平日で、しかも明日が最終日ということもあって、この日のヒートビートは６割くらいの入りでした。会場の真ん中あたりに柵があるのですが、その柵の少し後ろくらいまでしか人がいない状態で、かなり寂しかったです。
もちろん来ているファンはみんなバンドに対する思い入れが強い人ばかりですから、歌声や掛け合いのタイミングなどはぴったりなのですが、ステージから見た場合は、どうしても寂しく感じたでしょうね。
それと、今回のツアーでは初めて、音響のバランスが悪かったように思えました。途中でキーボードの音が大きくなったり、アコースティックギターを弾こうとしたときに、ヴォーカルマイクがハウリングして、思わずルークがステージ袖のスタッフのほうを見る、などというシーンもありました。
ダニーの喉もいまひとつ復活していないようで、声の伸びが今ひとつかなあと思える個所がいくつか。初めて見た人だったら気づかない程度のものではあったのですが。
でも、パフォーマンス的にはおいしいものがありました。"Dirty Love" ではいつも、ルークのコーラスが入る部分でダニーがルークの所にいって一緒のマイクで歌うというシーンがあるのですが、この日、最初のコーラスのときダニーがうっかりマイクを自分のほうにだけ向けて歌ってしまったため、ルークが顔を一生懸命寄せても届かず、途中で気づいたダニーが急いでマイクを向け直すというハプニングがありました。で、次のコーラスのときには「さっきはごめんね」とでも言うように、ダニーがルークの首に腕を回し、ほとんど抱きしめているような状態で歌ったものですから、私の周囲の女性ファンの間では少なからぬ波紋が(^^;)。
結果的にはいつも通り、楽しいライヴだったのですが、やはり大阪最終日と日本公演最終日に備えて、少し体力をセーヴしたかなという印象が残りました。
- Welcome To The Party
- Backstreet Symphony
- Higher Ground
- Love Worth Dying For
- Pilot Of My Dreams
- Gimme Some Lovin'
- 'Til It Shines
- Rolling The Dice
- Fly On The Wall
- Numb
- River Of Pain
- Just Another Suicide - I Wish (Stevie Wonder) - Just Another Suicide
- Encore -
- A Better Man
- Gimme Shelter
- Play That Funky Music
- Dirty Love - Sunshine Of Your Love - Dirty Love