうぞ。
 今度、集まって、見学行ってみようか。
 で、初めて知ったが、文部科学省動画チャンネルというのがあるのね。
http://jp.youtube.com/user/mextchannel
をみて、なんか、笑っちゃったのが、右下に「おともだち」欄があって、農水
省と防衛省が「おともだち」になっていること。
 こいつら「おともだち」だったのか。^^;
 防衛省の動画チャンネル
http://jp.youtube.com/user/modchannel
をみると、海上自衛隊補給艦「おうみ」艦長インタビューなどがあるが、論文
問題で辞めた前航空幕僚長田母神独演会がないなあ。
 「なだしお」艦長インタビューもないね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/なだしお事件

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 文藝春秋2008年12月号の本の特集
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001J7CJ20/showshotcorne-22/
文藝春秋2008年12月号
は、「立花隆 vs 佐藤優 21世紀図書館 必読200冊」と「死ぬまでに絶対読み
たい本」という特集。
 「立花隆 vs 佐藤優」は、やっぱ、哲学や宗教や社会思想など思想書が多い
ね。ほとんど読んでないし、いまさら読む気もあまり起きないなあ。おれ、そ
ういう方面は仏教哲学でお釣りがきてるから。

 佐藤さんが拘置所で隣になったこともあった連合赤軍の坂口弘の話も出てま
すね。
 おれ、3年前に
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/12/71856
鈴木宗男と佐藤優「国家の罠」(新潮社)
で書いてますね。
 あ、これ、読み直して思った。小室哲哉は、正月の特別配給の食事、食える
んだろうか。食えるんなら、ちょっとうらやましい。^^;
 佐藤さん、数学、勉強し直してるんだね。おれと同じじゃん。佐藤さんとお
れ、同い年んだけど、大体、50歳になると数学やり直したくなるのかな。音楽
もやり直したりしてたら、まさにおれと同じだね。おれの場合、年取って、体
と脳が動かなくなってるのを自覚して、いま、やっとかないと2度と楽しめな
くなるという焦りがあるからだけどね。

 数学の話のところで、立花さんは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627018304/showshotcorne-22/
数学 その形式と機能 (単行本) 
ソーンダース マックレーン (著), Saunders Mac Lane (原著), 赤尾 和男 
(翻訳), 岡本 周一 (翻訳)
を挙げて、
「数学っていまものすごく幅が広くなっていますから、全体的に誰も論じられ
ない。それぞれの分野でそれぞれの数学が必要になっているんです。『数学 
その形式と機能』という本は、ありとあらゆる領域の数学の本質部分をすごく
うまく解説してあるんで、基礎的にはいちばんいい本です」
と推薦しているけど、アマゾンで検索してびっくりしたのが、著者のソーンダ
ース・マックレーンは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4431708723/showshotcorne-22/
圏論の基礎 (単行本) 
S.マックレーン (著), 三好 博之 (翻訳), 高木 理 (翻訳)
を書いた人と同じ人ですよね。
 そうか、この本の著者なのかと思った。
 というのは、プログラミング言語Haskellといえばモナド。モナドといえば
圏論ですよね。
 あれ、上のGoogleの検索窓で「圏論」で検索しても、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/01/389615
ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門
も引っかからなかった。「Haskell」で検索してやっと見つけた。なんか、検
索が変だね。
 それだけじゃなくて、まだ、渋谷にブックファーストの大きな店舗があった
とき、きっと本書だったと思うのだが、圏論の本を、ぺらっと眺めて、ファイ
バー束とか出て、とてもついて行けないと思って怖くて飛んで逃げたことを書
いたと思ったけど、検索に引っかからない。jouwa/salonにも書いてないのか、
書いたけど表のウェブやブログに出してないのか、別の依頼原稿に書いたのか。
よーわからん。
 あの体験も、少し数学やり直さないとまずいと思ったのに影響しているね。
 それはともかく、「数学 その形式と機能」は高いですね。
 もっと安くて手軽な本で、おれのお薦めは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000268732/showshotcorne-22/
1冊でわかる数学 (1冊でわかる) (単行本) 
ティモシー ガウアーズ (著), Timothy Gowers (原著), 青木 薫 (翻訳), 上
野 健爾
 論理学もというなら、同じシリーズからなら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000268945/showshotcorne-22/
論理学 (1冊でわかる) (単行本) 
グレアム・プリースト (著), 菅沼 聡 (翻訳)
です。
 岩波のこの「1冊でわかる」シリーズは、最近になって知ったんです。原書
は、オックスフォード大学のVery Short Introductionsシリーズです。
 現在、翻訳されている全巻は、
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/9/026861=.html
をどうぞ。
 シリーズの説明は、
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/026861+/top.html
をどうぞ。
 数冊買いました。すると、ミョーにコレクター心が刺激されて、ボーナスで
全巻買ってしまおうかなどと思ったんですが、原書はすでに100点を超えてい
るというので、萎えました。よかったあ。我に返って。\(^O^)/
 そうそう。文学素人のおれの視点からみて、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400026866X/showshotcorne-22/
文学理論 (1冊でわかる) (単行本(ソフトカバー)) 
ジョナサン・カラー (著), 荒木 映子 (翻訳), 富山 太佳夫 (翻訳)
は、非常にお薦めです。

 さて、立花さん、佐藤さんがそれぞれ選んだ100冊の中から、おれが推薦す
るのは、
 おいおい、それは他人のふんどしだろ。
 他人のふんどしだって、借りないと。おれ、ふんどし持ってないもん。だか
ら、いつも、チンチン出したまま!
 また、それか。ところで、マジな話、ふんどしはブームらしいです。それも
女性に。
 ああ、女優・カメラマンの高樹沙椰さんが、ふんどしを愛用しているといっ
て、ブームに火がついたって話がありましたねえ。
http://news.livedoor.com/article/detail/3485199/
女性の下着に異変!? 高樹沙椰も愛用する“ふんどし”が今ブーム
とか
http://himawari.press.ne.jp/content/fundosi07.html
女性用ふんどしと高樹沙椰さん
 そう。後者のサイトは、女性用ふんどしサイト。
http://himawari.press.ne.jp/
女性用のふんどしって?
 これで勉強して、君も彼女とふんどしカップルだ!
 おれも、おれとふんどしカップルになってくれる彼女、マジで募集中。\(^O^)/
 募集せんでええ。話を戻せよ。

 そうだった、そうだった。おれが、立花さん、佐藤さんがそれぞれ選んだ
100冊の中から、おれが1冊ずつ推薦するのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061272748/showshotcorne-22/
100万回生きたねこ
佐野 洋子
と
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487728723X/showshotcorne-22/
花と蛇〈1〉誘拐の巻 (幻冬舎アウトロー文庫) (文庫) 
団 鬼六 (著)

 「100万回生きたねこ」は、子供が小さいときに、何回も読んで聴かせた記
憶がある。もう、どういう物語だったか忘れたけど、なんか、じーんとした記
憶は残っている。
 「100万回生きたねこ」で思い出した。命の大切さ、はかなさを教えてくれ
る絵本の「はっぱのフレディ」。あの裏話があるんです。今度、書くね。
 団鬼六について、評論家平岡正明さんが書いてたのは、「戦後の日本文学の
三大王国は、山田風太郎『奇形の王国』、団鬼六『変態の王国』、筒井康隆
『ビョーキの王国』」だったと思う。
 団鬼六のSM小説は、平岡さんの文章に出てくる断片でしか読んでない。団さ
んは、将棋界のパトロンとして有名で、将棋に関するエッセイや観戦記を書い
ているから、SM小説より、むしろそっちのほうを読んでいる。
 小説は読んでないけれど、おれ、杉本彩が主演した映画のDVDは、ついこの
前、偶然観たのだ。それで上記で「花と蛇」を挙げた次第。
 この映画、杉本彩の役者根性に感心した。
 全裸の杉本彩が、腕と肩だけで十字架に固定されて磔にされたまま、空中に
釣られるシーンがあった。これ、相当に痛いんじゃないか。大丈夫なのかと思
ったんだよ。けっこう長回しのシーンなんです。
 で、メーキングを観たら、全然、大丈夫じゃない。杉本彩、ほとんど失神状
態。それと、メーキングで彼女が語った決意に感心した。そこまでやる石井隆
監督も怖いね。ギリギリまで絞り出すね。もう何も出なくなったと思った先を
絞り出す。そこからが初めてほんとにプロの表現の勝負なんですね。怖いのぉ。
 ってなことを、お前、チンポ、勃てたまま、考えていたのか。
 はい。脳と下半身は別だから。^^;

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001VJ7PW/showshotcorne-22/
花と蛇
出演: 杉本彩, 団鬼六
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009PIVRA/showshotcorne-22/
花と蛇2 パリ / 静子
出演: 杉本彩, 遠藤憲一 監督: 石井隆

 「花と蛇」のほうが、妄想の世界です。いい意味で現実感がない。「花と蛇2」
のほうが、女性は観やすいかも。愛のドラマだから。

 「死ぬまでに絶対読みたい本」では、穂高さん、穂高さん。Bさん、出てた
よ。下北沢のとき、楽屋で話できたんだっけ?
 なんていっても、ほかの人、わからないよね。Bさんは、人気作家の川上弘
美さん。
 任天堂DSの脳トレで有名になった東北大学の川島隆太先生。吉行淳之介ファ
ンなんだね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410114303X/showshotcorne-22/
砂の上の植物群 (新潮文庫) (文庫) 
吉行 淳之介 (著)
を挙げていました。中学生のときに吉行文学に出会ったときのことを生々しく
語っています。
 あの頃に比べ、いまの自分の精神生活はつまらなく貧しくなっている、もう
一度、この作品を読んで、少年の頃の「妄想力」を取り戻し、精神世界の中で
ゆったり時をすごす心の余裕を持ちたいと願っていると述べています。
 そうですそうです。仕事、研究生活に没頭すると、何度も書くけど、どうし
ても勝間和代や弾さん(小飼弾)さんみたいなデータ処理的な読み方ばかりして、
文学的な読み方をしないから、心が貧しくなるんです。そうなると、人間とし
て生きている価値がなくなっていくんです。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/21/3531875
TBS「情熱大陸」の勝間和代発言
に書いた、
自分の子供に何を食べるか決めさせるのに、「1円当たり何カロリーになるか
計算して、一番カロリーが高いものにしろと教え込んでいる。それが子供のと
きから経済感覚を身に付けさせること」
などというバカ発言をはじめ、勝間和代の発言や書いてるものをみると、あん
なに本を読んでるのに、どうして、こんなに単純、単調、平板で書割みたいな
狭くて細くて薄っぺらな貧しい世界観しか持ってないのか。むしろ、そのこと
に非常に興味を覚える。どうしたら、こんな風になるんだろうって。
 おれのいまのところの結論というか仮説は、データ処理的な読み方しかでき
ず、文学的な読み方ができないから、ああなっちゃうというもの。つまり、人
間の知性が育ってない。人間の知性を使った読みができない。コンピュータ的
データ処理能力だけ上がっている状態。
 格差拡大で切羽詰まって、仕事の処理能力上げようと思って、勝間的な世界
を真似ようとしている人。少々やったって、クビを切られるよ。機械に置き換
え可能なそういう方面でがんばってもコンピュータが駆逐していくよ。駆逐を
目的にやってるわけじゃないけど、結果的にそういう人たちを駆逐するために、
おれらは技術開発をがんばってることになるから。いまのうちに、人間の幸せ、
人間の強みは何か考えた方がいいよ。

