’96エビスロードレース選手権 第1戦 SP250F(4st250cc)クラス’96年4月7日

工藤は今回の選手権がデビュー戦であり、出場クラスはSP250F(市販車250cc4サイクル)、 マシンは昨年のオフシーズンから乗りはじめたCBR250RR。 これは一昨年までチームの先輩がエビスを走っていたマシンで、1'06"台のタイム(コースレコードの1秒落ち) を出せるポテンシャルを持っている。このマシンの実力を、工藤がどこまで引き出せるようになるかがポイントである。


◎5日(金)、6日(土):フリー走行

これまでの練習走行で、工藤は1'13"00のタイムしか出ておらず、練習不足であることは明らか。 このため、金、土曜と会社をさぼって選手権に望んだ。 しかし、4月のエビスはまだ春というには気温が低く、第1戦の行われる毎年4月初旬は雪が降ることもめずらしくない。 この日も金曜日午後、土曜日午前と大雪に見舞われ、練習の回数がこなせず、それでも悪コンディションの中 1'10"台前半までタイムを縮めた。 このタイム(トップとのタイム差)で、決勝周回数(12周)を考慮すれば、とりあえず周回遅れにはならないはずである。

◎7日(日)午前:予選

明けて7日の天気は生憎の曇り空。今にも雨が落ちてきそうで、ウエットレースの準備が心配される。 昼からの予選はとりあえず空のほうも持ってくれて、初レースの緊張の中、1'09"832 の自己ベストをマーク。決勝はSP125/SP250F/NK−4の混走であり、予選結果は10位/18台、 SP250Fクラスでは4位/6台であった。なおこの出走台数であるから予選落ちはない(注1)。 工藤がこのクラスを選んだ大きな理由である(笑)
(注1:予選落ちは、規定グリッド30を越えたとき、 またはトップのタイムの120%以上タイムの者が対象)

◎7日(日曜)午後:決勝

決勝は午後4時から、最後のクラス枠の予定であったが、2つ前のSP400クラスの時間から雨が降り出し、 このクラスの決勝は完全なウエットに。工藤もマシンのセッティングをウエットレースの物へ変更する。 ところがこのとき、最終コーナー手前から立ち上がりにかけて、マシントラブルでオイルをふいた車がいたため このコース清掃に時間がかかり、その後のGP250、SP125/250F/NK-4の2クラスは決勝を中止せざるを得なくなった。 この2クラスの決勝は、協議の結果、次回5/12に行われる選手権第2戦の前日、土曜日に、 このままのスターティンググリッドで代替開催されることに決定(注2)。 工藤のデビュー戦は一時おあづけ、ということになった。
(注2:一時は正規では12周のところ、5周で決勝を行うことも検討された。冗談じゃない、スタートなんて へたくそに決まってんだから、5周じゃケツのほうであっちゅーまに終わっちまうじゃねーか)
第2戦の報告

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原文作成:'96-Apr-20 HTML版作成:'98-Feb-14 最新改訂:'98-Feb-14