雨宮デビュー&またまた大ヒット!



この日の戸田
6月29日(土)、戸田に行ってきました。参加メンバーは、村田さん、
森さん、上甲、唐木、雨宮の5名。唐木は村田さんのゴムボートに、私と
雨宮、森さんは再開した千代ボートからボートを2艘借りて出漁です。

前日の夜におばちゃんに予約の電話を入れる。朝は何時から大丈夫かと聞
いたところ5時半頃に浜に行くとのこと。勝手にボートを出すのはまだ再
開したてでちょっとまずい、とのこと。ただ、5時半を過ぎてもおばちゃ
んが来なかったら誰がどのボート出したか分かるようにしておけば出して
も良い、ということになりました。

今回は村田さん・唐木、上甲・雨宮、森さんの3台の車に分乗に戸田現地
に集合としました。森さんは都合により早く帰る予定、また途中で社内旅
行に向かうついでに杉本さんが現れることになっています。

1時半過ぎに上甲宅発。濃霧に包まれ非常に視界の悪い箱根を超えてだる
ま屋に到着する。するとそこには待ち合わせもしていないのに村田さんと
唐木の姿が。途中コンビニに寄って戸田到着は4時半過ぎ。雨宮は眠そう
だが、餌を買ってからの私は期待に胸がふくらみどんどん元気になってい
く。

 ボートの準備を手伝う雨宮

ゴムボートの準備を手伝って浜に出る。いままで撤去されていたボートが
ある。これでこそ戸田だ。海は凪。やや風があるのが気になるが天気は良
さそうだ。おばちゃんがやってくるまでの間に仕掛けに準備を行う。

5時20分頃森さん登場。準備が完了した村田・唐木号が出船する。まず
はアジを狙うそうだ。5時半を少し回ったところでおばちゃんがやってく
る。まずは再開おめでとう、と声をかける。名簿に記名しボート代を支払
って出船。森さんはボートに一人であったためおばちゃんに3千円に負け
てもらってました。

村田さんのいるであろう三郎丸の方にボートを進める。途中雨宮の分の竿
を浜に置き忘れてきたことに気がついたため引き返す。竿を持ってボート
に戻ろうとするとおばちゃんに呼び止められ
「今回はほんとうにありがとうね」と深々と頭を下げてお礼を言われまし
た。こう丁寧にお礼を言われるとうれしいですね。

どうもアジは期待できないような気がして、近場でキスを狙うことにする。
釣り船が係留されているポイントのブイにロープを結んで釣り開始。
餌はジャリメ。「これは触るのは無理ですよ」と雨宮。まあ仕方ないか、
ということで雨宮の仕掛けに餌を付けてあげてまずは手本をみせる。リー
ル、竿の扱いなどを説明しながら実際に釣ってみせる。ここで釣れるとコ
ーチとしてはかっこよいものなのだが・・・と思っているとアタリ。しか
しこれはネンブツダイ。餌を付け直して竿を雨宮に渡す。見よう見まねで
釣る雨宮。するとどうやらアタリがあったよう。上げてみる第一投目から
キスが釣れる。「やった〜」と喜ぶ雨宮。私もとりあえずほっとする。

 いきなりキスを釣った雨宮

私も釣り始める。ぽつぽつとキスが上がる。釣った魚を針からはずすのも
私の仕事のようだ。イソメが魚の口近辺にあるだけでダメらしい。イソメ
を扱えるようになることを雨宮の今年の課題として今日は許すことにする。

 キスはキャストして広範囲に探る

雨宮もだいぶ慣れたようなので今度はキャストの仕方を教える。初めこそ
うまく投げられなかったが、数回コーチするとかなり遠くまで飛ばせるよ
うになった。そうなると釣果も伸びるもので私と雨宮の釣果の差はずっと
1匹のまま。雨宮が追いつくと私が釣る、という感じだ。コーチというこ
ともあり負けるわけにはいきません。

9時頃、村田さん、森さんがこちらに戻ってきた。アジはやはり奮わない
ようで村田さん達が3〜4匹上げただけ。私と雨宮で互いにキスは10匹
弱釣ったところでトイレ休憩、その後漁礁まわりにアジ釣りに行く。漁礁
近辺で魚探を使いながら数回場所を変えるが全くダメ。10時半を回って
雨宮の眠さが絶頂に達したようなので村田三達に声をかけて食事・昼寝休
憩にする。

 休憩に入る村田さんと唐木

今回は醤油やまな板を持参していたので、釣った魚の一部を刺身にしてみ
ることにした。唐木が釣った20センチくらいのうまそうなカサゴとアジ
2匹とキス、ヒメジをおろす。

 カサゴをおろす

やや風が強い中、浜のベンチでビールでささやかな宴会。風で皿や村田さ
んの弁当がすっ飛んで行ったりとやや難儀だったが、釣りたての魚の刺身
はやはり旨かった。このあとは各自好きな場所で昼寝。

2時頃起き出して釣り再開。潮が満ちてきてあやうくボートが流されそう
になっていたのを雨宮がその辺にいた人に声をかけて浜に引っ張り上げて
くれたそうだ。あぶないあぶない。以後、気をつけます。

かなり暑いので村田さんは海水浴をしている。ライフジャケットをつけて
海にぷかぷか浮いているのは気持ちよさそうだ。後できいたらあれは足が
つって動けなくなっていたため浮いているしかなかったらしい。

引き続きキスを釣る。まあまあのペースでキスは釣れる。時折ピンギスに
混じって大型のキスやカワハギが竿を絞る。小型だがタマガシラという珍
しい魚も釣れた。

 これがタマガシラ

「おとなしくしなさいね、痛くしないから」などと魚に語りかけながらで
はあるが、雨宮は魚の取り込みが徐々に出来るようになってきた。しかし
雨宮は面白いやつだ。

2時をまわって森さんは沖上がり。

「じょうこう〜」と砂浜から声がする。杉本さんだ。「どうも〜」と返す
とどこかへ行ってしまった。森さんのボートを引き継いで釣りするのかな、
と思っていたのだが・・・。

ジャリメがなくなったところで沖漁礁まわりにアジを狙いに行く。しかし
ここもだめなようだ。雨宮は釣れなくなるとすぐ眠くなってうとうとして
しまう。

5時前になったのでアジは諦め近場に戻る。餌もないため上がろうとした
が、村田さんの方でジャリメ余っていたため、これをもらってキス釣りを
する。初めの方は順調に釣れたが5時半をまわるとペースが落ちる。

 ヒラメを取り込む村田さん

村田さんのキス餌の泳がせ釣りの竿に付いている鈴がなる。数秒置いて村
田さんが合わせをいれる、と強い引き込み。しばしのやりとりの後タモア
ミに取り込まれたのはなんと40センチ弱のヒラメ。またまた大ヒットだ。

 釣れた40センチのヒラメ

結局6時に沖上がり。釣果は私と雨宮でキス13〜22センチ29匹(雨
宮が10匹ちょっと)、13センチのタマガシラ1、15センチカワハギ
1(雨宮)、13センチのクラカケトラギス1。村田さん、森さんも結構
キスは釣っていたようです。唐木はちょっと奮わなかったようだ。

上がってからはボートのかたずけ〜温泉〜夕食で21時に戸田出発、24
時頃に東京に帰り着きました。

 7時でもまだ明るいです

リールも扱った事もなかった雨宮がキスをツ抜け(10匹以上釣ること)
したことにはちょっと驚きました。きっと才能があるのでしょう。課題は
餌つけと魚の取り込みですな。

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