 「死ぬまでに絶対読みたい本」でおれが一番驚いたのは、現在の経済財政担
当大臣の与謝野馨。
 与謝野鉄幹・晶子の孫だから、文学を挙げているのかと思ったら、全然違う
のね。なんと、あなた、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/432001765X/showshotcorne-22/
カッツ 数学の歴史 (単行本) 
ヴィクター・J. カッツ (著), Victor J. Katz (原著), 上野 健爾 (翻訳), 
中根 美知代 (翻訳), 林 知宏 (翻訳), 佐藤 賢一 (翻訳), 中沢 聡 (翻訳), 
三浦 伸夫 (翻訳), 高橋 秀裕 (翻訳), 大谷 卓史 (翻訳), 東 慎一郎 (翻訳)
だって。
 また、高くて分厚い本をと思ったら、エピソードが面白い。
 与謝野さんには、ジンクスがあって、大著に挑戦しようとすると入閣するそ
うだ。
「かつてスティグリッツの経済原論を読もうとしたら、通産大臣になった。物
理学全集を買い込んでくると、官房長官になった」。で、「カッツ 数学の歴
史」を読み始めたら、経済財政担当大臣になったと。
 つまり、大臣になりたいと思ったら、大著を買えばいいんだ。\(^O^)/

 興味深く思ったのは、理系の本を、それも大著や全集を買って読もうとする
のね。文系の人だと思っていたから、まず、それに驚いたし、安直に〜入門や
ハウツー本に行かず、カッツの本や物理学全集みたいに、基礎が体系的にまと
まった本を読もうとしているところがさすが。
 ビジネスパーソン向けの多くを占めるハウツー本は、即効性があって即戦力
になるかもしれないけど、線香花火みたいなもんで、役に立つのはほんの一瞬
だけ。基礎からちゃんとやらないとね。そういう点で、与謝野さん、当たり前
だけど、さすがだなあと。
 ま、とにかく、大臣とはいかなくても、社長や部長や課長を目指している人
は、与謝野さんにあやかって、大著を買うといいかもね。
 もちろん、おれのアマゾンのアフィリエートで買ってね。\(^O^)/
 じゃあ、おれも、運が向いてくるように、「カッツ 数学の歴史」から持っ
てないから、ボーナスで買おうかな。
 ボーナス、出るのか。
 あぁ、アメリカが仕掛けた自爆金融テロこと、サブプライムローン問題で、
全世界で、みんな、やられてるもんね。期待できないんだった。^^;
 それにしても、このエピソードを読んで、太郎ちゃんより与謝野さんが首相
になったほうが、日本はマシだったかもと思いましたよ。

 知り合いのお母さんが、与謝野馨と同級生だったそうだ。それで、この前の
総裁選で、
「私は与謝野君を応援してるんだけど、中村さんは、九州だから麻生さんを応
援してらっしゃるわよね」
「お、お母様。と、と、とんでもない。麻生太郎なんて、応援しませんよ。太
郎なんてね、九州の筑豊の田舎者ですよ、田舎者。麻布でお生まれになったお
母様のような都会人じゃないです。一方、お母様が応援なさる与謝野さんは、
立派な文化人でもあり、囲碁もお強い。そりゃ、もう、太郎ごときとは比べも
のになりません。なりませんとも。はいはいはい。お母様が応援なさる人を、
不肖、この私も応援させていただきます。お母様と私の心はひとつでございま
す」
 おい、太郎ちゃんの地元は筑豊の飯塚だけど、お前も、生まれたのは筑豊の
直方だろ。隣が飯塚だよな。
 はい。当時、祖父母が住んでいた直方に里帰りして母が産んでくれました。
 じゃ、田舎者が田舎者呼ばわりは、お笑いだろ。それにしても、やけにその
知り合いのお母さんにゴマするねえ、お前。
 だって、そのお母さん、とっても美人なんだもん。ゴマすったら、なんか、
いいことあるかなあ。おこぼれ、もらえないかなあって。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 心理学や脳と哲学の本
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/06/3883853
おれんところで、突然売れていた脳科学や認知心理学の本
の続報といっていいんだろうか。
 また、心理学の本がいくつも売れていました。それも研究のやり方のような、
専門性の高いもの。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4762821098/showshotcorne-22/
心理学マニュアル 質問紙法 (単行本(ソフトカバー)) 
鎌原 雅彦 (著), 大野木 裕明 (著), 宮下 一博 (著), 中沢 潤 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4762825239/showshotcorne-22/
心理尺度のつくり方 (単行本) 
村上 宣寛 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781909876/showshotcorne-22/
心理測定尺度集〈1〉―人間の内面を探る“自己・個人内過程” (単行本) 
山本 真理子 (編集), 堀 洋道

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781909884/showshotcorne-22/
心理測定尺度集〈2〉人間と社会のつながりをとらえる“対人関係・価値観” 
(単行本) 
吉田 富二雄 (編集), 堀 洋道

 哲学もあった。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000112651/showshotcorne-22/
心/脳の哲学 岩波講座哲学 5 (5) (単行本) 
村田 純一 (編さん)

 なんか、おれんとこに来る人、実は、すごい人ばっかりなのか。
 ばかー。だから、おれら以外の異星人のスパイが来ているんだって。\(^O^)/

 ところで、文藝春秋2008年12月号で初めて知ったけれど、いまの慶応大学の
塾長である安西祐一郎さんは、ラグビーやってたんだね。
 なんで、心理学で安西塾長の名前が出たのか、不思議に思う人がいるかもし
れないけど、彼は認知心理学者だし、Lispを使っていたし、Lispと認知心理学
の本も出していたから。
 ラグビー、音楽、脳科学、心理学、情報科学、Lisp。この組み合わせ、けっ
こう多いのかな。

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/11/1501516
本の品切れ。Lispの古本はバブル? 入門書紹介も兼ねたつもり。 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/11/25/2456807
Lispで学ぶ心理学
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001J7CJ20/showshotcorne-22/
文藝春秋-2008年-12月号

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 服を着てても、みんな、チンチン出したまま!\(^O^)/、テクノバーンネタ
---
 思い出したので書いておきます。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200810281530
あなたの裸は丸見えです、米研究機関が着衣画像から裸体画像の生成技術を開
発
をどうぞ。

 これ、着衣の状態から裸を合成するのか。体型を補整する下着だったら、プ
ロポーションがいい裸になるんですかね。
 それだったら、下着メーカーの株を買おう。
 それとも、体型補整下着を見抜いて体の線を合成するんですかね。
 それだったら、高須クリニックみたいな整形をやるところの株を買おう。

 テクノバーンの科学記事って、なんとなく、よくも悪くも東スポっぽい感じ
がしますね。

 そうそう、いま、トップに出ている
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811141915
ハッブル宇宙望遠鏡観測チーム、25光年離れた太陽系外惑星の直接撮影に成功
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811141930
国際観測グループ、太陽系外の複数の惑星の直接撮影に初成功
に関連した話。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/22/3703178
技術評論社、知りたい!サイエンスシリーズ
で書いた
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774133671/showshotcorne-22/
宇宙は「地球」であふれている -見えてきた系外惑星の素顔- (知りたい!サイ
エンス 26) (単行本(ソフトカバー)) 
井田 茂/佐藤 文衛/田村元秀 須藤 靖 (著)
は、どうやって系外惑星を探すのか、各種の手法が詳しく出ています。ほんと、
よくやるよね。
 これと
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774135151/showshotcorne-22/
江戸の天文学者 星空を翔ける ‐幕府天文方、渋川春海から伊能忠敬まで‐
(知りたい!サイエンス (032)) (単行本(ソフトカバー)) 
中村 士 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477413516X/showshotcorne-22/
拡がる宇宙地図 ~宇宙の構造はどう解明されてきたか (知りたい!サイエンス)
(単行本(ソフトカバー)) 
矢野 太平 (著)
の3冊は、買って9月かな。もう読みました。
 感想書いてないけど、どれも面白かった。書きたいことは、あれこれある。
つばめどん合宿でしゃべって、ウケをみてみよう。誰か、話を振ってね。
 江戸の天文学者に関連して、浅草橋・蔵前のことを書くのを忘れていたこと
を思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/16/3516938
脳と気持ちの整理術
に、ぜひ、お願いしますというコメントまであるのに。すみません。
 だいぶ書いていたんですが、確認したら、どんどん変わってて、しかも、浅
草橋というより蔵前のほうが多い感じになっちゃって。まあ、でも、そんなん
でよければ、近々出しましょうか。
 なぜ、江戸の天文学者と浅草橋と関係あるかというのは、それこそ、浅草橋
のひ・み・つ♪

 あ、ビジネス系の記事もあるんだ。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811141639
「麻生邸拝見ツアー逮捕」事件、海外でも波紋

 あ、ヤフー、どうするのかな。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811101558
マイクロソフトのバルマーCEO、「もう米ヤフー買収には興味がない」

http://event.media.yahoo.co.jp/nikkeibp/20080717-00000000-nkbp-bus_all.html
栄枯盛衰、MSとGoogle
を書いてから、やっぱり独禁法で引っかかったからね。Yahoo!は急にMSに買っ
てほしいと言い出したけど、あんだけ、MSを振ってGoogleにくっつこうとした
のに、これじゃ、もうねぇ。

乳の詫び状(2008/11/14)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Lispイベント、セマンティックウェブ、ソーシャル分析、グラフ理論、ネットワーク科学
---
 今日は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/22/3837329
2日間みっちり!Lispチュートリアル & 事例紹介セミナー
で紹介した第2日です。
 初日は行けなかったけど、今日はなんとか行きたいと思っています。何時ご
ろ行けるかわからないけど。懇親会だけ行ったりして。\(^O^)/
 内容は、
http://jp.franz.com/index.html
に行くと、
http://jp.franz.com/base/seminar-2008-11-14.html
2日間みっちり! Lispチュートリアル & 事例紹介セミナー
にあります。

「Common Lisp を使ったローバー制御プロトタイプ-- ICFP08 コンテストへの
挑戦」というので、今年の課題は、そういうのだったんだと初めて知りました。
 詳しくは、
http://smlnj.org/icfp08-contest/task.html
ICFP 2008 Programming Contest Task Description
をどうぞ。
 セマンティックウェブやSNSやら社会の分析に関する本をいくつか。未読で
す。
 FranzのJansさんが、以前、教えてくれて、Franzのサイトでも紹介されてい
た本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521387078/showshotcorne-22/
Social Network Analysis: Methods and Applications (Structural Analysis
 in the Social Sciences) (Paperback)
by Stanley Wasserman (Author), Katherine Faust (Author)

 日本語だと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4339024236/showshotcorne-22/
意見分析エンジン―計算言語学と社会学の接点 (単行本) 
大塚 裕子 (著), 乾 孝司 (著), 奥村 学 (著)
が気になっている。
 これ↓も、どこかで紹介されていた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471488542/showshotcorne-22/
Adaptive Information: Improving Business Through Semantic 
Interoperability, Grid Computing, and Enterprise Integration (Wiley 
Series in Systems Engineering and Management) (Hardcover)
by Jeffrey T. Pollock (Author), Ralph Hodgson (Author) 

 セマンティックウェブやSNSなどのソーシャル分析では、グラフを多用しま
す。それで、Allegro Graphがあるわけです。アルゴリズムや数学的には、離
散数学のグラフ理論を入門でもいいから勉強しておくといいです。
 アマゾンだと、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764902966/showshotcorne-22/
グラフ理論入門 (単行本) 
R.J. ウィルソン (著), Robin J. Wilson (原著), 西関 隆夫 (翻訳), 西関 
裕子 (翻訳)
が評判よさげ。目次をみる限り、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/18/3583332
物理数学入門本の感想 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/08/3615983
中田育男著「コンパイラの基盤技術と実践」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782920
アルゴリズムデザイン、Algorithmic Game Theory
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/432001846X/showshotcorne-22/
やさしく学べる離散数学 (単行本) 
石村 園子 (著)
と同程度のものかな。それなら本書でも十分かなとも思うけど。
 一方、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4563011207/showshotcorne-22/
最適化とグラフ理論 (技術者のための高等数学) (単行本) 
E. クライツィグ (著), Erwin Kreyszig (原著), 田村 義保 (翻訳)
は、だいぶ難しそうですね。
 この「技術者のための高等数学」シリーズは、そそりますね。

