5.3乗以上の場合


「2種類の数」という条件を「3種類」と拡張した時は、ずいぶん大風呂敷のように思えた。
事実、2乗の場合はいろいろ見つかった。
しかし、3乗以上の場合は、3種類にしても、極端に解が少ない。

アルゴリズムは、1.、3.が使える。特に偶数乗の場合は、3の高速化手段がそのまま使える。
6.のアルゴリズムはとりあえず使わない。

結果は以下のとおり。


パターン化された解は下の2つ。

3乗:10n+1(n≧2)の3乗
5乗:10n+1(n≧2)の5乗

孤立解は下表のとおり。

べきab=ap探査範囲
37343a ≤ 1010
111331
142744
153375
3646656
62238328
92778688
1735177717
1927077888
2119393931
888700227072
354344474744007
1100111331399339931331
1467963163316636166336
496561a ≤ 1010
1114641
1665536
341336336
567776a ≤ 1010
236436343
6646656a ≤ 1010
7(none)(none)a ≤ 1010
836561a ≤ 1010
465536
113177147a ≤ 1010
16265536a ≤ 1010

たった、これだけである。


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三島 久典