’97エビスロードレース選手権 第3戦 GP125クラス’97年7月13日

今年は6月の開催がなかったため5月の第2戦から2ヶ月のインターバルを置くことになる。この間、筑波のレーシング スクールに参加するも、転倒。マシンの修復に時間と金がかかり、思ったほどの練習ができなかったのだが、果して その結果は?念願のポイント獲得は...


◎7月5日(土):1週間前の練習走行...が?

転んで壊したマシンの修復もほぼ終わり、1週間前の練習だと乗り込んだエビス。金曜の晩到着するとエビスは雨だった。 相変わらずの雨男ぶり。なんとかしたいものである。土曜の朝、路面は少々ウエット。雨はやんでいるので、 路面が乾けば....とマシンの準備をしようとしたところ、トランポの床に、正体不明の液体が。フロントの足回りあたり から滴れている。ブレーキフルード? いや、オイルだ。フォークオイルだぁ。(;_;) とりあえずバイクを下ろし、 フォークの状態を確認。オイルを拭き取っても、2〜3回フォークを動かすと、オイルが滴れてくる。転倒のときの影響 だろうか?にじみ出る、なんてもんじゃない。たらたらーっと。(;_;) しょうがないので、フォークをはずし、オイルを 抜いて、動きを確認。ダイヤルゲージでもなければ何ともいえないが、とりあえず、曲がっているわけではなさそう。 オイルシールがいっただけか? 予備のオイルシールは持っていない。あたりのRSユーザーに声をかけてみるが、 持ってる人はいない。次に郡山、福島近辺のバイク屋さんにtel。数軒あたったところ、RS用ではないものの、 同サイズのオイルシールの在庫がある店を発見。福島市内まで車でとりに行く。しかし、ラッキーと思ったのも束の間。 組み付け作業中にこれを破損してしまった。(爆死) 組み付けに必要な専用工具を持っていなかったため、手持ちの工具 で何とかしようと思ったのが裏目に出た。(;_;)結局この日は走行できず。埼玉まで戻ると、明日の日曜走るのがつらい だろうということで、いつもお世話になっている小山のバイク屋に連絡を取り、シールの在庫、作業場、工具の借用を確認し、 シールの交換作業をさせてもらうことにした。この日は、越谷(埼玉)の気温が40度を記録した日で、エビスは梅雨空で 涼しかったものの、小山は体温以上の気温を記録し、作業は大変つらいものとなった。(--;翌日日曜は午前中は雨だったものの、 午後から路面も乾きだし、なんとかフォークとエンジンの慣らしだけはこなすことができた。

◎7月11日(金):フリー走行

この日の走行は、11時30分と13時を予約。空は相変わらずの梅雨空で、いつ雨が落ちてきてもおかしくない状況。 まずは1本目の走行にむけて準備を始める。11時30分、フリー走行開始。雨は何とか降らずに持ってくれている。 久々の全開走行ということで、緊張がほぐれないのが気になったが、走り出してしまうとそれもどこかへ紛れてしまう。 コースインしてしばらく、7秒、6秒、5秒といったタイムが続く。思うようにペースが上がらない。マシンはよく走っている ように思える。ちょっとジェッテンングが薄めだったかもしれないが、それ程影響はないはず。どこが良くないのかよく わからないまま、走行終了。ベストは3秒7。自己ベストより1秒以上遅い。Aさん(去年、私が参戦した250Fクラス の覇者。今年はとうとうコースレコードを更新し、相変わらずの成績である)が見ていてくれたので、いろいろ話を聞いてみた。 1コーナーの進入のライン取りはよくないとの指摘を受ける。あと、基本的に乗車姿勢が良くないとのこと。これはチームの人 にもよく言われる。自分でもわかってるつもりなのだが、うまく直せない。体が固いせいにしておこう。もちろん、最初に対策 が必要なポイントではある。(^^;2本目の走行直前、もう走行券も買ったというところで、雨が落ちてくる。降ってきたら やめるつもりだったので、レインの準備は無し。ひたすら空を眺め、やんでくれることを祈る。本降りにはならないが、 やみもしない。走行時間になっても状況は変わらない。コースインし、とりあえず1周様子を見るが、とくに濡れてる場所も なく、問題なく走れそうだ。ということで、全開モードに移行。今回は、Tさんが一緒に走行するのでサインボードが見れない。 自分が何秒で走ってるかわからないが、まぁ、みんなに追い付かれたり、抜かれることもないので、いまのとこ、3秒前後で 走れてるのだろう。速そうな人に抜かれたらついていこう、と午前中のAさんの指摘事項を念頭におきながら走行を続ける。 ジェッティングは午前中と同じ。雨が降っている分、湿度が高かったこともあり、ほぼベストに近かったろうか?自動計測に よるベストタイムは2秒9。古いタイヤでベストのコンマ3秒おちなら、まぁ、よし、というところか。 この日は、整備、受け付け、装備検査を受けて1日が終了。いつもの温泉で汗を流し、翌日の予選に備えることとなる。