 それと、バラバシのネットワーク科学ね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568958
新ネットワーク思考、ネットワーク科学、複雑ネットワーク
にある
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140807431/showshotcorne-22/
アルバート・ラズロ・バラバシ著, 青木薫訳「新ネットワーク思考―世界のし
くみを読み解く」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794213859/showshotcorne-22/
マーク・ブキャナン著, 阪本芳久訳「複雑な世界、単純な法則 ネットワーク
科学の最前線」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575116/showshotcorne-22/
増田直紀, 今野紀雄著「「複雑ネットワーク」とは何か―複雑な関係を読み解
く新しいアプローチ」
をどうぞ。

 いま、バイオインフォマティクスの本もFranzで紹介していますね。Lispを
使っているようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0123694388/showshotcorne-22/
Principles of Biomedical Informatics (Hardcover)
by PhD (Author), Ira J. Kalet (Author)
です。
 目次など、
http://www.elsevierdirect.com/product.jsp?isbn=9780123694386
http://www.elsevierdirect.com/toc.jsp?isbn=9780123694386

 Lispをバイオで使うのは、BioLisp/BioBikeが有名。
http://nostoc.stanford.edu/Docs/
BioBike
をどうぞ。

 Common Lispの商用の実装については、
http://www.franz.com/downloads/allegrodownload.lhtml
http://www.lispworks.com/
http://www.cormanlisp.com/index.html
 フリーの実装は、
http://lispuser.net/index
の処理系の項をみてください。日本語だし。Allegro Common Lisp(ACL)の詳し
い説明はないけど、LispWorksについては、
http://lispuser.net/commonlisp/lispworks.html
がありますね。

 原書は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/16/76723
Peter Seibel著「Practical Common Lisp」(Apress)
などで、何度も紹介し、翻訳は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/18/3633573
Peter Seibel著「実践Common Lisp」 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/24/3645631
実践Common Lispその3
などで何度も紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274067211/showshotcorne-22/ 
実践Common Lisp (単行本(ソフトカバー)) 
Peter Seibel (著), 佐野匡俊 (翻訳), 水丸淳 (翻訳), 園城雅之 (翻訳), 金
子祐介 (翻訳)
の非公式サポートページがありますね。
http://pcl.lispuser.net/
実践Common Lisp非公式サポートページ
をどうぞ。
 著者のサイトにあるLispboxもどうぞ。
http://www.gigamonkeys.com/book/lispbox/
Lispbox

乳の詫び状(2008/11/13)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ケシポン、かくしタロー、シュレッダーはさみ
---
 ホームセンターの島忠に行ったら、あったかグッズ以外にも、情報省にとっ
て由々しき問題になりそうなグッズが売られていたので、緊急報告。
 個人情報保護グッズがいろいろあった。

 ケシポンは、OLさんに大人気なんだってね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0013N5634/showshotcorne-22/
プラス-個人情報保護スタンプ-ケシポン
 ケシポンの商品説明は、
http://bungu.plus.co.jp/sta/product/office/keshipon/
ケシポン
をどうぞ。
 島忠では、隣に、かくしタローというのがありました。
 ケシポンは、プラスだけど、これは、コクヨです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FA2LEW/showshotcorne-22/
セキュリティローラースタンプ-かくしタロー
 商品説明は、
http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20080716-842.html
かしくタローのプレスリリース
をどうぞ。
 あと、1つのはさみに刃が5枚ついてるものがあった。
 調べたら、アマゾンにもある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ES2Z06/showshotcorne-22/
アーネスト-個人情報を裁断「秘密を守りきります!」
 これ、後述のアーネストのサイトで、知ったけど、シュレッダーはさみとい
うんだね。

 こういうグッズが普及すると、情報省としては非常にまずい。なんとかしろ!
 はっ。では、やってみます。うりゃー。
 うげげっ、げほ、がほ。
 なにをやっとるんだ、きさまら。
 はっ。こいつに、ケシポン、無理やり食わせてみようと。喉に詰まって窒息
死したら、マンナンライフの蒟蒻畑みたいに、製造中止になるかなと。
 おお、なるほど。目的を達成するためなら手段を選ばないスパイらしいナイ
スなアイデアじゃ。
 あ、飲み込めちゃった。意外と喉ごしがいいね。
 えっ、お前、それ、喉、通ったの?
 うん。
 ほほぅ。食えたのか。では、かくしタローはどうだ。食ってみろ。
 はっ。では、頂戴いたします。がぶっ。うげ、げほ、がほ。ごくん。
 あ、食いやがった。
 おお、ほんとじゃ、すげえ。図に乗って、シュレッダーはさみも、食ってみ
ろ。
 はっ。頂戴いたします。がぶっ。うげ、げほ、がほ。ごくん。
 ああ、これも、食いやがった。
 すごいすごいすごいぞ、きさま。アパホテルの論文に応募しろ。論文が問題
になった幕僚長と違って、きさまは、まさに日本国のために体を張っておる。
情報省の誇りじゃ。
 あ、いやいや、それは危険でございましょう。論文に応募などすれば、情報
省の存在が世間に知れ、面倒なことになりましょうぞ。御前。こいつは、大道
芸でデビューさせましょう。御前の、当初からの予定通り。
 わしの当初からの予定通り? あ、うん、うん、そうじゃったそうじゃった。
予定通りじゃ、予定通り。そう、こいつは、大道芸でデビューさせろ。
 ということで、情報省は、個人情報をスパイできなくなったとさ。\(^O^)/

 シュレッダーはさみの
http://www.ar-nest.co.jp/
アーネスト
って、
http://www.ar-nest.co.jp/shouhin/bouhan/himituwo.html
シュレッダーはさみ
以外にも、アイデア商品、いろいろ作ってるのね。

 ウェブスライサーなんてのがある。腐ったウェブを切り裂いてくれるのかと
思ったら、全然、違った。^^;
http://www.ar-nest.co.jp/shouhin/tyouri/websuraisa-.html
ウェブスライサー
 お、
http://www.ar-nest.co.jp/shouhin/tyouri/nikonikogyouza.html
2コ2コ餃子
は、楽しいなあ。
 おお、シュレッダーはさみの技術を横展開した、
http://www.ar-nest.co.jp/shouhin/tyouri/mominori.html
もみ海苔ができます!
というのもあるね。あ、海苔にはこだわってるね。
http://www.ar-nest.co.jp/shouhin/tyouri/nikonikopanti2.html
にこにこパンチ パート2
というのもある。
 ほかにも、子供のお弁当を作ったり、子供にいろいろやらせるのに、よさげ
なものがいろいろあるなあ。
http://www.ar-nest.co.jp/shouhin/tyouri/cupsuru-.html
カップスルー
は、気になるなあ。
キリがないので、
http://www.ar-nest.co.jp/medelia/index.html
など、どうぞ。
 おれは、また、島忠に行って、これらの商品、探してみます。

 補足しておくと、シュレッダーでばらばらに刻んだ紙から情報を復元する技
術があるそうです。アメリカの会社だったかな。
 エンロンの不正会計問題で、大量の文書が証拠隠滅のためにシュレッダーで
切り刻まれたけど、その会社の技術で復元されて、証拠になったとか。
 きっと、ゲノムの塩基配列を決めるフルショットガン法みたいなことをやる
んでしょうね。フルショットガン法では、断片をコンピュータでつないでいき
ます。
 ということで、証拠隠滅には、燃やすのが一番ですね。
 あ、でも、燃やしても灰の形がきれいに残っていてインクがみえる状態なら、
復元できますね。灰を足でもみもみしないといけないのか。
 それでも復元したいなら、紙の霊魂をあの世から呼び戻さないといけません
ね。
 もちろん、情報省は、その技術をもっています。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: ケシポン、かくしタロー、シュレッダーはさみ
---
ケシポンは買ってみました。使えるね。これは。
シュレッダー系よりも捨てやすいしね。

つばめどん

===
標題: Re: ケシポン、かくしタロー、シュレッダーはさみ
---

ケシポン,かなり以前から使ってるけど,ちょっと消せる範囲が
狭いんだよね。ウチにくる郵便物のほとんどが宛名を消そうと思
うと2度押し,3度押しが必要。

まぁでも,シュレッダーよりは手軽なので便利は便利なんですが。

べ@あと2割ほど広ければなぁ。

===
標題: Re: ケシポン、かくしタロー、シュレッダーはさみ
---
 あー、肝心なことを書き忘れていた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/06/3883848
湯たんぽが、エコでブームなんだね
では、
 よし、今年の冬。女をくどく必殺技は、湯たんぽに決定!\(^O^)/
と書いたが、もうやめた。
 よし、今年の冬。女をくどく必殺技は、ケシポンに決定!
 そして、この決めぜりふ。
 「ぼくが、君のつらい過去を消してあげるよ」

 \(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/

 ばかー。せりふが臭すぎて、過去を消す前に、お前が消されるわ。

中村(show)

===
標題: Re: ケシポン、かくしタロー、シュレッダーはさみ
---
>  よし、今年の冬。女をくどく必殺技は、ケシポンに決定!
>  そして、この決めぜりふ。
>  「ぼくが、君のつらい過去を消してあげるよ」

 伊集院静の口説き文句が「檸檬という字書ける?」とか「薔薇という字
書ける?」という手だとか。同じレベルではないか (^O^)

-- 
たま@無精庵

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/06/3883848
湯たんぽが、エコでブームなんだね
の続き。

===
標題: Re: 湯たんぽが、エコでブームなんだね
---
 湯たんぽは一歩間違うと凶器でっせ。私も6年ほど使っているけど、
数年前、湯を入れて運んでいた時に誤って落としてしまったら、縦に
落ちて来て足の甲を直撃。1ヶ月ほどまともに歩けなかったところを
みると骨にひびでも入っていたのかも。

 他に欠点は重いこと。布団の中に入れて寝ると次第に邪魔になって
来る。除けようと思っても湯たんぽの重みで簡単には動かず、次第に
自身が不自然な態勢をとってしまう。起きた時に腰痛や肩こりを発症
したりする。寝る前に布団の中を温めて、寝る時には外に出すなりし
ないと熟睡ができないや。

 冷めた中の湯は洗濯に使ってる。毎日使うと結構な水量となるので、
お風呂の残り湯と共に洗濯などで使い切る。男は捨てても水は捨てず。

                             穂高

===
標題: Re: 湯たんぽが、エコでブームなんだね
---

大丈夫だよね、勘違いしていないよね

>  よし、今年の冬。女をくどく必殺技は、湯たんぽに決定!\(^O^)/
> 
>  つーことで、「立つ湯たんぽのリラックスビズ」と
> http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000Z51I9M/showshotcorne-22/
> 「アニマル湯たんぽ(クマ)」
> を注文しますたーー。\(^O^)/

立つのは湯たんぽだからね
                  mtv


===
標題: Re: 湯たんぽが、エコでブームなんだね
---
 注文していた「立つ湯たんぽのリラックスビズ」と「アニマル湯たんぽ(ク
マ)」は、注文した次の日か、その次の日には来ました。早っ!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010R264U/showshotcorne-22/
立つ湯たんぽシリーズ 健康グッズ リラックスビズ 2.0L (足が入るカバー付き)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000Z51I9M/showshotcorne-22/
「アニマル湯たんぽ(クマ)」

 どっちも低温やけどの注意はしつこく書いてある。
 アニマル湯たんぽ(クマ)の中は、ゴムの湯たんぽ。ゴム臭がけっこうした。
クマさんに入れると臭わないけど。60度以下のお湯を入れることになっていた
ので、ぬるいお湯を入れてお腹でだっこしてみたけど、まあ、ぼちぼち暖かく
なっていい気持ち。すぐ、寝ちゃう。
 むくっと起きたとき、これ、氷水を入れて、氷枕になるんじゃないかと、ふ
と思いついて、やってみた。むき出しだとそれなりに冷たいけど、クマさんに
入れるとほとんど冷たくない。失敗!

