未来の電力供給量増を見越して、送電線のない「腕金のみ」を持っている鉄塔もよく見かけます。この鉄塔「山西線−158」もその一つ。(ただし「お前は既に切れている・2」によるとこの系統自体が使われていない可能性がありますけど)
この鉄塔では、上の腕金に送電線がついており、下の腕金には何もありません。
写真の道路越しに、かすかに見える鉄塔が・・・。
番号としてはひとつ手前の「山西線−157」です。
気がつきました?
この鉄塔では、送電線は下の腕金についています。そして上の腕金は何もナシ。
いやぁ、変ですね。
普通は、上なら上、下なら下の腕金を使い続けると思うのです。事実、この2基の鉄塔を見るまで僕はそう思っていたのです。何の疑いもなく。
何かの事情があってこうなっているのかな。
鉄塔自体はどうということはないのに、送電線が奏でるハーモニーに一寸驚いた僕でした。
「送電線 たまにはずらす オクターブ」 お粗末(笑)
19990523