アマサギ
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| 愛媛県にお住まいの、このコーナーの読者の方から「今、家の前の空き地(草地)にあまさぎが沢山集まっています」というメールを頂いた。羨ましい。僕も大好きなサギだ。きっとご自宅の周辺は田園地帯で、ついこの前まで菜の花やレンゲが咲き乱れていただろう。そして、田起こしのトラクターの後を、オレンジ色の頭をしたアマサギが何羽もひょこひょこ付いて回っていたに違いない。アマサギたちはトラクターを全然恐れない。それどころか、掘り起こされた土から虫がわんさか出てくるので、我先に争ってトラクターを追いかける。アマサギに会いたい日は、動いているトラクターを探すのが手っ取り早い。 レンゲ畑で見かけるアマサギも面白い。レンゲの花に蜜を求めてやってくるミツバチやアブを、空中で狙いを定めてパクリと捕まえる。正面を向くと目が寄り目になっていて、首をクネクネ蛇のように動かして照準を定める。ブーン・・・クネクネ、パク!ブーン・・・クネクネ、パク!これの繰り返しだ。是非、「クネクネ」の瞬間の愉快な表情を写真に撮ってみたいと思いながら、悔しいことにいつまでも宿題で残ってしまっている。 派手な茶髪のアマサギも、繁殖期を過ぎた夏頃には額の小さな黄色いメッシュだけ残して普通の小さなシラサギへと戻る(写真右)。嘴の色も薄くなって、「本当にこれがあのアマサギか?」と思わせるほどの変身ぶり。そして、秋風が吹く頃、どこか南方へと姿をくらませてしまう。 そう言えば、今年はあんまりアマサギの姿を見かけなかった。まだ、アマサギ前線は愛媛に停滞中なのだろうか。 |
| (2000/5/13) |