 「立つ湯たんぽのリラックスビズ」は、意外にも多機能商品だった。
 足を乗せるところは、イボイボがついていて、ツボを刺激するようになって
いる。
 角度もついているので、湯たんぽとして使わず、その上に立つと、アキレス
腱を伸ばしつつ、足裏のツボを刺激する道具になる。
 さらに驚いたのは、裏側には大きめの丸い突起がいくつか付いていて、この
面を上にして、人間が仰向けに寝て背中や腰をあてると、背中や腰のツボを刺
激する道具になる。
 背中や腰が指圧状態で痛気持ちいいし、背骨が伸びて、胸が広がる。これが
けっこう気持ちいい。
 おれ、これ、マッサージ器具として使って、もう湯たんぽとして使わないか
も。\(^O^)/

 日曜日かな。ホームセンターの島忠に行った。
 そしたら、入口付近に、あったかグッズのコーナーがあって、各種湯たんぽ
があった。上記「立つ湯たんぽのリラックスビズ」もあった。ほかにも、かわ
ゆいキャラの湯たんぽカバーとか。
 それと桐灰、白元などのあったかグッズがいろいろあったよ。
 ホカロンみたいにあったかくなるものを入れるサポーターがいろいろある。
それとジェル(ゲル)上のものを電子レンジでチンして入れるタイプもね。
 足首や膝、肘、肩、腰など各種部位用にいろいろある。家で履くあったかス
リッパや靴や靴下もいろいろあるのね。

 桐灰のでは、「ホットン」シリーズが気になった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000X9JGWG/showshotcorne-22/
血流改善-首ホットン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000X9JGW6/showshotcorne-22/
血流改善-肩ホットン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000YZQIES/showshotcorne-22/
血流改善-腰ホットン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000YZP0S8/showshotcorne-22/
血流改善-ひざホットン
あたりは、アマゾンにあるのか。
 首・肩、凝るもんなあ。
 旨いぞ、凝るもん焼き!
 これ、全部、やってみようか。^^;
 シリーズ全体は、
http://www.kiribai.co.jp/products/functional/
をどうぞ。
 桐灰のあったかグッズ全体は
http://www.kiribai.co.jp/products/use/warm.html
をどうぞ。
 「あずきのチカラ 目もと用」は気になるなあ。画面眺めてばかりで、目が
疲れるもんね。
 おお、足の冷えない不思議な靴下は、
http://www.kiribai.co.jp/products/use/socks.html
にあるのか。
 あ、アマゾンにもある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FP3JNU/showshotcorne-22/
桐灰化学-足の冷えない不思議な靴下レギュラー厚手27黒
 島忠にも、薄手、厚手、ハイソックスとか、いろいろあったよ。

 白元のは、「レンジでゆたぽん」シリーズが気になった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FP3P3Y/showshotcorne-22/
白元-レンジでゆたぽん
が代表作らしい。
 シリーズ全体は、
http://www.hakugen.co.jp/products/yuta_1.html
をどうぞ。
 島忠で気になったのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000KJGR6C/showshotcorne-22/
ゆたぽん-レンジでゆたぽん-首・肩用
レンジでゆたぽん 首・肩用
 やっぱ、首や肩が凝るもん。
 旨いぞ、凝るもん焼き!
 スリッパは、これ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0013L251W/showshotcorne-22/
レンジでゆたぽん-あったかスリッパ
 そして、一番、気になったのは、リラックマ。かわゆいですよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FB648A/showshotcorne-22/
レンジでゆたぽん-Rilakkuma
 つばめどん合宿が終わったら、島忠でどれか買ってみようかな。
 きっと、「アニマル湯たんぽ(クマ)」は捨てて、リラックマゆたぽんに浮
気するだろうなあ。
 この浮気性! チンチン、低温やけど、さしたろか。\(^O^)/

 みんな、いろいろ考えて商品開発してくるよね。
 ホームセンターに行くと、感心するものがいっぱいあって、飽きないね。楽
しかった。

乳の詫び状(2008/11/11)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: クーリエ・ジャポン2008年12月号、佐賀のカチガラス(カササギ)
---
 週刊ダイヤモンドの定期購読をやめて、定期購読を始めたクーリエ・ジャポ
ン2008年12月号が送られてきました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001JNGB3W/showshotcorne-22/
クーリエ・ジャポン2008年12月号
 目次は、
http://moura.jp/scoop-e/courrier/
クーリエ・ジャポン
をどうぞ。
 ちょっと脱線。いま、サイトにいって、すごい話だと思ったのが、
http://blog.moura.jp/courrier_koga/2008/10/post-f1e9.html
ボーダータウンで何が起きている?
ですね。

 特集は、金融危機後の世界でした。いろいろあるんだけど、金融危機世界一
周の記事もよかった。各国の雑誌がどう報道しているか、集めたもの。
 ニューヨークのレズビアンバーが影響受けた話は、ネタの拾い方に感心。
 ここんとこ、ITと金融立国で調子がよかったのが、トンデモIT論を連発する
経済学者野口悠紀雄が熱弁をふるっていたアイルランド、そしてアイスランド
だけど、金融危機で大変。特にアイスランドは全銀行国有化などという国家的
な危機で、ロシアに接近したり、獅子てんや瀬戸わんや。そのアイスランドを
報じる記事の書き出しが印象に残った。
「アイスランドという国には、銀行と魚のどちらが先に存在したのか? 当然、
魚だ」
 いいねえ。
 アイスランドのデータセンターの話、書いてないね。草野君の結婚式の2次
会のときに、Ringのメンバーと話したことで、なんていう話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/05/23/3537111
西田圭介(著)「Googleを支える技術」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815144
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」
にちょろっとあって、書いてないねということも書いているのね。^^;
 野口さんがいう、「ITと金融がアイルランドの奇跡的な経済発展を支えた。
日本もそうなれ」という礼賛は、去年の暮れあたりからもうダメだったのでは
ないかという話を、5月に書こうと思ってたんだけど、もう半年も経ってる。

 特集以外にも面白い記事が多くて、楽しかった。
 日本人は日本人論が好きで、世界からどう見られているか非常に気にすると
は、昔からいわれていることですが、この雑誌には、世界の雑誌が日本をどう
報道しているかを集めた「世界が見たNIPPON」というコーナーがあります。
 その中に、ロシア人力士の大麻疑惑問題を、ロシアのアガニョークという雑
誌が報じた記事が掲載されていたけれど、思ったより冷静な記事でした。最近
のロシアの強気ぶりからして、てっきり、東京湾に放射能漏れを起こした原潜
を突入させるべしなどという論調かと思っていたから。^^;
 びっくりなのが、音楽CDが付いていたこと。これ、坂本龍一氏と民族音楽研
究家でキングレコードの民族音楽シリーズをプロデュースしている星川京児氏
の対談のところに、キングレコードの民族音楽シリーズのエッセンスを収録し
たCDが付いています。まだ、聴いてないけど、楽しみ。
 音楽でいえば、iPod普及で音楽が大音量になってつまらなくなっているとい
う記事もあった。iPodのイヤホンの再現音域が狭いので、結局、売るためには、
音量で勝負するしかなく、ダイナミックレンジの狭い音楽になって、つまらな
くなっているそうです。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/25/3782912
不確実性の経済学入門
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/28/3851846
Re: マンデルブロ「禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン」その2
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478001227/showshotcorne-22/
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか (単行本) 
ナシーム・ニコラス・タレブ (著), 望月 衛 (翻訳) 
や「ブラック・スワン」の著者、ナシーム・ニコラス・タレブのインタビュー
もあった。タレブという人は、独特の世界観と生活習慣の持ち主なのね。面白
いなあ。
 なお、このインタビューでは、書名は「ブラック・スワン」ではなく「黒い
白鳥」となっています。
 この本、いま大学や大学院の経済関係で教えられている金融工学がいかにだ
めかという話で、マンデルブロの主張と通じるものがあるようですが、出たと
きの書評は、酷評が多かったそうです。それが、サブプライムローン問題が爆
発して、一気に絶賛の嵐になって世界的な大ベストセラーになったようですね。
もうすぐ、邦訳が出るそうですが。
 タレブ氏、不確実性の時代をいかに生きるかを語る思想家、哲学者として引
っ張りだこになって、次回作の前払い金は400万ドル以上、講演は1回6万ド
ルだそうです。

 昔のヨーロッパでは白鳥は白しかいないのが常識。しかし、世界に目を広げ
るとオーストラリアに黒い白鳥がいることがわかって、常識が覆されたという
話が出てきますが、それと関連する話。
 佐賀には白いカラスがいるんです。カチガラス、あるいはカササギと呼ばれ
るカラス。
 大学に入って、びっくりしたのが、佐賀の奴(ひょっとして馬場君?)が、カ
ラスをみて、「あの鳥、何?」なんていうから、「カラスだろ」というと、
「嘘。カラスは白いよ」などというので、こっちがびっくり。
 「嘘ばっかり言いやがって、白いカラスなんかいるわけねえだろう」などと
みんなから突っ込まれたと思うけど、ほんとにいて、びっくり。
 この話、どこかで書いた記憶があったけど、ウェブやブログの検索じゃ、出
てこなかった。jouwa/salonに書いただけで表に出してなかったのか。面倒な
ので、もう調べません。

http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/kanko_bunka/bunka/bunkazai/katinew1.htm
カササギ (カチガラス)コーナー
をみて、またまたびっくりなのが、佐賀にしかないのかと思ったら、世界的に
はけっこう分布していて、北半球ではポピュラーな鳥なのね。カラスが黒いと
思ってる日本人のほうが、ひょっとしたら世界的には少数派なのかも。^^;

 なるほど、ここで正三郎は、クーリエ・ジャポンの記事から黒い白鳥の話を
拾って、それと類似した話題で白いカラスを出して、白いカラスが日本では珍
しくても実は北半球ではポピュラーだという話をして、世界に目を向ける話と、
世界の雑誌記事を集めて世界に目を向ける助けになっているクーリエ・ジャポ
ンとを、最後にちゃんと結びつけているわけね。そういう構想で、この文章は
書かれていたのか。なるほど、いつも「チンチン出したまま!」などというバ
カなことしか書いてないようにみえて、少しは考えてるじゃん。
 ってなことが、さっと読めるようになるのが、文学的な読解力。

 ほんとは、こんな種明かしをすると、わかってる人は白けるし、芸が臭くな
るからやらないほうがいいけど、勝間和代や弾さん(小飼弾)みたいに、ああい
うデータ処理的な読み方しかできない人が増えているみたいだからね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: グーグルは、ストリートビューの撮影で私道に勝手に入っている
---
 何かと問題視されるストリートビュー。
 いやあ、グーグル、ずさんですね。
 スラドJ経由で知ったけど、高木さんの
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081004.html
グーグル社曰く「撮影作業員は公道私道を区別するデータを持たずに走行して
いる」
をどうぞ。
 対応がいかにも外資。
 人事も予算も本社を握っていて日本法人は、トカゲのしっぽ。
 よって、こういう問い合わせで、公式見解を出せとか、判断しろと言われて
も、日本法人は何もできない。お茶を濁して、泣き寝入りさせるか、時間稼ぎ
するのがせいぜい。

参考:
http://slashdot.jp/security/comments.pl?sid=426171&cid=1452278
Re:個人情報保護法違反
は、ネット企業の体質ですね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/09/3899099
Googleマイマップで個人情報漏れまくり! 削除しても復活!

