3月21日の笹山さんの荻窪Roosterの公演にいった時、「ポンペイ」の一部で、「かくれんぼ」の節を入れているのを聴いた時、「そうか、笹山も『かくれんぼ』を歌ってみたいのか」とふと思い、「今度やろうね」と声をかけたのでした。
「かくれんぼ」ははっぴいえんどの代表曲であります。ぼくがはじめて買ったはっぴいえんどのLPは、「73年9月21日」。それ以来、この歌を何度聴いたことでしょう。たぶん、1000回以上は聴き、自分でもギターを弾きながら、歌ったことも何度も何度もということであったと思います。
ですので、合わせること一度で、まあ、思い通りにいって、こりゃあ、良かった・・ということになったのであります。いずれ、カラオケで「かくれんぼ」が歌えるようになったら、こういうことをする必要性も薄くなりますが。
今回は、前回に引き続き、二部構成にしてみました。一部はグダっとした感じのエイトビートの歌が中心。第二部は、点。早川義夫さんの「線は伸びようとするが、点は伸びようがない。しかし、点は爆発する。」という言葉に触発されました。
今回、「あの朝」はリメイク。「声、聞こえない」は、Learn to FLYよりも、瞼の中の裸のラリーズという感じ。そうしたかったのでありました。「そして、ぼくたちは・・」は、最近、出来た歌。「わからない」・・は、育てたいと思っています。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
「カラオケでは歌えない日本語のロックの名曲」シリーズ第1段!(第2段はいつになるんでしょうねえ)
「かくれんぼ」(はっぴいえんど) (笹山 Vo.、Key 中川 Vo.、G)
99.02.14 中川一郎@サイバー梁山泊 mailto:nakagawa@aa.uno.ne.jp