日々のあわわ

● Mail Magazine 日々のあわわ 2003年05月27日(月) 第68号

〜○。今日のあわわ〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜

 セブン

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 相変わらず不景気な世の中ですが、みなさんは何か「節約」をしてますか?

 かつて「節約生活のススメ」という本がヒットしましたよね。いまでも、 「節約」と名のつく本や雑誌の特集は後をたちません。「すてきな奥さん」な どの主婦をターゲットにした雑誌は、「節約」と「収納」は特集の2大大黒柱。 しかも、その「節約」と「収納」は微妙にリンクしていて、読んでいると息苦 しくなってきます。

 息苦しいといいましたが、私は節約が悪いと言っているのではありません。 無駄な経費を省くとか、収入以上の買い物をしない、ものを大切に使うなどの 節約は賛成です。しかし、節約に関する記事を読んでいると、「そこまでしな くていいのでは」とか、「それってかえって無駄なのでは?」などと疑問に思 うものが時々あるのです。

 たとえば、夫の履き古したトランクスのゴム部分を切り取ってヘアバンドに する、古いパンティストッキングでババシャツを作る、アサリやシジミの殻で 暖簾をつくる、牛乳パックでソファ作りなどなど。

 みなさん、これ、やりたいですか?

 履き古したトランクスのゴムはたいてい、伸縮が弱くなっているし、生地も いたんでいます。はっきりいって、みっともないですよね。もしも、そこに新 しく生地をかぶせたりするなどの手間をかけるのであれば、100円ショップや スーパーの特売日でヘアバンドを買った方がてっとりばやいし、みばえも持ち もいいと思います。

 パンストでババシャツというのもすごいですよね。パンストの股布の部分を くり抜いて襟に、足首から先の部分を切って袖にするそうです。長さが足りな いときは別のパンストを継ぎ足します。パンストの保温性を考えるとたしかに あたたかそうですが、生地が伸縮するので、縫いにくいのでは? しかも、い くら下着だからといっても、これを着て外をあるくのは勇気がいりそうです。 万が一、事故って救急車なんかで病院に搬送された日には……とか思いません か? そう思うと、事故にあわないように気をつけるようになったり、病気に ならないようにと気丈になるかもしれません。

 アサリやシジミの殻で暖簾をつくるというのもびっくり。これもすごく手間 がかかるし貧乏くさい。しかも、糸やのりなどの費用がかかると思うなあ。こ の話を知人にしたら、殻に千代紙をはったり、色を塗ったりすれば、少しは見 栄えがよくなるのではと言われましたが、それも手間が増すだけだし、さらに 材料費がかかりそうです。そういえば、100円ショップで買ったストローで暖 簾をつくるというのもありました。子どもの夏休みのアイデア工作ならともか く、そんなにしてまで、暖簾ってほしいものですか?

 牛乳パックやペットボトルの工作というのも、子どものアイデア工作以外に 共感できないものが多いんですよね。たしかに、よく作ったなあとか、とても もとは牛乳パックだとは思えないものもあります。しかし、そこまで上手にカ ムフラージュするには手間と材料費がかかるし、本人のセンスや腕もいる。そ んなにたくさん牛乳パックやペットボトルをためておけるものなのか、という のも疑問です。リサイクルと言う人もいますが、牛乳パックやペットボトルは 回収に出した方がよほどリサイクルになると思うけどなあ。あるいは瓶牛乳を 配達してもらうとか、ペットボトルや紙パックの飲料は買わないというほうが よほど、節約になるかも。

 ここに挙げた例はかなり極端かもしれませんが、節約の特集ではよく珍妙な 節約術がでています。それらを見ていると、何のために節約しているのか分か らない。「節約」そのものが目的になっているようです。そうなると、ただの ケチだし、ほとんど趣味の領域ですよね。だって、本当に切羽詰まっている人 はこんなこと考えたり実行したりする余裕はないですからね。

 ところで、私は節約しているかというと、してないですね。特売だからとい っていらないものを買わないぐらいかなあ。そもそも収入が低く、無駄遣いし たくてもできないので、節約の余地もないというのがホントのところです。私 も切羽詰まっている人ですから。

〜○。あわわ後記〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜

 

 先日、「マトリックス」の続編「マトリックス リローデット」を見て、ヒ ット作の続編を作るって大変なんだなあと思いました。「マトリックス」って、 話は陳腐ですが、漫画的な手法をSFXでやったというところが斬新で、サイバ ーパンクもようやく実写でビジュアル化できるようになったのかと感慨深いも のがあったんですね。ビジュアル面で多くのエピゴーネンを産んでしまたった め、「リローデット」の予告編を見たときはセルフパロディになるんじゃない か不安になりました。でも、相変わらず、SFXはがんばっていました。コンピ ュータウィルスみたいな100匹スミス君とか、高速道路のシーンとかいろいろ。 お話もRPGに徹底しているようで、いくつか「選択」がでてきて、次のステー ジに進むという感じです。評価は次回の「レボリューション」待ちですね。 「レボリューション」で予想を裏切るようなステージがあって、全てをクリア するとおまけのムービーが見られたりする…とかなってるとおもしろいかなあ。

 いつも、遅れ気味ですみません。

 次回は06月8日(日)を予定しています。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

                            真魚

                   e-mail:92104094@people.or.jp

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