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 祝、埼玉西武ライオンズ優勝
---
 プロ野球の日本シリーズ第7戦。片岡の足でもぎ取った1点は、野球の怖さ、
醍醐味でしたね。大一番の終盤で、ノーヒットで同点ですもんね。
 かつて、読売ジャイアンツ相手のLG対決日本シリーズで、辻選手が披露した
好走塁を彷彿させる点の取り方。片岡の足も、これも辻の好走塁と同様、日本
シリーズの歴史的な1点として、長く語り継がれるように思います。
 何より、ホームランで点が取れる打撃のチームというイメージの中で、ああ
いう点の取り方ができたところ、それも日本シリーズ第7戦の終盤かつ劣勢の
ときにできたところに、価値があります。
 長年のパ・リーグファン。いまは福岡ソフトバンクホークスファンでもあり
ますが、西鉄ライオンズからのパ・リーグファンでもあるので、やはり、ライ
オンズが日本一になるとうれしいです。

 ところで、就任1年目の渡辺の采配。短期決戦向きの見事な采配を披露しま
したね。第5戦で、ラミレスが激走で2ベースにして、それがきっかけに点が
入ったのに涌井を続投させました。短期決戦じゃ、見切りも早いほうがいいの
にと思ったけど、案の定、取り返しのつかない失点してしまいました。
 渡辺監督、短期決戦苦手かと思ったけれど、第6戦は開き直って、岸のリリ
ーフ。第7戦もリリーフも代打もがんがん行きましたね。
 WBCの日本代表監督は、渡辺監督が引き受けないといって、原監督になった
そうですが、日本シリーズの采配を見る限り、短期決戦の采配は渡辺監督のほ
うがよさそうですけどね。

乳の詫び状(2008/11/09)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Googleマイマップで個人情報漏れまくり! 削除しても復活!
---
 Googleマイマップのデフォルトが公開になっているのを知らず、個人情報が
漏れまくって、先週、あちこちでニュースになっていた。たとえば、
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0811/09/news001.html
Googleマイマップで意図せぬ情報公開多発、「うっかり」で済めばいいが
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20081107nt1c.htm
グーグル「マイマップ」で個人情報流出の危険性
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/11/07/039/
情報公開されてますけど? - Googleマイマップ問題でグーグルが呼びかけ
http://www.asahi.com/national/update/1105/NGY200811050001.html
グーグルマップに患者情報流出 名古屋市の病院、誤操作
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081107dde041040037000c.html
グーグルマップ:児童・生徒の自宅、先生うっかり公開−−名古屋、千葉など
http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200811070360.html
グーグルマップ、青森でも生徒の情報「閲覧可能」状態に
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081106/crm0811062322054-n1.htm
グーグルマップ設定注意!個人情報“公開”相次ぐ 杉並の小学校でも
をどうぞ。

 一般向けの話は上記でいいとして、スラドJ(スラッシュドットジャパン)を
みると面白い。一般の人も、こういうのを少しは読んで知っておく方がいい。
http://slashdot.jp/yro/08/11/04/1439222.shtml
今度はGoogleマップで意図しない個人情報流出騒ぎ

 非公開ではないのに、非公開という言葉を使っているという指摘から、いま、
限定公開に言葉を変えたんだろうね。
 そう、ほんとに非公開にしようと思うなら、マイマップの利用をやめるしか
ない。限定公開だって、URLさえ知られたら、誰でもアクセスできる。だって、
認証しないんだもんね。
 仲間内だけで公開しようと思っても、認証がない以上、それは不可能。誰が
仲間か仲間じゃないかチェックしないということだから。
 つまり、取り扱いに注意すべきセンシティブな情報、ヤバそうな情報は、決
してマイマップに登録してはだめということ。少なくともいまの仕様である限
りは。

 上の時点で、ネタにしようと思ったんだけど、さらにフォローがありますね。
こっちは、さらに恐ろしい。
http://slashdot.jp/security/08/11/08/1322209.shtml
Googleマイマップを削除しても、残骸が発生して消せなくなる不具合

 セキュリティの専門家である高木浩光さんは厳しく指摘してますね。
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081106.html#p01
緊急周知 Googleマイマップの削除で残骸が生じて消せなくなる欠陥

 これによると、恐ろしいことに、マイマップに載せた個人情報を削除しても
復活してますね。
 これがいまでも続いているなら、上記の新聞記事などにあったケース。個人
情報をすでに削除したなんていってるけど、もう一度確認すべき。
 ま、ここで書いても、事件関係者は、削除したからと安心しきっていて、か
つ、もうこりごりだと思っている以上、わざわざまたチェックしようとはしな
い。
 という状況が容易に起きるから、被害は拡大していく。
 地球人の社会、よくできてますね。^^;

 Googleの対応は社会的にも技術的にもまずいね。Googleは、客から預かった
データをまともに管理できない状態だね。これじゃ、データを預ける奴はいな
くなるだろう。
 Googleとしては、「タダだから、こんなもんだろう。便利でタダだからに釣
られて使うような連中のレベルに合わせている」とでも言いたいのかな。
 とにかく、デフォルトが公開なのは、セキュリティから考えるとまずいけれ
ど、リテラシーの低い連中をだましてアクセスを集めて広告効果を上げようと
思えば、公開がデフォルトになっているのは、(短期の)経営的には正しいだろ
うね。
 よっぽどアメリカ本社に文句が来ないと、変える気はないんじゃないか。
 日本法人にいくら文句を言っても、基本的にはゴミ扱い。外資の場合、日本
法人なんて、所詮、トカゲのしっぽですから。

 この事件、おれに言わせれば、「Googleマイマップでチンチン出したまま!」
だね。しかも、隠しても隠しても「チンチン出したまま!」
 ICTリテラシーの低い、野口悠紀雄や勝間和代みたいな単細胞Google礼賛者
(梅田望夫も同類かな)の言うことを信じていたら、すぐこういうことになる。
 ああいう連中やビジネスパーソン向けの雑誌の言うことには、ほんとに気を
つけてください。
 リンカーンもびっくりの「ICTリテラシーの低い奴による、ICTリテラシーの
低い奴のための、ICTリテラシーの低い言論」だから。
 少なくとも技術者は、こういう連中の言論を簡単に真に受けるのではなく、
厳しく吟味する習慣をつけないと、社会の安全安心を守り、社会を発展させ、
社会を真に豊かにする技術開発はできない。

 それにしても、恐ろしや、恐ろしや。
 「チンチン出したまま!」の言霊効果が、こんなにあるとは。
 この勢いだと、今年の流行語大賞は、「チンチン出したまま!」\(^O^)/

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/12/3815127
野口悠紀雄のトンデモIT論その5
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/25/3846081
行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 自衛官、チンチン出したまま!\(^O^)/
---
 ほらほらほらほら。我ながらおれ様の言霊はすごいね。
 ここんとこ、チンチン出したまま!を連発したせいで、自衛官までチンチン
出したまま!\(^O^)/
 詳しくは
http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200811070087.html
酔って全裸でコンビニ入店、空自隊員を停職処分 宮城
をどうぞ。
 酔ってなどといってますが、それは嘘。ほんとは言霊(ことだま)使いにやら
れてます。

 全裸で突入とは、なかなか見所のある奴。
 どうだ、貴様。懸賞論文でも書いてみんか。
 by 田母神(たもがみ)航空幕僚長

http://www.asahi.com/politics/update/1105/TKY200811040350.html
自衛官50人以上が投稿か 前空幕長受賞の懸賞論文
http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200811070403.html
空自のアパ論文応募隊員、計94人に 投稿者の4割

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/04/3877184
小室哲哉、詐欺容疑で逮捕
の続き。

===
標題: Re: 小室哲哉、詐欺容疑で逮捕
---
>問
>作者は、「チンチン出して」という表現で、ふるさとに対してどういう思い
>を表現しているか考えてみましょう。

回答
 幼い頃から変質的な所があった。ふるさとでは女性を見ると猥褻物の陳列を
常に行っていた。しかし時代は流れ、現代に於いてそのような行為を行えば捕
まってしまう。関門海峡を露天風呂に入って眺めると、捕まることがなかった
幼き頃の思い出が蘇り、世間のしがらみ、いやなことも忘れ、気持ちもすべて
リセットできて、股ヤる気が出る。

 んっ?ちと違うか。(^o^)

                               穂高


===
標題: Re: 小室哲哉、詐欺容疑で逮捕
---
>回答

 北斗の拳の「あたたたた」調で、だめだめだめだめだめだめだめだめ。
 最初から間違っておる。解答じゃ。よって、0点。\(^O^)/

 ところで、猥褻物の陳列といえば、書いたかもしれないけど、小学校高学年
のときか中学になってからのころ。おれ、小倉の九州歯科大学の付属病院に通
っていたんです。
 当時は、西鉄の路面電車、いわゆるチンチン電車が走っていて、それで通っ
ていました。
 ある日、下到津(しもいとうず)の電停に止まったとき、おばちゃんが運転手
に何か言って、運転手が電車を降りて、警官を連れてきたんです。
 おれ、後ろの方に乗っていたんだけど、何があったんだと思っていると、30
歳くらいにみえたかなあ。ある男に、警官が小声で話しかけている。
 その男、上はちゃんと背広を着ているんですが、下半身丸出し。靴下や靴は
ちゃんと履いている。そういう人が座っていた。
 乗客は、平日昼間で、せいぜい4,5人くらいだったと思う。乗ってきて、
たまたまその男の向かいに座ったおばちゃんがやっと気づいて、運転手に知ら
せたんですね。
 おとなしい男で、素直に警官に連れられて電車を降りて行きました。

 この光景が心に焼き付きました。幼いころから俳句の才能があったおれは、
一句詠みました。
 「古池や チンチン電車で チンチン出したまま!」\(^O^)/

中村(show)

乳の詫び状(2008/11/07)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九大教養部六本松キャンパスがなくなるので、お別れイベント
---
 イベントの告知が続いているけど、いよいよ、九州大学の教養部六本松キャ
ンパスがなくなります。来年4月からは、伊都キャンパスに統合されます。
 姿を消す六本松キャンパスを最後にみて青春を懐かしもうというイベントが
あります。

--- ここから ---
================================================================
     九州大学ホームカミングデー2008
         〜 さようなら そして ありがとう 六本松 〜
================================================================

 「九州大学ホームカミングデー2008 〜さようなら そして ありがとう六本
松 〜」を、平成20年11月22日(土)に開催します。
 ホームカミングデーは、卒業生の皆様に、過去・現在・未来へと続く九州大
学の姿をご覧いただくことを目的に一昨年から始まりました。
来年4月に六本松キャンパスは伊都キャンパスに移転します。今回で最後とな
る「六本松」のホームカミングデーで、あの頃の思い出に浸って下さい。なお、
伊都キャンパスツアー以外のイベントについては申込みの必要ありませんので、
直接会場へお越しください。また、当日は、九大祭の開催期間中(11月21日〜
23日)です。あわせてお楽しみください。