◎7月12日(土)PM:予選

今日は、午前中のフリー走行を走らない予定でいたので、予選の準備をのんびりとする。走行のあるTさんのタイムを測り ながら、少しずつ、気持ちをレースモードに切り替え、集中力を高めていく。しばらくするとチームのピットクルーが サーキット入り。今回は土曜の予選から手伝いに来てもらっており、とてもありがたい(;_;)車検を終え、早めのお昼を済まし、 いよいよ予選スタートの時間。前回の選手権の予選は、ちょっとした作戦ミス(^^;もあったため、今回はコースインして、 タイヤが暖まり次第全開で行く作戦に変更。コースインの順番も1列目に陣取り、1周でも多く周回できるようにする。 (10分の予選では、8〜9周が限界。後からコースインしたのでは、8周しか出来ない)コースインして3周、タイヤも 暖まったろう、と全開でストレートを駆け抜け、サインボードをみると、2周目のタイムは5秒1。あと2秒5は縮めたいと、 全開モードへ移行。サインボードは、常に1周前の情報しか手に入らないので、この時(4周目)のタイムは5周目終わりに ならないと判らない。5周終わって6周目。あと4周走れるが、さて、タイムは? と4周目のタイムは3秒2。まだ コンマ5秒は足りないな、とさらにペースアップ。8周めに入るとき、2秒6のタイムが出たのを見て、ちょっと油断したか、 2ヘアリアを滑らせ、立ち上がりに失敗。取り敢えず体制を整え加速に入るが、エンジン回転の上昇が、9,000rpm付近で 一瞬もたつく。あれ?やったか?焼き付き?クラッチを切って、ペースを落す。後ろを確認したところ、立ち上がりで抜かれた バイク以外後続はいないようなので、ゆっくり走りながら、エンジンの状態を確認。少しずつ回転を上げながら、 問題無いことを確認する。最終コーナーを回ると、最後のポストで静止の黄旗がでていたので、もうチェッカーも出た頃だろう とゆっくりストレートを駆け上がると、まだチェッカー出てないじゃないかぁ(爆)9周目に入れた(^^; 上り坂を全開で 上がってこなかったので、この周は無意味かなと思ったのだけど、前に速い人がいたので、勉強だ、とついていくことにして、 結局9周目もちゃんと回ってチェッカーを受ける。  結局ベストは6周目。公式タイムは2秒867。コンマ2秒も間違なぁ!>ピット ということで、自己ベストの更新は ならず、でも国内クラス11番手、総合13番手で、4列目のグリッドを確保したのだった。今回、国内クラスの参戦は18台。 9位以内にポイントが与えられるので、少なくても前の2台を抜いてゴールしないといけない。今回はちょっち厳しいかなぁ.... 明日に備えての整備では、ピットロードにガソリンこぼしたり(^^;押しがけで転んだり(;_;) いろいろありましたが(爆死) それでもちゃんと決勝の準備はOK(あたりまへだ)今日もゆっくり温泉で汗を流すのでした。 (って、いっつも最後は温泉で締めくくってるな。(爆笑)

