インターネットを使いこなそう

 ここには、拙著「インターネットを使いこなそう」(岩波ジュニア新書、岩波書店)の正誤表や、寄せられたご意見、ご感想を掲載します。

 本書に対するご意見、ご感想がございましたら、著者の私までお送りください。

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Last update 2001/10/28



お知らせ

2001/10/28:
 また前回ここに書いてからほぼ1年ぶりに書きます。本書で紹介した高校からのメールがありましたので、フォローで紹介しました。

2000/09/03:
 前回ここに書いてからちょうど1年ぶりに書きます。また、増刷されます。増刷されるときには、ここに書いていたと思っていましたが、ほとんど書いてないですね。いつの間にやら、第8刷になりました。2000/09/03の乳の詫び状からの転載です。

標題: インターネットを使いこなそう
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 拙著「インターネットを使いこなそう」(岩波ジュニア新書)が、また増刷な
んだそうです。第8刷になります。これもひとえにみなさまのおかげです。ほ
んまに、よーけ、おおきにおおきに。
 中高校生だけじゃなく、大学でも副読本によくなってるようです。推薦して
くださっているみなさま、ありがとうございます。
 ジュニア新書って、中高生向けに平易に書かれているために、案外、企業の
新人や中高年サラリーマンに売れるんだそうです。
 政府やら森サメ脳首相が訳もわからず「IT革命」などと騒ぐので、気になっ
ているビジネスマン・ウーマンは、ぜひ、どうぞ。
 岩波新書はあっても、ジュニア新書は本屋においてないことも多いので、そ
のときは本屋に注文してください。

中村正三郎編著「インターネットを使いこなそう」(岩波ジュニア新書, ISBN4
-00-500283-8 C0255)

 大体、ITなんて言ってるからわかんないんだよね。以前、話題になったNHK
教育に山形さんが出た、IT革命の番組は面白かったですね。ああいう視点がな
いもんな、森サメは当然として、政府の連中にも。
 森はなんでパソコンの練習なんかやってるわけ? そんなのは枝葉末節。国
のトップがやるべきなのは、ヴィジョンの提示とリーダシップの発揮。毎晩、
パーティや料亭を掛け持ちで酒を飲む時間があったら、少しは考えろ。と言い
たいけど、サメの脳ミソだからなあ。
 早くクビにして加藤でも菅でも真紀子でも小泉でもいいけど、別のイキのい
いのを首相にしてほしいね。
 国のトップが腐っているから、シンガポールや韓国よりも日本のインターネ
ットが遅れているのは当然としても、このままじゃ、アジア各国より遅れて、
アジアの中でもインターネット後進国に転落するといわれるのも道理ですね。

1999/09/03:
 久々に正誤表を改訂しました。電子メールの英語の部分です。英語力がありませんでした。

1999/03/08:
 春本順司さんから、「主な国と地域のカントリーコード」にある完全なリストのある場所が変わっているので新しい場所を教えてくれというメールがきましたので、「主な国と地域のカントリーコード」を改訂しました。

1997/07/29:
 市川東高校OBの佐藤直之さんから、市川東高校の生徒会ウェブページが移動したとの連絡を受けました。目次においたリンクを更新しました。
 新しいURLは、http://www.bayline.or.jp/~festival/ihsc/です。
 古いURLは、http://www.bekkoame.or.jp/~alpino/itp/ihsc/ihsc.htmlでした。

1997/05/16:
 田野畑高校の菊地達哉先生からメールを頂戴しました。詳しくは、フォローをご覧ください。

 また増刷されるんだそうです。岩波書店は中学高校の夏休み向けにジュニア新書を仕込むそうで、つまり夏休みの課題とかでテキストや参考資料になることを目論んでいるんでしょうけれど、その仕込みのネタになったからだそうです。この本読んで、生徒が夏休みにインターネット非行に走ったら、おれ、PTAから責任追及されるんだろうな(笑)。国会の証人喚問に呼ばれたこともないから(フツー、いないってそんな奴)、これで呼んでくれるかな(爆笑)。

1997/04/29:
 久々に正誤表を改訂しました。これは単純な誤植ではなくて、内容面での間違いというか言葉の足りなさというか、それを指摘されたので改訂したものです。

1997/04/16:
 付録リソースガイドを少し修正しました。ダイイチのURLの修正です。

 それから驚いたことに、また増刷してもらえるんだそうです。

おんとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに、こりは、皆様が金を払って大量に万引きしてくださったおかげです。

