ハチクマ
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| 先週に引き続きタカウオッチングに行ってきた。場所は和歌山県日高郡美浜町の日ノ御崎。関西でも屈指のタカ見のポイントだ。 昨夜の酒に祟られて、現地に到着したのは11時だった。車を止め、いつもの広場に向かってテクテク歩いていると、頭上をハチクマが2羽飛んでいった。幸先がいい。 広場には既に50人以上のバードウオッチャーが集まっていた。超望遠レンズ付きのカメラや、フィールドスコープが林立している。毎年この場所でお会いする方々にご挨拶して、僕も三脚を立てた。それにしても暑い。10月なのに気温は30度を超えている。真夏のような太陽が照りつけて、これではタカも大変だろう。 しばらくすると、チゴハヤブサがスーッと飛んだ。一斉に26台のカメラと38個の双眼鏡がその動きを追う。「チゴハヤの成鳥だ!」誰かが叫ぶ。この場所の良い所はベテランウオッチャーが沢山集まっているところだ。僕のように識別がさっぱりできない者は、双眼鏡で見てもじっと黙っている。心の中で「チゴハヤブサだ・・・」と思っても、間違っていると恥ずかしいので、決して声に出さない。そして、ベテランウオッチャーが識別してくれるのを待って、自分の答えを添削するのだ。 今日は、30分置きくらいにパラパラとタカが飛んだ。僕が見たのはサシバが13羽とハチクマが7羽。数羽単位の群れだったが、大体どの群れも成鳥、幼鳥が混じっていた。家族で南に飛んでいくのだろうか? 2時頃に飛んだハチクマの幼鳥はミサゴよりも白い、真っ白な個体だった。ハチクマは個体によって色が全然違う鳥で有名だが、こんな白いハチクマは見たことがない。26台のカメラと38個の双眼鏡、バードウオッチャーの歓声に見送られて、白いハチクマは空の彼方に飛んでいった。 |
| (1999/10/2) |