-----------------------------------------------------------------
1 概要

◆開催日       11月22日(土)
◆開催場所      九州大学六本松キャンパス(福岡市中央区六本松)
◆スケジュール
 9:00〜11:30 ◇伊都キャンパスツアー ※事前申込制
 12:00〜13:30 ◇歓迎式・懇親会(学生会館生協第一食堂)
        ・懇親会への参加は無料です。ご家族も一緒にどうぞ。
        ・生協懐かしの学食メニューをお楽しみ下さい。

 14:00〜15:30 ◇講演会(新1号館3階N130号教室)
           ・講演者:折田悦郎(九州大学 大学文書館教授)
           ・演 題:六本松キャンパスの歴史
           〜旧制福岡高等学校と九州大学教養部を中心に〜

 終日(9:30〜17:00) ◇写真展・絵画展(学生会館生協第二食堂)
           ・写真展:六本松キャンパスを中心とした思い出の
                               写真を展示します。
           ・絵画展:吉川幸作氏による墨彩画
                               (箱崎キャンパスの風景)を展示します。
           ・来場者へは、六本松写真はがきセット(8枚組)を
            進呈いたします。(限定1,000セット)

                   ◇九州大学グッズの販売
          ◇伊都キャンパス紹介コーナー
                   ◇その他

◆ホームカミングデーホームページ
  http://www.kyushu-u.ac.jp/event/home_coming_day/

◆お問い合せ先:九州大学総務部社会連携課
    電 話:092-642-7028 
    FAX:092-642-2113
    E-mail:sychome-come@jimu.kyushu-u.ac.jp
--- ここまで ---

 跡地は、裁判所が移転してくるのは聞いていたけど、つい、この前聞いたの
は、URに売って高層マンションを建てる計画もあるようですね。

http://www.data-max.co.jp/2008/08/ur_1.html
六本松九大跡地南側は「裁判所が前提」 開発事業者は「UR」で検討
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/49863
九大六本松跡地URに売却 福岡市 街づくり促進期待 地元住民 住環境の
悪化懸念も

 どうなるにせよ、我々九大出身者にとっては、青春を過ごした場所。それが
消滅します。その前に、目と耳と肌と心に刻んでおこうという人は、ぜひ、行
ってみてください。
 六本松を懐かしむなら、伊都キャンパスツアーは行かなくてもよくて、14時
からある講演会に行って、写真展や絵画展も観ればいいんじゃないかな。
 
 九州にいる同期の連中は、これを期に集まる予定になっている。おれ、チョ
ーがんばれば行けないこともないけど、体力的にきついか。^^;
 だって、ほぼ1ヵ月、週末、家にいないというか、東京にいないんだもん。
まるで、サッカーのワールドカップ、アジア最終予選を戦う日本代表みたいだ
な。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: エージェントアプローチ人工知能第2版、原書第3版、人工知能概論
---
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320122151/showshotcorne-22/
エージェントアプローチ人工知能 第2版 (単行本) 
S.J.Russell (著), P.Norvig (著), 古川康一 (翻訳)
に関連する話を、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/02/3735329
グーグルの大規模コーパス
で、別に紹介するといって書いてなかった。簡単に済ませます。すみません。

 でも、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/12/31/1082233
AIプログラミング
でちょろっと書いているからいいか。^^;
 いやいや、もう少しは書かないと。
 本書は、人工知能(AI)のバイブルです。重く分厚く高い本です。だから、
「グーグルの大規模コーパス」で、「初版の日本語版は出ていたけど、第2版
の日本語版なんて、出るわけがないと思っていたから、びっくり。\(^O^)/」
と書いたように、まさか、第2版の翻訳が出るとは思っていなかった。
 この本は、AI関連の技術については、恐ろしく広範囲に、それでいて十分深
く、びっしり書いてある。
 共立出版の
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/shinkan/shin0807_02.html
エージェントアプローチ人工知能 第2版
に目次があります。
 みるとわかるように、探索から制約充足問題から一階述語論理からオントロ
ジからベイジアンネットから隠れマフコフモデルから統計的学習からニューラ
ルネットから確率的言語処理からロボティックスから、なんでもある。
 本書が1冊手元にあると、AIに関しては10年は大丈夫。それくらい内容が広
く濃い本です。
 原書初版から原書第2版が出るまで8年。日本語版は、初版の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320028783/showshotcorne-22/
エージェントアプローチ 人工知能 (単行本) 
スチュワート ラッセル (著), ピーター ノーヴィグ (著), Stuart Russell 
(原著), Peter Norvig (原著), 古川 康一 (翻訳)
が1997年に出て、今年第2版が出たから、11年。
 だから、まあ、10年は保ちます。
 などと思っていたら、また、びっくりだったのが、「グーグルの大規模コー
パス」で「原書がいい人でも、あわてて買わなくていい人は、あと3ヵ月待つ
ように」と書いたように、なんと、恐るべし。原書の第3版が12月に出る予定。
 はうあ!! 5年で第3版が出るのかと驚いた。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/29/2534861
The Reasoned SchemerとLisp, AI本
をはじめ、ここでは繰り返し言ってるけど、
--- ここから ---
 AI的なプログラミング技法は、データマイニング、テキストマイニングなど
知的な検索やら、自然言語解析やら、言語、画像、音声などの各種認識やら、
いまますます重要になっていますし、今後もますます重要になります。したが
って、AI的なことを知っておくのは、これからの技術者には非常に重要なこと
だと思っています。
--- ここまで ---
ということなんだと思う。実際、Google, Amazon, Yahoo!やら、いろんなとこ
ろで、AI的な技術は使われていて、競争力の源泉になっている。そういう実用
化が進んだことと、著者の一人、Peter Norvig自身がGoogleに入って、あれこ
れ知見を得たのではないか。それで、5年で第3版を出すことになったのでは
ないかと愚考するわけです。おれの脳に埋め込まれたAIは。
 12月に出る予定なのは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0136042597/showshotcorne-22/
Artificial Intelligence (ハードカバー) 
Stuart Russell (著), Peter Norvig (著)
です。原書がいい人は、12月までに、バイトか競馬か株かなんか知らんけど、
お金を貯めておきましょう。

 本書は、原書タイトル「Artificial Intelligence: A Modern Approach」か
ら、AIMAと略記されますが、
http://aima.cs.berkeley.edu/
Artificial Intelligence: A Modern Approach
が、AIMAの公式ページ。より正確にいうと、現在は第2版の公式ページです。
 行くと、本書に出てくるアルゴリズムを実際に実装したコード例もあるし、
本書の理解に大いに役立つはず。
 Peter Norvigさんのサイトは、
http://www.norvig.com/
です。こちらもいろいろ面白いネタが転がっているので、興味がある人は、ハ
マるでしょうね。
 Peter Novigつながりでいうと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/08/30/3723153
「スペル修正プログラムはどう書くか」の翻訳がちょっと気になった
に、訳者の青木靖さんが、わざわざコメントしてくださってますね。
 ありがとうございます。

 さて、「いくら5年保つとか10年保つとかいっても、こんな高い本買えな
いよ。内容がむずかしそうでついていけないよ。もっと浅くていいから、入門
として概要がわかる安い本がないの?」という人へ、朗報。
 おれも、実際、買って読むまで気づいてなかったんだけど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320121163/showshotcorne-22/
人工知能概論―コンピュータ知能からWeb知能まで (単行本) 
荒屋 真二 (著)
は、入門的にAIの概要を学ぶには、非常にいい。

 本書の公式ページ・サポートページは、
http://www.fit.ac.jp/~araya/AI/index.htm
にあります。目次、正誤表、補足、問題の解答があります。
http://www.fit.ac.jp/~araya/AI/contents.htm
目次
をみると、AIの主だったところはちゃんと押さえているのがわかるでしょう。
しかも、簡潔な記述ながら、ツボはちゃんと書いてあります。
 AIMAに比べ、圧倒的に安くて薄いし、文系でも読めるレベルと思うので、AI
に興味がある人には、入門的に概要を知る本として、本書を強く推薦します。
 あえて難をいえば、11章、12章は、キーワードの羅列気味。特に12章の
「Webインテリジェンス」は、さっき書いたように、Google, Amazon, Yahoo!
など、ウェブ企業の勃興と隆盛を踏まえて、初版に加えた部分だと思うけれど、
次に改訂するなら、この辺をもっと掘り下げた記述にしてほしいと思います。
 ちなみに、初版は1991年。第2版が2004年です。おれ、4年間も本書の存在
に気づいてなかったんですよ。
 情報省のスパイ、失格だね!\(^O^)/

 簡単に済ませるといいつつ、けっこう長いな。
 話が長いのは、老人だよ。
 はうあ!!
 じじいの長い話といえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/19/3830635
Shibuya.lisp第1回テックトークイベント大盛況\(^O^)/
にコメントしてくれた、あさはらさん。わざわざありがとう。
 あさはらさん、「当日2次会で、隣でたくさんお話を聞かせてもらい、とて
も楽しかったです」と書いてるでしょ。優しいよね。
 フツー、「くそじじい、いい加減、昔話をやめろ」だろ。
 いや、話が長いのはおれだけじゃない。Lisp関係のイベントによく来る。あ
れ? 名前をど忘れ。溝口さんだっけ? 東府中に住んでいて、甲州街道の東
府中の交差点から、東京都庁にいる人間を狙撃できるゴルゴ13もびっくりの人。
えっと、何さんでしたっけ。ここを読んでいたら、コメントください。
 おれら二人が、昔話ばっかりするから、あさはらさんはじめ、周りにいた若
い人、驚いただろうね。
 でも、知らない話が多くて、「あ、なるほど、そういうことだったんですか」
と、喜んでいる人もいたよ。
 それは、若い人の敬老精神だろう。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: LL温泉 2008 大分(湯布院)、川棚温泉、瓦そば、C#のJIS化
---
http://www.oreilly.co.jp/
オライリージャパン
に行って気づいた。Lightweight Language(LL)のイベントが、湯布院であるの
ね。詳しくは、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/2008/10/ll-2008.html
LL温泉 2008 大分(湯布院)開催決定
や
http://ll-onsen.jp/
LL温泉 2008 大分(湯布院) 開催のお知らせ
をどうぞ。
 湯布院は、2回行ったことがあるけど、最後に行ったのは、亡くなった父と
行ったときだな。でも、湯布院が父と行った最後の温泉というわけではなくて、
最後に一緒に行ったのは、山口県の川棚温泉。
 おれ、瓦そば大好きなんです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/川棚温泉
 ああ、ちゃんと湯布院や川棚温泉や瓦そばのことを書いている。おれって、
偉いね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/09/1382683
門司の焼きカレー
をどうぞ。
 瓦そばは、おれが高校か大学に入ったころ、つまり、1970年代後半にできた
って聞いていたけど、
http://ja.wikipedia.org/wiki/瓦そば
をみると、1961年だから、これが正しいなら、生まれて間もないころなんだね。

 ついでだけど、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/2008/10/cjis.html
C#のJIS改訂版が公示
をみると、C#がJIS化されているのね。ISOになったから、JIS化もしないとい
けないから、やったということですね。

