SHOH's LIVE REPORTS

Thunder (March 9, 2000, Diamond Hall, Nagoya)



古屋は今回、今までのボトムラインではなく、ダイアモンド・ホールという会場でした。東京で言うと新宿リキッドルームみたいな感じでしょうか。フロア後方が2〜3段高くなっており、そこからだとステージ全体が見渡せるので、今回はそこに陣取りました。フロアの混雑を避けてきた人が多かったため、ここもけっこう一杯になっていました。もちろん押されるほどではありませんが。

客入りは9割くらいだったでしょうか。初めのうちなかなか埋まらなかったの で心配しましたが、平日だったのでみんなギリギリにしか来られなかったよう で、開演時間にはほぼ一杯になって一安心。フロアの後ろのほうはゆったり動 けるくらいの混み具合でしたが、前半分くらいはかなりギッシリという感じで した。

ステージは前日の2倍くらいあって、メンバーは前日の運動不足を解消 するかのごとく、イキイキと走り回っていました。昨年の日比谷の時に痛感し ましたが、彼らはやはりこうしてステージ上を動き回りながら演奏する姿が実 に似合います。フロントにルークとベン、さらにはクリスが並んでポーズをと りながら演奏すると、本当に絵になるんですよね。

動き回れるのがよほどうれしかったのか、ダニーは中盤の 「Giving The Game Away」 からの曲の途中で、コーラスをとるルークのところに近づいていったか と思うと、顔を隠すように垂れているルークの前髪を手で後ろにかきあげてい ました。人の世話までしなくてもいいって(^^;)。

ライティングもしっかりされていて、中央のマイクスタンドに向かって絶唱す るダニーに数本のスポットライトが集中した時など、とても印象的でした。

びっくりしたのはセットリストがかなり変わっていたこと。曲数は同じ15曲 でしたが、そのうち6曲が変わっていたと思います。前日やってくれて感動し た曲が消え、今度はまた別の聴きたかった曲が登場。おまけにびっくしるする ようなカヴァーも登場しました。さらに最後の曲の合間にカヴァーを2曲もは さみこむという大サービス。う〜ん、こうやって毎日曲をさしかえていって、 最終的には全部の持ち歌をやってしまうつもりなんだろうか。

オーディエンスの反応は前日同様、あるいはそれ以上に熱狂的で、特に前半分 はダニーが 「ジャンプ!」 と煽ると人のかたまりがいっせいに動いて壮観でした。最前で見ていた友人の話によると床が揺れていたそうです。

  1. Welcome To The Party
  2. River Of Pain
  3. Higher Ground
  4. Numb
  5. Pilot Of My Dreams
  6. Gimme Some Lovin'
  7. Empty City
  8. Rolling The Dice
  9. Backstreet Symphony
  10. Love Walked In
  11. Just Another Suicide
  12. Until My Dying Day
    - Encore -
  13. Woman From Tokyo
  14. The Only One
  15. Dirty Love - Shakin' All Over - Satisfaction - Dirty Love
終了後のファン・ミーティングの写真
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