ついでだから、残り僅少になった?第2刷をどなたかが全部買い占めて、第3刷もいきなり買い占めてくださると、とっても岩波書店が喜びます。それ以上にぼくが喜びますが。

1997/02/22:
 「インターネットを使いこなそう」が近くの書店にないんですけど、というメールが来ますが、それは書店に取り寄せてもらうようにいわないと、永久に手に入らないと思います。というのは、岩波にも初版はもう在庫がなく、店頭在庫だけのようです。そしてご存知のように岩波は買い取りですから(アスキーもそう)、返品がききません(ほかの出版社は返品自由)。売れないと損になるので、最初に入れた分が売れたら、ああよかったで、それ以上注文することは、客がいわないとあまりないんじゃないかと思うのです。そもそも買い取りがいやで、岩波の本をおかない書店は多いくらいですから(とくに小さな書店の場合)。そういう書店には、ジュニア新書どころか岩波新書も最初からないので、もっと大きな書店にいくか、取り寄せを頼むしかないと思います。

1997/02/09:
 第5章で紹介した高校から、さらにメールが届きました。そして73歳の方からお礼のメールを頂戴しました。とってもうれしいです。内容の一部は、フォローでも紹介しています。
 間違いがまたひとつ見つかりました。正誤表に追加しました。

1997/02/03:
 第5章で紹介した高校から、メールが届きました。間違いの訂正指示も含まれていました(冷汗)。でも、とってもうれしいです。内容の一部は、フォローでも紹介しています。これらの高校のホームページには、下にある目次の第5章のリンク部分をクリックすると行けます。一度、訪れてみてはいかがでしょうか。アクセスが急増して、サーバを増強する羽目になったりして。でも、予算が取れるわけではないので、困ったりして。うーん、いいんだか、わるいんだか。

1997/02/01:
 出荷開始が1997/01/20でしたが、すでに増刷していただけることになりました。これもひとえに皆様が大量に万引きしてくださった、もとい、お買い上げくださったおかげでございます。感謝深謝の多謝陳謝。
 増刷版には、現在までに発見されている誤植の訂正が反映されますので、この機会を機に、ぜひもう一度万引きしてください。もちろん、金を払う万引きです(笑)。


目次

 「インターネットを使いこなそう」の目次です。
 中高生やその先生が読むことが多いジュニア新書ということもあって、インターネットに挑戦している学校の取材レポートがあるところが、類書とはずいぶんと違います。目次から直接、それらの学校に飛んでいけるようにしていますから、試してみてください。

第1章 インターネットってどんな世界?
■1.1 インターネットの衝撃
■1.2 インターネットに息づく精神
■1.3 インターネットの問題点

第2章 インターネットの歴史と技術
■2.1 インターネットの歴史
■2.2 インターネットのしくみ
■2.3 いま注目の技術
■2.4 未来への技術上の課題

第3章 インターネットのサービス
■3.1 WWW
■3.2 電子メール
■3.3 メーリングリスト
■3.4 電子メールを使ったさまざまなサービス
■3.5 NetNews
■3.6 FTP
■3.7 その他のサービス

第4章 インターネットをはじめよう
■4.1 必要なもの
■4.2 プロバイダの選び方
■4.3 設定
■4.4 WWWブラウザの操作
■4.5 サーチエンジンと分野別索引の活用

第5章 コミュニケートする学校
■5.1 初めてのメールが忘れられない
	岩手県立岩泉高等学校 田野畑校
	http://www.michinoku.ne.jp/~tanohata/
	プロバイダのドメインが、.or.jpから.ne.jpに変更になったために、
	以前のhttp://www.michinoku.or.jp/~tanohata/から、上記に変更し
	ました。同校の菊地達哉先生からの連絡によるものです(1997/05/16)

■5.2 教科書には載っていない情報を伝えたい
	埼玉県立川口高等学校
	http://www.asahi-net.or.jp/~YA1S-SRIS/

■5.3 生徒会にまかせっきりが功を奏す
	私立篠ノ井旭高等学校
	http://www.avisnet.or.jp/~asahi-hs/

■5.4 教育も情報なんだから、情報で学校を変えていくべきだ
	北海道旭川凌雲高等学校
	http://squirrel.ryoun-hs.asahikawa.hokkaido.jp/

■5.5 生徒が始め、生徒が作る学校のホームページ
	千葉県立市川東高等学校
	http://www.bayline.or.jp/~festival/ihsc/

第6章 ホームページを作る
■6.1 ホームページを作る前に
■6.2 ホームページ作成の実際

おわりに

付録
■用語集
■リソースガイド
■主な国と地域のカントリーコード
■インターネット関連書籍

索引
 本文中にアンダーラインを引いてある言葉は、
索引に項目として挙げられています。

正誤表

 初版初刷は、以下の部分に誤植など間違いがあります。ここにお詫びして訂正いたします。初版第2刷にもまだあるものは、(2刷)と書いて示しています。同様に第N刷にもまだあるものは、(N刷)と書いて示しています。