◎7月13日(日):決勝

今日の決勝は10時30分から。午後にカートの耐久があるので、全体的に早めのスケジュールになっている。昨夜は、 仮眠所で大騒ぎする馬鹿者もいなかったので、ゆっくりと睡眠もとれ、体調はばっちり。早めのマシンの準備も、 とくにトラブルはなく、昨日の転倒の影響も無いようだ(爆) 2ヶ月ぶりの決勝レース。今回は何がなんでもポイント、と自分にプレッシャーをかけすぎたのか?まるで、初めてのレースの 時のように、むちゃくちゃ緊張している。まぁ、走る直前は、練習の時も結構脈拍数が増える(120は越える)し、 走り出しちゃえば特に影響が出たことはないので、だいじょぶ、だいじょぶ、と自分に言い聞かせる。  10時10分スタート前チェック、コースインと問題なくレースは進行し、いよいよレーススタート。第1戦6列目 (最後列)、第2戦5列目、そして今回は4列目のスタートで、前に出てきたなぁ、という実感が沸いてくる。しかし、 ポイントを取るには前の列の選手の前でチェッカーを受ける必要がある。勝負はスタート。1台でも前にマシンをねじ込んで 1コーナーに突っ込むんだ!シグナルがレッドから、グリーンへ。クラッチを半分繋ぎ、アクセル全開。マシンはするするっと 滑るように前に進んでいくが、周りの選手とのスピードは変わらない。前回は、走行中に順位を数えようとして失敗したので、 今回は、もう順位は気にせずとにかく、1周目で少しでも前に出ようと、ブレーキを無理してでも前の車のインにマシンを ねじ込ませる。しかし、2周めを終わり、3周めに入る頃、自分の前の車とその前の車に、徐々に差が開き始めた。まずい、 あの前の集団においていかれては、前回のレースと同じだ!目の前のこいつを早く抜いて、前の集団の中でバトルしなくちゃ! でも、前の車だって、遅い訳じゃない。なかなか抜けない。3周終わって、4周め、サインボードは3秒台、2周目から3秒が 出てるじゃないか!いいペースだ。しかし、前の前は、少しずつ離れていく。その差は5〜6秒に開いたか? 5周目の1コーナー。ストレートはちょっとこっちが早いので、ブレーキを我慢して前の車のイン側に並び、コーナーに 飛び込む。ちょっとアウトにはらんで苦しくなったが抜かれない。よし前に追い付くぞ!自分のペースで走れるようになり、 タイムは2秒中盤が続く。前の集団が少しずつ近づく。 ところが9〜10周ぐらい走ったろうか、レースも折り返しというところで、シフトの具合がおかしく感じてきた。 シフトダウンがうまく出来ないのだ。いわゆる逆シフトは、街乗りとぎゃくで、シフトダウンは爪先でペダルをかき上げてやる のだが、かき上げた回数分ダウンしてくれない。どこかトラブルでもおきたのだろうか?エビスは、タイトコーナーが多く、 工藤のギアレシオのセッティングの場合、5速→1速が2ヶ所、5速→2速が1ヶ所あるのだが、この前者の4回の シフトダウンが出来ない。しかたなく、1速で回る1コーナーを2速でまわり(これは、さしてタイムに影響しない。 むしろ普通こっちがいいのだが、半クラッチで立ち上がるのが苦手な工藤は、1速を好む(^^;)1ヘア手前5速に上げる ところを4速で引っ張り続ける、ということをして、シフトダウンの回数を減らすようにして走る。しばらくして、この原因が わかった。足が疲れて動いていないのだ(爆)一つシフトを落して、爪先を元に戻しているつもりが、爪先が下がりきって いないため、次のシフトダウンが働かないのだ。原因が判っても、疲れている足が元気に戻る訳はなくエビスは右コーナー ばかりだから、外足の左足にかかる負担が大きいため、休ませることも出来ない。体力不足、走り込み不足だ。(;_;) 結局、ペースが落ちてしまい、一度抜いた選手に抜かれることとなり、最終的に、総合13位、クラス11位。予選結果と 同じ位置に終わってしまった。ポイント圏内の選手とのタイム差は15秒。ペースが落ちだしてから、1周当たり1秒は 離された計算になるだろうか。レース中のベストは6周目に出た2秒419。ベストは更新できたけど、ポイントは届かず、 ちょっと、満足のいかない結果に終わった。 次回のレースは8月17日の日曜1day。今度こそ、今度こそ、ポイント、とりたいなぁ...でもそのためには1秒台 でラップしないとだめだろうなぁ...


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原文作成:'97-Aug-11 HTML版作成:'98-Feb-15 最新改訂:'98-Feb-15