中川 第21回公然ギグ 98.12.12 @NTTGROCK-ML off-line event 見切り発車 #1 @MGG


「見切り発車」縁起

企業、会社という機構にも、ある種の共同体のような機能が派生する。いわゆる同好会という形に発展するものもあれば、あるいは、職場の仲間による合コンという展開もある。テニスとか、管弦楽団とか。そういうものが目につく。それはそれとして、「ロック」という接点での仲間の出来かたとか、あるいは、出会い方とか。そういうことがあってもいいんじゃないかなとか。

そんなことを10数年ばかり考えていた。人口に対する比率が相対的に低いわけなので、職場単位ではなかなか出会えない。奇遇ということとなる。ところが、この散発的な奇遇をリンクしたら、それまた、楽しいのではないかな。そういうことがあっても、いいんじゃないかな。みたいなことを考えていたわけであります。

メーリングリスト、ウェブ。そういう仕組みを使えるようになって、また、ありがたい協働の人たちの理解をいただけて、メーリングリストが発足した。そして、そのメーリングリストを通じた出会いの中から、一度、オフラインでイベントを一緒にやってみましょうよ・・という話が盛り上がり、半年ほどかけて、めでたく第1回のイベントとなったわけである。さまざまな人の協力があって、成立した。

「ロック」という接点でコミュニケーションが成立し、そして、イベントまで開くという関係にまで至ったわけであるけれども、とても多様だった。

バックボーンとするロックの年代。60年代から90年代まで。

生ギターの弾き語りから、ブラスまで入ったバンドまで。

オリジナルから、カバー、コピーまで。

多彩であった。

16時に場に入り、それから12時間。桜木町MGGという場がしらっとした箱から、夢のあふれるライブ会場となり、それが終わってから静かに眠りに入る感じを味わうことができたと思う。

また、続けたい。切に願った次第である。

中川のパフォーマンス

持ち込んだギターは1台だけ。それにしても、よくないことは確実にこういう予備系がない時に起るものなのだ。例によって弦が切れてしまった。(ああ、二度あることは、三度あり、三度目は正直ということなんだろうか。)が、助けられた。観音力である。T.A.さんがさっとアコギを出してくれたのであった。

その後は、当初考えていたラインナップとは変えて、また、そもそもこのイベントはどういう主旨で行われているかとか、中川がどんなことをやっているのかということをきちんとお話として伝えるようにして、ずいぶんと話中心の展開となったと思う。

  1. 情緒不安定
  2. 自動販売機になりたい
  3. クスリ
  4. 情報化社会における備えあれば憂いなしっ・・って
  5. 盗め!逃げろ!シラを切れ!
  6. 控えめなラブソング
99.01.01 中川一郎@サイバー梁山泊       mailto:nakagawa@aa.uno.ne.jp

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