蔵前橋通りといえば、千葉県市川市から東京都の千代田区秋葉原を結ぶ、僕にとっては便利な道路です。勿論自転車で。そんな通りで見つけた鉄塔です。
ご覧の通り、単純な懸垂碍子で送電線を吊っている鉄塔なんです。が、送電線に引っ張られて、この方向から見ると碍子が右側に傾いています。こういう場合は、V型懸垂碍子で吊るのが方向や安定性からいって普通なんではないかと思うのです。
東京都葛飾区にて
碍子の手を振って、踊っているような「亀戸線−102」の足元から、1基手前の「亀戸線−101」を見たところです。
こちらも碍子が引っ張られて、今度は左側に傾いています。
わっはっは。
踊ってますねぇ。2基の鉄塔が音楽に合わせて。
鉄塔と送電線。それほど変化が見て取れない、あるいは変化に気がつかない存在ではありますが、こんなこともあるんです。やっぱり、面白いねぇ。
なお、2基しかありませんので、推理小説のように暗号が隠されているということは無いようです(笑)。
19991031