戦争の悲惨さを伝えること |
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南京大虐殺でなくなった人がたとえ数千人だったとしても、それはあまり意味をなさない。 大事なことは、戦争が全てを狂わし、無差別虐殺という暴挙を行わせた、ということである。 まず、「戦争」を憎む心を伝え、育てなければならない。 |
「なぜ」を追求すること |
なぜあの戦争が起きてしまったのか、なぜ偏狭なナショナリズムの渦に日本が飲み 込まれてしまったのか、今はほとんど議論されていない。 この点こそ、今、最も欠落している視点である。 この視点の欠落がある限り、常に日本は軍国化の危険を帯び、 アジア諸国から信頼を勝ち取ることは出来ないであろう。 今の日本は、全く安心して見ていることが出来ないのである。 |