興福寺
東大寺
奈良国立博物館
唐招提寺
薬師寺
法隆寺
中宮寺
浄瑠璃寺
当麻寺
聖林寺
室生寺
西大寺
法華寺
飛鳥寺
新薬師寺
白毫寺
興福寺 (探訪日 1995/5/19, 1995/9/3, 1998/6/4)
- 東金堂(とうこんどう)
中央に高さ5m程の薬師如来像、その両脇に日光・月光菩薩、文殊菩薩像、維摩居士像、更にその外側に十二神将、四天王像が並ぶ。
静かにたたずむ如来、菩薩像と動きのあるポーズをとる十二神将、四天王像が対照的で印象深い。
- 国宝館
有名な阿修羅像がある。三人の顔と腕が一体の体に結合されている。顔は今でいう中学生位の年代の少年風の顔で妙にリアルだ。実在のモデルがいるのだろうか。だとすると、一体に結合された三人の少年はできあがった像を見てさぞ気味悪がったに違いない。
東大寺 (探訪日 1995/9/3)
- 大佛殿
有名な大仏がいる。
- 法華堂(三月堂)
不空羂索観音像を中心に16体の仏像が立ち並ぶ。うち、14体が天平時代の作とされる。
奈良国立博物館 (探訪日 1995/5/19, 1995/9/3, 1998/6/4)
仏像をテーマにした展示をよくやっている。
唐招提寺 (探訪日 1995/9/4)
- 金堂
中央に廬舎那仏、向かって右が薬師如来、左が千手観音の像が配置される。どれも4m程の大きさ。千手観音の手の数に圧倒される。
薬師寺 (探訪日 1995/9/4, 1995/10/9)
- 東塔、西塔
東塔は白鳳時代に建設されたという三重の塔。西塔は昭和56年に453年ぶりに白鳳時代さながらに再建された。
佐佐木信綱の短歌
行く秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一片の雲
は東塔を歌ったもの。
- 金堂
中央にに薬師如来、両脇に月光、日光菩薩が配置される。三体とも黒光りしていて、月光、日光菩薩はそれぞれ中央の薬師如来のいる側の手を胸のあたりにあげ、腰を中央にひねって立っている。あまりに対称的過ぎてちょっと わざとらしさを感じるが、体つき、衣装のしなやかさが美しい。もともとは金色の仏像だったが、度重なる火災により漆黒の姿になったという。
- 東院堂
聖観音菩薩像がある。
1/1〜1/15, 10/8〜11/10 吉祥天女画像特別公開
法隆寺 (探訪日 1995/9/4)
- 中門
金剛力士像が両側に立ち、来訪者をもの凄い迫力で睨んでいる。右側が赤、左側が青く塗られていたのがわかるが、今はほとんど色が褪せて落ちている。塗りたての状態でこれほどの迫力を感じただろうか。
- 金堂
有名な釈迦三尊像がいる筈なのだが、内部は真っ暗でほとんど何も見えなかった。
- 五重の塔
日本で最古の五重塔とされる。
- 大講堂
薬師三尊像、四天王像
- 夢殿
八角形の堂。
中宮寺 (探訪日 1995/9/4)
弥勒菩薩半跏像。右手の指先を頬に軽く付け、椅子に座った姿勢で右の足を左のひざの上にのせる。気品溢れる、優美な造形。黒光りしていて細部は見えない。写真で見たほうが良い。
浄瑠璃寺 (探訪日 1995/9/4, 1995/10/9)
九体の阿弥陀仏がいる。中央の阿弥陀がやや大きく、その回りはみな同じ大きさ。良く見ると顔つきがそれぞれ少しずつ違う。また、秘仏の吉祥天女像がいる。公開は1/1〜1/15, 3/31〜5/20, 10/1〜11/30。
当麻寺 (探訪日 1995/9/5)
曼茶羅堂の受け付けで拝観料を払うと、それぞれの堂の扉を開けて、カセットテープの案内を流してくれる。
- 曼茶羅堂
文亀曼茶羅という大きな曼茶羅図、中将姫像、十一面観音が配置される。
- 講堂
二体の阿弥陀如来、千手観音、不動明王などが配置される。
- 金堂
中央奥に弥勒如来、その前に不動明王、両脇を広目天、増長天、多聞天、持国天が取り巻く。堂の正面に立つと、不動明王が後ろの弥勒如来を覆い隠す格好になる。不動明王は後ろに燃え盛る炎を背負い、その炎の上の方はわざとらしく横になびいている。4人の天は髭をたくわえ、インド人風の顔だちをしている。
聖林寺 (探訪日 1995/9/5)
小高い山の中腹にある。有名な十一面観音がいる。顔はふっくらとし、左手に花のさしてある花瓶を持ち、右手はまっすぐ下に下げて立っている。
室生寺(探訪日 1995/9/5, 1995/10/9)
女人高野とも呼ばれる。写真家土門拳がこよなく愛した寺。朱に塗られた五重塔が美しい。
- 金堂
釈迦如来立像を中心に薬師如来、地蔵菩薩、文殊菩薩、十一面観音が横一列に並んでいる。更にその前を、十二神将が横一列に並ぶ。両者の動と静の対照が独特の空間を作り出している。
95/10/9現在、十二神将は10体しかない。「未さんと兎さんは奈良博に行ってましておませんのですわ。」ということ。
西大寺 (探訪日 1995/10/8)
- 四王堂
中央に5m程あろうかと思われる巨大な十一面観音が立っている。その前にはベールがかかっている。その回りには四天王。そのそれぞれの足元にはつぶされている邪鬼。
- 聚宝館
1995/10/8訪問時には寺宝展をやっていた。秘仏の愛染明王の模造品があった。
- 本堂
堂の中には寄贈者の名前の入った灯篭が並んでいて、独特の雰囲気を醸し出す。真ん中には本尊の釈迦如来立像があり、右には弥勒菩薩坐像、左には獅子に乗る文殊菩薩と四侍者像。文殊菩薩は、目のきりっとした美少年系の顔をしている。四侍者のうちの右前の善財童子は灰谷健次郎の「兎の眼」に出てくるという説明がある。
法華寺 (探訪日 1995/10/9)
- 本堂
本尊は普段公開していない。扉の閉まった厨子が真ん中にある。その隣には高さ1メートルの十一面観音がある。背中からは長い茎を持った花が外側に向かって出ている。写真では見たことがあったが、実物は写真で見るよりもずっと小さい。横には真っ暗な中に眼だけを光らせた不動明王がいる。
飛鳥寺 (探訪日 1995/10/9)
飛鳥大仏がある。
新薬師寺 (探訪日 1998/6/4)
薬師如来を中心にし、皆外側を向いた十二神将がいる。
十二神将はそれぞれが各干支の守り神に対応していて、それぞれの前には干支の名前が
書いてあり、小さなろうそくが置かれている。お金を置いてそのろうそくに火を
付けて拝めるようになっている。
白毫寺 (探訪日 1998/6/4)
高円山の中腹にあるお寺。境内にはいくつもの石仏が置かれている。
お堂には本尊の阿弥陀如来が座り、その両側に文殊菩薩、地蔵菩薩が
正面を向いて置かれている。
その両脇には閻魔大王とその仲間が恐い顔をして座っている。
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