メインレースに出走も、C1の壁を痛感

 1999年 1月 4日大井競馬のメインレース(第10レース)、ホワイトエンジェル賞にハクホウクンが出走しました。 ホワイトエンジェル賞とは、上山競馬場で南関東競馬場外発売を行うようになって1周年を迎えるのを記念したレースで、 出走条件が芦毛白毛限定というおもしろいレースです。 また南関東側のクラスがC1以下と、いかにも現在C2に格付けされているハクホウクンに出走してもらうためのレースとも言えましょう。
 川崎でも芦毛限定のホワイトホース賞というレースがあるそうですが、あいにく私は観たことがありません。 そのためこのホワイトエンジェル賞では、パドックを周回する13頭の芦毛馬と1頭の白毛馬を観て、 感動というわけではありませんが何か不思議な感じ、まさしく白い天使たちが集っているように感じました。 しかしこれがレースになって仇となろうとは...
 いつものようにレースの写真を撮ろうとカメラのファインダーをのぞいていましたら、 見える馬はみんな白く、なんとスタート直後のハクホウクンを見失ってしまいました。 ハクホウクンはスタート直後に進路が狭くなり、やや後方からの競馬となったようです。 それで砂をかぶったのが気に障ったか、それともC1というクラスの壁なのか、道中も中団よりやや後方を進んでいましたが、 やや疲れてしまったようで、直線に入ったら余力がなく、最後方に下がってしまいました。 それでもゴール前、バテてきた一頭を交わそうとクビ差まで迫りましたが、ちょうどゴールとなり、 最下位で入線してしまいました。
 今回はイベント的な意味合いもあり、C1という格上の厳しさを経験を生かし、次走こそ3勝目に期待しましょう。 そして今年一年間好成績を修め、ハクホウクンがAクラスに格付けされることで、 来年のホワイトエンジェル賞の出走条件がC1以下からA1以下などに変更されることも期待しましょう。

成 績 表

1999年 1月 4日(月) 大井競馬 第4日 第10レース 1600m(晴・良)

上山冬季場外開設一周年記念
ホワイトエンジェル賞
サラブレッド系 C1以下芦毛白毛選抜馬特別 (別定)

着順

馬名

騎手 タイム 着差
馬体重
1着 2 2 セントマシーン 雄6 54 板垣吉則 1.42.6
1 528
2着 8 13 タカノフレンチ 雄7 56 的場文男 1.43.5 4 2 471
3着 3 3 アンジェリック 雌7 52 前野幸一 1.44.0 2-1/2 7 466
4着 1 1 カネショウダリヤ 雌6 52 嶋村彰直 1.44.3 1-1/2 14 470
5着 4 5 ミラクルドラマ 雄5 54 内田博幸 1.44.4 1/2 4 451
6着 6 9 ラックセイフ 雌5 52 関本淳 1.44.4 クビ 9 455
7着 6 10 アフリエンペラー 雄7 54 関本秀幸 1.44.6 1 5 486
8着 5 7 クリノモクレン 雌7 52 森下博 1.44.6 アタマ 8 454
9着 3 4 クリノハイウェイ 雄7 54 桑島孝春 1.44.8 1 12 453
10着 8 14 スターダストオー 雄9 55 石崎隆之 1.45.0 1 10 470
11着 7 12 クリスタルエル 雌7 52 納谷和久 1.45.2 1 13 427
12着 7 11 ケイアイシルバー 雄5 56 脇本一幸 1.45.3 1/2 6 458
13着 5 8 マイネルトム 雄7 56 三浦誠 1.45.5 3/4 11 481
14着 4 6 ハクホウクン 雄6 54 本村直樹 1.45.6 クビ 3 445

[前走 (1998/12/23)] | [ハクホウクン] | [次走 (1999/01/22)]