人間がえし
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碍子の部分が珍しい JRのプレート
(碍子の形状が珍しい 時−岡119号基)

 これも「新岡部変電所」を見学したときに見つけた鉄塔。(といっても、同行したフルタニアンさんに教えてもらったんですけど)
 今までにご紹介したことのない碍子のつり方です。
 腕金の先端部分から2本の碍子がつり下げられており、なおかつ碍子先端はある角度を持って広がっています。
 鉄塔本体としては普通の形状ですが、少し華奢な感じがするのは「JR専用鉄塔」なのだからかもしれません。(『JR御謹製』参照)
埼玉県深谷市にて

人間がえし
(人間がえし)

 最近、鉄塔に悪さをする輩がいるようです。
 だからということでもないのでしょうが、この鉄塔には「ネズミがえし」ならぬ「人間がえし」が取り付けられていました。(写真上部に見える破れ傘状のモノ)
 鉄塔の母材には、簡易梯子のような棒状の出っ張りがあります。通常はそれを使って鉄塔上部に登っていくのでしょう。しかし、この鉄塔はこの「人間がえし」のために登れなくなっています。作業を行う際は取り外すのでしょうか?
 まぁ、転落したり、感電したりするつもりはないので、この「人間がえし」に頭をぶつけるようなことも、おそらく一生ないでしょう(笑)。

 (この「人間がえし」ですが、少なくとも東京電力の管理する鉄塔では「踊り場」のような四角い平面的な構造になっています)

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