今回の情報は、上田市在住のOBASANから提供していただきました。
ありがとうございます。

第1回

真田十勇士&上田城手ぬぐい(長野県上田市)

切り絵作家、新村清比古さんの作品が手ぬぐいになったぞー。
甲賀忍者猿飛佐助、容姿端麗の伊賀忍者霧隠才蔵、怪力無双三好清海入道、その弟三好伊三入道、鎖鎌の使い手由利鎌之助、槍の達人穴山小助、海賊頭領根津甚八、鉄砲名人筧十蔵、幸村の影武者望月六郎、海野六郎。むろん彼らの全員が実在した人物ではなく、講談の主人公であったりするわけですが、真田一族が修験者や「くさ」と呼ばれる諜報組織を駆使して戦国乱世に活躍したことも事実。十勇士もそんな真田家臣団をモデルにしたに違いありません。
名将真田幸村の股肱として徳川家康を苦しめた十人のヒーローたちが染め抜かれた手ぬぐい(右写真)です。ちなみに写真の女性が持っているのが手ぬぐい本体で、「女性が手ぬぐいを持っている図柄」ではないようです。残念(なんのこっちゃ)

左写真は十勇士の解説書についている絵柄ですが、手ぬぐいは右写真のように各キャラクターが短冊風に散らされて配置してあります。

さて、こちらも素晴らしい上田城(左下)。この城に拠って真田昌幸は二度も徳川勢を防いだわけです。よくおみやげなどに「YUKIMURA」とか「信濃路」とか「小京都うえだ」とかジャマっけなロゴが入っていたりしますが、この手拭いにはよけいなものがなく、シンプルなのがいいですね。日常使うよりも、壁などに貼っておきたくなる逸品だと思います。本丸東虎口の櫓門および隅櫓を描いたものです。昌幸の嫡男信之が沼田へ持っていこうとして動かなくて断念したという「真田の大石」(ファンだったらわかりますよね)までちゃんと再現されているところがうれしいじゃありませんか!。




価格は真田十勇士が500円、上田城が350円(ともに解説書つき)。なぜ値段が違うの?と思われるでしょう。十勇士のほうは地色を鼠色に染めたあと、絵柄を重ねています。一方、上田城は白地の上に紺で染めている、という工程の違いからだそうです。以上、OBASANからの受け売り。
上田の新名所、ごぞんじ「池波正太郎真田太平記館」でも、販売される模様です。詳しいことは、次の所にお問い合わせください。

企画製作 石森株式会社  上田市問屋町243−2 電話0268-22-6237
発売元 コペル有限会社     〃        電話0268-28-8100
                         FAX 0268-28-9255

(2000.1.31)



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