Last update 96/11/30
伝統的なTelnetやFTPのクライアントソフトでよく使われるコマンド、GopherやWWWなどの公開クライアントでよく使われるコマンドには、以下のものがあります。
接続したあとは、相手先のコマンド体系にしたがってください。
多くの場合、 CTRL+] エスケープ CTRL+U 1行キャンセル CTRL+L 画面再表示 CTRL+C 強制終了 が使えると思います。
カーソル移動には、矢印キー、viやEmacsエディタのカーソル移動キーも使えることが多いようです。viの場合、H(左)、J(下)、K(上)、L(右)になります。Emacsの場合は、CTRL+B(左)、CTRL+N(下)、CTRL+P(上)、CTRL+F(右)になります。
コマンド 説明 -------------------------------------------------------------------------- open <ドメイン名> <ドメイン名>のホストにつなぐ set escape <esc-char> エスケープキャラクタを<esc-char>にする uset escape エスケープキャラクタを無効にする set binary バイナリモードにする unset binary バイナリモードを解除する close ホストとの接続を切る quit ホストとの接続を切って、Telnetを終了
コマンド 説明 -------------------------------------------------------------------------- open <ドメイン名> <ドメイン名>のFTPサーバにつなぐ cd <ディレクトリ名> <ディレクトリ名>にディレクトリを変更 ls <パターン> <パターン>に合致するファイルやディレクトリ一覧の表示 dir <パターン> <パターン>に合致するファイルやディレクトリ一覧の表示 pwd 現在のディレクトリを表示 binary バイナリーモードの転送に設定 ascii テキストモードの転送に設定 hash 転送状況を表示するように設定 get <ファイル名> <ファイル名>のファイルを取ってくる mget <パターン> <パターン>に合致する複数のファイルを取ってくる put <ファイル名> <ファイル名>のファイルを持っていく mput <パターン> <パターン>に合致する複数のファイルを持っていく close FTPサーバとの接続を切る quit FTPサーバとの接続を切って、FTPを終了
コマンド 説明 -------------------------------------------------------------------------- show 検索条件を表示する prog <パターン> <パターン>を含むファイルを探す set search <検索法> 検索法を<検索法>にする。よく使うのはset search sub mail 検索結果をメールする quit archieを終了する
公開クライアントで使われることが多いInternet Gopher Information Clientの主なコマンドを次に示します。viやEmacsのカーソル移動キーが使えることも多いです(Telnetの項を参照してください)。
コマンド 説明 -------------------------------------------------------------------------- 右矢印キー, 改行キー 現在の項目を選んで、先に進む 左矢印キー, u ひとつ前のメニューに戻る 下矢印キー 下の行へ 上矢印キー 上の行へ >, +, Pgdwn, スペース 下の画面へ <, -, Pgup, b 上の画面へ 数字 指定した項目へ移動 / 検索文字列を含む項目へ移動 n 次検索 m メインメニューに戻る = 項目の詳しい情報 s 現在の項目をファイルに保存 S 現在のメニューをファイルに保存 D ファイルのダウンロード o 他のGopherサーバへ q 終了
Gopherのメニュー項目の最後には、それがどんな情報か、その先に何があるのか、目印がついています。これはVeronicaなどでGopherの情報を検索するときにも役立ちます。
目印 タイプ 説明 ------------------------------------------------------ なし 0 ファイル / 1 ディレクトリ(別のメニュー) <) s サウンドファイル <Picture> I,g イメージファイル <Movie> ; 動画ファイル <HQX> 4 MacintoshのBinHexファイル <Bin> 9 バイナリファイル <PC Bin> 5 DOSのバイナリファイル <CSO> 2 CSOの電話帳 <TEL> 8 Telnet接続 <3270> T Telent接続(IBM 3270端末) <MIME> M MIMEファイル <HTML> h HTMLファイル <?> 7 インデックス検索(キーワード検索) <??> (none) ASK form
公開クライアントで使われることが多いlynxの主なコマンドを次に示します。viやEmacsのカーソル移動キーが使えることも多いです(Telnetの項を参照してください)。
コマンド 説明 -------------------------------------------------------------------------- 右矢印キー, 改行 現在の項目を選んで、先に進む 左矢印キー, u ひとつ前の画面に戻る 下矢印キー 下の項目へ 上矢印キー 上の項目へ +, スペース 下の画面へ -, b 上の画面へ / 検索文字列を含む項目へ移動 n 次検索 m メインに戻る g 他のURLへ d ダウンロード q 終了
公開クライアントで使われることが多いswaisの主なコマンドを次に示します。viやEmacsのカーソル移動キーが使えることも多いです(Telnetの項を参照してください)。
コマンド 説明 -------------------------------------------------------------------------- 下矢印キー, j, CTRL+N 下の項目へ 上矢印キー, k, CTRL+P 上の項目へ CTRL+D, J, CTRL+V 下の画面へ CTRL+U, K, ESC+V 上の画面へ 数字 指定した項目へ移動 / 検索文字列を含む項目へ移動 スペース, ピリオド 現在の項目をソースとして選択 v, コンマ 現在のソース情報を表示 改行 WAIS検索実行 s 新しいソースを設定 w 新しいキーワードを設定 q 終了