 もし、ほかに間違いを見つけた方は、著者までお知らせください。


News

1999/09/03
 TAKAHASHI, Tatsuakiさんの指摘で、電子メールをElectric Mailとしていたのを直しました。6刷にもなってまだありました。よくぞ見つけてくださったと思います。TAKAHASHIさんありがとうございました。
1997/04/29
 RingServer Projectでもお世話になっている東京大学大型計算機センターの中山雅哉さんから、ここはこう直したほうがいいんじゃないかとアドバイスがありましたので、直しました。中山さん、アドバイスありがとうございました。
1997/02/09
 間違いがまたひとつ見つかりました。発見者は長谷川剛さんです。これはFTPとGopherを取り違えた内容的な間違いでした。すみませんでした。
1997/02/03
 今回の修正は、第5章に登場していただいた高校からのものです。チェックが行き届かずすみませんでした。
1997/02/01
 原田義久さんがこの本の第一誤植通報者になりました。優勝おめでとうございます。>原田義久さん。原田さんからは、内容面に関してもご指摘をいただきました。ありがとうございました。それに原田さんは、「続星降る夜のパソコン情話」における誤植発見王なんですよね。
 天下の岩波の校閲はさすがで、つっこみが鋭いおかげで内容的にもかなり磨かれたと思います。今回発見された「障碍者」の誤植は、いずれもぼくのゲラに対する指示がよくなかったのが原因と思われます。

■27ページの下から3行目。発見者は原田義久さんです。実はこれ、初校のときに、どうするか校閲担当者から質問があったんですよね。で、前面の間違いと思う人もいるかもしれないけれど、いいんじゃないかなどと適当にやってしまったんです。いま、読み直してみると「全面的」にしたほうがわかりやすいので、そうします。(1997/02/01)

 全面に出した

 全面的に出した

■58ページの上から7行目。発見者は中山雅哉さんです。「日本では」というのは、「jp」のことだったんですが、だったらそう書いたほうがいいのは当たり前でした。(1997/04/29)(2刷)

 日本ではJPNIC

 日本のjpドメインについては、JPNIC

■76ページの下から3行目。発見者は原田義久さんです。他のページの同じ間違いもゲラへの指示がよく伝わってなかったせいであろうと思います。元テキスト原稿では、「障碍者」になっていて、これを岩波側が「あれ、まちがってら」と思ったんでしょうね。「障害者」に変えたゲラになっていたので、それを「障碍者」にしてくれと指示を書き込んだんですが、どこかでおかしくなったんですね、きっと。(1997/02/01)

 碍害者

 障碍者

■122ページの上から8行目。発見者は長谷川剛さんです。FTPとGopherを取り違えていました。というか、FTPを繰り返してしまっていました。(1997/02/09)(2刷)

 特定のFTPサイトから

 特定(複数可)のGopherサイトから

■178ページの下から4行目。発見者は当の田野畑高校で、生徒のインターネット挑戦を指導なさっている菊地達哉先生です。(1997/02/03)

 たとえば田野畑校の英語版ホームページは、

 たとえば「世界高校総合文化祭」の英語版は、

■185ページの上部にある学校紹介のURL。発見者は、篠ノ井旭高校生徒会ホームページ担当の高野曜さんです。いま篠ノ井高校の部分を読み直して気づいたんですが(おいおい)、187ページには高野君の写真が載ってるよ。(1997/02/03)

 http://www.avisnet.or.jp/~asahi-hs/WELCOME.htm

 http://www.avisnet.or.jp/~asahi-hs/

■226ページの上から2行目。発見者は中山雅哉さんです。説明が舌足らずでした。(1997/04/29)(2刷)

 インターネット上の組織やホストの識別を、IPアドレスではなく、人間にわかりやすいドメイン名によってできるようにするシステム。

 インターネット上の組織やホストの識別を、人間にわかりやすい名前(ドメイン名)でできるようにするための、IPアドレスとドメイン名の相互変換システム。

■238ページの中ほど。発見者はTAKAHASHI, Tatsuakiさんです。(1999/09/03)(6刷)

   電子メール(Electric Mail)

   電子メール(Electronic Mail)

■239ページの上から8行目。発見者は中山雅哉さんです。これも説明が舌足らずでした。(1997/04/29)(2刷)

 インターネット上の組織やホストの識別を、IP アドレスではなく、わかりやすい名前でできるようにするサーバのこと。DNS サーバとも呼ばれます。

 インターネット上の組織やホストの識別を、わかりやすい名前(ドメイン名)でできるようにするための、IPアドレスとドメイン名の相互変換サーバのこと。DNS サーバとも呼ばれます。

