長期不況の中で生産が間に合うから≠ヘ危険! 

  激化する(総合)生産性向上とコストダウン競争 (MCEOレジュメ:244)

[案内文]

 デフレ不況の対策は 大手銀行の不良債権処理に終始し、産業再生機構も 発想

が事後処理型であり、製造業でも特に中小企業の 企業環境は容易には好転しない

と予想される。その上 銀行やその大口不良債務先の不良企業選別に当たる数値基

準方式は、早晩 製造業にも策定適用が考えられる筈である。今製造業特に 中小

企業が考えるべきことは、不況による受注不振での 軽操業にめげることなく、今後の

生き残りのために 自工場の工程単位の高(総合)生産性とコストダウンを推進するこ

とである。受注競争には 他工程の遊び分を割り掛ける余裕は無いから、工程単位の

強い企業だけが 生き残れる。また当面 投資の余裕は無い企業も、現在業界で 自

社がどの程度の競争力を持つかは、常時 把握しておく必要がある。本l講演では 基

本投入費原理に基づく、中小製造業の (総合)生産性向上とコストダウンの着眼点を

述べる。                                《レジュメ一覧へもどる》

 

 (1) 長引く不況にめげず迷わず 激化する受注競争への体質を造る必要がある

   @ 思っていないことは実現しないし 考えていないことは急場に間に合わない

   A ダチョウの足よりタカの眼が必要な時には 数値尺度の策定が効果的である

   B 「付加価値直接原価計算の利点」と 「無借金経営の誤り(レバレッジの勧め)」 

 

 (2) 簡単かつ適確に使える「基本投入費原理」で考え始めた者が 必ず勝つ

   @ 「基本投入費原理」は 経費率の法則である

   A 景気は 「総合生産性指標」の分子から分母への還流の加速度である

   B 「総合生産性指標」は 操業者利潤を失うと3.0&t近に収斂する

 

 (3) 最強で最高の革新体質は 「自律的な社内請負制度」で造ることができる

   @ 「革新」とは 連続的な「不連続(改善・改良・改革)造り」である

   A 「自律」に不可欠な自己評価尺度には 「総合生産性指標」が適している

   B 「基本投入費原理」による競争は 不況脱出のエネルギーになる

 

 ※ お時間がありましたら

  下記のホームページ [安さんの「本音で!些論」] をご覧下さい。

  URL⇒ http://www.asahi-net.or.jp/~ke7y-mtmt/

                  *上記の[~]はチルダ,JIS区点番号1188   以 上

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