日々のあわわ

● Mail Magazine 日々のあわわ 2003年06月13日(金) 第69号

〜○。今日のあわわ〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜

 アザー・ファイナル

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 関東地方は梅雨入りしたようですが、みなさん、じめじめしていませんか?

 6月11日(水)、埼玉スタジアム2002でサッカー日本代表vsパラグアイの 試合を見てきました。せっかくチケットをとれた東アジア選手権がSARSで中 止になったことや、一度、日本代表の試合を生で見てみたいということもあっ て、連れ合いがこの試合のチケットを取ったのでした。試合の経過や批評はニ ュースや新聞にさんざんでていたので、そちらを読んだ方がはるかに有益でお もしろいと思います。そこで、サッカーどしろうとの私は、今回、埼玉スタジ アムや日本代表の応援席を初めて体験して、なかなか楽しかったので、その話 をしたいと思います。

 まず、埼玉スタジアムですが、行ってみてびっくり。すごいところにあるん ですね。最寄り駅は埼玉高速鉄道の終点、浦和美園ですが、交通機関が臨時の シャトルバス以外は、この埼玉高速鉄道しかない。そのため、電車も駅もめち ゃめちゃ混みます。

 さらに、驚いた事に、ここはスタジアムのための駅なのに、駅からスタジア ムまで20分ほど歩きます。周りは畑で、少しだけ民家が見えるだけ。店など 何もありません。ワールドカップの時には駅前に期間限定でコンビニが1軒だ け出店していたそうです。しかし、スタジアムの収容人数は約6万人。6万人 対1軒かい。そのコンビニも今はなく、駅前で臨時にお弁当の販売やスタジア ムまでの道々、焼そばなどの露店がでていましたが、足りるのかなあ。時々、 飲料の自動販売機があり、みなさんに大人気でした。スタジアムでも軽食や飲 み物は売っていたのですが、みんなが買いに行く時間が集中しているので、そ こも混むしな。つくづく、池袋のデパ地下で弁当を買っておいてよかったと思 いました。

 スタジアムについたらついたで、建物が大きいので、客席まで距離があって 大変。中ではスタメンの発表をしているようで、選手の名前がアナウンスされ るたびに歓声があがっています。その声を聞きながらようやく席の入り口に着 き、客席に入る事ができました。スタジアムはサッカー専用なだけあって、ト ラックなどがないため、客席とフィールドがわりと近く感じられます。たぶん、 最前列の人はもっと近くに感じているでしょう。

 私の席はカテゴリー4のホーム側。ゴール裏ですね。そこは、日本代表のサ ポーターしかいないようなところで、客席は青のユニフォームだらけ。普通の 服をきていると、なんか肩身が狭かったです。

 さて、私は常々、サッカーの応援はどういうシステムになっているのかなあ と思っていたのですが、やはり、音頭を取る人がいるようです。ところどころ にメガホンで指示を出している人がいて、そこからだんだん、応援が広がって いくんですね。「アイーダ」の凱旋の音楽や「ニッポン、ニッポン」のかけ声 や選手の名前などが、手拍子とともに次々に起こっていました。ワールドカッ プ以来の流行りなのかタオルマフラーをふったり、かかげたりする人も多いで す。時々、大きな旗が上から降りてきたりするなど、なかなか、楽しい光景で した。

 今回のような席にいると、試合の経過とサポーターの感情の移り変わりもよ くわかって、おもしろいです。一度、日本代表がゴールしたものの、オフサイ ドをとられて無効になるというシーンがありました。ゴールネットにボールが 入った瞬間、すごい大歓声があがりました。しかし、ホイッスルもならないし、 スクリーンにゴールの文字もありません。ゴールが無効だと分かった瞬間の落 胆の声もすごく、客席全体が肩を落としたという感じでした。

 それにしても、日本のサポーターは概ねお行儀がいいですね。私のすぐ後ろ で、まるでアイドル歌手のコンサートか、というような悲鳴をあげているお嬢 さんがいて、それがちょっとうざかったぐらいで、あとは大酒飲んで暴れる訳 でもなし、発煙筒も炊かないし、客席に放火もしないし、フィールドになだれ 込む事もしない。

 そして、なによりも驚くのは、若い人が多く、なかに女性がかなりいるとい うことです。テレビなどでセリエAやプレミアリーグなどの外国の試合を見た 人はわかると思いますが、ヨーロッパのサッカーの観客って男性がほとんどで、 オヤジ率がべらぼうに高い。ワールドカップで来日していた外国のサポーター も男性が多かったし、やっぱりオヤジ率高かったですよね。外国のサポーター が「日本のサポーターは若い女性が多くて驚いた」といっていたそうです。日 本のサポーターに若い人が多いのは、日本サッカーがプロ化してからの歴史が 浅いということもあるでしょう。でも、女性が多いのはなんでだろう。野球や ラグビーなどでも客席に女性はけっこういるし、日本ではスポーツ観戦は男性 の独壇場ではないってことなんでしょうか。

 で、試合ですか? みなさん、ご存知の通り、0-0の引き分け。どしろうと なりに、私は、ベストメンバーでもない相手チームのフィールドで試合してい て、いいところまでいくのに、点が取れないのはなぜだろう? 何か足りない んだろうなあ、などと思っていました。カタルシスがなかったのです。サポー ターの方々も不完全燃焼という顔つきでした。同じ引き分けでも1-1のように、 点が入っていれば、また違っていたでしょうね。でも、ワールドカップ以来の サッカー観戦だったし、スタジアムの様子もおもしろかったし、総合してみれ ば、楽しかったなあ。

 そんなことをスタジアムから駅までの帰り道、カエルの声や露店でパチモン のシャツを売っている「シェンエン、シェンエン(千円)」という外国人の声 を聞きながら、考えていました。

〜○。あわわ後記〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜

 エビスビールの新商品「エビス(黒)」が好調で、売り切れだそうです。

 私は、いままで、エビスがなぜ、黒ビールを出さないのか不思議でなりませ んでした。そして、もしも、エビスが黒ビールを出すときは名前は「大黒」だ と、勝手に思ってもいました。なにはともあれ、ようやくエビスは黒ビールを 出しました。名前が「大黒」じゃなかったのが残念ですが、この「エビス(黒)」 は、日本産の黒ビールの中では一番、おいしいと思います。

 次回はエールやフルーツビール、トラピストビールなどを出してもらいたい です。そして、全部、七福神の名前をつけるの。エールは「毘沙門」、フルー ツビールは「弁天」、トラピストビールは「布袋」でどうでしょうか。

 今回はすごく遅れてすみません。

 次回は06月22日(日)を予定しています。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

                            真魚

                   e-mail:92104094@people.or.jp

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