■252ページの下から2行目。発見者は原田義久さんです。(1997/02/01)

 碍害者

 障碍者

■253ページの上から1行目。発見者は原田義久さんです。(1997/02/01)

 碍害者

 障碍者


フォロー

 ここには、本書に対して寄せられたご感想やご意見を掲載します。ご意見、ご感想は、著者までお寄せください。

■篠ノ井旭高校の中川正己先生からメールを頂戴しました(2001/10/28)
--- ここから ---
はじめまして。
貴著「インターネットを使いこなそう」の5章で紹介されている
篠ノ井旭高校で教員をしている中川正己と申します。

当該ページの作者、高野曜君とそれを引き継いだ弟の高野暁君が
卒業したあと、まあ色々あって、彼等の作ったサイトは閉じておりました。

それが、最近、全面的に改定しまして、復刻いたしました。プロバイダの
ドメイン名がor.からne.に変わったこともあって、以下のようになってお
りま
す。

学校のホームページURL=http://www.avis.ne.jp/~asahi-hs/
復刻版URL= http://www.avis.ne.jp/~asahi-hs/students/ver1/index.html
学校ホームページから、生徒会室、初期バージョンとたどると復刻版へ行きま
す。

個人情報保護や、容量の関係もあって、個人画像を削除したりもしていますが
当時の雰囲気や作者のスタンスは残っていると思います。
貴著でこのページを探す方もあると思いますのでお知らせいたします。

貴下のますますのご活躍を祈念します。
--- ここまで ---

■田野畑高校の菊地達哉先生からメールを頂戴しました(1997/05/16)

 田野畑高校の菊地達哉先生からメールを頂戴しました。用件は2点あって、まず田野畑高校のホームページのURLが変更になったこと。これは目次の第5章をみてください。すでに新しいURLに変更しました。もう1点は、本書を全校生徒分寄付してくださった方がいらっしゃったという報告です。なんと100冊以上。ゼミの学生に読ませていますとか、テキストとしてまとめ買いしましたといった報告は頂戴したことがあるのですが、全校生徒分というのはびっくりです。ご寄付くださった東京荒川ロータリークラブのみなさんに、改めて感謝申し上げます。詳しいことは、田野畑高校の新着情報の1997/02/15をご覧ください。

 それにしても、生徒数6人しかいない分校と大都会東京のロータリクラブとが、インターネットで交流を続けているというのは、インターネットがあってよかったなあと、ほろっとしちゃいますね。

■73歳の方からのお礼メールがきました(1997/02/09)

 73歳にして、本書を読んでインターネットに開眼なさったという川原さんという方から、わざわざお礼のメールがきました。うれしいやら恐縮するやら。中学生のお孫さん二人に、本書を読むようお薦めくださったとか。しかも、電子メールで!!
 ぼくはおそらく70歳まで生きてないだろうし(あとわずか30年ちょっとしかありません)、生きていたとして、まったく新しい世界に挑戦するような、こういう若々しい精神がまだ残っているとは、到底思えません。それだけに、川原さんからのメールは、うれしいし、恐縮するもするし、何かしらのお手伝いになったのかと思うと、誇らしくもあります。ありがとうございました。>川原さん

■メールがきました。その2(1997/02/09)

 第5章で紹介している旭川凌雲高校からメールが来ました。実際に来たのは、1997/02/03で、前回このページを更新したすぐあとでした。1週間もほったらかしで申し訳ありませんでした。>奥村@旭川凌雲高校
 第5章に登場していただいた学校には、ほんとにお世話になりました。改めて感謝申し上げます。これでメールが来てないのは、市川東高校だけかな。って脅すなよ、お前。脅すだなんて、滅相もない。(^^;

■メールがきました(1997/02/03)

 第5章で紹介している川口高校、田野畑高校、篠ノ井旭高校からメールが来ました。「校長以下生徒も大変喜んでおります」、「全校生徒分揃えて、教科書にしたいくらいです」など、ありがたいお言葉を頂戴しました。直接の取材は私ではありませんでしたが、第5章に登場していただいた学校には、ほんとにお世話になりました。改めて感謝申し上げます。
 訂正が必要な部分についてもご指摘がありました。それらは、上の正誤表には反映させていますが、増刷タイミングにひょっとして間に合わないかもしれません(たぶん大丈夫とは思いますが)。もし乗り遅れた場合は、ご勘弁ください。

■代表的感想(1997/02/01)

 現在までに寄せられている感想の代表的なものは、

などといったところです。感想をお寄せくださったみなさま、ありがとうございます。


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