9/30日に西伊豆・戸田へボート釣りに行ってきました。その模様をレポート します。 今回の参加者は中西さん(人事部)、杉本さん、内田さん、森さん、村田さ ん、石川、上甲の総勢7名でした。杉本車には森さん、上甲が乗り東名高速 で。村田さん、内田さん、石川は中西さんを迎えに行きそこで中西さんのエ スティマに乗り換え箱根経由で沼津の例の餌店で3時半待ち合わせという段 取り。両車ともほぼ時間どおりに餌店着。戸田には5時少し前に到着し空が 明るくなり始めたところで出船。ボートは合計4漕で村田丸は村田さん単独 、杉本丸には中西さん、上甲丸に森さん、石川丸に内田さんが乗船で5時半 過ぎに釣り開始。 村田さんの事前調査どおりいままでアジのポイント上にあってボートをつな ぐことの出来たブイが消えている。村田さんの指示でそのブイの最も近くに あるブイに上甲丸、杉本丸、石川丸の順にローブをつないで釣り始める。村 田さんはアンカー持参のため別行動にてポイントを探っている。仕掛けはま ずは全員サビキで始めた。今までならばこの朝一の第一投からアジが釣れる のだが今回はアタリすらない。しばらくするとみんなにポツポツとアジが釣 れる。しかし私は小型のメバル1匹だけ。置き竿のイソメ餌でカワハギが何 匹か釣れるが今一つ。2時間ほど続けやっと何匹かアジが上がるが後が続か ず場所を移動する。ここは以前村田さんが中型の真鯛釣ったところだ。しか し上がるのは食べるところのほとんどない超小型の真鯛のみ。この日は終日 この超小型の真鯛の攻撃に悩まされた。村田さんはボートを流しながら釣っ ているが奮わないよう。ここでアクシデント発生。村田さんのアンカーが海 底に引っかかってしまった。悪戦苦闘している村田さんであったが最後にア ンカーを結びつけていたロープを海へ落としてしまい総額1万円のアンカー とロープは海底に消えていってしまった。
予定の納竿時間の10時になったが皆釣果が奮わず 帰ろうという人はいない。イソメ餌の竿を巻き上 げるとやけに重い。無理矢理巻き上げると引きの ようなものを感じる。ぎりぎりと音を立てながら リールを巻き上げていく。一体何が掛かっている のだろう、この感じはたこかな、と思っていると 水中に見えてきたのはなんと伊勢海老ではないか 「うおー」と森さんともども興奮する。これをバ ラしたらシャレにならんと非常に慎重に巻き上げ る。ひざが震える位興奮してがらなんとか水面ま で上げ森さんがバケツで取り込んでくれたのは結 構大きな伊勢海老。この伊勢海老を眺めながらしばし釣り上げた余韻を楽し む。私がいままで釣った獲物のなかで最も高価なものだ。とりあえずバケツ の中で活かしておく。 10時過ぎに食事・トイレ休憩のため一度岸に戻る。釣果が今一つのためとり あえずもうしばらく続ける事にする。しばしの休憩後砂浜からすぐのところ でイソメ餌で釣るが小型のカワハギとトラギス、小鯛が釣れるだけ。再び朝 一で攻めた場所に戻る。昔ブイのあったところの少し沖を流しながら釣る。 すると底に仕掛けがついてコマセを振ると同時にアタリ、25センチ位のマル アジが上がる。しばらくはカマスが混じって入れ食い状態になった。しかし ポイント上をボートがすぐ流されてしまうためこまめに場所を戻しながらの 釣りになる。一流しで2投というペースで森さんと私で約30分でアジを15匹 程度と中、大型のカマス2匹を釣る事が出来た。ここではイソメ餌にアマ鯛 が掛かってきた。 石川の竿になにやら大物が掛かった模様。遠目からみていると緑色がかった 40センチ位の魚が掛かっているようだ。どうやらイナダかカンパチのようで あったが惜しくも取り込み時にバラしてしまった。内田さんも今回は30セン チのソーダガツオを釣っていて、大物は全て石川丸に集まったしまったよう だ。 そのまま2時頃納竿となる。私と森さん2人で20センチ前後の真アジ13匹、20 〜30センチマルアジ6匹、20〜35センチカマス2匹、10〜15センチカワハギ10 匹位、ベラ5匹位、20センチアマ鯛1匹、15センチメバル1匹、20センチシマ 鯛1匹、そして伊勢エビ1匹でクーラー7分目位にいつのまにかなっていまし た。(こんなに釣れていたということに気付いたのは帰宅してからでした。 私の感じではこの半分くらいだと思っていました) さて、実家に帰宅すると既に夕食は終わっていましたが、残り物の寄せ鍋を おかずに少々のビールとご飯、ゆでた伊勢エビとアマ鯛の塩焼きを食しまし た。ここで得た教訓ですがやはり海老は調理する直前まで活かしておかなけ ればならない、ということです。 (まあ、もう釣れることはないと思いますが・・・) 8時間前まで活きていた伊勢エビですが食べたときには独特の海老臭さ(こ れが良いと言う人もいますが)が少し出ていました。でも甘い海老の身を口 いっぱいにほうばれる幸せはなんともいえません。また、アマ鯛の甘みのあ る身もうまかった。この後リビングで寝込んでしまい気がつくと1時。次の 日は所用のためアパートに戻らねばならずカマスとアジは食べずじまいでし た。妹はあのカマスをみて「ウナギでしょ、これ」などと言っていました。 これでも食物科の学生です・・・。 蛇足ですが、20〜30センチのマルアジは近くのスーパーで1匹300円程度、 大型のカマスは800円位、中小型のもので400円位、真アジは3匹で400円位 でした。また村田さんによればあのくらいの伊勢エビは1万円位するそうで すから、天然ものであることを考えると私と森さんの釣果は総額2万円位に なったのではないでしょうか。 ほうら、もう一度行きたくなったでしょう、戸田に。