2020/12/26
○
（コメント）
2020/12/19
○
（コメント）
2020/12/09
○
（コメント）
2020/11/26
◎
-
今年（2020年）の１月頃、最初にCovid-19の報道があったとき、『復活の日』っぽい話だと思ったが、
その後の、緊急事態宣言を解除して、収束したかのように言い張る政府の対応は、
開高健『パニック』をそのままなぞっている。 -
こういう時代なので、映画『復活の日』をもう一度見たいと思い、ネットで英語タイトル『Virus』で見つけた。
その後、本屋で文庫が復刻されているのを見つけて購入。2020/05/10 改版７版発行、となっていた。
-
初版は1964年8月で、小松左京の２作目の長編小説。
２作目ということで、one sentense がものすごく長かったり（５行ぐらいは、ざら）、
登場人物に自分の考えをそのまま言わせたり、小説技法として不完全な部分はあるが、
それ故に、思っていることをそのまま吐き出して書き留めたような、荒削りの迫力がある。
インターネットも無い時代に、こんなに大量の専門知識を詰め込んで、
さらに、海外旅行経験で、これだけ海外の情景を描写して、
ワープロの無い時代に、手書きで書き上げてしまったのがすごい。
今起きていることを描写しようとしても、ここまで正確に書けないのではないか、
というぐらいに、今（2020年）の世の中の状況を的確に書き表している。 -
しかし、ここに書かれているウィルスに関する情報以上に、何よりも的確なのは、社会的に影響力を持つ人物の行動パターン。
特に、政治家の行動パターンが、あまりにも的確過ぎる。
具体的には、いつまでも現実を直視せず、行動しない言い訳を考えることに、ひたすたエネルギーをつぎ込むところ。
事態がどんどん悪化していくのに、何もせず放置し続ける描写が、まるで現在の状況を描写しているようで、
次の文を読むたびに、どんどん絶望的な気分になってくる。
2020/11/26
◎
計算が丁寧
2020/10/23
○
フィネガンズ・ウェイク I・II
ジェイムズ・ジョイス
- 買ったのが発売日だったので、1991年。持っている未読の本の中で、たぶん一番古い。
最初、100頁ぐらいまで読んで中断。10年ぐらいたってから、先頭から再読して中断。
今回、３度目の挑戦で、前回 Iの終了間際の179頁まで読んでいたことを知り、我ながらよく読んだなと思った。
そのぐらい、読みにくい。 -
買った当初は、翻訳における奇跡、という意識が強かったので真剣に読んでいたが、今回とにかく、時間の無駄感が強かった。
冒頭100頁ぐらいがずっと酔っ払いがくだを巻いているような感じで、その表現で選択されている言葉が、なんとなく古い。
とにかく I の間はずっと辛かったが、IIに入ってからは、かなり早く読めるようになった。
明らかに I と II では文体が違うが、これは原文が本当に違うのか、訳していて疲れたのかはよくわからない。
ただし、注釈を付けなかったのは潔い。 - 有名な「クォーク」が出て来るのは、原著で385頁目、翻訳では456頁。
2020/11/14
○
（コメント）
2020/11/05
○
（コメント）
2020/11/01
○
（コメント）
2020/10/19
○
二都物語（下）
ディケンズ
（コメント）
2020/10/19
○
（コメント）
2020/10/01
○
自省録
マルクス・アウレーリウス
（コメント）
2020/09/26
○
二都物語（上）
ディケンズ
（コメント）
2020/09/09
○
『聖書 新共同訳 聖画入り』と同じバージョンで、旧約聖書続編も収録されている。
2020/09/06
◎
宇宙消失
グレッグ・イーガン
（コメント）
2020/08/29
◎
鳥の歌いまは絶え
ケイト・ウイルヘルム
（コメント）
2020/08/22
○
（コメント）
2020/08/11
○
やわらかい幾何はすべてここからはじまる
（コメント）
2020/08/09
○
僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない
この世で一番おもしろい宇宙入門
ジョージ・チャム＋ダニエル・ホワイトソン
（コメント）
2020/08/03
○
「折る」「詰む」のデザインとサイエンス
（コメント）
2020/07/29
○
（コメント）
2020/07/26
◎
（コメント）