 しかし、1つ前の項のタイトルもすごかったけど、この項のタイトルもすご
いね。
LL温泉 2008 大分(湯布院)、川棚温泉、瓦そば、C#のJIS化
だもんね。支離滅裂。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Make第5巻とMakeのイベント「Make: Tokyo Meeting 02」、国際将棋フェステ
ィバル2008 in 天童、素数の辞典「プライムナンバーズ」
---
 もう告知、間に合わないかな。
 今度の土曜日。つーか、もう明日。2008/11/08に、Makeのイベントがありま
す。
http://www.oreilly.co.jp/mtm02/
Make: Tokyo Meeting 02
をどうぞ。
 例によって行けない。ここんとこ、週末、家にいないもんね。というか、東
京にいないことも多い。^^;
 来週は、つばめどん合宿だし。
 脱線するけど、つばめどん合宿。どうせなら、やっぱ、つばめどんのお膝元、
山形でやればよかったね。
 というのは、今度の週末「国際将棋フェスティバル2008 in 天童」が山形県
天童市であるんですね。つい、数日前、J:COMのケーブルテレビでみた「将棋
丸ごと90分」で初めて知った。国際大会と天童市が例年やっている将棋のイベ
ントと、今年は合体してやるのね。
http://www.shogi.or.jp/event/international/main.html
国際将棋フェスティバル2008 in 天童
http://www.city.tendo.yamagata.jp/shiki/kokusai_shogi_festival2008.html
天童市制施行50周年記念事業 第34回将棋の日 国際将棋フェスティバル2008
 in 天童 参加者募集
をどうぞ。
 ちなみに、将棋を知らない人に解説すると、天童市は将棋の駒の生産地で有
名です。国際大会に出場するために来日する世界の強豪たちも、天童に行くの
を大変楽しみしているそうです。彼らは当然、天童市が将棋の聖地の1つであ
ることを知っているから。
 おお、
http://www.city.tendo.yamagata.jp/
をみると、「将棋駒とフルーツの里」と書いてある。なるほど、フルーツも有
名なのか。

 Makeがどういう内容の雑誌かは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/07/22/3642451
アレゲすぎるDIY雑誌「Make」
をどうぞ。
 第5巻も出ました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113792/showshotcorne-22/
Make: Technology on Your Time Volume 05 (大型本)
 目次は、オライリーのほうが見やすいかも。
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113791/
Make: Technology on Your Time Volume 05

 あと、「Making Things Talk――Arduinoで作る「会話」するモノたち」と
いう、Makeに似たような新刊がありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113849/showshotcorne-22/
Making Things Talk -Arduinoで作る「会話」するモノたち (大型本) 
Tom Igoe (著), 小林 茂 (監訳) (監修), 水原 文 (翻訳)
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113845/
Making Things Talk――Arduinoで作る「会話」するモノたち
をどうぞ。

 新刊をみると、素数の事典がありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113806/showshotcorne-22/
プライムナンバーズ -魅惑的で楽しい素数の事典 (単行本) 
David Wells (著), 伊知地 宏(監訳) (監修), さかい なおみ (翻訳)
 目次は、やはり、オライリーのほうが見やすいね。
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113807/
プライムナンバーズ―――魅惑的で楽しい素数の事典
 目次をみると、めちゃめちゃ、そそるなあ。物欲刺激されまくり。

 数に関する事典といえば、「数の事典」(数(すう)の事典)です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/10/3045726
数学者の密室
を読んでください。
 いま、読み返しても面白いなあ。やっぱ、おれ、天才だね。\(^O^)/

 いろんな数列を集めているサイトについては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/06/2700450
数学定数、オンライン整数列大辞典
も参照。

 それにしても、この項、タイトル長いなあ。

乳の詫び状(2008/11/06)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: おれんところで、突然売れていた脳科学や認知心理学の本
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/05/3879877
ゲームとスクリプト言語、数学・物理学、AI(人工知能)
で書いたように、おれが数日世間から目を離している隙に、なぜか、どどーん
と売れていた脳科学や認知心理学の本を列挙。
 どなたかの大人買いですよね。誰なんだろう。
 ばかー。おれら以外にも、異星人が地球をスパイしに来ているというだよ。\(^O^)/
 いずれも、チョー難しそう。もちろん、おれは、未購入、未読。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262633086/showshotcorne-22/
Being No One: the Self-Model Theory of Subjectivity (A Bradford Book) 
(ペーパーバック) 
Thomas Metzinger (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0060892889/showshotcorne-22/
Human: The Science Behind What Makes Us Unique (ハードカバー) 
Michael S. Gazzaniga (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0060884738/showshotcorne-22/
The Ethical Brain: The Science of Our Moral Dilemmas (P.S.) (ペーパー
バック) 
Michael S. Gazzaniga (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4489020368/showshotcorne-22/
入門ベイズ統計―意思決定の理論と発展 (単行本) 
松原 望 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4826901062/showshotcorne-22/
意識する心―脳と精神の根本理論を求めて (単行本) 
デイヴィッド・J. チャーマーズ (著), David J. Chalmers (原著), 林 一(翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000050532/showshotcorne-22/
意識の探求―神経科学からのアプローチ (上) (単行本) 
クリストフ・コッホ (著), 土谷 尚嗣, 金井 良太

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000050540/showshotcorne-22/
意識の探求―神経科学からのアプローチ (下) (単行本) 
クリストフ・コッホ (著), 土谷 尚嗣, 金井 良太

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4595126190/showshotcorne-22/
教授・学習過程論―学習科学の展開 (放送大学大学院教材) (単行本) 
大島 純 (編集), 野島 久雄 (編集), 波多野 誼余夫 (編集)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791106369/showshotcorne-22/
脳と心的世界―主観的経験のニューロサイエンスへの招待 (単行本) 
マーク・ソームズ (著), オリヴァー・ターンブル (著), 平尾 和之 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326153970/showshotcorne-22/
脳神経倫理学の展望 (単行本) 
信原 幸弘 (著, 編集), 原 塑 (著, 編集)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622073153/showshotcorne-22/
脳科学と倫理と法―神経倫理学入門 (単行本) 
ブレント・ガーランド (編さん), 古谷 和仁 (翻訳), 久村 典子 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320121902/showshotcorne-22/
赤池情報量規準AIC―モデリング・予測・知識発見 (単行本) 
樺島祥介 (著), 北川源四郎 (著), 甘利俊一 (著), 赤池 弘次 (著), 下平英
寿 (著), 土谷 隆 (編集), 室田一雄 (編集)

 すごいでしょ。これだけのものが、山ごもりした3日間で、同一人物だとし
たら、実際は1日で売れたんです。
 「入門ベイズ統計」を挙げたのは、ベイズは、脳科学や認知心理学でも使う。
だから、きっと同じ人(異星人のスパイ?)が、買ったのではないかと。
 「教授・学習過程論―学習科学の展開」は、脳科学や認知心理学に関係ない
かと思ったら、関係ありそうなので。
 恥ずかしながら、「赤池情報量規準AIC」なんて、初めて聞いた。
 もっと恥ずかしながら、脳神経倫理学なんてのがあるのを初めて知った。
 そうか、脳科学を探求していくと、心の操作になるから、倫理が必要という
ことですよね。生命科学もゲノムや遺伝子や生命の操作になるので、倫理が必
要になってることと同じなのね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320122151/showshotcorne-22/
エージェントアプローチ人工知能 第2版 (単行本) 
S.J.Russell (著), P.Norvig (著), 古川康一 (翻訳)
も売れていたけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/09/02/3735329
グーグルの大規模コーパス
で、別に紹介するといって、まだ書いてないね。すみません。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4900550965/showshotcorne-22/
おとなのADHD―社会でじょうずに生きていくために (単行本) 
デイヴィッド・B. サダース (著), ジョセフ カンデル (著), David B. 
Sudderth (原著), Joseph Kandel (原著), 海輪 由香子 (翻訳), 田中 康雄
は、別の人が買ったと思うけど、脳科学と認知心理学の中にあって、違和感が
なくぴったりはまるから挙げてみました。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 湯たんぽが、エコでブームなんだね
---
 なぜか、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FSJ7LY/showshotcorne-22/
萬年 トタン湯たんぽ2号 MY-403 
尾上製作所
が売れていました。
 アマゾン、こんなものまで売っているのか。
 そうか、これもエコなのか。
 それにしても、2号があるということは、1号があるのか。
 あったー。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FSJ7LY/showshotcorne-22/
萬年 トタン湯たんぽ1号 MY-401 
尾上製作所

 でも、1号の型番がMY-401なのに、なぜ、2号の型番がMY-403なのか。MY-
402は?
 ひょっとして、地球人の歴史の謎を解く鍵になるミッシングリンクなのか。
 おとめ座銀河団のスパイとしては、その謎を探らなくては。
 X-ファイル(X-files)か、お前は。
 あ、カバー付きというのがある。ひょっとして、1号のカバー付きがMY-402
なのかも。

 おー、トタン湯たんぽで検索したら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001HU1WGI/showshotcorne-22/
ステンレスより錆びない、IH湯たんぽ 土井金属 IH対応 湯たんぽ ス
ーパーダイマ製 ミニじょうご付
なんてのがある。
 IH対応だって。すごいね、湯たんぽ業界。
 おー、電子レンジ対応もある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000Z6FVDA/showshotcorne-22/
レンジでECO 湯たんぽ 45753 
アルファリラックス
 すごいね、湯たんぽ業界。
 進化しているな。さっそく情報省に報告を上げないと。\(^O^)/

 おー、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B7RRJ4/showshotcorne-22/
新光堂 純銅製 湯たんぽ 袋付 2.3 LS-9395 
新光金属
なんてのもある。税込8915円。純銅製は、高いのね。すごいー。
 おー、もっと高いのがあった。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ISKAPI/showshotcorne-22/
アルファ 銅湯ゆたんぽ 2.8L (コットンカバー付) 800221 
アルファ
 税込16800円だって。すごいー。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837670687/showshotcorne-22/
「湯たんぽを使う」と美人になる―4つの筋肉を温めるのがコツ! (単行本) 
班目 健夫 (著)
なんて、本まである。

 でも、マジな話。冷えはよくないですよ。男も。
 おれなんか、年取ってきて、少し気温が下がると、足や手の冷えがはっきり
わかって、体にこたえるもん。

 おー、これ、よさそうだな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010R264U/showshotcorne-22/
立つ湯たんぽシリーズ 健康グッズ リラックスビズ 2.0L (足が入るカバー付
き)
タンゲ化学工業
 わはは、立つ湯たんぽシリーズにすごいのがある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0010R8TW8/showshotcorne-22/
立つ湯たんぽシリーズ 受験生湯たんぽ 2.0L (足が入るカバー付き) 【厳島神
社(向島)特別謹製合格祈願お札入り! 】 
タンゲ化学工業
 合格祈願お札入りでっせ。やるなあ、タンゲ化学工業。
 しかも関連商品が
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569696791/showshotcorne-22/
脳を活かす勉強法 (単行本(ソフトカバー)) 
茂木 健一郎 (著)
だって。アマゾン、ぐいぐい物欲を刺激するのぉ。
 技術的には、これは、協調フィルタリングといいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/協調フィルタリング

 湯たんぽの抱き枕なんかあるといいよねと思って、探したけど、それはない
ね。湯たんぽで抱き枕は、でかすぎるか。
 いや、全身、低温やけどだろ、それは。
 でも、ミッキーやらプーさんやら動物の湯たんぽカバーやら、かわいいのは
いろいろあるなあ。これ、女、子供は喜ぶぜ。
 よし、今年の冬。女をくどく必殺技は、湯たんぽに決定!\(^O^)/

 つーことで、「立つ湯たんぽのリラックスビズ」と
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000Z51I9M/showshotcorne-22/
「アニマル湯たんぽ(クマ)」
を注文しますたーー。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/11/05)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: スクリプトエンジン、Virtual Machines(仮想マシン、VM)、ガベージコレクション(GC)
---
 以下、いずれも未購入、未読。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797347627/showshotcorne-22/
スクリプトエンジン プログラミング (大型本) 
坂本 千尋 (著)

