私と占星術について書いてみます....とりあえず、出会い編(笑)

1.
そもそも星は好きだった。
少女の頃はプラネタリウムのお姉さんになりたいと思っていた。小学校高学年の頃だったと思う、誕生日プレゼントに天体望遠鏡を貰いもした(いくらも見ないうちに足が壊れてしまい、ふと気づいたら母に処分されてしまっていた....。考えてみたらシドイワ。そんなに安いものでもなかったと思うんだけど。)
そしてなにより、「星座を見つけよう(H.A. レイ著<「ひとまねこざる」の作者である)」が大好きだった。この本で、「天秤座」は空の中ではとっても地味なんだなぁ....とガッカリしたことを覚えているので、その頃には太陽星座のことは知っていたのだろう。
年末に決まって出る、「天秤座」という小さな本を買ったこともある(今もありますよね?)。金星や火星の位置で恋愛運を見たり、4元素(火土風水)による相性や、アセンダントで性格判断というのも載っていた。それについていたコンピュータによるホロスコープ作成も申し込んだことが1度ならずあったはずだ。
もう少し長じて、中学生か高校生の頃には毎日の占い目当てでたまに「My Birthday」も買っていた。
要するに、いわゆる星占いに関しては並以上の興味のある方だったと思う。

2.
でも決してそれ以上の深入りはしなかった。
なぜならそう当たってるような気もしなかったし、当たるはずもないだろうとどこかで思っていた。
こういうのはあくまでお楽しみであって、本気になって見るのはなんだか恥ずかしいなぁと。

恋に恋するお年頃の頃(笑)はかなり一生懸命占いを見ていた(あたしに運命の人が現れるのはいったいいつ?とかさー)のに、実際に彼氏のようなものができてからは一切見なくなった。もし相性最悪とか出たらへこむし、なんちゅーか、そんなもん見てるひまないっちゅうか(笑) 恋する乙女というのは案外強気である....と私は思うのですが。とにかく、そんなもんに頼る気はさらさらなかったりしたのです。

でも、この期間、1度だけ(高校の頃か?友達に付き合って丸ビルの魔女の家にいったことあるけど。何聞いたかも忘れました、ワタクシ)プロの占い師さんに占っていただいたことがあります。その名は....マドモアゼル朱鷺さん(....「パンプキン馬車」と改名されたところまでは知ってるんですが、今どうなさってるのかはわかりません)。東京で就職して4年、すっかりテンパッてしまった私は、さて、とりあえず退職して大阪に帰ることは決めたけども、それからどうすべ?とおうかがいを立てたのです。....ただ考えてみるに、この時も、占いに対して真剣ではなかったですね。どっちかというと、朱鷺さんとお会いできることがうれしくてしょうがなかったというか。だから、結果(内緒さ〜)もそれなりのものしかでなかったけれど、とりあえずにこにこして帰ったことは良く覚えている。

この頃の私にとっては朱鷺さんのような、生まれ持った霊感や何かを持った人こそが「占い師」であって、私のような凡人ができるようなものではないと思っていました。基本的には今でもそう思っていますが、でも少なくとも占星術(という技術)は、勘の鈍い私のようなものにこそ必要なものかも知れないなぁと思ったりもしています。あの、占星術ってほんとすごいですよ。

3.
ムスコが生まれた。
とりあえず、姓名判断はもちろんのこと、手相、占星術を見てみる。
なかでも手相は我が子ながらなかなかに有望だと思い、本を買って独学を試みる、が自分の手相すら本だけではよくわからず、簡単に挫折。

4.
「しあわせ占星術(まついなつき著)」を偶然近所の本屋で見かける。
出産前から「笑う出産」などを愛読していたため、当然のように軽い気持ちで購入して....びっくりする。3区分(活動・固定・柔軟)のこと、月に着目すること、年齢域のこと、アスペクトのこと。どれも知らないことばかり。
そして、なにより初めて「当たっている」と思った。

つづく....?
(2003.10.4記)
(2003.11.5追記)

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