’98エビスロードレース選手権 第3戦 GP125(2st125cc)クラス’98年8月23日

お盆の連休の明けた後の8月23日(日)、エビスロードレース選手権第3戦が開催された。 ここ最近のエビスはロードレース人口の減少のあおりをもろにくらい、参加台数は減少の一途。 前回15台中6位入賞を果たした工藤であったが、今回は参加台数が11台とさらに減って、 入賞する為には5位表彰台が必要である。


◎8月21日(金):練習走行

前日の19時30分に会社を上がりエビスへ向け出発。25時30分の現着。 途中、タイヤの購入に川口のチャウチャウに寄って、社長と先日のモテギミニバイク耐久の話で 盛り上がる。
翌朝は天気も良く、朝の9時30分からまずは新品ピストンの慣らし。その後3本の練習走行。 しかし、タイムは1分4秒〜5秒。気温が30℃を越える暑さで、キャブセッティングが うまくいっていないのか、エンジンがまわる事はまわるのだが、力が出ていない感じ。
いつもはDUNLOPのタイヤのところを、今回、知り合いに中古のBSのタイヤをもらって 試しているのだが、これがいいかげん寿命なのか、BSそのものの特徴なのか、それとも人間が 乗れていないのか、バイクが思うように曲がらない。車高の調整などをTRYしたが、 あまり効果なし。明日はDUNLOPに戻して練習だ。

◎8月22日(土):選手権フリー走行

前日の夜に、ヘルパーで来てくれた会社の同期の友人と合流。今日、明日と手伝ってもらう。 この日は朝から生憎の雨。強く降っている訳では無いが路面は乾かない。 気温も20℃を切っていて、肌寒いくらいだ。
選手権前日のフリー走行ということで、4本の走行枠が用意されていたが、 1本目は完全ウェットだったのでキャンセル。 2本目はハーフウェットでレインタイヤがだめになりそうな中途半端な状況だったので これもキャンセル。3本目はウェットでも走ろうと準備していたところ、路面が乾きだし、 ドライで走る事ができた。気温も20℃を越えてきて、コンディションとしては悪くない。
DUNLOPのタイヤも、8月連休中のSUGOで使ったものなのでだいぶ終わりに近かったが、 すべるタイヤでとりあえずは1'03"2のタイム。BSよりは使いなれたこちらが しっくり来る。サスのセッティングも、キャブもいいぐあいで、明日もこの感じなら、 2秒前半は十分でるだろうという感触だった。

◎8月23日(日):予選・決勝

この日も天気がよくて、気温はどんどん上がりそうな気配。朝9時35分から15分間の予選は、 1列目でコースイン。スタートのクラッチミートがうまく行かず、昨日交換したはずの クラッチプレートの調子が良くないのかとちょっと不安になる。 途中、U選手(今回唯一の国際クラスライダー)にえらい勢いで抜かれ、その後を半周ほど 着いていったが、引き離されてしまう。 途中、2回2秒台が出たが、最後のタイムアタックをしようとしたところでチェッカーが出て、 結局、1'02"8のタイム。 ポールはU選手で0秒台。その後2秒6が二人、私が2秒8で4番手。初めてのフロントロー獲得。 (このタイムでこのポジション。1、2年前には考えられないことです(^^;)
ちなみに、今回は参加台数たったの11台(うち国内クラス10台)ということで ポイントはクラス5位以内まで。表彰台に乗ってポイントを取る事が今回の工藤の目標になる。 すぐ後ろの5番手のライダーも2秒8なので、この4人のバトルになりそうな予感がする。

決勝スタートは12時5分。サイティングラップをまわったところでキャブの調子が良くないと 気付く。予選のメインジェットが多少薄めで、湿度も下がってきていたので、同じジェットで 出たのだが、予選に比べだいぶ気温があがっていたので、メインジェットが濃い感じだ。 サイティングラップを終えてグリッドに着いたところで、オフィシャルに聞くと、 グリッド上でのセッティング変更はできないが、ピットに戻るのはOKとのこと。 ピットにマシンを戻し、メインジェットを1ランク絞って、選手紹介までにグリッド上に戻る事が できた。
そして、ウォーミングアップラップを終えて、決勝レーススタート。今回も絶妙のタイミングで スタートから飛び出し、ホールショット獲得!そのままオープニングラップを取って、 2周目終わってののホームストレートまでトップだったが、ここでU選手に抜かれる。 しばらくあとを着いていくが、4周目の1コーナーで痛恨のシフトミス。立上りに失敗し、 2台に抜かれ4位になる。すぐ後ろにはもう一台。U選手はあっという間に見えなくなり、 4台の国内クラストップ争いとなる。
前の二人が順位を入れ替え、それを眺める形で工藤は集団の3番手をキープ。レース中盤に、 後ろをみると、いつのまにか後ろのライダーがいない。どうやら第1ヘアピンで転んでいたのが それらしい。あとは、どうやって前の2台(TZ、RSが1台ずつ)を抜くかをじっくり見る。 1コーナーは五分。抜けそうにはない。S字、第2ヘアピンは、工藤が遅くて引き離されるが、 その後の右高速、最終コーナーで追い付けるので、1周のラップはほぼ同等。 となれば、2ヘアをうまく立上がって、最終コーナーでミスしなければ、いつものパターン、 上り坂で抜く事ができるだろう。 RSのほうは、その方法でラスト2周というところで抜く事ができた。が、TZはやはり コーナーが速くて、なかなか抜きにいけない。最終コーナーがよほどうまいのか、それとも マシンが速いのか、登り、直線でもほとんど同じスピードで走っている(TZのくせに!(^^;) TZなら登りで何とかなるだろうという油断もあったため最終ラップまで抜く事ができず、 そして、最終ラップの2ヘア、こっちがミスして立上り大きく遅れてしまう。 結局最後はコンマ6秒の差を付けられて、クラス2位、総合3位となった。 (4位との差はコンマ3秒。あぶなかった(^^;)


今回、GP125ではじめて表彰台に立つ事ができ、ポイント17を獲得。合計27ポイントで、 ランキングは暫定4位となった。 フロントロー、ホールショット、オープニングラップとはじめてづくしで、 何より(国内クラス)トップを争うバトルができたこと、そして、今回ようやく 1'01"98と、1秒台に入り、レースタイムも19分を切る事ができた。 去年の上位陣のタイムと比べるとまだまだなのだが、得るものは大きかったと思う。
さて、このあとは10月にエビス、SUGOと2週連続となり、まだ、どちらに出るのか (両方に出れるのか)決めていない状況ですが、まずは、次回の9月13日、 SUGO選手権で頑張ってきたいと思います。


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原文作成:'98-Aug-25 HTML版作成:'98-Aug-27 最新改定:'98-Oct-9