 この本、アマゾンから、メールが来ていた気がするけど、はっきり存在を知
ったのは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/11/05/3879877
ゲームとスクリプト言語、数学・物理学、AI(人工知能)
で、名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797348550/showshotcorne-22/
スクリプト言語による効率的ゲーム開発 C/C++へのLua組込み実践 (GAME 
DEVELOPER) (大型本) 
浜中 誠 (著)
の関連本として出てきたとき。
 ソフトバンククリエイティブは、プログラミング本も、まだまだ出してくれ
るんだな。これは、ご祝儀で買わないとまずいか。^^;

 スクリプトエンジンは、インタープリタを仮想マシン(VM)で作ることが多い
けれど、仮想マシンの解説本は、洋書で以下が目に付きました。いずれも、本
家amazonの素人評では、高評価です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1558609105/showshotcorne-22/
Virtual Machines: Versatile Platforms For Systems And Processes (The 
Morgan Kaufmann Series in Computer Architecture and Design) (ハードカ
バー) 
James E. Smith (著), Ravi Nain (著)

 中身検索で目次をみると、case studyにAS/400がありますね。スクリプト言
語の仮想マシンだけじゃなくて、IBMのVMやらのプロセッサやOSや環境も丸ご
と仮想化するVirtualizationの話にもかなりページを割いてますね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1852339691/showshotcorne-22/
Virtual Machines (ハードカバー) 
Iain D. Craig (著)

 中身検索で目次をみると、こっちは、もっぱら言語の仮想マシンの解説。
JavaのVM(JVM)も出ているし、自分でVMを作りましょうなんていって、ALEXと
いう言語のVMを作ってるみたいね。
 第7章に出ているParrotは、Perl6のParrotのことなんだろうか。

 個人的な好みからいえば、「Virtual Machines: Versatile Platforms For 
Systems And Processes」のほうが気になるかな。

 スクリプト言語の仮想マシンといえば、ガベージコレクション(GC)は避けて
は通れない。ということで、GCの本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471941484/showshotcorne-22/
Garbage Collection: Algorithms for Automatic Dynamic Memory Management
 (ハードカバー) 
Richard Jones (著), Rafael Lins (著)

 種々のGCのアルゴリズム解説本です。並行ガベージコレクションや分散ガベ
ージコレクションまで解説があります。詳しくは、中身検索で目次をみてくだ
さい。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ゲームとスクリプト言語、数学・物理学、AI(人工知能)
---
 数日、世間を離れていると、アマゾンでいろんな本が売れていて、中でも、
脳科学や認知心理学の高い本がなぜかいろいろ売れていて、びっくり。
 最近、数学、物理学、AI(人工知能)関係、ゲーム関係の本を買ってくださる
人が多くて、おれが書いている程度でも、なんか貢献できていると思うとうれ
しくもあり、ありがたいことです。
 数学は、コンピュータサイエンスに関係が深い離散数学系でもいろんな種類
が売れていて、羅列だけでもヘビーだし、AI関係もそう。
 で、今回は、ゲーム関係のみ羅列して紹介しようと思います。ゲームのみと
いっても、ゲームは、数学や物理学やAIとも関係が深いので、今後の紹介とだ
ぶるかもしれないけど。
 AI関係は、できれば今週中に少しでも紹介します。
 あ、その前に、びっくりしたという、脳科学や認知心理学の本の羅列はやる。
AIにもつながるから。
 以下に羅列する、売れていた本は、1冊を除き、未購入、未読なので注意。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797348550/showshotcorne-22/
スクリプト言語による効率的ゲーム開発 C/C++へのLua組込み実践 (GAME 
DEVELOPER) (大型本) 
浜中 誠 (著)

 Luaは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/27/2531916
上野豊著「入門Luaプログラミング」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/28/2533081
洋書Lua本あれこれ
と、そのトラックバックを読んでください。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113776/showshotcorne-22/
実例で学ぶゲーム3D数学 (大型本) 
Fletcher Dunn (著), Ian Parberry (著), 松田 晃一 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797329076/showshotcorne-22/
ゲーム開発のための数学・物理学入門 Beginning Math and Physics for Game
 Programmers (単行本) 
Wendy Stahler (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486246050X/showshotcorne-22/
コンピュータゲームのアルゴリズム&ネットワーキング (大型本) 
Jouni Smed/Harri Hakonen (著), 加藤 諒 (編集), 中本 浩 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113393/showshotcorne-22/
実例で学ぶゲームAIプログラミング (大型本) 
Mat Buckland (著), 松田 晃一 (翻訳)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873112168/showshotcorne-22/
ゲーム開発者のためのAI入門 (単行本) 
デイビッド・M. ボーグ (著), グレン シーマン (著), David M. Bourg (原著),
Glenn Seemann (原著), クイープ (翻訳)

 「ゲーム開発者のためのAI入門」は、以前、買ってざっと読んだことがあり
ます。もう忘れちゃったけど、鳥の群れが編隊を組んで飛ぶでしょ。あの動き
を簡単な規則で再現する話などありましたね。AIだから、もちろん、ニューラ
ルネットや遺伝的アルゴリズム(GA)なども簡単な紹介がありました。
 「実例で学ぶゲームAIプログラミング」は、著者は違うけれど、位置づけと
しては、「ゲーム開発者のためのAI入門」の続編で、「ゲーム開発者のための
AI入門」でざっと入門したあとに、実際にどうやるのかを実例で解説した本で
はないかと想像します。

 ニューラルネットや遺伝的アルゴリズム(GA)、遺伝的プログラミング(GP)の
ソースコード付きで、実際に動かしながら、いろいろ詳しく解説してある本と
しては、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/06/17/3581893
気になってるプログラミング本
で、名前だけ出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893622471/showshotcorne-22/
C++とJavaでつくるニューラルネットワーク (単行本)
平野 廣美 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893622285/showshotcorne-22/
続 遺伝的アルゴリズムと遺伝的プログラミング 使いこなせるGA,GP (単行本)
平野 廣美 (著)
を買って読んでみたんですが、大変よかったです。この2冊は別途もう少し詳
しく紹介します。

乳の詫び状(2008/11/04)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 小室哲哉、詐欺容疑で逮捕
---
 山ごもりの修行で、世間から離れていたから、そんなことになっているとは
知らなかったが、今朝は新聞もテレビも、今朝は、一世を風靡した天才音楽プ
ロデューサー小室哲哉が詐欺容疑で逮捕されたというネタ大全開ですね。

 サイゾー2008年10月号には、小室哲哉の訴訟のどろどろが出ていたから、な
ぜ?というより、ついにという感じですね。
 話は変わるけど、サイゾーの10月号には、11月号の特集予定は、「さらば、
出版業界」だったんだよね。「続々雑誌が休刊になり、出版不況。インターネ
ットに出版業界は飲み込まれるか」ってな特集になるらしかった。ところが、
実際に2008年11月号が出てみれば、全然違う「人気マンガ ヒットの闇」。
 なにかあったのかな。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FAG2O2/showshotcorne-22/
サイゾー2008年10月号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001HBDP44/showshotcorne-22/
サイゾー2008年11月号
http://www.ultracyzo.com/
サイゾー
http://www.cyzo.com/2008/10/post_1070.html
サイゾー2008年11月号の目次など

 それはともかく、我が府中市民にとっては、小室哲哉は、府中出身のスーパ
ースターだし、我が息子にとっては、小学校中学校のスーパースター大先輩で
すから、残念なことです。実家の場所は知ってるんだけど、もうとっくに引っ
越したんだっけ? まだ引っ越してないなら、いまごろ報道陣が群れているの
かな。

 小室さんのことは、ウェブに書いたと思っていたけど、見つからないから書
いてないみたいね。
 市政だよりで、当時の野口市長が対談相手に選んだり、なんかの小冊子? 
子供が中学のとき、なんか送られてきたもの? わからん。とにかく、それに、
中学生時代の話が出てた。
 音楽の先生の話が印象に残っている。栴檀は双葉より芳しで、生徒に曲を作
らせてみたら、一人、桁違いのレベルの曲を作った子がいて、それが小室さん
だったと。ただ、先生は、いろいろと配慮したんでしょうね。名前を挙げずに、
素晴らしい曲があったといって褒めたそうです。たしか、その曲を弾いたのか
な。
 それで小室さんは、自分の曲が褒められたことがわかって、それが自信にな
って音楽の道に進むと決心したなどという話が出ていました。
 先生の一言が彼の人生を決めたわけですが、まさか、こうなるとはね。

 どうなるかしらないけど、刑務所に入るなら、府中刑務所に入るといいよね。
地元の友達とか親とか面会に行きやすいだろうし。あ、実家を引っ越してたら、
関係ないか。小学校や中学校の友達で面会に行ってやる奴っているのかな。
 誰もいないなら、おれが行くかな。こっちはハゲでメタボでかっこよさは全
然違うけど、同い年だから。\(^O^)/
 いや、マジで彼にシンパシーはあるんだよね。時代の寵児になったけれど、
ハイエナ、ハゲタカのような連中に食い物にされまくって、すべてを失ったわ
けですから。
 なにもかも失っても、最後は故郷の府中に戻ってくれば、また、迎えてやれ
ばいいんじゃないの。彼の原風景にあるであろう、多摩川をのんびり歩いてい
れば、世間のしがらみ、いやなことも忘れ、気持ちもすべてリセットできて、
また、やる気が出るかもしれないし。
 故郷、ホームタウンってそういうところでしょ。
 多摩川のほとりに、露天風呂を作ればいいのか。そうしたら、おれが、チン
チン出して関門海峡を眺めるように、チンチン出して多摩川を眺められるよね。
 「チンチン出して」は余計だろ。また、どこかのお母さんから、せっかく中
村先生の素晴らしい文章を子供に読ませようと思っても、こういう言葉がちり
ばめられているので読ませられませんと苦渋が来るぜ。
 ばかー。だから、お前は文学がわからないっていわれるんだよ。「チンチン
出して」が意味しているところがまるでわかってない。お母さんも子供をちゃ
んと育てたいなら、その含意を考えないと。それがないと、勝間和代や弾さん
(小飼弾)レベルの読解力、すなわち、コンピュータに負けるような読解力、知
力しかないってことだよ。人間としての知性がないってことだよ。

 そうか、福武書店や三省堂がおれの文章を採用してくれているんだけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/29/3854343
北九州ネタ
に書いた。
--- ここから ---
 一転落語調。 
 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」ってなことを申しますが、関門海峡を
 露天風呂に入って眺める。これをやりますてぇと、考えが変わりますな。 
 「ふるさとは近きにありて思ふもの。チンチン出して」\(^O^)/
--- ここまで ---
を採用してほしい。\(^O^)/
 こんな問題。
問
 作者は、「チンチン出して」という表現で、ふるさとに対してどういう思い
を表現しているか考えてみましょう。

 採用するわけないか。^^:
 わからなかった人へ。
 答、もしくはヒントは、上の多摩川の話のところにもう書いているけどね。

 ということで、話を小室哲哉に戻して、彼の新曲のタイトルは決まったな。
 「チンチン出して」\(^O^)/

 話、戻さんほうが、PTAのウケはよかったね。^^;

ASAHIネットのkick/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/10/30/3856560
シャムスカ魔術、大分トリニータ物語、マルハン韓会長
関連。

===
標題: 祝、大分トリニータ、ナビスコカップ優勝
---
 連休中、世間から離れていたので、軽い麻生太郎、もとい浦島太郎状態です
が、大分トリニータ、とうとう、日本一になりましたね。
 大分、大騒ぎでしょうね。
 地域リーグから出発し、予算も乏しい弱小チームが、九州に初のタイトルを
もたらしんたんですから。
 本当に、おめでとうございます。

 Nara Localさんがおっしゃるように、浦和の3分の1の予算しかないけど、サ
ッカーは金だけではないですね。^^;

ホットコーナーのトップページへ